73 / 86
IFエロ
IF:親友騎士に監禁凌辱されるルート②
しおりを挟む
「うお、ぐしょぐしょだぜ。めちゃくちゃ感じてんじゃん」
「ミカエルっ!! やっ……もういやだ……!!」
「これからだろー?」
濡れそぼったそこは指を美味しくはむように収縮していて、出入りするたびにグチョグチョと水の音を大きくしていく。
「んぁ、あ……!! や、めえっ……!!」
「前立腺も覚えような」
ごりゅっと腹側を持ち上げられるようにされた瞬間、腰の奥から蕩けるような快楽が溢れて足がピンッと飛び跳ねた。
「そッ、こ……!! んっ、あぁぁ!! あっ、あっ!! あっん!!」
「押されると声出ちゃうだろ? 次はここでイケよ」
グポグポと空気も混ざった音を立てながら、ミカエルは気持ちのいい箇所だけを集中して責め抜いてくる。快感にひるんで背中をよじるけれど、陰部に固定された手は何事もなくついてきて、弱点ばかりをゴリゴリと蹂躙していく。
「あっはっ……!! あっ、ぁ、おおッ……!!」
「いい顔になってきたね。もうちょいかなー」
過ぎた快感がつらい。イヤだと思うのにだんだん体は快楽を求めだしてきて、腰がゆっくりとブリッジするように持ち上がっていく。
「ほらイケ。イケって」
イヤイヤ、と首をふるうけれど、もう限界はすぐそこに来ていた。
二本の指で挟まれたと思った瞬間、脳内がバチンと大きくショートしていた。
そして一度もさわられていないペニスからぴゅくっと液がとびちっていく。
「ぁ……ッ!! ……ッ!!」
「えらいえらい」
ミカエルはぐりぐりと俺の頭を撫でてくる。
「けどガマンすると余計にキツくなるぜー」
「ぁ……っ」
一度気配がはなれて、俺は打ちひしがれた気分になった。
しかし足の間ではミカエルが下衣をくつろげており、その気分もすぐに消し飛ぶ。
「ミカエル……いや……いやだ……ッ」
シーツの上を這うけれど、ミカエルは俺の足を掴んで引きずり戻した。
その目は暗く光っており、口元には薄い笑みをたたえている。
「やーめない」
そして俺の足を開くと、ずん、と上から串刺しにするように怒濤を突き立ててきた。
割り開かれた痛みと、強烈な圧迫感で思考が停止する。
「――ッ!!」
「はぁ。キモチイイ……」
ミカエルはゆっくりと抽挿してきて、痛みで全身に汗が滲む。
「ぐっ……ぅっ……!!」
「ん、ロイスのことも気もちよくしてやるからな」
ずろろろ、と抜かれると、さきほど虐めてきた場所を狙って熱杭が穿たれる。
「ぁっ……!!」
「奥も覚えてけよ、ここな」
こつこつと先端で最奥をノックされると、脳天へ濁流のような快楽が押し寄せてきた。
途端にそれまであった痛みも快楽へと変換されて、頭の中にモヤがかかってくる。
モヤの向こうに愛しい誰かの姿が見えた気がしたけれど、ばちゅん! と真上から肌を打ち付けられてそれも消し飛んだ。
「はっぁ……!! か、はっ……!!」
「ロイス、ロイス……ッ!」
ミカエルは一心不乱に腰を打ち付けてきて、俺の内部も喜ぶように怒張を収縮する。
「ぁ、ひいッ!! ふかッ……、ぁくッ……!!」
「ロイス……!!」
体重を乗せて貫かれた瞬間、俺はたまらず足先をぎゅうと丸めて絶頂していた。
くッ、とミカエルも呻いて内部に熱を放つ。
――最後までしてしまった。と思った直後だった。
「ひっ!?」
片足を掴まれ、ねじこんだまま体を強引に回転させられる。
四つん這いになり、吐息が首にかかってきてミカエルが何をする気なのか気付いた。
「ミ、ミカエルッ……!!」
「ん、これからは俺のフェロモンだけ分かればいいからな」
優しく言われるけれど、肩を抑える指は肌に食い込んでいる。
逃げ出す方法なんてなくて、俺はそのままうなじに噛みつかれていた。
「ッ……!! ッ!!」
痛みと快楽の混ざった刺激が駆け巡り、壊れたオモチャのように四肢が跳ね回る。
全身が作り替わっていく。もう解除はミカエルの意志でしかできない。
ミカエルは歯を立てたままぎゅうと体を拘束してきて、俺は本当の意味で逃げられないのだと悟った。
「ぁッ……ッ……!!」
十分に番契約をされたと思い知らしめられた頃、噛みついたままミカエルが腰を揺らしてきた。絶頂の中で絶頂がさらに上塗りされていき、俺の陰茎からはしぶきがビュクビュクとほとばしっていく。
ミカエルも射精したあと、ようやくうなじが解放された。
「――これでお前は、俺の番だ」
意識が明滅している中、ミカエルの影がまたしても悪魔のように見える。
顔を近づけられて再び口付けをされても、今度はされるがままだった。
おわる
***
激しめにしてみました……!?
感想頂けると嬉しいです!!
「ミカエルっ!! やっ……もういやだ……!!」
「これからだろー?」
濡れそぼったそこは指を美味しくはむように収縮していて、出入りするたびにグチョグチョと水の音を大きくしていく。
「んぁ、あ……!! や、めえっ……!!」
「前立腺も覚えような」
ごりゅっと腹側を持ち上げられるようにされた瞬間、腰の奥から蕩けるような快楽が溢れて足がピンッと飛び跳ねた。
「そッ、こ……!! んっ、あぁぁ!! あっ、あっ!! あっん!!」
「押されると声出ちゃうだろ? 次はここでイケよ」
グポグポと空気も混ざった音を立てながら、ミカエルは気持ちのいい箇所だけを集中して責め抜いてくる。快感にひるんで背中をよじるけれど、陰部に固定された手は何事もなくついてきて、弱点ばかりをゴリゴリと蹂躙していく。
「あっはっ……!! あっ、ぁ、おおッ……!!」
「いい顔になってきたね。もうちょいかなー」
過ぎた快感がつらい。イヤだと思うのにだんだん体は快楽を求めだしてきて、腰がゆっくりとブリッジするように持ち上がっていく。
「ほらイケ。イケって」
イヤイヤ、と首をふるうけれど、もう限界はすぐそこに来ていた。
二本の指で挟まれたと思った瞬間、脳内がバチンと大きくショートしていた。
そして一度もさわられていないペニスからぴゅくっと液がとびちっていく。
「ぁ……ッ!! ……ッ!!」
「えらいえらい」
ミカエルはぐりぐりと俺の頭を撫でてくる。
「けどガマンすると余計にキツくなるぜー」
「ぁ……っ」
一度気配がはなれて、俺は打ちひしがれた気分になった。
しかし足の間ではミカエルが下衣をくつろげており、その気分もすぐに消し飛ぶ。
「ミカエル……いや……いやだ……ッ」
シーツの上を這うけれど、ミカエルは俺の足を掴んで引きずり戻した。
その目は暗く光っており、口元には薄い笑みをたたえている。
「やーめない」
そして俺の足を開くと、ずん、と上から串刺しにするように怒濤を突き立ててきた。
割り開かれた痛みと、強烈な圧迫感で思考が停止する。
「――ッ!!」
「はぁ。キモチイイ……」
ミカエルはゆっくりと抽挿してきて、痛みで全身に汗が滲む。
「ぐっ……ぅっ……!!」
「ん、ロイスのことも気もちよくしてやるからな」
ずろろろ、と抜かれると、さきほど虐めてきた場所を狙って熱杭が穿たれる。
「ぁっ……!!」
「奥も覚えてけよ、ここな」
こつこつと先端で最奥をノックされると、脳天へ濁流のような快楽が押し寄せてきた。
途端にそれまであった痛みも快楽へと変換されて、頭の中にモヤがかかってくる。
モヤの向こうに愛しい誰かの姿が見えた気がしたけれど、ばちゅん! と真上から肌を打ち付けられてそれも消し飛んだ。
「はっぁ……!! か、はっ……!!」
「ロイス、ロイス……ッ!」
ミカエルは一心不乱に腰を打ち付けてきて、俺の内部も喜ぶように怒張を収縮する。
「ぁ、ひいッ!! ふかッ……、ぁくッ……!!」
「ロイス……!!」
体重を乗せて貫かれた瞬間、俺はたまらず足先をぎゅうと丸めて絶頂していた。
くッ、とミカエルも呻いて内部に熱を放つ。
――最後までしてしまった。と思った直後だった。
「ひっ!?」
片足を掴まれ、ねじこんだまま体を強引に回転させられる。
四つん這いになり、吐息が首にかかってきてミカエルが何をする気なのか気付いた。
「ミ、ミカエルッ……!!」
「ん、これからは俺のフェロモンだけ分かればいいからな」
優しく言われるけれど、肩を抑える指は肌に食い込んでいる。
逃げ出す方法なんてなくて、俺はそのままうなじに噛みつかれていた。
「ッ……!! ッ!!」
痛みと快楽の混ざった刺激が駆け巡り、壊れたオモチャのように四肢が跳ね回る。
全身が作り替わっていく。もう解除はミカエルの意志でしかできない。
ミカエルは歯を立てたままぎゅうと体を拘束してきて、俺は本当の意味で逃げられないのだと悟った。
「ぁッ……ッ……!!」
十分に番契約をされたと思い知らしめられた頃、噛みついたままミカエルが腰を揺らしてきた。絶頂の中で絶頂がさらに上塗りされていき、俺の陰茎からはしぶきがビュクビュクとほとばしっていく。
ミカエルも射精したあと、ようやくうなじが解放された。
「――これでお前は、俺の番だ」
意識が明滅している中、ミカエルの影がまたしても悪魔のように見える。
顔を近づけられて再び口付けをされても、今度はされるがままだった。
おわる
***
激しめにしてみました……!?
感想頂けると嬉しいです!!
14
※第11回BL大賞に参加中です! 投票して貰えると励みになります!!アプリの方は一覧ページに戻って頂きますと、あらすじの下に投票ボタンがあります。ウェブの方も同様ですが、各ページのタイトル上にも投票ボタンがありますので、そちらをポチっとできます。投票以外でも、感想コメントやエール機能で応援して頂くことも、大変励みになります。応援してくださる温かいお気持ちが創作意欲になりますので、どうぞよろしくお願い致します。
お気に入りに追加
437
あなたにおすすめの小説


お飾り王婿ライフを満喫しようとしたら、溺愛ルートに入りました?
深凪雪花
BL
前世の記憶を取り戻した侯爵令息エディ・テルフォードは、それをきっかけにベータからオメガに変異してしまう。
そしてデヴォニア国王アーノルドの正婿として後宮入りするが、お飾り王婿でいればそれでいいと言われる。
というわけで、お飾り王婿ライフを満喫していたら……あれ? なんか溺愛ルートに入ってしまいました?
※★は性描写ありです
※2023.08.17.加筆修正しました

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
国を救った英雄と一つ屋根の下とか聞いてない!
古森きり
BL
第8回BL小説大賞、奨励賞ありがとうございます!
7/15よりレンタル切り替えとなります。
紙書籍版もよろしくお願いします!
妾の子であり、『Ω型』として生まれてきて風当たりが強く、居心地の悪い思いをして生きてきた第五王子のシオン。
成人年齢である十八歳の誕生日に王位継承権を破棄して、王都で念願の冒険者酒場宿を開店させた!
これからはお城に呼び出されていびられる事もない、幸せな生活が待っている……はずだった。
「なんで国の英雄と一緒に酒場宿をやらなきゃいけないの!」
「それはもちろん『Ω型』のシオン様お一人で生活出来るはずもない、と国王陛下よりお世話を仰せつかったからです」
「んもおおおっ!」
どうなる、俺の一人暮らし!
いや、従業員もいるから元々一人暮らしじゃないけど!
※読み直しナッシング書き溜め。
※飛び飛びで書いてるから矛盾点とか出ても見逃して欲しい。

【完結】運命の番に逃げられたアルファと、身代わりベータの結婚
貴宮 あすか
BL
ベータの新は、オメガである兄、律の身代わりとなって結婚した。
相手は優れた経営手腕で新たちの両親に見込まれた、アルファの木南直樹だった。
しかし、直樹は自分の運命の番である律が、他のアルファと駆け落ちするのを手助けした新を、律の身代わりにすると言って組み敷き、何もかも初めての新を律の名前を呼びながら抱いた。それでも新は幸せだった。新にとって木南直樹は少年の頃に初めての恋をした相手だったから。
アルファ×ベータの身代わり結婚ものです。

キンモクセイは夏の記憶とともに
広崎之斗
BL
弟みたいで好きだった年下αに、外堀を埋められてしまい意を決して番になるまでの物語。
小山悠人は大学入学を機に上京し、それから実家には帰っていなかった。
田舎故にΩであることに対する風当たりに我慢できなかったからだ。
そして10年の月日が流れたある日、年下で幼なじみの六條純一が突然悠人の前に現われる。
純一はずっと好きだったと告白し、10年越しの想いを伝える。
しかし純一はαであり、立派に仕事もしていて、なにより見た目だって良い。
「俺になんてもったいない!」
素直になれない年下Ωと、執着系年下αを取り巻く人達との、ハッピーエンドまでの物語。
性描写のある話は【※】をつけていきます。
この噛み痕は、無効。
ことわ子
BL
執着強めのαで高校一年生の茜トキ×αアレルギーのβで高校三年生の品野千秋
α、β、Ωの三つの性が存在する現代で、品野千秋(しなのちあき)は一番人口が多いとされる平凡なβで、これまた平凡な高校三年生として暮らしていた。
いや、正しくは"平凡に暮らしたい"高校生として、自らを『αアレルギー』と自称するほど日々αを憎みながら生活していた。
千秋がαアレルギーになったのは幼少期のトラウマが原因だった。その時から千秋はαに対し強い拒否反応を示すようになり、わざわざαのいない高校へ進学するなど、徹底してαを避け続けた。
そんなある日、千秋は体育の授業中に熱中症で倒れてしまう。保健室で目を覚ますと、そこには親友の向田翔(むこうだかける)ともう一人、初めて見る下級生の男がいた。
その男と、トラウマの原因となった人物の顔が重なり千秋は混乱するが、男は千秋の混乱をよそに急に距離を詰めてくる。
「やっと見つけた」
男は誰もが見惚れる顔でそう言った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる