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合法な強姦
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超法規的措置として成立した、性的被害者救済法。
別名を、合法な強姦。
賛否両論いまだ終わらぬまま、今日この日、法律が施行された。
・・・賛否両論というか。この法律がどのような意味を持つか、誰一人として理解せず、また、理解できなかったというところが大きい。
『女体化した男子を対象とした強姦は、合法とみなす。』
日本の政治は、もうおしまいかもしれない。
「で、女体化って、そもそも女体化なんて非科学的なこと、できるのかよ。」
「口を慎め、445番。お前が全国初の刑罰執行者となるんだ。まあ、治験も終了しているし、死にはしないだろうから安心しろ。」
「死にはしないってなんだ。てか女体化ってなんだ。普通強姦は数年でられるって弁護士も言ってたぞ。」
男は、強姦魔だった。ふらりと好みの女を見つけると、路地裏に連れ込んで泣き叫ぶ様子を楽しみつつ、ただただ自分の快楽を満たすために行動した。
結果、まんまと婦警のおとり捜査にしてやられ、今はあっけなく牢屋の中だ。
「誰がそんなことを言ったんだ。ほら、早く出ろ。」
「くそっ、引っ張るなっての。はいはい、ちゃんとでますよっ」
このふてぶてしい性格に反省の色はなく、看守たちも日々手を焼いていた。執行のタイミングでも、何一つ普段と変わる様子が見られない。
そして、このような奴のために、『合法な強姦』は存在するのである。
ガス室のような部屋に連れてこられた男は、何やら物々しい雰囲気に態度を少しだけ変える。
「…なんだこれ。まさか俺を殺す気じゃあないよな?」
「そうしたいのはやまやまだが、安心しろ、死にはしない。入れ。」
「いてっ、蹴飛ばすなよ。おい、なんだこれ、なんかガス漏れしてるだろ。変なにおいがする。」
男の愚痴に聞く耳を持たず、看守たちは部屋の扉を閉じようとする。
さすがに男もあせったようで、
「おい、ちょっとまて!何勝手に締めようとしてんだよ!おい、まて、しめるな、これ絶対ヤバい奴じゃん!死ぬ奴じゃん!まって、まてって、おい!」
「死にはしないっての。よし。閉めろ。」
抵抗する男もむなしく、扉は閉じられた。
「…完全に女体化が終わるまで、ざっと3分ってとこらしい。」
「先輩、人間を性転換させるなんて、本当にできるんすか。」
「ん?お前もあの中に入ってみるか?まあ、分からんでもないが。日本の技術も進歩したってことだ。」
「ほんと、そうですねえ。で、この後は」
後輩の問いかけに、看守は
「ああ、お前らの好きにしていい。」
「ようこそお越しくださいました。佐藤様。」
「はい、それで、あの男はどこに?」
「あちらです。」
佐藤と呼ばれた女性が、刑務所を訪れた。以前、男に性的にもてあそばれた、被害者である。
「あの男が苦しんでいるところを自分の目で確かめられる、その一心で、私は今日まで生きてきました。」
「分かっております。こちらです。」
通路を抜けて、マジックミラーのある部屋に案内される。
「どうぞ。あなたがご覧になりたかった光景です。」
「まあ・・・!」
窓から見るのは、鏡張りになった部屋。一人の女が、たくさんの看守にもてあそばれている場面だった。
「んあああっ!やめろっ、おとこにだかれるしゅみは、っ、はああんっ!」
「よく見ろ。いまのお前はどこから見ても女なんだよ。抱く側じゃなく、抱かれる側なの。」
「そんな…ひいいっ!やめろっ、そんなもの近づけるな、はあっ、いれるなっ、あっ、ああああっ!痛い!うごかすなっ、ああっ、あっ、あっ、ああああっ!」
強烈なピストンに、涙も汗も愛液も、ありとあらゆる体液をまき散らしながら、元男のメスは叫ぶ。
「っ、なかなかいいな。出すぞ。」
「やめろぉ、あっ、ああっ、なんだこれっ、ふぁ、ふぁああああああっ!」
「先輩、交代です。次は俺の番ですよ。やー、日本もいい法律を作ったもんです。」
「はいはい。」
「はあ、はあっ…ひいいっ!ままて、おれ、イッたばかりで…」
逃げようとしているメスの腰をがっちりつかみ。
「はああんっ、やめろ、うわああっ、ああっ、ぁぁ、ひぎいっ、ひぎいいいっ!」
無理やり抱かれる苦しみを味合わせる。
この刑罰は、看守が満足するまで終わらない。
そして、一連の光景を見ていた女性は、
「ありがとうございます。これで生きる気力がわきました。」
本当に生気がわいたような眼をして、楽しそうに地獄を見つめていた。
別名を、合法な強姦。
賛否両論いまだ終わらぬまま、今日この日、法律が施行された。
・・・賛否両論というか。この法律がどのような意味を持つか、誰一人として理解せず、また、理解できなかったというところが大きい。
『女体化した男子を対象とした強姦は、合法とみなす。』
日本の政治は、もうおしまいかもしれない。
「で、女体化って、そもそも女体化なんて非科学的なこと、できるのかよ。」
「口を慎め、445番。お前が全国初の刑罰執行者となるんだ。まあ、治験も終了しているし、死にはしないだろうから安心しろ。」
「死にはしないってなんだ。てか女体化ってなんだ。普通強姦は数年でられるって弁護士も言ってたぞ。」
男は、強姦魔だった。ふらりと好みの女を見つけると、路地裏に連れ込んで泣き叫ぶ様子を楽しみつつ、ただただ自分の快楽を満たすために行動した。
結果、まんまと婦警のおとり捜査にしてやられ、今はあっけなく牢屋の中だ。
「誰がそんなことを言ったんだ。ほら、早く出ろ。」
「くそっ、引っ張るなっての。はいはい、ちゃんとでますよっ」
このふてぶてしい性格に反省の色はなく、看守たちも日々手を焼いていた。執行のタイミングでも、何一つ普段と変わる様子が見られない。
そして、このような奴のために、『合法な強姦』は存在するのである。
ガス室のような部屋に連れてこられた男は、何やら物々しい雰囲気に態度を少しだけ変える。
「…なんだこれ。まさか俺を殺す気じゃあないよな?」
「そうしたいのはやまやまだが、安心しろ、死にはしない。入れ。」
「いてっ、蹴飛ばすなよ。おい、なんだこれ、なんかガス漏れしてるだろ。変なにおいがする。」
男の愚痴に聞く耳を持たず、看守たちは部屋の扉を閉じようとする。
さすがに男もあせったようで、
「おい、ちょっとまて!何勝手に締めようとしてんだよ!おい、まて、しめるな、これ絶対ヤバい奴じゃん!死ぬ奴じゃん!まって、まてって、おい!」
「死にはしないっての。よし。閉めろ。」
抵抗する男もむなしく、扉は閉じられた。
「…完全に女体化が終わるまで、ざっと3分ってとこらしい。」
「先輩、人間を性転換させるなんて、本当にできるんすか。」
「ん?お前もあの中に入ってみるか?まあ、分からんでもないが。日本の技術も進歩したってことだ。」
「ほんと、そうですねえ。で、この後は」
後輩の問いかけに、看守は
「ああ、お前らの好きにしていい。」
「ようこそお越しくださいました。佐藤様。」
「はい、それで、あの男はどこに?」
「あちらです。」
佐藤と呼ばれた女性が、刑務所を訪れた。以前、男に性的にもてあそばれた、被害者である。
「あの男が苦しんでいるところを自分の目で確かめられる、その一心で、私は今日まで生きてきました。」
「分かっております。こちらです。」
通路を抜けて、マジックミラーのある部屋に案内される。
「どうぞ。あなたがご覧になりたかった光景です。」
「まあ・・・!」
窓から見るのは、鏡張りになった部屋。一人の女が、たくさんの看守にもてあそばれている場面だった。
「んあああっ!やめろっ、おとこにだかれるしゅみは、っ、はああんっ!」
「よく見ろ。いまのお前はどこから見ても女なんだよ。抱く側じゃなく、抱かれる側なの。」
「そんな…ひいいっ!やめろっ、そんなもの近づけるな、はあっ、いれるなっ、あっ、ああああっ!痛い!うごかすなっ、ああっ、あっ、あっ、ああああっ!」
強烈なピストンに、涙も汗も愛液も、ありとあらゆる体液をまき散らしながら、元男のメスは叫ぶ。
「っ、なかなかいいな。出すぞ。」
「やめろぉ、あっ、ああっ、なんだこれっ、ふぁ、ふぁああああああっ!」
「先輩、交代です。次は俺の番ですよ。やー、日本もいい法律を作ったもんです。」
「はいはい。」
「はあ、はあっ…ひいいっ!ままて、おれ、イッたばかりで…」
逃げようとしているメスの腰をがっちりつかみ。
「はああんっ、やめろ、うわああっ、ああっ、ぁぁ、ひぎいっ、ひぎいいいっ!」
無理やり抱かれる苦しみを味合わせる。
この刑罰は、看守が満足するまで終わらない。
そして、一連の光景を見ていた女性は、
「ありがとうございます。これで生きる気力がわきました。」
本当に生気がわいたような眼をして、楽しそうに地獄を見つめていた。
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