206 / 238
第7章 ボスとクリスマス
・
しおりを挟む
「さ、パパとママからボス以外に今度は物のプレゼントよ!!」
そう言って、直人さんと母親が翔さんと百々と俺にブルー、ピンク、白のプレゼントの袋を渡してきた。
「開けてみて。」
直人さんに促されて袋を開けると中には有名ブランドの袋に入った箱が・・・。
「キーケースだ!!」
「お、うれしい!」
「・・・高そう・・・。」
「廉ちゃん?あなたいつも一人感想が現実的なのよ。」
「廉くん、このブランド嫌い?」
「・・・・。ブランド興味ない・・・。でも、使えるから・・ありがと・・・。」
「うん!大切に使ってね。」
三人分じゃなくておそらく両親も同じケースだと思う。種類は違うだろうけど。
キーケースの色は翔さんが黒、百々が白、俺が茶色。
間違うことはなさそう。
「これは文から二人へ。」
そう言って渡された袋には、枕が。
「文のセンスはよくわかんないな」
そう言って翔さんが笑う。
「あ、カバーも入ってる!!かわいい猫ちゃん柄!」
「廉くんのはワンちゃん柄だね。」
「へー。ただの枕かと思ったら文の趣味が・・・」
そう言って笑う翔さん。
「三人ともプレゼント交換したら?」
「そうだね!じゃあ俺からにしようかな。百々ちゃんへ。」
そう言って少し大きな箱を渡す。
「開けてい!!?」
「うん、どうぞ。床で開けたほうがいいかもしれない。」
言われた通りに床で開ける百々。
「アクセサリーケース!?」
透明のガラスと白い引き出しが印象的な縦型のアクセサリーケース。
ネックレスをひっかけたり、引き出しはピアスやイヤリングを収納できるようになっている。
「すごい!おしゃれ!!ありがと!」
たぶんこれ高いぞ・・・。
「次は百々ね!!」
俺に百々がなんだか大きなものを渡してくる。
「おっと、廉くん床に座ったほうがいいかもね。」
プレゼントを落としかけて直人さんが慌てて支えてくれた。
「廉ちゃんが使えそうなものにしたよ!」
なんだろう・・・。
まず一つ目を開ける。
木でできたベットで使える机だ。これは便利かも・・・。
ドリンクホルダーもあって飲み物を倒すこともなさそう。
次はマグ。うさぎのシルエットが入ったかわいいものだけど使えなくはないが、百々の趣味だな。
最後はブランケット。これは雑貨屋さんのかな?手触り最高!俺としてはこういう方が好き。
汚れても壊れても気にならないし。
色がグレーでそれも気に入ったかも。部屋に合いそう。
「ありがと・・・。」
「いーえ!気に入った?」
「うん、ブランケット特にうれしい・・・。」
「廉くんボスに取られないようにね。」
直人さんがクスクス笑う。
ボスを見ると目が輝いている。
嫌な予感・・・。
そう言って、直人さんと母親が翔さんと百々と俺にブルー、ピンク、白のプレゼントの袋を渡してきた。
「開けてみて。」
直人さんに促されて袋を開けると中には有名ブランドの袋に入った箱が・・・。
「キーケースだ!!」
「お、うれしい!」
「・・・高そう・・・。」
「廉ちゃん?あなたいつも一人感想が現実的なのよ。」
「廉くん、このブランド嫌い?」
「・・・・。ブランド興味ない・・・。でも、使えるから・・ありがと・・・。」
「うん!大切に使ってね。」
三人分じゃなくておそらく両親も同じケースだと思う。種類は違うだろうけど。
キーケースの色は翔さんが黒、百々が白、俺が茶色。
間違うことはなさそう。
「これは文から二人へ。」
そう言って渡された袋には、枕が。
「文のセンスはよくわかんないな」
そう言って翔さんが笑う。
「あ、カバーも入ってる!!かわいい猫ちゃん柄!」
「廉くんのはワンちゃん柄だね。」
「へー。ただの枕かと思ったら文の趣味が・・・」
そう言って笑う翔さん。
「三人ともプレゼント交換したら?」
「そうだね!じゃあ俺からにしようかな。百々ちゃんへ。」
そう言って少し大きな箱を渡す。
「開けてい!!?」
「うん、どうぞ。床で開けたほうがいいかもしれない。」
言われた通りに床で開ける百々。
「アクセサリーケース!?」
透明のガラスと白い引き出しが印象的な縦型のアクセサリーケース。
ネックレスをひっかけたり、引き出しはピアスやイヤリングを収納できるようになっている。
「すごい!おしゃれ!!ありがと!」
たぶんこれ高いぞ・・・。
「次は百々ね!!」
俺に百々がなんだか大きなものを渡してくる。
「おっと、廉くん床に座ったほうがいいかもね。」
プレゼントを落としかけて直人さんが慌てて支えてくれた。
「廉ちゃんが使えそうなものにしたよ!」
なんだろう・・・。
まず一つ目を開ける。
木でできたベットで使える机だ。これは便利かも・・・。
ドリンクホルダーもあって飲み物を倒すこともなさそう。
次はマグ。うさぎのシルエットが入ったかわいいものだけど使えなくはないが、百々の趣味だな。
最後はブランケット。これは雑貨屋さんのかな?手触り最高!俺としてはこういう方が好き。
汚れても壊れても気にならないし。
色がグレーでそれも気に入ったかも。部屋に合いそう。
「ありがと・・・。」
「いーえ!気に入った?」
「うん、ブランケット特にうれしい・・・。」
「廉くんボスに取られないようにね。」
直人さんがクスクス笑う。
ボスを見ると目が輝いている。
嫌な予感・・・。
11
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
再び大地(フィールド)に立つために 〜中学二年、病との闘いを〜
長岡更紗
ライト文芸
島田颯斗はサッカー選手を目指す、普通の中学二年生。
しかし突然 病に襲われ、家族と離れて一人で入院することに。
中学二年生という多感な時期の殆どを病院で過ごした少年の、闘病の熾烈さと人との触れ合いを描いた、リアルを追求した物語です。
※闘病中の方、またその家族の方には辛い思いをさせる表現が混ざるかもしれません。了承出来ない方はブラウザバックお願いします。
※小説家になろうにて重複投稿しています。
3人の弟に逆らえない
ポメ
BL
優秀な3つ子に調教される兄の話です。
主人公:高校2年生の瑠璃
長男の嵐は活発な性格で運動神経抜群のワイルド男子。
次男の健二は大人しい性格で勉学が得意の清楚系王子。
三男の翔斗は無口だが機械に強く、研究オタクっぽい。黒髪で少し地味だがメガネを取ると意外とかっこいい?
3人とも高身長でルックスが良いと学校ではモテまくっている。
しかし、同時に超がつくブラコンとも言われているとか?
そんな3つ子に溺愛される瑠璃の話。
調教・お仕置き・近親相姦が苦手な方はご注意くださいm(_ _)m
兄たちが溺愛するのは当たり前だと思ってました
不知火
BL
温かい家族に包まれた1人の男の子のお話
爵位などを使った設定がありますが、わたしの知識不足で実際とは異なった表現を使用している場合がございます。ご了承ください。追々、しっかり事実に沿った設定に変更していきたいと思います。
僕の主治医さん
鏡野ゆう
ライト文芸
研修医の北川雛子先生が担当することになったのは、救急車で運び込まれた南山裕章さんという若き外務官僚さんでした。研修医さんと救急車で運ばれてきた患者さんとの恋の小話とちょっと不思議なあひるちゃんのお話。
【本編】+【アヒル事件簿】【事件です!】
※小説家になろう、カクヨムでも公開中※
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる