嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第9章 彼女の秘密

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「さて、廉くんは寝る準備して今日は早めに寝てね。」
デザートを食べ終わって少しゆっくりしていると直人さんに促されたので、ボスと一緒に二階へ上がった。
「ボス。歯磨きしてくる」
二階の洗面所で歯磨きをする。
すぐに部屋に戻り加湿器を付けた。
「はぁ・・・。」
理紗さんの手首、痛そうだったな・・・。
とさっきの話題から思いだしていた。
「向こうの院長息子は理紗さんに何をしたんだろ・・・。」
ボスが俺に布団をかけてくる。
ボスが賢くなっているように最近感じてるんだけど、犬種的に頭いいのかな?
「わん!」
もう寝ろとでも言うように吠えられて、おとなしく横になった。
ボスも当り前のように俺のベッドの下にあるクッションに丸まった。

廉くん・・・、廉くーん・・・?
「ん・・・?」
「おはよう。って言ってももう9時なんだけどね。」
あれ?もう9時?朝・・・?
「体しんどいとかないかい?」
「ないよ・・・。」
「うん、お熱も無いね。」
「うん。」
「今日は遅番なんだけど昨日買いに行けなかったからお仕事行く前に本屋さん行こうかなって思ったんだけど。」
「いいの?」
「うん。昨日はさすがに時間的に連れていってあげれなかったからね。」
「ありがとう・・・。」
急いで着替えて歯を磨いて、用意されていたおにぎりと卵焼きを食べる。
「ごめんね、簡単なもので。」
「おいしいよ。俺こういう方が好き。」
「そっか、よかった。お昼ごはんも本を買うついでに買っていこうね。明日はお休みだからゆっくりできるからね。」
「うん!」
「さ。ごはん食べたら20分後には出るよ。」
「わかった。」
急いでご飯を食べて準備をする。
鞄には今日やる予習グッズとペンなどを入れた。
「お菓子・・・は行ってから買えばいいか。」
ボスはリビングでまったりしていて「早く行ってこーい」ってスタンスで横になっていた。
「忘れ物はないかな?」
「うん、ない。」
「じゃあ行こうか。」
この間と同じデパートへ行くとすぐに本屋へ直行。
「これがいいかも・・・。」
参考書と問題集を一冊ずつ購入。
あとルーズリーフも英語用を購入した。
「廉くん。本も何冊か買ったら?暇な時に読めるでしょ。」
「いいの・・・?」
「もちろん。」
いろんなジャンルの本を3冊買ってもらった。
あれ・・・?
くいっと直人さんの袖を引っ張る。
「ん?どうした?」
「あれ・・・。」
「理紗さん・・・?だね」
「お休みなのかな?」
今日は・・・木曜日か。
「あの後ろの人・・・怖いよ」
「後ろ・・?」
その時直人さんがダッシュで理紗さんのところへ言って声をかけた。


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