嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第四章 また一緒に。

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直人さんは俺を院長室へ送るとまたすぐに業務に戻った。
「悪い事しちゃったな・・・。俺が我慢すればよかったのに。」
院長室へ戻ってからは疲れてしまい膝を抱えて反省。
「ん・・・眠い・・・」
反省をしているうちにつかれて眠くなり始めた。
あと少しだけど、瞼は持ちそうになかった。


次に目が覚めた時には自宅の寝室のベッドの上だった。
親が寝ていないということはまだ22時前ということか。
大体22時にはどちらかが先にベットに入っている。
お腹は空かないがお風呂には入りたい。
ベッドを降りて、すぐそばのお風呂場に行く。
体力は戻りつつあり、これくらいなら大丈夫なんだけどさすがに今日は中庭ではしゃぎすぎた。
立ったまま服を脱ぐことはできず、座り込んで服を脱ぎ壁伝いにお風呂へ。
椅子に座ってシャワーを浴びる。
「ふぅ・・・。」帰りはどうしよう。ちょっと本気で今日はもう戻れないかも・・・。
ささっとシャワー浴をしたは言いものの服を着て部屋に戻りたいが。

「廉くん?お風呂終わったかな~?」
翔さんの声が聞こえた。
トントンとドアを叩くと扉が開いた。
「さっぱりした?」
「・・・」
小さく頷いた。怒られるかな・・・?言わずに入ったから・・・。
「よし、ご飯食べる?部屋に戻る?部屋に戻るなら歯磨きしよう?」
怒らずに俺の選択肢を聞いてくる。
歯ブラシを指さす。
「寝るんだね。いいよ。はいどうぞ。」
歯磨き粉を付けて、歯ブラシを渡された。
それにしてもどうして気づいたんだろう、俺がお風呂に入ってるって。
「廉くん寝てないからびっくりしたけど、親父の話聞く限り、汗流したかったんだろうなって思ってね。怒らないよ。もう体力が戻りかけてるのは親父から聞いてるし。今日はちょっと頑張りすぎたんでしょ?」
俺の気持ちを察して先に言われた。
ガーグルベースにうがいをして、翔さんが片付けてくれた。
寝室まではおんぶされて、俺をベッドに下すと水を持ってきてくれた。
「ウォーターサーバーのだから冷えてるからね」
「・・・ぁりがとう」
小さな声でお礼を言う。
「今日も一日リハビリトレーニングよく頑張りました。明日はゆっくりしてもいいと思うよ?たまには休まなくちゃ。」
「・・・ぅん」 
「親父も明日は午後休みだからさ」
それなら午前だけ頑張ろう・・・。
体力が戻りつつあると自覚しているから、ここでまた振出しに戻りたくなくて。

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