可愛い遥ちゃんは女の子じゃない。

歌美流

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1年生

弓道部にて

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~弓道場に着いて~

遥「着いたね~( *´꒳`*)/」

香「う…ん!!」

?「おや、君たちはさっきの…見学にきたのですか?」

遥「…あ~!!副会長さんですよね!副会長さんも弓道部なんですか(˙˙*)?」

雪「えぇ、でも生徒会が忙しいので部員と言うよりかはたまに呼ばれる臨時部員と言った所でしょうか…」

香「……りゅう…がさ……き…聞い…たこと…ある!」

雪「そうですね…もしかしたら中学時代はこの学園の中等部のほうの弓道部で大会に出てましたからそれで知ってるのかもしれないですね!」

遥「僕たち今日は体験しに来たんです~( *ˊᵕˋ)ノ」

雪「おや、体験ですか!!それは嬉しいですね!!では必要な物品を貸し出すのでまずは弓道衣に着替えてください」

透「………これどうやって着るんだ…?」

遥「…僕はこれでいいの~?(*´˘`*)」

香「……ふたり…とも…全然…だめ……俺が…着せる……から…待って…て…」

~弓道衣を着終わって~

雪「では、初心者の方に最初から弓を引かせるのは怖いのでゴム弓というゴムを引く弓を渡します!向さんは経験者ですか?」

香「…は……い」

雪「では1度弓を引いてみていただけますか?」

遥「香は弓引けるんだよね!!…わわ!すごい!!!かっこいい~!!( ∗•ω•∗)*。」

透「弓道って難しそうだけど香は楽々引いているように見えるな…相当上手そうだな…」

雪「…!!驚きました!経験者といえどかいが※こんなに安定しているのはすごいです!!」

遥「すごいねぇ(*  ˊ꒳ˋ*)」

透「兄貴よりも上手いかもな…!俺達もゴム弓?引いてみようぜ!!」

遥はゴム弓を引いてみる

遥「うわぁ!(๑ω๑)」

透「おい!大丈夫かー!!」

雪「大丈夫ですか!?三上さんだとゴム弓も難しそうですね…」

遥「残念(´._.`)」

僕には才能がなかったみたい…でも透も凄いよ!

透「こうかな…?」

雪「なかなか筋がいいですよ!花宮さんはもう部活を決めているのですか?もし良ければ弓道部に…」

透「あ、いや実は決めてるんだ…」

雪「そうなんですね…それは残念です…三上さんも弓道頑張ってみますか?」

遥「僕ももう少し色々見てみようかな…(´._.`)」

雪「そ、そうですか…それでは弓道部に入部するのは向さんだけですね?」

香「う……ん…俺は…入る……!」

香は部活決まって良かった!!僕は何の部活に入ろうかな…( ˊᵕˋ* )

透「とりあえず今日はこれで帰ろうぜ~!香はもう少しいるか?」

香「…そう…す…る!」

遥「香またね~( ´ ▽ ` )ノ龍ケ崎先輩もまた~!!」

雪「えぇ、…あなたは生徒会に入るでしょうし((ボソッ」

遥は何も聞こえていないらしくるんるんと去っていくのだった

遥「(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°明日はまた別の部活見に行こうね~
(*´ `*)」

透「明日は俺が見に行きたいところ行っていいか?」

遥「もちろんだよ!透も何か決めている部活があるの…?( ˊᵕˋ* )」

透「あぁ、俺は推薦で入ってるからな~!」

遥「へぇ~!!明日が楽しみだね~ヾ(*´ω`*)ノ」

そんなことを話しながら寮へと帰っていく2人だった。

~その頃の弓道部では~

雪「向さん入部手続きのための書類を渡しますのでこれを書いて持ってきてください。」

香「向…じゃ…なく…て……香……でい…い」

雪「分かりました。香これからよろしくお願いします!」

香「よろ…し…く…!!」

ほかの弓道部員はそんな様子を見て和んでいるのだった。


※会(かい)→弓道の弓を引く作法の中で弓を開いて的を狙う姿勢。弓を引くことにとても力がいる。普通5秒ほど姿勢を保ち弓を離す。だが、気が急いてしまうので5秒ほど保てず弓を離してしまうこともある。


ーーーーー作者よりーーーーー
作者の歌美流(かみる)です!
書けるうちに書いておこうと思い今日は2本立てです!
もしかしたら三本立てになるかもしれないし、明日続きが出るかもしれないです…!
不規則で申し訳ありませんが続きをお楽しみにお待ちください!!
弓道にあまり詳しくなく違うことがあっても多めに見ていただきたいです💦
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