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14.執着の理由
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まぶた越しに柔らかい日差しを感じて、意識が浮上した。
ふかふかのお布団に肌触りの柔らかいシーツ、なんだかいい香りまでする。気持ち良すぎて起きたくない。
「んー……」
あれ? うちのベッドってこんな快適だっけ。んん? あれはあれで落ち着くけど、なんだかちがう。
見逃せない違和感を見つけてしまった僕は、そろそろと目を開いた。
うちじゃない。ここは……セレスのお屋敷だ。
「お目覚めになりましたか」
「んー……、えっ!?」
完全に寝ぼけていた僕は、聞き慣れない人の声に飛び上がった。声のする方へ視線を向けると、ゲストルームの入口付近に立っているのは家令のヒュペリオさんだ。
そうだ。昨日……いろいろとあったんだった。
あれ、セレスは? と思い左右を見渡す。違和感があって腕の中を見ると、何か服のようなものを握ったままだった。手を広げると、見覚えが……、これってもしかして、セレスが羽織ってたガウン?
「おはようございます、ウェスタさん。セレス様は仕事で王宮に出かけられました。もしよろしければ、これから朝食をいかがですか?」
「あっ、おはようございます。起きますね。朝ごはんまで……いただいてもいいんですか?」
「もちろんですよ。滅多にお客様もいらっしゃらないので、料理人が張り切っております。準備いたしますから、少々お待ち下さい」
身支度を整えにバスルームへ行ったとき、赤く腫れた自分の目が鏡に映っていた。もしかして、ヒュペリオさんにも気づかれたかな? いい年してこんな顔を晒すのは、かなり恥ずかしい。
昨夜のことを鮮明に思い出してしまって、ひとり赤面する。とんでもない場面をセレスに見られてしまった。しかもそのあと……うわぁぁぁ!
最悪だ。僕だって悪いけど、セレスはもっとひどいと思う。同意も無しにあんな、あんなことするなんて……いま思い出しても落ち込む。
洗面用にお湯まで用意してくれていたので、僕は目元のむくみをなるべく取ってから食堂へ向かった。
「わ……おいしそー」
「おかわりできますから、たくさん食べてくださいね」
昨日と同じテーブルに見目鮮やかな料理が並ぶ。夕食とは打って変わって、魔力を多く含む食材がふんだんに使用されていた。
ときどきセレスに連れて行ってもらう家庭的な食堂みたいに、丁寧に作られた料理だとわかる。こんなものを毎日食べられるなんてほんとうに羨ましいなぁ。
僕が遠慮なく朝食をもりもり平らげたあと、食後のお茶を出してくれたヒュペリオさんが躊躇いがちに話しかけてきた。
「――申し訳ありません。ウェスタさん、昨夜は……大丈夫でしたか?」
「! う、えーと。だいじょうぶ、です……」
「坊っちゃん――あぁ。セレス様は、感情を押さえきれなくなると魔力が溢れ出してしまうことがあるのです。幼い頃はよくそれで家の物を壊したりしていました。ここ十年ほどはそんなこともなかったのですが……」
「え……。あれ、やっぱり魔力だったんですね! あの、謝らなくて大丈夫です。僕はこの通り元気ですし、たぶん……怒らせてしまったのは僕なので」
僕たちがしていたことを見透かされているのかと思って焦ってしまった。さすがに見られてないよな……。結果的に昨晩一緒にいたのは、知られているだろうけど。
溢れ出す魔力ってなんかかっこいいな~~と魔力がない人間ならではの感想を抱く。セレスが人をあまり寄せ付けないのも、子どもの頃の経験が原因だったりするのかもしれない。
ていうか、十年ぶりの癇癪だったのあれ!? それなら……それなら、あのくらい可愛いものだと思えてきた。
無理やりは嫌だったし一発殴ってやりたいくらいの気持ちはまだあるけど、喉元すぎればなんとやらだ。ぐっすり眠って美味しい朝食をお腹いっぱい食べて、落ち込んだ気持ちはだいぶ復活していた。
ヒュペリオさんはやっぱり僕が泣いていたことに気づいているのか、痛ましそうな、申し訳なさそうな目を向けてきた。
僕は屋敷の人間(セレス以外)に対して恨みもないどころか快適に過ごせたことに感謝しているので、心配不要だと笑ってお礼を言ってから、暇を告げた。
まぁ、そもそも僕にお礼をしようと思って連れてきたのはセレスなんだから、セレスにも感謝しないことはないけど……
「ウェスタさん。セレス様がここまで執着するのはあなたくらいなのです。どうか嫌わないであげて下さい」
「そんな……ことないです」
なんと言ったらいいのかわからなかった。
またのお越しをお待ちしております、なんて貴族が使う宿屋で言われそうな台詞をくれたヒュペリオさんに見送られながら、僕は馬車に乗った。馬車の中はひとりだ。
セレスとふたりで乗ったときには気にならなかった、ガタガタと揺れる音を聞きながら悶々と考える。
執着、は確かにちょっとだけされている気がする。
ハジメテのオトコだから? 僕の顔が好みとか? いや、それは違うか。とってもかわいいお姫様がいるんだから。
でもポロスは結婚しないんじゃないか、と言っていた。信用ならない勘だけど。本人は結婚するつもりだと言っていたしなぁ。
もし本当に隣国の姫君と結婚するなら、セレスはとんだ浮気男ということになる。なんとなく、セレスらしくはない。
だけど貴族なら、処女性は求められるだろうが抱く側はどれだけ経験を重ねていようと問題ないのかも。二心を抱いていれば浮気だろうが、特に好きと言われたことはない。
僕が勝手に翻弄されているだけだ。はぁ、悲しくなってきた。
じゃあ、もし実は結婚しないのだとしたら。もしそうだったら――――
それ以上考える前に馬車が止まり、家の近くで降ろしてもらった。
自分の部屋に入ってしまえば、急に現実だ。いろいろあったけど、人に囲まれている時間は楽しかったな。
賑やかな孤児院で育ったからか、成人して一人暮らしを始めてからは寂しくて何度もホームシックになった。これから一生一人暮らしなのは嫌だな、と今でも思う。
心の距離はあれど、セレスと同じベッドで寝るのも……幸せを感じる。何をされても結局は好きなのだ。
人の体温は落ち着く。昔はポロスとくっついて寝ていたこともあったけど、好きな人の体温や香りに包まれて眠る喜びはひとしおだった。
どんどんと楽天的な頭が嫌な記憶を忘れて、いい思い出に塗り替えようとするのを感じながら僕は動き出した。
今日は午後から孤児院へ遊びに行こうと思っていたんだった。早く家事を済ませてしまおうっと。
ふかふかのお布団に肌触りの柔らかいシーツ、なんだかいい香りまでする。気持ち良すぎて起きたくない。
「んー……」
あれ? うちのベッドってこんな快適だっけ。んん? あれはあれで落ち着くけど、なんだかちがう。
見逃せない違和感を見つけてしまった僕は、そろそろと目を開いた。
うちじゃない。ここは……セレスのお屋敷だ。
「お目覚めになりましたか」
「んー……、えっ!?」
完全に寝ぼけていた僕は、聞き慣れない人の声に飛び上がった。声のする方へ視線を向けると、ゲストルームの入口付近に立っているのは家令のヒュペリオさんだ。
そうだ。昨日……いろいろとあったんだった。
あれ、セレスは? と思い左右を見渡す。違和感があって腕の中を見ると、何か服のようなものを握ったままだった。手を広げると、見覚えが……、これってもしかして、セレスが羽織ってたガウン?
「おはようございます、ウェスタさん。セレス様は仕事で王宮に出かけられました。もしよろしければ、これから朝食をいかがですか?」
「あっ、おはようございます。起きますね。朝ごはんまで……いただいてもいいんですか?」
「もちろんですよ。滅多にお客様もいらっしゃらないので、料理人が張り切っております。準備いたしますから、少々お待ち下さい」
身支度を整えにバスルームへ行ったとき、赤く腫れた自分の目が鏡に映っていた。もしかして、ヒュペリオさんにも気づかれたかな? いい年してこんな顔を晒すのは、かなり恥ずかしい。
昨夜のことを鮮明に思い出してしまって、ひとり赤面する。とんでもない場面をセレスに見られてしまった。しかもそのあと……うわぁぁぁ!
最悪だ。僕だって悪いけど、セレスはもっとひどいと思う。同意も無しにあんな、あんなことするなんて……いま思い出しても落ち込む。
洗面用にお湯まで用意してくれていたので、僕は目元のむくみをなるべく取ってから食堂へ向かった。
「わ……おいしそー」
「おかわりできますから、たくさん食べてくださいね」
昨日と同じテーブルに見目鮮やかな料理が並ぶ。夕食とは打って変わって、魔力を多く含む食材がふんだんに使用されていた。
ときどきセレスに連れて行ってもらう家庭的な食堂みたいに、丁寧に作られた料理だとわかる。こんなものを毎日食べられるなんてほんとうに羨ましいなぁ。
僕が遠慮なく朝食をもりもり平らげたあと、食後のお茶を出してくれたヒュペリオさんが躊躇いがちに話しかけてきた。
「――申し訳ありません。ウェスタさん、昨夜は……大丈夫でしたか?」
「! う、えーと。だいじょうぶ、です……」
「坊っちゃん――あぁ。セレス様は、感情を押さえきれなくなると魔力が溢れ出してしまうことがあるのです。幼い頃はよくそれで家の物を壊したりしていました。ここ十年ほどはそんなこともなかったのですが……」
「え……。あれ、やっぱり魔力だったんですね! あの、謝らなくて大丈夫です。僕はこの通り元気ですし、たぶん……怒らせてしまったのは僕なので」
僕たちがしていたことを見透かされているのかと思って焦ってしまった。さすがに見られてないよな……。結果的に昨晩一緒にいたのは、知られているだろうけど。
溢れ出す魔力ってなんかかっこいいな~~と魔力がない人間ならではの感想を抱く。セレスが人をあまり寄せ付けないのも、子どもの頃の経験が原因だったりするのかもしれない。
ていうか、十年ぶりの癇癪だったのあれ!? それなら……それなら、あのくらい可愛いものだと思えてきた。
無理やりは嫌だったし一発殴ってやりたいくらいの気持ちはまだあるけど、喉元すぎればなんとやらだ。ぐっすり眠って美味しい朝食をお腹いっぱい食べて、落ち込んだ気持ちはだいぶ復活していた。
ヒュペリオさんはやっぱり僕が泣いていたことに気づいているのか、痛ましそうな、申し訳なさそうな目を向けてきた。
僕は屋敷の人間(セレス以外)に対して恨みもないどころか快適に過ごせたことに感謝しているので、心配不要だと笑ってお礼を言ってから、暇を告げた。
まぁ、そもそも僕にお礼をしようと思って連れてきたのはセレスなんだから、セレスにも感謝しないことはないけど……
「ウェスタさん。セレス様がここまで執着するのはあなたくらいなのです。どうか嫌わないであげて下さい」
「そんな……ことないです」
なんと言ったらいいのかわからなかった。
またのお越しをお待ちしております、なんて貴族が使う宿屋で言われそうな台詞をくれたヒュペリオさんに見送られながら、僕は馬車に乗った。馬車の中はひとりだ。
セレスとふたりで乗ったときには気にならなかった、ガタガタと揺れる音を聞きながら悶々と考える。
執着、は確かにちょっとだけされている気がする。
ハジメテのオトコだから? 僕の顔が好みとか? いや、それは違うか。とってもかわいいお姫様がいるんだから。
でもポロスは結婚しないんじゃないか、と言っていた。信用ならない勘だけど。本人は結婚するつもりだと言っていたしなぁ。
もし本当に隣国の姫君と結婚するなら、セレスはとんだ浮気男ということになる。なんとなく、セレスらしくはない。
だけど貴族なら、処女性は求められるだろうが抱く側はどれだけ経験を重ねていようと問題ないのかも。二心を抱いていれば浮気だろうが、特に好きと言われたことはない。
僕が勝手に翻弄されているだけだ。はぁ、悲しくなってきた。
じゃあ、もし実は結婚しないのだとしたら。もしそうだったら――――
それ以上考える前に馬車が止まり、家の近くで降ろしてもらった。
自分の部屋に入ってしまえば、急に現実だ。いろいろあったけど、人に囲まれている時間は楽しかったな。
賑やかな孤児院で育ったからか、成人して一人暮らしを始めてからは寂しくて何度もホームシックになった。これから一生一人暮らしなのは嫌だな、と今でも思う。
心の距離はあれど、セレスと同じベッドで寝るのも……幸せを感じる。何をされても結局は好きなのだ。
人の体温は落ち着く。昔はポロスとくっついて寝ていたこともあったけど、好きな人の体温や香りに包まれて眠る喜びはひとしおだった。
どんどんと楽天的な頭が嫌な記憶を忘れて、いい思い出に塗り替えようとするのを感じながら僕は動き出した。
今日は午後から孤児院へ遊びに行こうと思っていたんだった。早く家事を済ませてしまおうっと。
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