68 / 86
IFエロ
IF:運命の番になんて負けない!マイルズ先生とHな治療①(『マーキングと運命 6』の別世界線です)
しおりを挟む
『マーキングと運命 6』の別世界線です。全部エロです。
マイルズ先生×ロイス
※注意
◆全く異なる世界線です。世界観が著しく崩れる場合がございますのでご注意ください。
◆潮吹きあり
*
「運命の番の可能性が高いです。その前提で診察していきましょう」
レオン・マイルズ先生の言葉を聞いて、俺は愕然としていた。
そんな。待ってほしい。頭を鈍器で殴られたようだ。泣き出しそうな気持ちで先生を見上げる。
先生は俺の前にしゃがみこみ、手を包むように握ってくれた。
~~~分岐します~~~
「治療方針は、二つあります。まず、常用の薬を変更すること。そして性欲を発散させることです」
「え……」
俺は戸惑った。薬はいつもマイルズ先生にお任せしているけれど、性欲の発散の方はどうすればいいのだろう。
オメガ性ということもあって、性的なことにはコンプレックスがあった。ヒート期間中にぎこちない自慰をすることはあるけれど、いつもうまく発散できない。途方に暮れてしまう。
「ご自分でされるのは難しいですか?」
「は、はい」
すると先生は重々しく頷いた。
「わかりました。それでは治療の一環としてお手伝いさせていただきます」
「えっ!? いえ、そんなことまで先生にして頂くわけにはっ……」
「これが最善の方法です。性欲がたまっていると余計にヒートは悪化するのです。ロイス様、あなたがオメガだということも周囲にバレてしまうかもしれない」
「……」
「これからも職場でその方とお会いするのですよね?」
「は、い……職場だけでなく、社交界でもお会いすると思います」
「では性欲は発散しておきましょう。お会いしても何の問題もないように」
俺は激しく考えた。
運命の番と再び遭遇してヒートしてしまうのは怖い。しかし、マイルズ先生のお手を煩わせていいのだろうか。それも、性欲の発散なんて……。しかし自分ではきちんとできそうにないし、他に頼れる人もいない。先生なら俺が自分でやるよりも余程確実にしてくれるはずだ。
「よ、よろしくお願いします」
「お任せください」
マイルズ先生は柔和な微笑をたたえて頷いた。
「それではお恥ずかしいと思いますが、衣服を全て脱いでからベッドに横になって頂けますか」
「ぁ、はい……っ」
促されて俺はひとまず靴を脱ぎ、ベッドの上へ移動した。
先生をちらりと見れば、微笑んだまま頷いてくる。見られていることが恥ずかしいけれど、治療のためだ。俺は緊張しながらどうにか服を一枚ずつ脱いでいく。全て脱ぎ終わるころには羞恥で顔を上げていられなかった。
マイルズ先生は白衣を着こんだままベッドの横へ立った。
「それでは横になってください」
「っはい……」
「発散方法はいくつかありますが、今回は精液をすべて出し切りましょう」
「……え」
俺は硬直した。出し切る、なんてできるのだろうか。途中で死んでしまいそうだ。
「他には腸内のオーガズムを満足させる方法などがあります。肛門の中に指や器具を入れる必要がありますが――」
説明されて蒼白した。
「だ、出し切る方でお願いします……」
「かしこまりました」
先生は親切に頷く。
「それではまず性感を高めるために、乳首を軽く刺激しますね」
「は、はい」
もうされるがままである。
先生は手を伸ばすと指の腹で左右の乳首を摘まんできた。
くすぐったさの混じった快感が駆け巡る。ん、と吐息混じりの声が漏れて恥ずかしい。
「硬くなってきましたね。体も紅潮しておられますし、快感を感じられておられるようですね」
「は、はい……っ」
「声は我慢せずに、刺激に集中なさってください。性感を高めるためですから」
「はい……っ!」
集中しようと思うけれど、つい反射のように喉で声を殺してしまう。
「おや、腰が震えてきましたね。ロイス様は感度がいいようです」
褒めるように言われて、俺は頷いた。
「さて、次は子宮を腹部からマッサージいたしますね」
乳首の快感が不意に途絶え、今度は下腹部に四本の指を重ねて置かれた。
次の瞬間、圧迫された下腹部から全身に悶えるような快感が広がり、俺はびくんと跳ねた。
「ふっ……? っ……?」
「軽くヒートしていたからでしょう、子宮がすっかり敏感になられておいでです」
「っ……ぁっ……、はぁっ……!」
ぐ、ぐ、と一定の感覚で圧迫され、そのたびに波のような快感が溢れてくる。下腹部を押されているだけなのに全身がくねってしまってじっとしていられない。連動するようにじゅん、と直腸がうねり、肛門からは濡れた感触が溢れ出していた。
「はんっ……ぁっ……も、うっ……そこはっ……!」
「順調ですよ。身を任せて。乳首も一緒に刺激しますね」
「ンンっ!? ぁあっ……く、……ふうっ!」
俺はシーツを握りしめ、二点から広がる快感に耐えた。いや、我慢したらいけないんだったか。それでも羞恥の枷があって、顔を背けてしまう。
先生は下腹部への圧迫を繰り返しながら、乳首をこねたり弾いたり押したりしてくる。
「ああ、ペニスから先走りが出ています。良い兆候ですよ」
「んっ……、ぁ、く……! んんっ……!」
咄嗟に膝を立てて陰部を隠そうとしたけれど、身もだえしてしまって膝が開いたり閉じたりしてしまう。さらには腰が大きく持ち上がってきた。ガクガクと下半身は震えており、未知の快感が降り積もってくる。
「いいですよ、一度イッてください。……さあ、今です」
子宮と乳首が同時に刺激された瞬間、視界が真っ白に染まり、俺は全身でのけぞっていた。精液は出ていない。こんなオーガズムは初めてだった。
「ッぁ……! くッ……ふ……!」
ガクガクと震えている間も先生は入念に愛撫を施してくる。絶頂が持続して全身が震えていた。熱くてたまらず汗が噴出しする。力が尽きかけてきたとき、ようやくのように先生の手が離れた。
「ぉっ……っ……」
余韻で身体がびくびくと震えており、手足を投げ出したはしたない恰好のまま横たわってしまう。
「それでは本番にいきましょう」
そう告げられた瞬間、俺は思い出した。
そうだ。これは精液を全て出す前の、前段階でしかないのだ。
先生が丁寧な口調で続ける。
「ベッドの上に失礼してもよろしいでしょうか?」
俺はつい後ずさりかけたけれど、これは治療なのだ。やるしかない。
どうぞ……、と震える声で伝えると、先生は靴を脱いでベッドに上がり、俺の股の間に陣取った。
「では、ペニスへの刺激を始めますね」
「っ……」
もう身を任せるしかない。股の間にお洒落な美男子の先生が座っている光景を見ることに耐えられず、俺は天井を見つめることにした。上を向いたまま頷くと、先生が俺の屹立したものをそっと手に包む。くすぐったいくらいの優しい感触だったけれど、二度三度と加減を確かめるように握られ、ゆるやかにスライドしていく。
「んくっ……っ!」
「絶頂後は敏感になっていますからね。いつもより気持ちがいいでしょう」
先生の言う通りだった。やはり先生はすごいのだと思う。いつも射精するまでに時間がかかるのに、この様子だとすぐにでも達せそうだった。先生は片手で側面をしごきながら、もう片方の手の平で先端をくるくると撫でてくる。快感がせり上がっていて、射精感ももうすぐそこまで来ている。快感で思考が明滅する。しかし先生の手に出してしまって良いのだろうか、と頭の隅で思った。
「ぁっ……イ、ッ……」
「おや」
訴えようとすると先生は両手を放した。手を汚させずに済んで良かった――と思う一方、高められた期待が行き場を失い、軽く絶望していた。
つづく
マイルズ先生×ロイス
※注意
◆全く異なる世界線です。世界観が著しく崩れる場合がございますのでご注意ください。
◆潮吹きあり
*
「運命の番の可能性が高いです。その前提で診察していきましょう」
レオン・マイルズ先生の言葉を聞いて、俺は愕然としていた。
そんな。待ってほしい。頭を鈍器で殴られたようだ。泣き出しそうな気持ちで先生を見上げる。
先生は俺の前にしゃがみこみ、手を包むように握ってくれた。
~~~分岐します~~~
「治療方針は、二つあります。まず、常用の薬を変更すること。そして性欲を発散させることです」
「え……」
俺は戸惑った。薬はいつもマイルズ先生にお任せしているけれど、性欲の発散の方はどうすればいいのだろう。
オメガ性ということもあって、性的なことにはコンプレックスがあった。ヒート期間中にぎこちない自慰をすることはあるけれど、いつもうまく発散できない。途方に暮れてしまう。
「ご自分でされるのは難しいですか?」
「は、はい」
すると先生は重々しく頷いた。
「わかりました。それでは治療の一環としてお手伝いさせていただきます」
「えっ!? いえ、そんなことまで先生にして頂くわけにはっ……」
「これが最善の方法です。性欲がたまっていると余計にヒートは悪化するのです。ロイス様、あなたがオメガだということも周囲にバレてしまうかもしれない」
「……」
「これからも職場でその方とお会いするのですよね?」
「は、い……職場だけでなく、社交界でもお会いすると思います」
「では性欲は発散しておきましょう。お会いしても何の問題もないように」
俺は激しく考えた。
運命の番と再び遭遇してヒートしてしまうのは怖い。しかし、マイルズ先生のお手を煩わせていいのだろうか。それも、性欲の発散なんて……。しかし自分ではきちんとできそうにないし、他に頼れる人もいない。先生なら俺が自分でやるよりも余程確実にしてくれるはずだ。
「よ、よろしくお願いします」
「お任せください」
マイルズ先生は柔和な微笑をたたえて頷いた。
「それではお恥ずかしいと思いますが、衣服を全て脱いでからベッドに横になって頂けますか」
「ぁ、はい……っ」
促されて俺はひとまず靴を脱ぎ、ベッドの上へ移動した。
先生をちらりと見れば、微笑んだまま頷いてくる。見られていることが恥ずかしいけれど、治療のためだ。俺は緊張しながらどうにか服を一枚ずつ脱いでいく。全て脱ぎ終わるころには羞恥で顔を上げていられなかった。
マイルズ先生は白衣を着こんだままベッドの横へ立った。
「それでは横になってください」
「っはい……」
「発散方法はいくつかありますが、今回は精液をすべて出し切りましょう」
「……え」
俺は硬直した。出し切る、なんてできるのだろうか。途中で死んでしまいそうだ。
「他には腸内のオーガズムを満足させる方法などがあります。肛門の中に指や器具を入れる必要がありますが――」
説明されて蒼白した。
「だ、出し切る方でお願いします……」
「かしこまりました」
先生は親切に頷く。
「それではまず性感を高めるために、乳首を軽く刺激しますね」
「は、はい」
もうされるがままである。
先生は手を伸ばすと指の腹で左右の乳首を摘まんできた。
くすぐったさの混じった快感が駆け巡る。ん、と吐息混じりの声が漏れて恥ずかしい。
「硬くなってきましたね。体も紅潮しておられますし、快感を感じられておられるようですね」
「は、はい……っ」
「声は我慢せずに、刺激に集中なさってください。性感を高めるためですから」
「はい……っ!」
集中しようと思うけれど、つい反射のように喉で声を殺してしまう。
「おや、腰が震えてきましたね。ロイス様は感度がいいようです」
褒めるように言われて、俺は頷いた。
「さて、次は子宮を腹部からマッサージいたしますね」
乳首の快感が不意に途絶え、今度は下腹部に四本の指を重ねて置かれた。
次の瞬間、圧迫された下腹部から全身に悶えるような快感が広がり、俺はびくんと跳ねた。
「ふっ……? っ……?」
「軽くヒートしていたからでしょう、子宮がすっかり敏感になられておいでです」
「っ……ぁっ……、はぁっ……!」
ぐ、ぐ、と一定の感覚で圧迫され、そのたびに波のような快感が溢れてくる。下腹部を押されているだけなのに全身がくねってしまってじっとしていられない。連動するようにじゅん、と直腸がうねり、肛門からは濡れた感触が溢れ出していた。
「はんっ……ぁっ……も、うっ……そこはっ……!」
「順調ですよ。身を任せて。乳首も一緒に刺激しますね」
「ンンっ!? ぁあっ……く、……ふうっ!」
俺はシーツを握りしめ、二点から広がる快感に耐えた。いや、我慢したらいけないんだったか。それでも羞恥の枷があって、顔を背けてしまう。
先生は下腹部への圧迫を繰り返しながら、乳首をこねたり弾いたり押したりしてくる。
「ああ、ペニスから先走りが出ています。良い兆候ですよ」
「んっ……、ぁ、く……! んんっ……!」
咄嗟に膝を立てて陰部を隠そうとしたけれど、身もだえしてしまって膝が開いたり閉じたりしてしまう。さらには腰が大きく持ち上がってきた。ガクガクと下半身は震えており、未知の快感が降り積もってくる。
「いいですよ、一度イッてください。……さあ、今です」
子宮と乳首が同時に刺激された瞬間、視界が真っ白に染まり、俺は全身でのけぞっていた。精液は出ていない。こんなオーガズムは初めてだった。
「ッぁ……! くッ……ふ……!」
ガクガクと震えている間も先生は入念に愛撫を施してくる。絶頂が持続して全身が震えていた。熱くてたまらず汗が噴出しする。力が尽きかけてきたとき、ようやくのように先生の手が離れた。
「ぉっ……っ……」
余韻で身体がびくびくと震えており、手足を投げ出したはしたない恰好のまま横たわってしまう。
「それでは本番にいきましょう」
そう告げられた瞬間、俺は思い出した。
そうだ。これは精液を全て出す前の、前段階でしかないのだ。
先生が丁寧な口調で続ける。
「ベッドの上に失礼してもよろしいでしょうか?」
俺はつい後ずさりかけたけれど、これは治療なのだ。やるしかない。
どうぞ……、と震える声で伝えると、先生は靴を脱いでベッドに上がり、俺の股の間に陣取った。
「では、ペニスへの刺激を始めますね」
「っ……」
もう身を任せるしかない。股の間にお洒落な美男子の先生が座っている光景を見ることに耐えられず、俺は天井を見つめることにした。上を向いたまま頷くと、先生が俺の屹立したものをそっと手に包む。くすぐったいくらいの優しい感触だったけれど、二度三度と加減を確かめるように握られ、ゆるやかにスライドしていく。
「んくっ……っ!」
「絶頂後は敏感になっていますからね。いつもより気持ちがいいでしょう」
先生の言う通りだった。やはり先生はすごいのだと思う。いつも射精するまでに時間がかかるのに、この様子だとすぐにでも達せそうだった。先生は片手で側面をしごきながら、もう片方の手の平で先端をくるくると撫でてくる。快感がせり上がっていて、射精感ももうすぐそこまで来ている。快感で思考が明滅する。しかし先生の手に出してしまって良いのだろうか、と頭の隅で思った。
「ぁっ……イ、ッ……」
「おや」
訴えようとすると先生は両手を放した。手を汚させずに済んで良かった――と思う一方、高められた期待が行き場を失い、軽く絶望していた。
つづく
13
※第11回BL大賞に参加中です! 投票して貰えると励みになります!!アプリの方は一覧ページに戻って頂きますと、あらすじの下に投票ボタンがあります。ウェブの方も同様ですが、各ページのタイトル上にも投票ボタンがありますので、そちらをポチっとできます。投票以外でも、感想コメントやエール機能で応援して頂くことも、大変励みになります。応援してくださる温かいお気持ちが創作意欲になりますので、どうぞよろしくお願い致します。
お気に入りに追加
437
あなたにおすすめの小説

国を救った英雄と一つ屋根の下とか聞いてない!
古森きり
BL
第8回BL小説大賞、奨励賞ありがとうございます!
7/15よりレンタル切り替えとなります。
紙書籍版もよろしくお願いします!
妾の子であり、『Ω型』として生まれてきて風当たりが強く、居心地の悪い思いをして生きてきた第五王子のシオン。
成人年齢である十八歳の誕生日に王位継承権を破棄して、王都で念願の冒険者酒場宿を開店させた!
これからはお城に呼び出されていびられる事もない、幸せな生活が待っている……はずだった。
「なんで国の英雄と一緒に酒場宿をやらなきゃいけないの!」
「それはもちろん『Ω型』のシオン様お一人で生活出来るはずもない、と国王陛下よりお世話を仰せつかったからです」
「んもおおおっ!」
どうなる、俺の一人暮らし!
いや、従業員もいるから元々一人暮らしじゃないけど!
※読み直しナッシング書き溜め。
※飛び飛びで書いてるから矛盾点とか出ても見逃して欲しい。

【完結】運命の番に逃げられたアルファと、身代わりベータの結婚
貴宮 あすか
BL
ベータの新は、オメガである兄、律の身代わりとなって結婚した。
相手は優れた経営手腕で新たちの両親に見込まれた、アルファの木南直樹だった。
しかし、直樹は自分の運命の番である律が、他のアルファと駆け落ちするのを手助けした新を、律の身代わりにすると言って組み敷き、何もかも初めての新を律の名前を呼びながら抱いた。それでも新は幸せだった。新にとって木南直樹は少年の頃に初めての恋をした相手だったから。
アルファ×ベータの身代わり結婚ものです。

キンモクセイは夏の記憶とともに
広崎之斗
BL
弟みたいで好きだった年下αに、外堀を埋められてしまい意を決して番になるまでの物語。
小山悠人は大学入学を機に上京し、それから実家には帰っていなかった。
田舎故にΩであることに対する風当たりに我慢できなかったからだ。
そして10年の月日が流れたある日、年下で幼なじみの六條純一が突然悠人の前に現われる。
純一はずっと好きだったと告白し、10年越しの想いを伝える。
しかし純一はαであり、立派に仕事もしていて、なにより見た目だって良い。
「俺になんてもったいない!」
素直になれない年下Ωと、執着系年下αを取り巻く人達との、ハッピーエンドまでの物語。
性描写のある話は【※】をつけていきます。
この噛み痕は、無効。
ことわ子
BL
執着強めのαで高校一年生の茜トキ×αアレルギーのβで高校三年生の品野千秋
α、β、Ωの三つの性が存在する現代で、品野千秋(しなのちあき)は一番人口が多いとされる平凡なβで、これまた平凡な高校三年生として暮らしていた。
いや、正しくは"平凡に暮らしたい"高校生として、自らを『αアレルギー』と自称するほど日々αを憎みながら生活していた。
千秋がαアレルギーになったのは幼少期のトラウマが原因だった。その時から千秋はαに対し強い拒否反応を示すようになり、わざわざαのいない高校へ進学するなど、徹底してαを避け続けた。
そんなある日、千秋は体育の授業中に熱中症で倒れてしまう。保健室で目を覚ますと、そこには親友の向田翔(むこうだかける)ともう一人、初めて見る下級生の男がいた。
その男と、トラウマの原因となった人物の顔が重なり千秋は混乱するが、男は千秋の混乱をよそに急に距離を詰めてくる。
「やっと見つけた」
男は誰もが見惚れる顔でそう言った。
消えない思い
樹木緑
BL
オメガバース:僕には忘れられない夏がある。彼が好きだった。ただ、ただ、彼が好きだった。
高校3年生 矢野浩二 α
高校3年生 佐々木裕也 α
高校1年生 赤城要 Ω
赤城要は運命の番である両親に憧れ、両親が出会った高校に入学します。
自分も両親の様に運命の番が欲しいと思っています。
そして高校の入学式で出会った矢野浩二に、淡い感情を抱き始めるようになります。
でもあるきっかけを基に、佐々木裕也と出会います。
彼こそが要の探し続けた運命の番だったのです。
そして3人の運命が絡み合って、それぞれが、それぞれの選択をしていくと言うお話です。
【完結・ルート分岐あり】オメガ皇后の死に戻り〜二度と思い通りにはなりません〜
ivy
BL
魔術師の家門に生まれながら能力の発現が遅く家族から虐げられて暮らしていたオメガのアリス。
そんな彼を国王陛下であるルドルフが妻にと望み生活は一変する。
幸せになれると思っていたのに生まれた子供共々ルドルフに殺されたアリスは目が覚めると子供の頃に戻っていた。
もう二度と同じ轍は踏まない。
そう決心したアリスの戦いが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる