星の海と銀の竜と沈む世界。

 ──その海の底には、『終わった世界』が沈んでいる。
 そうしてそこには、銀の竜が、その世界の残骸を食べて暮らしているという──。

 少女はイレギュラーなのか、はたまた世界の起こした最後の抵抗、バグのようなものだったのか、あるいはまた別の運命に愛されていたのか。
 通常ならばたどり着けない、終わった世界の果てで、少女は銀の竜と出会う。
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