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帝国編
第十八話 憶測と推測 1~5
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「あれは……奴隷か? どうやって入り込んだんだ?」
――というのも数時間前。危機感を感じた蒼磨は応接間を出てテラスで涼んでいた。とはいってもまだ日は出ており太陽が暑苦しかったが。本来ならばテラスに来るより先に咲夜と会って情報交換をしたいところだったが、どうやら咲夜と影兎が同じ部屋にいるようなのでやめておいたのだ。テラスに来たはいいものの特にすることもなく城下町を見下ろしていたところ、変な動きをしている輩を見つけ鑑定したところ「奴隷」だったというわけだ。
そして今、その奴隷は門番のいる正門から堂々と侵入してきたっぽい。というのもその奴隷が正門から入ってきたのだろうことはわかるが一人で入ってきているのだ。それも付き添いも、主人もなしに。
もしかしたら侵入してきたのではなく呼ばれたりして歓迎された可能性もあるが、まずそれはありえないだろう。それはなぜか、理由は簡単。膝下まで伸びているフード付きのケープで全身を隠し、あろうことかこちらに向かって走ってきている。
「……どこに向かってんだ」
ちょうどテラスの真下が入り口なため身を乗りださないと奴隷の様子が伺えない。かといって身を乗り出してしまうと見つかってしまう恐れがある。蒼磨は考える素振りすらせず断念した。
室内に戻ると咲夜が動いていないか探るため再び索敵をした。
「あいつらまだ一緒に……というか、寝てんのかこいつら?」
一向に二人の魔力反応が動かないのを見るにもしかしたら寝ているのかもしれない、そう蒼磨は解釈するとこれからどうするか考えた。
まず一つ目、あの応接間に戻る。別に戻ってもいいが蒼磨の機嫌が今よりも悪くなるのは確実だろう。
次に二つ目、咲夜を起こし情報交換をする。これも現実的ではない。男が一緒にいる部屋に蒼磨が乗り込んだら何が起こるかわからない。影兎に限ってなにか起こることはないだろうが。
そして三つ目、もしものことに備えてこの城の内部構造を知る。この城、いや、この国にはなにか他とは違う違和感がある。そんな気がしてならない。
「とりあえず、一旦応接間に戻ってみるか」
蒼磨は美怜の魔力反応をたどり応接間に戻った。扉の前に来たところで軽く深呼吸をした。取っ手に手をかけたところで突然後ろから話しかけられた。
「おや、戻っていらしたのですか。ちょうどお菓子をお持ちしたところですよ」
振り向くとそこには大量のお菓子をワゴンに乗せて運ぶモロノさんの姿があった。これでもかと言うぐらいに三段の台の上にお菓子が積まれている。マカロン、クッキー、ケーキ、チョコ。蒼磨は見ているだけで胃もたれしそうだった。
「俺は遠慮しとく。甘いものはそんな好きじゃない」
「左様ですか……では紅茶でもどうでしょうか?」
さすがに、こっちの世界に来てからずっと何も飲んでいなかったので蒼磨は断らず受け入れた。
「……」
「……」
「……失礼します。お菓子をお持ちいたしました」
そう言いながらモロノさんは応接間に入っていく。
(さっきの間は何だったんだよ)
蒼磨が応接間の扉を開けようとせず突っ立っていたが、モロノさんもなぜか応接間の扉を開けようとせず蒼磨を見ていた。しびれを切らしたのか、それとも何かを感じとったのかモロノさんは応接間に入っていった。
「――ちょうどいいタイミングですわね。少し休憩といたしましょうか」
そう言いながら手をパチンと合わせ、ヴァルネスは微笑んだ。
猟魔と美玲は何をして疲れたのかソファーの背もたれに背中を押しつけていた。
モロノさんがワゴンを押しテーブルの前まで来ると、カタカタと食器を鳴らせながらテーブルにお菓子を並べていく。美玲は思わず「おいしそう……」と言葉が漏れた。モロノさんがお菓子を並べ終わると後ろを振り返ることなく意地悪そうに言った。
「そんなところに隠れてらっしゃらなくても、こちらに来ませんか?」
蒼磨は半空きになった扉を自分が通れる幅まで開けると中に入ってきた。
「……隠れてたわけじゃないがな」
「おや、そうでしたか。ではそういうことにしておきましょうかな」
扉から入ってきた意外な人物に猟魔と美玲は目を丸くした。ヴァルネスは一瞬だけ目を細めたあと、とってつけたかのような驚きの顔を作った。
蒼磨はヴァルネスには一瞥もくれずに猟魔の隣に座った。右足を上げ左膝の上に乗せると目を瞑った。
美玲と猟魔の間に緊張が奔った。蒼磨が目を瞑っていたのはたったの数秒、いや瞬きするために一瞬閉じただけかも知れない。しかしその一瞬が美玲と猟魔には長く感じられた。
蒼磨が瞼を開けると美玲と猟魔はまるで先程までの空気が消滅したかのように緊張の糸が切れ、その場にへたり込んだ。
かくいうヴァルネスはとてつもない危機感とプレッシャーに押しつぶされ過呼吸になっていた。真っ先に気づいたモロノさんが傍に付き容態を確認している。
「姫殿下、姫殿下! お気をしっかり!」
モロノさんはヴァルネスの肩を揺らしながら声を掛けるも一向に良くなりそうになかった。すると猟魔が頭を押さえながら立ち上がるとヴァルネスに近づいた。
「モロノさん、ヴァルネスさんから少し離れていただけますか」
モロノさんは一瞬戸惑うが猟魔の言うとおりヴァルネスから離れる。それを見送った猟魔は片手をヴァルネスの頭上に掲げた。そして
「光の精霊よ、万物を浄化する聖なる癒しよ。今我が手に集いて彼の者を治さん! 状態異常回復」
猟魔の口から紡がれた詠唱がヴァルネスの頭上に白い魔法陣を出現させた。一瞬淡く発光すると詠唱の終わりと共に強く光った。
光はヴァルネスの身体を優しく包み、まるで光がヴァルネスを抱擁しているかのような暖かな光になると、ヴァルネスの顔色が少しずつ良くなってきた。
完全に顔色が良くなるとヴァルネスは瞬きをする。ゆっくりと重たい瞼を開くとハッとしたように飛び起きた。直後頭を押さえながら前のめりになる。それを慌てて猟魔が抱き寄せた。
「大丈夫ですか?」
「え、ええ……」
「……たったアレだけでこのざまか」
美玲と猟魔はすかさず声を上げた。
「謝「ってください!!」りなさい!!」
一瞬蒼磨はビクリとするが眉間にしわを寄せながら猟魔を睨んだ。猟魔は反撃するかのように口を開く。
「僕たちでさえ蒼磨のソレに耐えられないんですから、まともに食らって立っていられる方が不思議ですよ」
「……ちっ」
蒼磨はため息と共に舌打ちをすると背もたれに背中をどさりと預けた。
ヴァルネスはモロノさんの手を借り立ち上がった。ゆっくりとした足取りで扉の方へ向かっていくと、蒼磨から声が掛かった。
「おまえが何をしようとしてるかは知らねぇが、自室だからって油断してんじゃねぇぞ?」
ヴァルネスは皆には見えないように唇を噛み締めると「ええ……以後気を付けますわ」とだけ言い退出していった。
「……どういうことですか?」
扉が閉まると同時に美玲が口を開いた。蒼磨は呆れたようにため息を零すと美玲と猟魔に向き直った。
「この屋敷の中歩いて何も気が付かなかったか?」
蒼磨は質問に質問で返す。美玲は一瞬嫌な顔をするが、答えを探るべく脳内を巡る。
「……特には」
「廊下に一旦出て、少ししたら入ってきてみろ」
美玲は言われた通り廊下に出て、数秒の時間を置くと再びこの部屋に入った。蒼磨は普通に戻ってきた美玲を怪訝そうに見ながらため息をついた。
「……マップ見ただろ、やり直せ」
「無茶言わないでください、戻れなくなります……」
「そういうことだ」
「え?」
美玲は蒼磨の言ったことが理解できずしばらく逡巡したが、やはり分からなかった。
「廊下にある物の配置、どこをどう見ても全部同じだ。唯一違うのは曲がり角くらいなものだな」
「ですが、それだけならば攻められたときに時間稼ぎが出来るという理由が付けられませんか?」
「良い点に気が付いたな。だが惜しい、それもあるだろうが本命は多分別だ」
そこまで言うと蒼磨は窓の辺りまで移動した。押して開けると外の様子を窺った。
(誰も見てねぇな……よし)
蒼磨は外に誰も居ないことを確認すると魔法を発動させる。
「……剣作製。おらっ」
そう言うと外に向かって投げた。
「なにしているんですか蒼磨! 外に誰か居たら――え?!」
美玲は投げ出された剣を見て驚いた。それもそのはず、剣が宙に浮いていたのだ。放り投げられ地面に落ちていくはずが地面に接触するよりも先に空中に刺さっている。完全に宙に浮いているのだ。
猟魔は美玲の異変に気が付いたのか窓辺までやって来るとその光景を視界に収めた。
「……ってただの透明な壁があるだけではないですか」
そう猟魔は呆れたように言った。
「壁? そのようなものはどこにも……」
「猟魔、メガネを貸してやれ」
猟魔は頭に疑問符を浮かべながらも今掛けているメガネを美玲に渡す。美玲はメガネを掛けると窓の外に目を向けた。
「えっ?」
つけたばかりの眼鏡を一度外し肉眼で見ると再びメガネを掛けた。
「一応言うがそのメガネは普通のメガネだ」
「僕がついさっきまで着けていたものですからね」
「というかそのメガネで太陽反射して透明な壁が見えてるだけだがな」
蒼磨はあっけらかんとそういった。日は傾き始めているので日光が直に降り注いでくる。「それに」と続けると廊下側を指で差した。
「俺が廊下に出てすぐモロノに会ったときにこう言われたんだ。『迷子ですか?』ってな。普通初めて来た場所でもよっぽどの方向音痴でもない限り迷子になることなんてねぇだろ? それをあいつはさも同然かのように言いやがった。まるで迷子になることなんて分かってたかのようにな」
と、ここまで一気に話すと一呼吸入れ、指を鳴らすと先程『剣作製』で創った剣を消滅させた。机がある位置まで歩くとすっかり冷めてしまった紅茶を手に取り飲み干した。ティーカップを取り残されていたソーサーに置くとソファーに深く腰掛けた。
美玲はメガネを外すと猟魔に感謝を伝えながら返した。
「……だいたいは分かりました。それで、これからどうするのですか?」
「俺が今から――」
蒼磨が言おうとした直後、勢いよく何かが爆発した。
「きゃっ」「うわっ」
音がした方、窓から外を見やるともくもくと煙が立ち上っていた。
「何が起きたんだ?」
「とにかく行ってみましょう」
蒼磨達は応接間を出るとマップを見ながらその場所へと向かった。どうやらなんらかの誤作動で魔方陣が暴発してしまったらしい。爆発の影響で窓ガラスが割れ破片が周囲に散らばっていた。
「それほど大事ではありませんね、安心しました」
「ガラスの破片が危ないから先に掃除した方がよさそうですね」
早速美玲と猟魔が取りかかろうとすると遮るように立ちはだかった。見ると給仕のようだ。年齢は四十代といったところ、両手をお腹辺りで重ね申し訳なさそうな顔で二人を見ている。
「……ありがたいですが、お手を掛けさせる訳には」
「いえいえお気になさらず、したいだけですから」
「いえ、そう言うわけでは……」
蒼磨は歯切れの悪さに訝しんだ。蒼磨が口を出そうとしたところ扉が勢いよく放たれた。
「ちょっとなにをしているのですか! とっとと片付けなさい!」
「申し訳ありません。姫殿下すぐ片付けますので」
来たのは紛れもないヴァルネスだった。美玲達と話していた時とは全く違う声色で言い放ち、怒りを表に出していた。だが蒼磨達の姿を見つけるとその威勢は急激に低下した。
「こりゃびっくりだな~」
蒼磨が分かりやすく煽るとヴァルネスはドレスの裾を掴み歯ぎしりをし始めた。
「さっきまでのキャラは作ってたのか~、道理でうさんくさいと思ったんだよ~」
「どうしてあんたらがここにいんのよ」
「あ、無視? 無視は悲しいな~、せっかくさ結界壊して 来たんだからもうちょっと言うことねぇのかよ~」
その言葉を聞いた途端ヴァルネスはより顔を引き攣らせ血を頭に上らせていた。それを見た蒼磨はますます愉快そうに笑いこう続けた。
「勇者だからってお前らの味方すると思ったら間違いだぞ。俺は俺の意思で動く、この世界がどうなろうと知ったことじゃねぇしどうなっても俺は気にしない。なぜなら! 俺はこの世界の人間じゃないから!」
そう告げると蒼磨はこの部屋を後にした。
(ここから出る手筈は整った。だが、あいつらを見捨てるのは……いやなに今更甘いこと言ってんだ。一番年上だからつったって……いや、あとでメッセ送れば分かってくれるだろ)
少し後悔を残しながらも蒼磨は先程の部屋、ではなく謎の奴隷を見かけたテラスへ向かった。
──その頃、置いて行かれた美玲と猟魔は頭を抱えていた。
(いくらシナリオ通りが嫌いだからと言ってもこれはいくら何でも……)
美玲と猟魔は互いに顔を見合わせこの場の収めかたについて悩んでいた。
「たっ、多分蒼磨も本心であんなことを言っているのではないと思います。なので、あ、あの……ほ、ほんとうにすいません」
美玲の言葉で我に返ったのかヴァルネスは頭を振り先程のせいで火照りに火照った頭を冷やした。
「……いえ、すべては私のせいよ。みんなの制止を振り切って、召喚魔法を使って座標指定もせず、あんな場所に飛ばしたのだから、ああなってもしかたないわ。あんたらも勇者様と同じように、私を罵倒してもいいのよ……私が全部、悪いんだもの」
途中から立っていられなくなったのか地面にへたり込み、目のハイライトを消しながら後ろめたいことばかりをだらだらと続けて言った。
美玲はこういうときになんと声を掛けたら良いのかすぐには思いつかず言葉が詰まった。美玲が視線を彷徨わせていると隣にいたはずの猟魔の姿がないことに気が付いた。ハッとして目の前、ヴァルネスを見るとそこに猟魔の姿があった。
片膝を付きヴァルネスと同じ目線になるとゆっくりと話し始めた。
「……少なくとも、僕は怒ってなんかいませんよ。むしろあそこに飛ばされて良かったなと思っています。人助けができましたしね」
最後のは小声で付け足した。
「それに、感謝してますよ」
「……かん、しゃ?」
ヴァルネスは意味が分からないとばかりに不安そうな顔をした。
「そんな顔をしないでください……せっかくの綺麗な顔が台無しですよ?」
最後の言葉は少し小さかったため美玲には聞こえなかった。だが言葉は聞こえなくとも表情の変化は少し離れているくらいでも読み取れる。怒りとは違う火照り、少し上気しているようにも見えた。
「で、でも……」
「でもじゃないです。僕の目を見て言ってください。僕はあなたに会えたことが何よりも嬉しいです、僕たちをこの世界に連れてきてくださってありがとうございます」
「わ、私は……本当に怒ってないの?」
「何度言えば分かるんですか、怒ってないですし怒る要素が僕にはありません」
そこまで言うとヴァルネスは猟魔に抱きついた。文字通り、そのままの意味で。腕を猟魔の背中に回し両膝を突き立てるような形で抱きついた。
猟魔は努めて優しい声を意識しながらヴァルネスの背中に腕を回した。
「あの人は憶測と推測を誤ったまま行動しているんです。物事の本質を見抜こうとしないで、自分がそうだと思ったら信じて疑わない。それに、真実を知ることを必要以上に推測している。推測で行動し、憶測で物事を判断する。あの人はそう言う人なんです」
一度長めに呼吸を入れると続けて言葉を紡いだ。
「蒼磨にもし何かされるようであれば僕がなんとかします。いつでも、僕を頼ってください」
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