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悪役令嬢として断罪された私が、なぜかネズミに変身してしまいましたが、愛されて幸せになりましたわ
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私、メイデン公爵家の令嬢リーナ。
ある日、自室で目を覚ましたら、ネズミになっていたの。
「ちゅー(なんてこと)! ちゅちゅー……(どうしましょう……)!」
姿見に映る私の姿は、紛うことなき小さなネズミ。白い体毛に、赤い瞳。前指は四本、後ろ指は五本あって、意外と器用に動く。
天蓋付きのベッドの上、ショックでシルクの寝具に埋もれていると、専属次女のベスが部屋に入ってきた。
「きゃ~~~!!. お嬢様の部屋に、ねずみが~~~!!」
金切り声を上げるベスに箒で追われ、這う這うの体で部屋から飛び出す。
何とか逃げ延びたが、これからどうしたらいいのか分からなくて途方に暮れる。この姿ではどこに行っても嫌がられてしまうだろう。
昨日あんなことがあったばかりなのに、今朝はネズミに変わっているだなんて、本当に私の人生踏んだり蹴ったりだわ。
昨日の学園での出来事を思い出して、意気消沈しながら、廊下の隅を移動していた私は、いつの間にかお父様の執務室まで来ていた。
お父様がお母さまと話している声が聞こえる。
「まさか、あいつがあそこまで使い物にならないとは思わなかったな」
「そうですわね。第一王子殿下に、卒業式の場で婚約破棄を言い渡されるだなんて、前代未聞ですわ。しかも王子殿下が学内で親しくされていた女生徒に、嫉妬で苛めをしていたことが理由だなんて! メイデン家の恥ですわ‼ 傷物になったあの子にもう貰い手はつかないでしょうし、領地にでもやりますか?」
「いや、それよりは、取引をしている高位貴族の後妻か、商家の嫁にでもくれてやったほうがまだ元が取れる」
私は屋敷を飛び出していた。
胸が痛くて苦しくて、居ても立っても居られなかったからだ。
ネズミの体で走って走って、気付けばどこにいるのか分からなくなっていた。
目に映る全てのものがとてつもなく大きい。自分がどうしようもなく矮小な存在になってしまった気がして、目の前が真っ暗になった。
それでも、このまま何もしないで、ただ朽ちようとは思えない。
婚約者から断罪され、友人から見放され、両親から失望され、突然ネズミに変身し、誰からも顧みられない存在になっても、私の頭の中にあるのは、どうしたら現状から抜け出せられるかだった。
私は猫に襲われ、カラスにつつかれ、同属のネズミに追われ、ボロボロになっていった。
死にたくない。
幸せになりたい。
「ちゅーちゅー(誰か助けて)……」
ほとほと疲れ、道端に横たわる。
もうここまでなのかしら。
思えば、何の面白味もない人生だった。
幼い頃から冷たい婚約者の王子、厳しい王子妃教育の教師たち、体面ばかり重んじる両親、表面上の付き合いの友人たちの姿などが、次々と走馬灯のように浮かんでは消えていく。
もし生まれ変われるとしたら、次は自由に生きて、愛する人と心からの関係を築きたい……。
シュー!!
こと切れようとする私の目の前に、一陣の風が吹いた。
巻き起こった旋風が止むと、中から人が現れた。
「無事で良かった」
灰色のローブで全身を隠した男性だ。ローブの胸元には特殊な紋章が刻まれている。私はその男性を知っていた。
「見つけるのが遅くなってごめんね。こんなにボロボロになって可哀そうに」
その男性は恐ろしいことで有名な魔法使いだった。
話したことは一度もないが、王子妃教育のために、王城に上がった際に、遠目で何回か見かけたことがある。
呪いや暗殺、毒薬作りを生業としている魔法使いで、破滅を呼ぶ灰色の魔法使いと言われ、決して近づいてはならないと教えられていた。
「もう大丈夫だよ。僕と一緒に行こう?」
だが、恐ろしいと評判の彼は、跪いて優しく両手で私を掬うと、ネズミである私の体を撫でて、労わってくれた。
人のぬくもりに触れて、私はぽろぽろと涙をこぼした。
魔法使いは繊細な指遣いで私の涙を拭ってくれる。
そうして、魔法使いによって優しく連れ去られた私は、どこかの森の屋敷の中で、用意された小さな籠の中で暮らしている。
籠の中は、ネズミの身にはちょうどよい広さをしていて、令嬢として過ごしていた時と遜色ないレベルの、小さい家財道具や生活用品、そして回し車がある。
今日も私は、魔法使いが作った手製のドレスを着て、カラカラと回し車の中を走っている。
恐ろしいと評判の破滅を呼ぶ灰色の魔法使いは、ローブを脱ぐと、魅力的な容姿をした美男子で、何よりも、驚くほど私に優しく、甘い。
令嬢として生きていた時よりも全然も幸せな生活を送っている。
もう一生このままで居てもいいかもしれない。
そんなリーナは、魔法使いの黒い心の内を知らない。
「ああ、今日も可愛いなぁ。高潔で貞淑なリーナが、僕にだけ心を許して甘えてくれる姿って、ほんっとたまらないなぁ」
魔法使いの目には、白いネズミが美しい令嬢の姿のままに見えている。
「ずうっと欲しかったんだよね」
なぜならば、リーナをネズミに変えた張本人だから。
術を施した者には、真実の姿が見えるのだ。
仕事で王宮に出向いた際、厳しい王子妃教育を施されているリーナを見た。
目元に涙を貯めて、それでも諦めないで必死に食らいつく。
前向きで頑張り屋な、可愛いリーナ。
リーナが、王子のために努力しているのかと思うと、嫉妬で胸がどす黒く染まりそうだった。
リーナが欲しい。リーナが……。
何度も何度も遠くからリーナを見つめた。
リーナは限界まで頑張っていたのに、周囲は誰も理解しようとしなかった。
そのうち、リーナのことを一番理解している僕が、リーナの一番傍にいる権利があるのではないかと思い始めた。
それからは、どうしたらリーナを手に入れられるかを考え続けた。
「馬鹿王子にリーナを悪役令嬢として断罪させて、周囲から必要とされなくなった所で、ネズミに変えて、無理やり連れ去っちゃう予定だったんだけど、迎えに行くのが遅れて、傷だらけにしちゃったのは失敗だったな」
でも、裏切られて傷ついて、ボロボロになったリーナが、僕の優しさに絆されて、依存しきってくれるようになったのは、嬉しい誤算だった。
「身辺整理がついたら、どこかの教会で二人だけの挙式をあげようね」
魔法使いは昏く静かに笑う。
「一生、僕だけのものでいておくれ」
囚われの籠の中の鳥ならぬ、ネズミになった元悪役令嬢は、その後、変身を解かれ、伴侶となった魔法使いに深く愛され、子宝に恵まれて幸せな生涯を送ったという。
一方、リーナを悪役令嬢として断罪した王子は、人知れず廃嫡されて平民に落ち、また、リーナの実家は、横領の罪に問われて没落した。
そして、直接的、間接的にリーナの断罪に関わった者たちは、決して幸せにはなれなかったという。
ある日、自室で目を覚ましたら、ネズミになっていたの。
「ちゅー(なんてこと)! ちゅちゅー……(どうしましょう……)!」
姿見に映る私の姿は、紛うことなき小さなネズミ。白い体毛に、赤い瞳。前指は四本、後ろ指は五本あって、意外と器用に動く。
天蓋付きのベッドの上、ショックでシルクの寝具に埋もれていると、専属次女のベスが部屋に入ってきた。
「きゃ~~~!!. お嬢様の部屋に、ねずみが~~~!!」
金切り声を上げるベスに箒で追われ、這う這うの体で部屋から飛び出す。
何とか逃げ延びたが、これからどうしたらいいのか分からなくて途方に暮れる。この姿ではどこに行っても嫌がられてしまうだろう。
昨日あんなことがあったばかりなのに、今朝はネズミに変わっているだなんて、本当に私の人生踏んだり蹴ったりだわ。
昨日の学園での出来事を思い出して、意気消沈しながら、廊下の隅を移動していた私は、いつの間にかお父様の執務室まで来ていた。
お父様がお母さまと話している声が聞こえる。
「まさか、あいつがあそこまで使い物にならないとは思わなかったな」
「そうですわね。第一王子殿下に、卒業式の場で婚約破棄を言い渡されるだなんて、前代未聞ですわ。しかも王子殿下が学内で親しくされていた女生徒に、嫉妬で苛めをしていたことが理由だなんて! メイデン家の恥ですわ‼ 傷物になったあの子にもう貰い手はつかないでしょうし、領地にでもやりますか?」
「いや、それよりは、取引をしている高位貴族の後妻か、商家の嫁にでもくれてやったほうがまだ元が取れる」
私は屋敷を飛び出していた。
胸が痛くて苦しくて、居ても立っても居られなかったからだ。
ネズミの体で走って走って、気付けばどこにいるのか分からなくなっていた。
目に映る全てのものがとてつもなく大きい。自分がどうしようもなく矮小な存在になってしまった気がして、目の前が真っ暗になった。
それでも、このまま何もしないで、ただ朽ちようとは思えない。
婚約者から断罪され、友人から見放され、両親から失望され、突然ネズミに変身し、誰からも顧みられない存在になっても、私の頭の中にあるのは、どうしたら現状から抜け出せられるかだった。
私は猫に襲われ、カラスにつつかれ、同属のネズミに追われ、ボロボロになっていった。
死にたくない。
幸せになりたい。
「ちゅーちゅー(誰か助けて)……」
ほとほと疲れ、道端に横たわる。
もうここまでなのかしら。
思えば、何の面白味もない人生だった。
幼い頃から冷たい婚約者の王子、厳しい王子妃教育の教師たち、体面ばかり重んじる両親、表面上の付き合いの友人たちの姿などが、次々と走馬灯のように浮かんでは消えていく。
もし生まれ変われるとしたら、次は自由に生きて、愛する人と心からの関係を築きたい……。
シュー!!
こと切れようとする私の目の前に、一陣の風が吹いた。
巻き起こった旋風が止むと、中から人が現れた。
「無事で良かった」
灰色のローブで全身を隠した男性だ。ローブの胸元には特殊な紋章が刻まれている。私はその男性を知っていた。
「見つけるのが遅くなってごめんね。こんなにボロボロになって可哀そうに」
その男性は恐ろしいことで有名な魔法使いだった。
話したことは一度もないが、王子妃教育のために、王城に上がった際に、遠目で何回か見かけたことがある。
呪いや暗殺、毒薬作りを生業としている魔法使いで、破滅を呼ぶ灰色の魔法使いと言われ、決して近づいてはならないと教えられていた。
「もう大丈夫だよ。僕と一緒に行こう?」
だが、恐ろしいと評判の彼は、跪いて優しく両手で私を掬うと、ネズミである私の体を撫でて、労わってくれた。
人のぬくもりに触れて、私はぽろぽろと涙をこぼした。
魔法使いは繊細な指遣いで私の涙を拭ってくれる。
そうして、魔法使いによって優しく連れ去られた私は、どこかの森の屋敷の中で、用意された小さな籠の中で暮らしている。
籠の中は、ネズミの身にはちょうどよい広さをしていて、令嬢として過ごしていた時と遜色ないレベルの、小さい家財道具や生活用品、そして回し車がある。
今日も私は、魔法使いが作った手製のドレスを着て、カラカラと回し車の中を走っている。
恐ろしいと評判の破滅を呼ぶ灰色の魔法使いは、ローブを脱ぐと、魅力的な容姿をした美男子で、何よりも、驚くほど私に優しく、甘い。
令嬢として生きていた時よりも全然も幸せな生活を送っている。
もう一生このままで居てもいいかもしれない。
そんなリーナは、魔法使いの黒い心の内を知らない。
「ああ、今日も可愛いなぁ。高潔で貞淑なリーナが、僕にだけ心を許して甘えてくれる姿って、ほんっとたまらないなぁ」
魔法使いの目には、白いネズミが美しい令嬢の姿のままに見えている。
「ずうっと欲しかったんだよね」
なぜならば、リーナをネズミに変えた張本人だから。
術を施した者には、真実の姿が見えるのだ。
仕事で王宮に出向いた際、厳しい王子妃教育を施されているリーナを見た。
目元に涙を貯めて、それでも諦めないで必死に食らいつく。
前向きで頑張り屋な、可愛いリーナ。
リーナが、王子のために努力しているのかと思うと、嫉妬で胸がどす黒く染まりそうだった。
リーナが欲しい。リーナが……。
何度も何度も遠くからリーナを見つめた。
リーナは限界まで頑張っていたのに、周囲は誰も理解しようとしなかった。
そのうち、リーナのことを一番理解している僕が、リーナの一番傍にいる権利があるのではないかと思い始めた。
それからは、どうしたらリーナを手に入れられるかを考え続けた。
「馬鹿王子にリーナを悪役令嬢として断罪させて、周囲から必要とされなくなった所で、ネズミに変えて、無理やり連れ去っちゃう予定だったんだけど、迎えに行くのが遅れて、傷だらけにしちゃったのは失敗だったな」
でも、裏切られて傷ついて、ボロボロになったリーナが、僕の優しさに絆されて、依存しきってくれるようになったのは、嬉しい誤算だった。
「身辺整理がついたら、どこかの教会で二人だけの挙式をあげようね」
魔法使いは昏く静かに笑う。
「一生、僕だけのものでいておくれ」
囚われの籠の中の鳥ならぬ、ネズミになった元悪役令嬢は、その後、変身を解かれ、伴侶となった魔法使いに深く愛され、子宝に恵まれて幸せな生涯を送ったという。
一方、リーナを悪役令嬢として断罪した王子は、人知れず廃嫡されて平民に落ち、また、リーナの実家は、横領の罪に問われて没落した。
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