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第19話 伝えます。必ず
しおりを挟むどことなく気まずそうに目を逸らして、胸の辺りを押さえるシルヴィさん。
胸が痛いのか……? 表情も苦しそうだ。
医療行為だからセクハラではないと思うけど、男として何とも思わないかと言われればそんなはずもなく、思わずシルヴィさんの豊かな胸部に目を向けてしまう。
服の内側で苦しそうに膨らんでいる二つの山が視界に入ると、こんな時に何を考えているんだと自重した。
「確か他の所に女性の治療師の方がいたと思います。地図渡すのでそっちに行ってもらえるといいかもしれません」
さすがに触診するわけにもいかない。同性ならまだしもシルヴィさんは女性だし。
だけどシルヴィさんは首を振った。違ったらしい。
それと言ってから気づいた。もしかして悩み事?
「相談事とか……ですかね? 悩みがあるなら聞きますよ?」
精神に作用する魔法や、心を惑わす魔物がいたりすることからこの世界では心の病の概念が存在する。
ただ治療目的以外では違法、禁術みたいな扱いを受けているため独学のみで学ぶことは難しい。
人の精神に干渉することはそれだけ悪質な行為だとされている。
懺悔するには創造神様に仕える聖職者の元に向かうのが常識で治療院ではカウンセリングみたいなことはしない。
とはいえ彼女が悩んでるなら聞いてあげたい。
知識がない僕でも聞くくらいはできるし、話してシルヴィさんが楽になるなら力になりたいと思う。
「その、トーワさんは……」
途中まで言いかけてシルヴィさんが口を噤む。
やっぱり何か相談事らしい。
「…………」
何も言わずに黙ってしまった。言い辛いことなのかもしれない。
とはいえ急かすわけにもいかない。
僕は話しやすいようにとシルヴィさんに断わりを入れて、お茶を用意する。
不安やストレスに効果のあるラベンダーのハーブティーを出してあげた。
「す、すみません。えっと、ですね」
言い淀むシルヴィさん。この治療院は全然人が来ないので、ゆっくりで大丈夫ですよ。と伝える。
僕は聖職者じゃないからね。治療師トーワというより、シルヴィさんの友達として話を聞く。
だから慌てなくても平気だ。時間はあるんだからのんびり話してほしい。
シルヴィさんがまた黙る。しばらく口を閉ざしたまま足の上に置いた手をギュッと握った。
僕は黙って待った。しばらく時間だけが流れると、彼女は意を決したように口を開いた。
少しだけ震えているようにも見える。
「胸が……」
言葉に詰まる。
「胸が大きい女性はどう思いますか」
「胸ですか……」
なるほどね。胸の大きい女性をどう思うか……え、何の話?
シルヴィさんは顔を真っ青にしたまま俯いている。
僕は僕で動揺してしまった。なんとか冷静さを取り繕う。
「その、と、友達の話なんですけど」
頷きを返す。
シルヴィさんの話かな……?
「胸が大きすぎて苛められてたんです」
いきなり重い導入だった。
出だしが突拍子もないことだったから面を食らってしまったけど、真面目な話というのなら僕もそれ相応の対応をしないといけない。
姿勢を正してもう一度彼女に向き直った。
「最初は庇ってくれてた人もいました。幼馴染だった男の子も味方をしてくれて嬉しかったんです」
「優しい人達だったんですね」
シルヴィさんは何も言わなかった。
この世界では胸が大きいことはあまりよくないこととされている。
お腹に脂肪は富の象徴。胸の脂肪はふしだらな印象を周囲に与える。
普通胸が大きい女性はこの世界だとお腹にも脂肪がある場合が多い。胸が大きくてもふくよかな体型なら目立たないからね。
だけどシルヴィさんは細身。その上で胸だけが大きい。この世界では忌避される対象だったはずだ。
泣きそうな顔で彼女は続ける。
「でも胸が大きくなっていくにつれて、皆気味悪がって……幼馴染の男の子からも『気持ち悪い』って言われちゃって」
彼女の声が震えていた。
僕は自分の口にした安易な言葉を悔いた。
「……それから私はしばらくして里を出ました」
そう言って今にも泣きそうな声で話を締め括った。
少しの静寂。間を空けて彼女はハッと我に返ったように慌てていた。
「と、友達の話ですよ!」
身振り手振りで友達を強調する。
さっき”私”と口にしていた彼女の強がりに苦笑した。
シルヴィさんが僕の顔色を窺う。
「私の胸も……気持ち悪いですよね……?」
恐る恐る確認するようにシルヴィさん。
身を固くした彼女に僕は言葉を選びながら答えた。
「……そう思わない人もいると思いますよ」
彼女は不安そうだった。
いるはずだ。僕はそう信じている。
それに、と思う。
「シルヴィさんを大好きな人だっているでしょう?」
だってシルヴィさんには彼女を大事に思ってくれる友達がいるんだから。
それは勿論僕だってそうだ。
シルヴィさんが黙った。重苦しい沈黙。
僕はハーブティーに口をつける。彼女の言葉を待っていると「あ、あのっ」と、意を決したように声をかけられた。
「ち……ちなみにトーワさん的には、ど、どうなんですかね?」
「勿論、僕もその一人ですよ……あー、そのお友達もきっとシルヴィさんみたいな美人さんなんでしょうね」
言った後で恥ずかしくなった。なんか最近キザな台詞がつらつらと出てきてる気がする。
慌てて話題を変えてお茶を濁した。
「お友達……?」
誰? みたいな顔をされる。僕の言葉に不思議そう。
いや、設定忘れてるじゃないですか。
もしかしてシルヴィさんの中で美人と自分が結びついてないのだろうか。
しばらくして思い出したように「そ、そうでした」と取り繕っていた。
ティーカップに口をつける。
「じ、じゃあ、胸が大きくてもそういう対象なんですか……?」
咽た。
その言い方は何か胸でしか人を見てないみたいな感じがして嫌だなぁ……
というかここまで異性に好意を向けられたのが初めてだから照れ臭い。
露骨だと思うけど、これ僕の自意識過剰じゃないよね……?
しかし、何を言えばいいんだろう。迂闊な発言は傷つけるだけだろうし。
とにかく胸か、胸は……
「僕は別にそこまで胸の大きさに拘りないですよ?」
「え……そうなんですか?」
「そうですね、どっちかというと形を重視したいですね」
いや、本当に何の話だこれ。
なんで僕は一人で性癖暴露してるんだ。
その時、大きめの音でノックが聞こえてくる。
誰かは知らないがナイスタイミングだ。僕は話を切り上げた。
扉を開けるとそこには息を切らしたアイリさんが立っていた。
「アイリさん? どうしたんですか?」
「お、おう、トーワ。シルヴィ来てないか?」
いますよ? と、奥に通す。
アイリさんはシルヴィさんの姿を見た瞬間、彼女の肩をガッと掴んだ。
そのまま隣の部屋に消えていく。あ、なんかデジャヴ。
『ど、どうだった? トーワの性癖』
いや、聞こえてます聞こえてます。
やめてください。なんか恥ずかしいこと言っちゃったんで。
薄いんですってこの治療院の壁。
内緒話ならもっと内緒にしてください。下手なんですか。
シルヴィさんもこっそり? と少し明るい口調でそれに答えていた。
『バッチリでした』
うん……まあ、何も言うまい。
彼女が元気になってくれたならなによりだ。
二人と友達になった日のことを思い出してついつい笑ってしまった。
アイリさんシルヴィさんが戻ってきた。どうしたのかと僕の様子を窺う。なんでもないですよ。と誤魔化しておいた。
それから軽く話した。二人に折角なので一緒にご飯でもどうですかと誘ったんだけど、パーティーの友達がどうやら彼女たちを待っているらしい。
そういうことならと僕は彼女たちを見送る準備をした。
帰り際。僕はシルヴィさんに伝える。
「あの、シルヴィさん」
「?」
「シルヴィさんが言ってたお友達に伝えてほしいんですけど」
僕にはシルヴィさんの”友達”の辛さは分からないし、解決もできない。
「悩みがあったらいつでも相談に乗りますよって」
だけど、話を聞いてあげることはできる。
いつでも来てほしい。
「……はい」
シルヴィさんが顔を僅かに俯かせる。
アイリさんは微妙によく分かってなさそうだったけど、静かに待っていてくれた。
偽善的な言葉だけど、少なくとも好きでいてくれる人がいるのなら、その人の価値なんて交流もしない内には分からない。そう信じてる。
そうして彼女たちの見送り際、僕は冗談めかして言った。
「世の中には僕みたいな変人がいるってことも教えてあげてくださいね」
シルヴィさんは一瞬ぽかんとした後で。
「ふ、ふふっ、そうですね。トーワさんって本当に変な人ですよね」
何かが彼女の笑いの琴線に触れたらしい。しばらくシルヴィさんは楽しそうに笑っていた。
ひとしきり笑った後で彼女は目の端の涙を拭った。
去り際に、彼女が言う。
「……伝えます。必ず」
アイリさんが「友達?」と、隣にいるシルヴィさんに尋ねた。
何でもないですよ。とシルヴィさんがそれに対して答えている。
いつの間にか辺りは薄暗い。どうやら随分と長い間話していたみたいだった。
背中が見えなくなるまで彼女たちを見送り扉を閉めた。
僕は、少しくらい相談相手になれたんだろうか。
そうだと嬉しいけどね。
◇
「なあ、シルヴィ?」
「はい?」
「なんか嬉しそうだな」
「……そうですかね?」
帰るとミーナさんが料理をしていた。
ここ最近目にすることの多くなったエプロン姿。
シチューを煮込んでいるみたいだったけど、無事に作れてるんでしょうか?
「お、おい……ミーナが料理って大丈夫か? また失敗したりとか……変なもん作ってねーよな?」
「失礼。私だって日々上達している」
アイリさんが顔を引き攣らせています。
横で、ギリギリ食えるからタチが悪いんだよ……なんて言っている。
なんだかんだでアイリさんもミーナさんの料理を全部食べてあげるんですよね。
でもまたそのうち胸が大きくなったと愚痴を言われる気がします。
「今回はなかなか上手くいった気がする」
「へぇ、そうなのか?」
「綺麗な色をしている。これぞシチュー」
「……言われてみれば美味そうだな」
「そう、とっても白い」
自信満々に胸を張るミーナさん。味については何も言わないんですね。
「……味見はしたのか?」
「勿論」
味見したのはいいんですけどやっぱり焦げてませんか?
なんだか焦げ臭い気がするんですけど……
「作り過ぎた。食べてほしい」
「今回は例の彼とやらには食べさせねーのか?」
「何度も言わせないでほしい。彼に失敗品を食べさせるわけにはいかない」
「失敗してんじゃねーか!」
慌ただしい日常。あはは、と笑いを零した。
もう火は止めたほうがいいですよ? 私は慌ててミーナさんに火を止めるようにお願いする。
魔力の供給を失った火の魔石が勢いを弱めた。
「シチューはそこまで強火じゃなくても大丈夫ですよ? それと底の方から混ぜないと焦げちゃいますね」
「む……そうだったの。強火の方が早くできるかと……」
ミーナさんがしゅんとしながらも素直に受け入れる。
落ち込んだミーナさんに笑いかけた。いつか上手くいきますよ。だってこんなに頑張ってるんですから。
……私も、頑張らないとですね。
トーワさんの言っていた言葉を思い出す。
『シルヴィさんを大好きな人だっているでしょう?』
賑やかに言い合いをする二人の姿を見て少しだけど理解できた気がする。
正直、まだあの時のことは吹っ切れることはできてないけど。
初めて出来た友達。
それに、里を出てから初めて私と友達になってくれた男性。
彼の好意の視線を見てようやく自分に自信を持てた気がした。
少しだけ広くなった視界。
手を握りしめて、私は決意した。
「決めました」
アイリさんがこちらを見る。
ミーナさんが私の声に振り向いた。
「決めた? なにを?」
こてんと小首を傾げている。
最後に言ってくれた冗談めかした少年の言葉を思い返した。
本当に彼は変な人だ。私には理解のできない価値観を持っている。
だけど、だからこそこれからあの人を知っていきたいと思った。
その目で見える世界も、今はまだ何も知らない彼のことも。
いつか教えてもらえる日が来るんだろうか……
「告白します」
ミーナさんとアイリさんが動きを止める。
私は彼に隣にいてほしいと、彼の隣にいたいと願ってしまった。
怖い。不安もあります。
もしかしたら、また拒絶されるんじゃないかって。
どうなるかは分からない。もしかしたらその答えは望んだものじゃないのかもしれない。
でも、伝えたいと思った。
子供の頃に抱いていたささやかな願いを。
いつからか思い出せないくらい擦れてしまったこの感情を。
これを彼が知ってくれた上で、”それでも”一緒にいることができたのなら。
それはきっと……とても幸せなことだと思えたから。
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