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Scene01 七鮎川円花と俺の教室

第5話

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七鮎川円花は俺の事を知らない人を見る目で見る。

「どちら様ですか。
 3年の草薙先輩?
 で、わたしになにか御用でしょうか」

氷の優等生と呼ばれてるらしい。
知らんぷりをされてしまった。
既に体まで重ねたのになー。
俺は傷心で家に帰る。

「草薙先輩、学校ではゴメンなさい。
 あの先輩と親しいと言うのはあまり知られたくないんですの」

彼女は家まですぐ飛んできた。
ペコペコ頭を下げる円花。

謝罪をする彼女にはその分サービスしてもらった。
お口で俺の下半身に愛撫をする。
その行為を嫌がっていた。
それをやって貰えたのだ。
学校で知らんぷりをされるくらいお釣りが来る。

彼女は学校で有名人だ。
分厚いメガネで隠しているが美人。
学校には体育の時間も有る。
メガネを外した素顔はどこかで見られてしまう。

「何なの、あのメガネ。
 分厚い丸メガネ、ダサッ。
 のび太君かっての」
「あの言葉も変よね。
 キャラ作りかよ。
 お嬢様キャラなの? 無いわー」

同性には嫌われてるようだ。
美人で金持ち、女性友達を作ろうとしてない。
そりゃ孤立するだろう。

同性の友人はいなくても異性には囲まれている。

「七鮎川様、ご機嫌いかがですか」
「何か御用が有りましたら、いつでもお申し付けください」

美少女に下心が有るにしてはちょいと変な男達。

「七鮎川家と取引のある会社の人間ですわ。
 私など本家では無い、傍流に過ぎませんのに。
 それでも取り入ればメリットが有ると考えてるんでしょう」

「私と草薙先輩が親しくしていれば、何処かから情報が上がりますわ。
 校内では見られない方が良いですわ」

はーん。
そんなものか。
円花は資産家のお嬢様の苦労を背負いつつ、隠れて魔法少女もやってたらしい。
そりゃ気疲れもするだろう。

円花、君は苦労を一人で抱えようとする努力家だ。
少しは俺にも手伝わせてくれ。
これからは俺も君の力になるよ。

俺は適当なセリフでサービスする。
これからはお嬢様、魔法少女だけでは無い。
隠れて俺のセフレもやってもらうのだ。
多少の疲れは癒してあげないと。


そして俺は現在、円花をベッドに引きずり込んでる。

週二回彼女は俺の家にやってくる。
その度にベッドで運動しているのだ。
そろそろ台所でするとか、玄関先でとかプレイに幅を持たせたいところである。

「ダメです、草薙先輩。
 下働きの方に気付かれてしまいますわ」
「大丈夫。
 ノックせずに入ってきたりしないさ」
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