7 / 7
第7話 一人じゃない
しおりを挟む
目の前の少女が怒鳴り声を上げる。
「何故、何故貴方はいないの。
何故、なぜ、何故、なぜ、何故、なぜーーーー!!!」
その声が大きくなると同時に。
少女の顔が塗りつぶされる様に真っ黒になっていく。
桜にはどうする事も出来ない。
逃げ出そうにも足が動かない。
目の前の黒い瞳が大きくなり。
その空洞に呑み込まれたような気持になり指先一つ動かせはしない。
なのに。
「……落ち着いて」
そのバリトンボイスは桜の喉から出されていて。
「見て、キミは一人ぼっちなんかじゃない」
桜の両手が胸元のペンダントのロケット部分を開いていて。
「ほら、君だ。
僕は君と一緒にいたし。
君も僕といた筈だよ」
そのロケットには写真が入っていて。
写真に写った少女は目の前の少女の顔をしていて。
桜は……嘘だ、と思う。
職員室に来た時ロケットの中身は見た。
日焼けしてボロボロになった紙の残骸が入っていて、写真かどうかすら分からなかった。
目の前の暗い瞳の少女。
少し前まで桜の心臓を痛いくらい締め上げる恐ろしい何かだった存在。
それが可哀そうで愛おしい存在に思えてきてしまった。
「お姉さま。
お姉さま、お姉さま、お姉さま。
何故なんです……何故私は一人ぼっちなの」
少女の声は怒鳴るような大声から絞り出すような小声になってきて。
何も映さなかった真っ暗な瞳が潤み始めていて。
目の前の少女が泣き出したのだと分かってしまって。
いつもの小市民的な桜が頭の中で。
この隙に逃げ出そう、と囁くけれど。
桜の身体は動かなくて。
むしろ少女の肩を抱くように力を込めてしまっていて。
そして桜の手はロケットの写真を目の前の少女に見せていて。
少女も自分の胸のペンダントを持ち上げて開いて見せて。
そこには勿論、桜に似た女性の顔が映っていて。
「僕は君と一緒に薬を飲んだよ。
だけど……ホンの少しだけ、僕の体の方が頑丈だったんだろうね。
お医者様の処置が間に合ってしまった」
「僕が目を覚ましたら親戚やらなにやら集まっていて泣き出すんだ」
「もう一度、自殺しようとも思ったんだけど……
出来なかった。
キミの両親に頼まれてしまったんだ。
亡くなったキミの分まで生きてくれって」
「私たちがあの子の気持を理解してやれなかったから、こんな事になってしまった。
悪いのは私たちだ、って泣くんだ。
その前で、僕は貴方を追って死ぬとは言えなかったよ」
「僕はこの学校の教師になってね。
ずっとこの校舎とキミの居た教室を見守って来たんだ。
だけど……それももう終わりだ。
さあおいで」
桜の喉から、桜の声なのだけど、桜じゃない何かが話していて。
その言葉に茉央に似た少女が聞き入っていて。
そして桜の腕を桜じゃない何かが動かして。
茉央じゃない茉央に似た少女を抱き寄せて。
茉央に似た形の良い唇が近付いてきて。
桜の顔がその近くに寄って行って。
二つの唇は重ねられていた。
その瞬間。
桜の胸元からペンダントが落ちて。
茉央の胸元からペンダントも落ちた。
二つのペンダントは木の床の上で重なっていて。
桜が拾い上げてそのロケットを開いてみても。
その中には紙の残骸のような物しか入ってはいなかった。
「はぁあああああぁぁーーーあ」
進藤桜は中庭のベンチでため息だかあくびだか分からない声を上げる。
校庭には桜の花びらが舞い降りていく。
「落ち込まないでよ、桜。
ハッピーエンドじゃないの」
「ハッピーなのかい。
二人とも死んでるんだよ」
隣に居て話しかけてくるのは勿論、御門茉央。
高校二年生の女生徒。
「どちらももう亡くなっているような過去の人達だったのよ。
すれ違いが溶けたんだからいいじゃない」
「はー。
僕は昨夜はなにも起きなかった。
そう言う事にするよ」
あんな超自然現象は見なかった。
裏切られたと思い込んだ悲しみも、夢の様な乙女の純愛も、それを見守り続けた女性も全て過去の事。
昨日は怖さのあまり何か幻覚を見たのだ。
そう思う事にした、進藤桜なのである。
「私は昨夜色々考えたわよ。
あれは幽霊そのものというよりペンダントの見せた幻なんじゃないかしら?」
「ペンダントね……」
それは正直、桜も考えた事である。
あの揃いのペンダントは旧校舎に置いてきた。
茉央は「記念に持って行こう」と言っていたのだが、冗談では無い。
あんなの持ってたら、いつまた乗っ取られるか分からないでは無いか。
「……なによ。
不満そうね。
驚かないって事は桜も考えてたんでしょ」
「ああ。
二人の念の籠ったペンダント。
3階と職員室に分かれてしまったペンダントが一緒に置いて欲しくて僕とキミの身体を乗っ取った」
「……ならやっぱりあのペンダント持って行きましょうよ。
桜が持っていたくないなら、私の家に二つとも置いておくわよ」
「やめてくれ」
また茉央が変な物に憑依されても今度は助けられるとは限らない。
「自分は……
旧校舎が見せた夢なんじゃないかと思う」
「校舎?」
旧校舎はもうすぐ取り壊される。
その校舎の中で起きた悲劇、悲しいラストシーン。
「……だから悲しいラストシーンを、救いのある結末に変えたかったんじゃないかな。
……なんて……そんな風に思ったんだ」
「……舞台がラストシーンを書き換えるために、役者として私たちを選んだっての?
…………桜の考える事は面白いと思うけど。
わたしに断りもなく勝手に演じさせられてたなんて、面白くないわね」
「知らない。
昨夜、チラっとそんな風に思っただけだよ。
僕は自分に王子様役なんて似合わないと思ってる。
だけど、長い間……学生たちを見ていた校舎。
それに選ばれて役を振られるなら……
少し光栄だな……なんてそんな風に……」
「……桜、なんて言ってるの。
口の中でモゴモゴ言っていて、聞こえないわ」
「…………いいよ。
もう忘れよう。
さっきも言ったろ。
昨日は何も起きなかった。
僕はそう言う事にする、って」
「昨日は何も起きなかった……
桜、それはひどいんじゃない?
そうすると私たちのキスも無かった事にしようと言うのかしら」
「……!……
違う!
キスなんてしていない。
したのは……
遥か昔の私に似た女性と、茉央に似たすでにいない少女がであって。
私は何もしていない!」
そうなのだ。
桜が寝不足なのは超自然現象に巻き込まれた、それだけでは無くて。
その事をずっと考えていたからなのだ。
あれは桜のファーストキスなのか。
いや違うだろう。
違うと思う。
例えば、緊急避難訓練でマウストゥマウスの訓練をしても、それはキスとは言わない。
お芝居でのキスシーンだってカウントしなくていいだろう。
確かに……進藤桜と御門茉央の唇は触れ合った。
触れあってしまったのだけれど、それはアクマで事故だ。
超自然現象的な何かの影響なのだ。
キスでは無い。
昨夜そう結論付けた桜なのである。
その瞬間。
甘い匂いがして。
光がこぼれてくるような瞳が桜の目のすぐ近くにあって。
桜の唇に、やわらかで甘いものが触れた。
一晩中反芻して忘れられなかった感触。
進藤桜の唇に御門茉央の唇が重なっていた。
「これで、私たちがキスしてるかしてないか、迷わなくて良いわね」
御門茉央がそう言って。
人の少ない中庭では有るけれど、勿論何人かの生徒たちがいて。
その女生徒たちから、悲鳴のような歓声が沸き上がって。
何が起きたのと顔を出す女生徒たちがみんな同じ叫び声を上げて。
学園のお姫様と王子様が中庭でキスしていた。
そんな噂は学校中にすぐ広まってしまうだろうと想像がついて。
まだしばらくは……王子様扱いされてしまうんだ。
そう思って、進藤桜は中庭に落ちた桜の花びらを見ながらため息をつく。
いつものようにため息をつくのだけど。
その直後、桜の顔は何故か白い歯を見せて、微笑みの形を浮かべてしまっていた。
「何故、何故貴方はいないの。
何故、なぜ、何故、なぜ、何故、なぜーーーー!!!」
その声が大きくなると同時に。
少女の顔が塗りつぶされる様に真っ黒になっていく。
桜にはどうする事も出来ない。
逃げ出そうにも足が動かない。
目の前の黒い瞳が大きくなり。
その空洞に呑み込まれたような気持になり指先一つ動かせはしない。
なのに。
「……落ち着いて」
そのバリトンボイスは桜の喉から出されていて。
「見て、キミは一人ぼっちなんかじゃない」
桜の両手が胸元のペンダントのロケット部分を開いていて。
「ほら、君だ。
僕は君と一緒にいたし。
君も僕といた筈だよ」
そのロケットには写真が入っていて。
写真に写った少女は目の前の少女の顔をしていて。
桜は……嘘だ、と思う。
職員室に来た時ロケットの中身は見た。
日焼けしてボロボロになった紙の残骸が入っていて、写真かどうかすら分からなかった。
目の前の暗い瞳の少女。
少し前まで桜の心臓を痛いくらい締め上げる恐ろしい何かだった存在。
それが可哀そうで愛おしい存在に思えてきてしまった。
「お姉さま。
お姉さま、お姉さま、お姉さま。
何故なんです……何故私は一人ぼっちなの」
少女の声は怒鳴るような大声から絞り出すような小声になってきて。
何も映さなかった真っ暗な瞳が潤み始めていて。
目の前の少女が泣き出したのだと分かってしまって。
いつもの小市民的な桜が頭の中で。
この隙に逃げ出そう、と囁くけれど。
桜の身体は動かなくて。
むしろ少女の肩を抱くように力を込めてしまっていて。
そして桜の手はロケットの写真を目の前の少女に見せていて。
少女も自分の胸のペンダントを持ち上げて開いて見せて。
そこには勿論、桜に似た女性の顔が映っていて。
「僕は君と一緒に薬を飲んだよ。
だけど……ホンの少しだけ、僕の体の方が頑丈だったんだろうね。
お医者様の処置が間に合ってしまった」
「僕が目を覚ましたら親戚やらなにやら集まっていて泣き出すんだ」
「もう一度、自殺しようとも思ったんだけど……
出来なかった。
キミの両親に頼まれてしまったんだ。
亡くなったキミの分まで生きてくれって」
「私たちがあの子の気持を理解してやれなかったから、こんな事になってしまった。
悪いのは私たちだ、って泣くんだ。
その前で、僕は貴方を追って死ぬとは言えなかったよ」
「僕はこの学校の教師になってね。
ずっとこの校舎とキミの居た教室を見守って来たんだ。
だけど……それももう終わりだ。
さあおいで」
桜の喉から、桜の声なのだけど、桜じゃない何かが話していて。
その言葉に茉央に似た少女が聞き入っていて。
そして桜の腕を桜じゃない何かが動かして。
茉央じゃない茉央に似た少女を抱き寄せて。
茉央に似た形の良い唇が近付いてきて。
桜の顔がその近くに寄って行って。
二つの唇は重ねられていた。
その瞬間。
桜の胸元からペンダントが落ちて。
茉央の胸元からペンダントも落ちた。
二つのペンダントは木の床の上で重なっていて。
桜が拾い上げてそのロケットを開いてみても。
その中には紙の残骸のような物しか入ってはいなかった。
「はぁあああああぁぁーーーあ」
進藤桜は中庭のベンチでため息だかあくびだか分からない声を上げる。
校庭には桜の花びらが舞い降りていく。
「落ち込まないでよ、桜。
ハッピーエンドじゃないの」
「ハッピーなのかい。
二人とも死んでるんだよ」
隣に居て話しかけてくるのは勿論、御門茉央。
高校二年生の女生徒。
「どちらももう亡くなっているような過去の人達だったのよ。
すれ違いが溶けたんだからいいじゃない」
「はー。
僕は昨夜はなにも起きなかった。
そう言う事にするよ」
あんな超自然現象は見なかった。
裏切られたと思い込んだ悲しみも、夢の様な乙女の純愛も、それを見守り続けた女性も全て過去の事。
昨日は怖さのあまり何か幻覚を見たのだ。
そう思う事にした、進藤桜なのである。
「私は昨夜色々考えたわよ。
あれは幽霊そのものというよりペンダントの見せた幻なんじゃないかしら?」
「ペンダントね……」
それは正直、桜も考えた事である。
あの揃いのペンダントは旧校舎に置いてきた。
茉央は「記念に持って行こう」と言っていたのだが、冗談では無い。
あんなの持ってたら、いつまた乗っ取られるか分からないでは無いか。
「……なによ。
不満そうね。
驚かないって事は桜も考えてたんでしょ」
「ああ。
二人の念の籠ったペンダント。
3階と職員室に分かれてしまったペンダントが一緒に置いて欲しくて僕とキミの身体を乗っ取った」
「……ならやっぱりあのペンダント持って行きましょうよ。
桜が持っていたくないなら、私の家に二つとも置いておくわよ」
「やめてくれ」
また茉央が変な物に憑依されても今度は助けられるとは限らない。
「自分は……
旧校舎が見せた夢なんじゃないかと思う」
「校舎?」
旧校舎はもうすぐ取り壊される。
その校舎の中で起きた悲劇、悲しいラストシーン。
「……だから悲しいラストシーンを、救いのある結末に変えたかったんじゃないかな。
……なんて……そんな風に思ったんだ」
「……舞台がラストシーンを書き換えるために、役者として私たちを選んだっての?
…………桜の考える事は面白いと思うけど。
わたしに断りもなく勝手に演じさせられてたなんて、面白くないわね」
「知らない。
昨夜、チラっとそんな風に思っただけだよ。
僕は自分に王子様役なんて似合わないと思ってる。
だけど、長い間……学生たちを見ていた校舎。
それに選ばれて役を振られるなら……
少し光栄だな……なんてそんな風に……」
「……桜、なんて言ってるの。
口の中でモゴモゴ言っていて、聞こえないわ」
「…………いいよ。
もう忘れよう。
さっきも言ったろ。
昨日は何も起きなかった。
僕はそう言う事にする、って」
「昨日は何も起きなかった……
桜、それはひどいんじゃない?
そうすると私たちのキスも無かった事にしようと言うのかしら」
「……!……
違う!
キスなんてしていない。
したのは……
遥か昔の私に似た女性と、茉央に似たすでにいない少女がであって。
私は何もしていない!」
そうなのだ。
桜が寝不足なのは超自然現象に巻き込まれた、それだけでは無くて。
その事をずっと考えていたからなのだ。
あれは桜のファーストキスなのか。
いや違うだろう。
違うと思う。
例えば、緊急避難訓練でマウストゥマウスの訓練をしても、それはキスとは言わない。
お芝居でのキスシーンだってカウントしなくていいだろう。
確かに……進藤桜と御門茉央の唇は触れ合った。
触れあってしまったのだけれど、それはアクマで事故だ。
超自然現象的な何かの影響なのだ。
キスでは無い。
昨夜そう結論付けた桜なのである。
その瞬間。
甘い匂いがして。
光がこぼれてくるような瞳が桜の目のすぐ近くにあって。
桜の唇に、やわらかで甘いものが触れた。
一晩中反芻して忘れられなかった感触。
進藤桜の唇に御門茉央の唇が重なっていた。
「これで、私たちがキスしてるかしてないか、迷わなくて良いわね」
御門茉央がそう言って。
人の少ない中庭では有るけれど、勿論何人かの生徒たちがいて。
その女生徒たちから、悲鳴のような歓声が沸き上がって。
何が起きたのと顔を出す女生徒たちがみんな同じ叫び声を上げて。
学園のお姫様と王子様が中庭でキスしていた。
そんな噂は学校中にすぐ広まってしまうだろうと想像がついて。
まだしばらくは……王子様扱いされてしまうんだ。
そう思って、進藤桜は中庭に落ちた桜の花びらを見ながらため息をつく。
いつものようにため息をつくのだけど。
その直後、桜の顔は何故か白い歯を見せて、微笑みの形を浮かべてしまっていた。
0
お気に入りに追加
3
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(4件)
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ラ・プラスの島
輪島ライ
ホラー
恋愛シミュレーションゲーム「ラ・プラス」最新作の海外展開のためアメリカに向かっていたゲーム制作者は、飛行機事故により海上を漂流することになる。通りがかった漁船に救われ、漁民たちが住む島へと向かった彼が見たものとは……
※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ほのぼの学園百合小説 キタコミ!
水原渉
青春
ごくごく普通の女子高生の帰り道。帰宅部の仲良し3人+1人が織り成す、青春学園物語。
ほんのりと百合の香るお話です。
ごく稀に男子が出てくることもありますが、男女の恋愛に発展することは一切ありませんのでご安心ください。
イラストはtojo様。「リアルなDカップ」を始め、たくさんの要望にパーフェクトにお応えいただきました。
★Kindle情報★
1巻:第1話~第12話、番外編『帰宅部活動』、書き下ろしを収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B098XLYJG4
2巻:第13話~第19話に、書き下ろしを2本、4コマを1本収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09L6RM9SP
3巻:第20話~第28話、番外編『チェアリング』、書き下ろしを4本収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09VTHS1W3
4巻:第29話~第40話、番外編『芝居』、書き下ろし2本、挿絵と1P漫画を収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNQRN12P
5巻:第41話~第49話、番外編2本、書き下ろし2本、イラスト2枚収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CHFX4THL
6巻:第50話~第55話、番外編2本、書き下ろし1本、イラスト1枚収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D9KFRSLZ
Chit-Chat!1:1話25本のネタを30話750本と、4コマを1本収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CTHQX88H
★第1話『アイス』朗読★
https://www.youtube.com/watch?v=8hEfRp8JWwE
★番外編『帰宅部活動 1.ホームドア』朗読★
https://www.youtube.com/watch?v=98vgjHO25XI
★Chit-Chat!1★
https://www.youtube.com/watch?v=cKZypuc0R34
ハナノカオリ
桜庭かなめ
恋愛
女子高に進学した坂井遥香は入学式当日、校舎の中で迷っているところをクラスメイトの原田絢に助けられ一目惚れをする。ただ、絢は「王子様」と称されるほどの人気者であり、彼女に恋をする生徒は数知れず。
そんな絢とまずはどうにか接したいと思った遥香は、絢に入学式の日に助けてくれたお礼のクッキーを渡す。絢が人気者であるため、遥香は2人きりの場で絢との交流を深めていく。そして、遥香は絢からの誘いで初めてのデートをすることに。
しかし、デートの直前、遥香の元に絢が「悪魔」であると告発する手紙と見知らぬ女の子の写真が届く。
絢が「悪魔」と称されてしまう理由は何なのか。写真の女の子とは誰か。そして、遥香の想いは成就するのか。
女子高に通う女の子達を中心に繰り広げられる青春ガールズラブストーリーシリーズ! 泣いたり。笑ったり。そして、恋をしたり。彼女達の物語をお楽しみください。
※全話公開しました(2020.12.21)
※Fragranceは本編で、Short Fragranceは短編です。Short Fragranceについては読まなくても本編を読むのに支障を来さないようにしています。
※Fragrance 8-タビノカオリ-は『ルピナス』という作品の主要キャラクターが登場しております。
※お気に入り登録や感想お待ちしています。
放課後・怪異体験クラブ
佐原古一
ホラー
その本を借りた生徒は三日以内に死ぬ。
僕は突然降りかかった死の呪いを解くために「怪異体験クラブ」なる部活を訪れる。そこは校内でも一、二を争う変わり者が集まる場所で……。
僕は呪いよりも、厄介なものに出会ってしまったのかもしれない。
全三十話です。毎日更新予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
こんにちは。メッセージありがとうございました❣
本日16:00より、いよいよ最終回を配信します。
作品を使わせていただきまして、ありがとうございました❤️
こちらこそ、ありがとうございました。
良かった。
メッセージ届いていたんですね。
あのページ、メッセージの履歴見れないから本当に届いてるのか、少し不安だったのです。
音声ドラマは都羽沙様の物だと思いますが、原作担当としては光栄な体験でした。
色々勉強になりました。
また、別の作品を音声化されるのでしょう。
頑張って下さい。
こんにちは。いまさらですが…都羽沙(つばさ)と言います。
よろしくお願いします。
本日16:00より、放送が公開されますので、よろしければ聴いてみてください。
stand.fm - ꒰𑁬Lilies Radio𓈒໒꒱ 𓏸*˚
https://stand.fm/channels/6409b0775676c6fba873e431
また、意図しないご紹介の仕方などになっていましたら、ご一報ください。
削除なり修正なりさせていただきます。
では、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
聴かせて戴きました。
自分の文章を音で聞くと言うのは……悶えるほど恥ずかしいっ。
客観的に全く判断できない状況なのですが。
すばらしいっ!
と思います。
自分としては文句などひとっつもありませぬので、是非今後も頑張って下さいませ。
こちらこそ、ありがとうございます☺️
それでは、お言葉に甘えて7話全て朗読劇として、stand.fmのチャンネルで公開させていただきます🙏
第1話は、明日の夕方くらいを予定してますが、公開させていただきましたら、またご報告させていただきます❣️
では、よろしくお願いします🌈✨
楽しみにしております。
頑張って下さいませ。
自分も拝見させていただくつもりです。