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経済動向会議
【XRP】リップル社への訴訟取り下げの動き_20210518
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【XRP】リップル社への訴訟取り下げの動き_20210518
2021年5月18日
<概要>
①リップル社のXRP販売を巡る裁判において、リップル社に有利に進展している。
新たにSEC(米国証券取引委員会)長官に就任したゲンスラー氏は米マサチューセッツ工科大学(MIT)で仮想通貨やブロックチェーンに関する授業も行なっている暗号資産に理解のある人物として知られている
②5月15日、SECにリップル訴訟の取り下げを求める、3万超の署名が集まった請願書がGary Gensler委員長に提出された。 参照 https://coinpost.jp/?p=245164
③テクニカル分析においても、XRPは力強い値動きを続けており、三角持ち合いの終局が5月末に訪れる。このタイミングでSECとの和解が発表された場合、価格上昇要因となる。
④この問題にかかわる弁護士は、SEC議長ゲイリー・ゲンスラーがリップルで解決することを選択した場合、それは今後2週間以内に起こるはずだと予測している。
参照記事(英文)
https://financefeeds.com/sec-v-ripple-settlement-feasible-next-two-weeks-said-top-laywer/
これらの情報から、5月末にリップル社訴訟の山場を迎える可能性がある。
なお、SBIホールディングス代表取締役社長CEO北尾氏は、リップル社の訴訟が終了した場合には、リップル社が上場を行う可能性があると明言している。(SBIグループの前回の決算発表にて)
以下、補足説明。
<暗号資産(仮想通貨)XRP(リップル)の販売を巡る訴訟の経緯>
米SECがリップル社を提訴したのは20年12月下旬。リップル社の仮想通貨XRP(リップル)の販売が米国連邦証券法に違反したとして、XRPの有価証券性をめぐり現在も議論が続いている。
訴訟の発覚後、規制当局からの取り締まり強化を懸念して、コインベースなど米国の仮想通貨取引所ではXRPの取引を一時停止する事例が相次いだ。
訴訟が発覚した直後XRP価格は20円台まで急落したが、その後4月に裁判の和解を材料に一時200円前後まで価格が急騰した。
4月30日には、SECとリップル社側での電話対談が行われている。
参考URL「米SECが提訴したリップル社裁判の進展と今後のスケジュールまとめ」
https://coinpost.jp/?p=228626
<SECが申請した訴状申し立て却下の可能性>
https://coinpost.jp/?p=228006
リップル社CEO Garlinghouse氏と共同創設者Larsen氏が、3月上旬にSECによって申請された訴状の取り下げを求める申し立てに対する審議が進んでいる。
予定通りに進めば、申し立て却下(Motion to Dismiss)に関する日程は以下の流れで進むこととなる。
Garlinghouse氏とLarsen氏が見解趣旨書を提出(4月12日まで)
SECが個人らの見解趣旨書に反論する趣旨書を提出(5月14日まで)
Garlinghouse氏とLarsen氏がSECの反論に対する応答文書を提出(6月4日まで)
Garlinghouse氏とLarsen氏らはそれぞれ、3月の第1週に個人に対する訴状の取り下げを求める書簡を提出。SEC側はXRPの販売が米国の証券法に触れたなどとする項目を追加したが、被告側はSECが個人らが以前よりXRPが有価証券に該当する可能性があり、リップル社の販売等の行為が違法になり得ることを知っていた点を証明できていないと主張。
こちらとは別に、暗号資産(仮想通貨)XRP(リップル)の有価証券問題に関する裁判を巡り、3万超の署名が集まった請願書が、米証券取引委員会(SEC)のGary Gensler長官(委員長)に提出されることが分かった。
請願書の提出を主導したのは、仮想通貨の最新情報を伝えるために「Crypto&Policy」を立ち上げたThomas Hodge氏である。
この請願書は、SECに訴訟の取り下げを求める内容となっている。
SECとリップル社の訴訟に詳しい弁護士ジェレミー・ホーガンは以下の記事でこのように語っている。
https://financefeeds.com/sec-v-ripple-settlement-feasible-next-two-weeks-said-top-laywer/
「新SEC長官のGensler氏が訴訟を取り下げるのであれば、これから2週間で実行に移すだろう。和解なしで6月に入れば、早くても9月まで和解を予測しない。」
下落トレンドが続く時価総額上位の仮想通貨の中では、XRPの値動きは非常に強い事実があるため、何らかの情報が洩れている、もしくは、裁判和解をすでに織り込み始めている可能性がある。
裁判の進捗状況に関しては、今後も情報をとっていく。
2021年5月18日
<概要>
①リップル社のXRP販売を巡る裁判において、リップル社に有利に進展している。
新たにSEC(米国証券取引委員会)長官に就任したゲンスラー氏は米マサチューセッツ工科大学(MIT)で仮想通貨やブロックチェーンに関する授業も行なっている暗号資産に理解のある人物として知られている
②5月15日、SECにリップル訴訟の取り下げを求める、3万超の署名が集まった請願書がGary Gensler委員長に提出された。 参照 https://coinpost.jp/?p=245164
③テクニカル分析においても、XRPは力強い値動きを続けており、三角持ち合いの終局が5月末に訪れる。このタイミングでSECとの和解が発表された場合、価格上昇要因となる。
④この問題にかかわる弁護士は、SEC議長ゲイリー・ゲンスラーがリップルで解決することを選択した場合、それは今後2週間以内に起こるはずだと予測している。
参照記事(英文)
https://financefeeds.com/sec-v-ripple-settlement-feasible-next-two-weeks-said-top-laywer/
これらの情報から、5月末にリップル社訴訟の山場を迎える可能性がある。
なお、SBIホールディングス代表取締役社長CEO北尾氏は、リップル社の訴訟が終了した場合には、リップル社が上場を行う可能性があると明言している。(SBIグループの前回の決算発表にて)
以下、補足説明。
<暗号資産(仮想通貨)XRP(リップル)の販売を巡る訴訟の経緯>
米SECがリップル社を提訴したのは20年12月下旬。リップル社の仮想通貨XRP(リップル)の販売が米国連邦証券法に違反したとして、XRPの有価証券性をめぐり現在も議論が続いている。
訴訟の発覚後、規制当局からの取り締まり強化を懸念して、コインベースなど米国の仮想通貨取引所ではXRPの取引を一時停止する事例が相次いだ。
訴訟が発覚した直後XRP価格は20円台まで急落したが、その後4月に裁判の和解を材料に一時200円前後まで価格が急騰した。
4月30日には、SECとリップル社側での電話対談が行われている。
参考URL「米SECが提訴したリップル社裁判の進展と今後のスケジュールまとめ」
https://coinpost.jp/?p=228626
<SECが申請した訴状申し立て却下の可能性>
https://coinpost.jp/?p=228006
リップル社CEO Garlinghouse氏と共同創設者Larsen氏が、3月上旬にSECによって申請された訴状の取り下げを求める申し立てに対する審議が進んでいる。
予定通りに進めば、申し立て却下(Motion to Dismiss)に関する日程は以下の流れで進むこととなる。
Garlinghouse氏とLarsen氏が見解趣旨書を提出(4月12日まで)
SECが個人らの見解趣旨書に反論する趣旨書を提出(5月14日まで)
Garlinghouse氏とLarsen氏がSECの反論に対する応答文書を提出(6月4日まで)
Garlinghouse氏とLarsen氏らはそれぞれ、3月の第1週に個人に対する訴状の取り下げを求める書簡を提出。SEC側はXRPの販売が米国の証券法に触れたなどとする項目を追加したが、被告側はSECが個人らが以前よりXRPが有価証券に該当する可能性があり、リップル社の販売等の行為が違法になり得ることを知っていた点を証明できていないと主張。
こちらとは別に、暗号資産(仮想通貨)XRP(リップル)の有価証券問題に関する裁判を巡り、3万超の署名が集まった請願書が、米証券取引委員会(SEC)のGary Gensler長官(委員長)に提出されることが分かった。
請願書の提出を主導したのは、仮想通貨の最新情報を伝えるために「Crypto&Policy」を立ち上げたThomas Hodge氏である。
この請願書は、SECに訴訟の取り下げを求める内容となっている。
SECとリップル社の訴訟に詳しい弁護士ジェレミー・ホーガンは以下の記事でこのように語っている。
https://financefeeds.com/sec-v-ripple-settlement-feasible-next-two-weeks-said-top-laywer/
「新SEC長官のGensler氏が訴訟を取り下げるのであれば、これから2週間で実行に移すだろう。和解なしで6月に入れば、早くても9月まで和解を予測しない。」
下落トレンドが続く時価総額上位の仮想通貨の中では、XRPの値動きは非常に強い事実があるため、何らかの情報が洩れている、もしくは、裁判和解をすでに織り込み始めている可能性がある。
裁判の進捗状況に関しては、今後も情報をとっていく。
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