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痴漢

器用な痴漢

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学校に行く道中

"さわさわ"

つ「きゃ、」

ひ「うん?つおしどうしたあ?」

つおしと、光と、
健、真也は、電車で通学途中。

つまり、電車の中に
今4人は、いる。

しかし、だ。
つおしは、光が守ってる為
痴漢に遭う事は、滅多にない。

それに、今日は、
ガードが、プラス2人もいる。
鉄壁のガードに囲まれている
はずなのに。

つ「きゃ。」

つおしが、ビクンビクン
とびはねる。

ひ「なんや、つおし。
  痴漢か?」

つ「うん。」

ひ「おかしーな。 
  今日はガードも固いはずやねん。」

つ「気のせいなんかな。」

が、しかし、
しばらくすると、

つ「きゃ。」
 
っと、とびはねる。。

ひ「なんやねん。いつもより
  回数、多いなぁ。
  健、真也ちゃんと、守ってるか?」

真也「守ってるで。」

健「せやでー。」

ひ「うーん。そっかぁ。
  今日の痴漢は、器用なんやな。
  気づかへんわ。」

それでも、触りつづける
痴漢につおしは

青くなっていく。

心配する光。

ひ「つお、けつか?」

つ「前も。」

ひ「はぁ~。この状況で、
  後ろも、前もかぁ。」

つ「せやねん。」

ひ「それはあかんな。
  もしかしたら。真也達が役に
  たってへんのかも、しれへん。
  つおし。いつもの格好するで、」

と、光は
つおしをドアに押し付けると、
そこに、覆いかぶさるようにした。

すると、

しばらくして、


つ「ひかる、すごいんやね。
  触られなくなったぁ~♪」

ひ「俺は、なれてんねん。
  守り方が、あいつらみたいに
  甘ないねん。」

つ「♪~」

学校に着いた。
光と、真也と、健と、つおし。

真也は、
真也「健。トイレ行こうぜ。」

と、連れ出した、

そして、

真也「けつ、触ったん、お前やろ。」

健「なんで、分かるん。」

真也「あの状況やで、触れんの
   お前しかおらんやん、」

健「ふ~ん。そうゆう
  真君は、つおの○んちん
  触っとったよね。」

真也「な、なんで、分かるん。」

健「真也、俺のとなりやで、 
  手が動いてんの、分かるわ。」

真也「内緒にしてな、」
 
健「やったら、俺のも言わんでな。」

つまり、
痴漢の犯人は
この2人だったのだ。

朝つおのおしり見て
つい。ってとこだろう。

2人は、そんな会話をすると、
何もなかったように
教室に戻った。

しかし、

この、会話に聞き耳立てる人物が…

"ふ~ん。いい事聞かせてもらったで。"

と、微笑んでいた。


そして、

それから何事もなく
1日は過ぎて行き。

放課後。

光と、つおしは、
生徒会の人達にレッスンをした。

昨日、ほどほど、
だった。おかげで
光は、次のステップを
レクチャーする事ができた、

そうして、クラスに帰ると、
そこには、
真也、健、そして、和がいた。

そう、聞き耳を立てていたのは、
和だったのだ。

和は2人を脅した。

放課後、クラスメートが帰った教室に
真也が、いた。

そして、

和「なぁ、真也。」

真也「なんや。」

和「俺さー、トイレで面白い事
  聞いたんやけど、」

真也「なんや。」

すると、和は、真也の耳もとで、

和「ち、か、ん。」

と、囁いた。
とたんに、青くなる、
真也。

真也「た、たのむわ。光には、
   内緒にしてや。」

和「ええで、
  そのかわり、俺も、寮行くからな。」

真也「お前は、ええやろ。
   モデルと、なかよーしときや。」

和「あのなー。つおしの
  おしりや、○んちん。触れる聞いて
  いかん奴おらんで、」

真也「邪魔せんでやー。」

和「なら、光に言うわ。
  八つ裂きにされろ!」

真也「うー。分かった。
   やから、光には言わんでくれや。」


そこに、健も登場する、


して、険悪なムードを感じ。

健「なんかあったん?」

聞いた。すると、真也は、

真也「ばれた。」

健「ま、まさか。」

真也「せや。あの件や。」

健「まじでー。」

和「と、言う訳で、今日から仲間入り
  するわー。よろしくな、」

健「まじかぁー。」

健は、おもいきり、がっかりした。

で、

練習の終わった2人が戻ってくる。

レッスンは、光だけだったはずなのに、
つおしも、汗だく。
2人のフリを練習したんだろう。

そして、

ひ「はぁー。疲れた、
  じゃあ、いくで、真也、健。」

と言うと。

和「まてや。俺も今日から行くわ。」

ひ「はぁー。なんでやねん。」

和「お前の寮母の飯食いたいからな。
  光のおごりやろ。」

ひ「まぁ、そーやけど。」

和「真也と、健だけ、おごりか? 
  ずりーぜ。」

ひ「分かったよ。お前も来たらええやん。」
  










   



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