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第8章 彼女と空
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百々と二人でお留守番していた時、チャイムが鳴った。
「廉ちゃん。出ない。」
9時に起きてきた百々が俺のベッド(ただいま百々と母親のものになっているけど)から寝っ転がりながら低い声で言った。
「わかってる。」
「ちょっと反応した。」
「してない。」
「椅子からお尻浮いた。」
「トイレ行こうと思ったの!」
「行って来たら~?」
「行ってくる!!」
かわいくない百々の日だ!若干イライラしながらトイレに向かう。
なんとなくやっぱりチャイムが気になってそろーっと降りてモニターで確認してみる。
音は絶対にたてない。
「・・・誰もいない・・・。」
「なにしてんの?廉ちゃん。」
「わぁ!!!!」
「百々言ったよね?出ないって。」
「出てない・・・。」
「出てないけど降りてきてモニター見てるじゃん。」
「・・・。」
「誰もいなかった。」
「そりゃ玄関で留守だろう家の前にずっといる人いたら不審者でしょ。」
「・・・・たしかに。」
「はぁ。廉ちゃん、お弁当もう持って上がって下に降りないこと!」
「・・・・。」
「返事!!」
「・・・ばか。」
「はぁ?なんか言った?」
「・・・・。」
冷蔵庫からお弁当を取りだして二階の自分の部屋に戻る。
直人さんと翔さんと暮らし始めて、百々は俺に頼るんじゃなくて俺に厳しくなった気がする・・・。
3人だったときは俺の後ろに隠れるような子だったはずが、今じゃずけずけものを言うように・・・。
人ってそんな短時間でキャラ変するの!?ってくらい百々は変わった。
お弁当を机に置いてまた教科書を広げる。
今日は英語の勉強。TOEICでも取ろうかな・・・。
百々もすぐに上がってきた。
黙って百々は自分の部屋に行った。
「怒ってんのかな・・・?」
そのあと12時まで百々は部屋に来なかった。
「百々、バイト行ってくるけどぜっっったいにチャイムなっても出たらダメだからね!?」
そう言ってバタン!と扉を閉めて玄関に扉が閉まる音がした。ガチャリとダブルロックの鍵の音も。
シーンとなる部屋。
怖く感じないように、音楽を流す。
「今日はカフェミュージックを流そうかな・・・。」
♪~♪~
スマホの着信音が鳴り、画面を見ると【直人さん】の表示。
「もしもし・・・。」
『もしもし?廉くん、どう?』
「大丈夫。朝1軒ピンポンなった・・・。」
『出たの!?』
「ううん・・・。出なかった。」
『偉いね!』
「うん・・・。」
『何してたの?ごはん食べた?』
「勉強。ごはんまだ。」
『そっか、無理しないでね。ご飯ちゃんと食べるんだよ?』
「うん。」
『じゃあ、怖くなったら電話するんだよ。』
「はい・・・。」
ごはんを忘れないうちに食べることにして、横に置いていたお弁当に手を伸ばした。
「廉ちゃん。出ない。」
9時に起きてきた百々が俺のベッド(ただいま百々と母親のものになっているけど)から寝っ転がりながら低い声で言った。
「わかってる。」
「ちょっと反応した。」
「してない。」
「椅子からお尻浮いた。」
「トイレ行こうと思ったの!」
「行って来たら~?」
「行ってくる!!」
かわいくない百々の日だ!若干イライラしながらトイレに向かう。
なんとなくやっぱりチャイムが気になってそろーっと降りてモニターで確認してみる。
音は絶対にたてない。
「・・・誰もいない・・・。」
「なにしてんの?廉ちゃん。」
「わぁ!!!!」
「百々言ったよね?出ないって。」
「出てない・・・。」
「出てないけど降りてきてモニター見てるじゃん。」
「・・・。」
「誰もいなかった。」
「そりゃ玄関で留守だろう家の前にずっといる人いたら不審者でしょ。」
「・・・・たしかに。」
「はぁ。廉ちゃん、お弁当もう持って上がって下に降りないこと!」
「・・・・。」
「返事!!」
「・・・ばか。」
「はぁ?なんか言った?」
「・・・・。」
冷蔵庫からお弁当を取りだして二階の自分の部屋に戻る。
直人さんと翔さんと暮らし始めて、百々は俺に頼るんじゃなくて俺に厳しくなった気がする・・・。
3人だったときは俺の後ろに隠れるような子だったはずが、今じゃずけずけものを言うように・・・。
人ってそんな短時間でキャラ変するの!?ってくらい百々は変わった。
お弁当を机に置いてまた教科書を広げる。
今日は英語の勉強。TOEICでも取ろうかな・・・。
百々もすぐに上がってきた。
黙って百々は自分の部屋に行った。
「怒ってんのかな・・・?」
そのあと12時まで百々は部屋に来なかった。
「百々、バイト行ってくるけどぜっっったいにチャイムなっても出たらダメだからね!?」
そう言ってバタン!と扉を閉めて玄関に扉が閉まる音がした。ガチャリとダブルロックの鍵の音も。
シーンとなる部屋。
怖く感じないように、音楽を流す。
「今日はカフェミュージックを流そうかな・・・。」
♪~♪~
スマホの着信音が鳴り、画面を見ると【直人さん】の表示。
「もしもし・・・。」
『もしもし?廉くん、どう?』
「大丈夫。朝1軒ピンポンなった・・・。」
『出たの!?』
「ううん・・・。出なかった。」
『偉いね!』
「うん・・・。」
『何してたの?ごはん食べた?』
「勉強。ごはんまだ。」
『そっか、無理しないでね。ご飯ちゃんと食べるんだよ?』
「うん。」
『じゃあ、怖くなったら電話するんだよ。』
「はい・・・。」
ごはんを忘れないうちに食べることにして、横に置いていたお弁当に手を伸ばした。
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