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久々の学校

光と健。

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真也と健は、
3年A組へ、向かう

案の定、
事を終えた2人が
いた。

情事後の為いつもより。
いちゃいちゃしてる。
光の上に座って
光に抱きつくつおし。

健に気づいたつおしは、
光から、飛び離れる。

その様子を。
悲しげに見る健。

つ「けん?」

つおしが問いかける。

ひ「何の用や。」

すると、真也が

真也「健、言いたい事あるねんて
   聞いたってや。」

ひ「なんや。」

すると、健は
土下座をした。

つおしは、駆け寄ると、
健を立ち上がらせようとする。

健「すいませんでした。」

つ「いいねん。いいねん。」
背中をポンポンするつおし。

光は、つおしの手を引っ張り
自分の元に寄せる、。

ひ「甘やかすな!!」

つ「……………。」

ひ「きちんと、反省させろ。」

つ「う、うん。」

健「俺、真也と話して
  光さんの凄さが分かりました。
  俺は、つおに対して
  好きや好きやって
  言うけど、
  そこまで責任とれるやろうか。
  思いました。 」

ひ「俺の愛は海より深く、宇宙より
  広いねん。」

つ「ひかる!ちゃかさない!」

ひ「わりー。
  いやな。何当たり前の事
  言ってんねんや。
  わりー。けど。俺の行動って
  責任、責任
  思ってしてないで、
  つおしとおると自然にそーなんねん。
  あー。これもせんと。
  つおしと、もっとおるには
  これもせんとあかんやん。ってな。」

つ「ひかる♪」

ひ「健、お前はできんのか?」

健「結婚は、まだ高校生やし。
  養うゆーても仕事しとらんし。」

ひ「言い訳やな。
  ほんま、好きや、ゆーんなら
  出来るやろ。
  なんで、結婚できひんねん?
  他にいい人が出来るかもしれん
  思っとるんやろ。」

健「…………。」

ひ「悪いが俺は一生こいつだけやねん。
  春夢やって、そうや。
  お前は甘いねん!!」

健「…………。」

ひ「つおしが好きや好きや
  ゆーたって
  そんなもんなんやろ。」

健「………。」

ひ「養うのも、当たり前や。
  俺が実家から出してん。
  羨ましいか?
  俺がつおしと住んで!
  お前は出来るんか?
  出来んかったから、今まで
  なんも、変わらんかったんやないんか?」

つ「ひかる。言い方!!」

健「…………。」

ひ「お前は、結果しかみてないねん。
  ずるい。羨ましい。
  やから。なんやねん。
  お前はその為に何をしたんや。」

健「…………。」

ひ「俺かて、春夢やて、
  遊びやないねん。
  春夢かて、つおしを自分のものに
  する為に学校行きながら必死に
  働いてんねん。
  俺は奴には、敵わへん
  やけど、俺に出来る事は、精一杯
  するで、」

健「…………。」

ひ「来年こいつ学校辞めるかも分からん。
  けど。そしたら、
  仕事しながら、大学行って
  必死に養うで。
  それが、好きゆーことや!」

健「…………。」

ひ「こいつの人生に責任持たれへんで、
  好きゆーなや。
  身体だけ、求めんなや!!」

つ「ひかる。」

真也「ごめん、俺も
   甘かったわ、健と一緒やな、」

健「俺甘かったん?」

ひ「そや。真也も、和も
  皆一緒やねん。違うんは
  春夢だけや!
  奴だけは、ちゃんと責任とろうと
  してるわ。
  つおを抱いただけあるで!」

和「急に俺も巻き込まれたわ。」

ひ「なんか違うか?
  お前ら、つおの身体だけ
  求めよって。
  えっちしたかったら、
  それぐらいの覚悟しいや!」

真也「ほんまやな。つおの事
   かわいい、思うし好きやけど
   そこまで責任もたれへんかも。」

ひ「お前らと好きのレベルが
  違うねん!!
  俺はこいつだけや。こいつしか
  いらん。」

つ「ひかる。」

和「そーやな。俺もまだ
  遊びたいし。バイトしたら
  金は自分の為に使いたいな。」

ひ「健。お前はどうなんや!
  ずーっと、好きやったんやろ。
  俺がつおしと付き合う前から、
  ずっーと好きやったんやろ。」

健「好きやった。
  やけど、、。
  責任は、とられへん。」

ひ「いいか!
  いくら長い事つおの事好きやったと
  しても、
  お前の好きはその程度やねん。
  期間やないねん。
  どれだけ、本気かや!
  健、もう二度しないと誓え!」

健は真也を見る。

真也「言う通りにするんだ、健!」

健「二度としません。」






   
  




  


  
  
  




  


  

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