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愛の深度
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「最初は俺がもらう。いいな?」
ゴドフリーが有無を言わせぬ声音を出す。ダメだと拒絶しても、彼は受け入れないと知っていた。
指を動かし、ルタの反応を伺っているゴドフリーが気に入らない。涙を流し、異物の挿入に苦しんでいるルタを優しく労わりながら、俺は彼との口付けを楽しんだ。
啜る唾液が甘く感じ、何度もそれを飲み下す。
「おい、ちゃんと足を固定しとけよ」
指を引き抜いたゴドフリーがニタリと笑った。
ズボンを脱ぎ、下着をおろした彼の性器は張り詰めていて、今にも爆ぜてしまいそうなほどである。
亀頭を後孔に押し付けると、ルタは急に拒絶反応を強めた。しかし、手足を掴まれた彼は無力である。
「ん、ん゛ッ、んぅ゛、っ……!」
嫌がるルタを無視し、ゴドフリーが腰を打つ。入り込んだ性器が内部を抉り、ルタが悲鳴を漏らした。
「ん゛ー!」
ルタの悲鳴を口内で溶かしながら、ゴドフリーを見た。ヘコヘコと情けなく腰を動かす彼は、恍惚とした表情を隠すことなく、愛しげに苦しんでいるルタを眺めている。
目を覆いたくなるほどのグロテスクな性器が、彼の後孔を出入りしていた。そんなの、こんな華奢な体に入れていいのだろうかと思い、しかし俺も早く入りたいと思っている。痛いほど勃起した性器を捩じ込み、内部から彼を穢したい。茹だる脳ではそんなことしか考えられなかった。
ルタの周りに男たちが群がっている。「すげぇ」と声を漏らし、ルタが嬲られている状況を楽しんでいた。伸ばされる手はどれも薄汚く、真白いルタの肌をナメクジのように這う。
────狼の群れに投下された、一匹の羊のようだ。
彼は食い荒らされて、今までの尊厳を保てなくなる。全てを粉々に砕かれ、慰み者としてこの集落で生きていくのだ。
────俺が、その手助けをした。
「っ、う、いく……!」
醜い声が鼓膜を弾く。どうやらゴドフリーが射精したらしい。ガツガツと打ちつけていた腰を、最奥まで捩じ込み、体をビクつかせた。ルタはその間も、ずっと涙を流しながら呻き声を上げている。中に出された瞬間、彼の舌が痙攣した。それさえも愛しくて、逃すまいと舌を絡める。
「はっ、はぁっ……ぅ……」
唇を離すと、ルタは震えた声を漏らした。唾液の糸で繋がった俺たちは数秒間、見つめあった。ぼんやりとしたルタの瞳に、興奮のあまり醜い顔をしている俺が映る。
「次、お前が挿れろよ」
俺たちの間を切り裂いたのはルパートだ。ニヤニヤしながら肩を小突く彼に、ぎこちなく頷く。
────挿れることができる。ルタに……ルタに……。
そう思うだけで射精しそうだった。ゴドフリーと場所を交代し、ズボンを脱ぎ捨てる。下着にできたシミと、布越しに嫌でもわかるほど張った性器。それらを見て、ゴドフリーたちが声をあげて笑った。「興奮しすぎだ、お前」。茶化されて、頬が染まる。この場にいる全員、俺と同じぐらい勃起しているだろう。そうは言い返せず、俺は亀頭をルタの後孔に押し付けた。
ゴドフリーが有無を言わせぬ声音を出す。ダメだと拒絶しても、彼は受け入れないと知っていた。
指を動かし、ルタの反応を伺っているゴドフリーが気に入らない。涙を流し、異物の挿入に苦しんでいるルタを優しく労わりながら、俺は彼との口付けを楽しんだ。
啜る唾液が甘く感じ、何度もそれを飲み下す。
「おい、ちゃんと足を固定しとけよ」
指を引き抜いたゴドフリーがニタリと笑った。
ズボンを脱ぎ、下着をおろした彼の性器は張り詰めていて、今にも爆ぜてしまいそうなほどである。
亀頭を後孔に押し付けると、ルタは急に拒絶反応を強めた。しかし、手足を掴まれた彼は無力である。
「ん、ん゛ッ、んぅ゛、っ……!」
嫌がるルタを無視し、ゴドフリーが腰を打つ。入り込んだ性器が内部を抉り、ルタが悲鳴を漏らした。
「ん゛ー!」
ルタの悲鳴を口内で溶かしながら、ゴドフリーを見た。ヘコヘコと情けなく腰を動かす彼は、恍惚とした表情を隠すことなく、愛しげに苦しんでいるルタを眺めている。
目を覆いたくなるほどのグロテスクな性器が、彼の後孔を出入りしていた。そんなの、こんな華奢な体に入れていいのだろうかと思い、しかし俺も早く入りたいと思っている。痛いほど勃起した性器を捩じ込み、内部から彼を穢したい。茹だる脳ではそんなことしか考えられなかった。
ルタの周りに男たちが群がっている。「すげぇ」と声を漏らし、ルタが嬲られている状況を楽しんでいた。伸ばされる手はどれも薄汚く、真白いルタの肌をナメクジのように這う。
────狼の群れに投下された、一匹の羊のようだ。
彼は食い荒らされて、今までの尊厳を保てなくなる。全てを粉々に砕かれ、慰み者としてこの集落で生きていくのだ。
────俺が、その手助けをした。
「っ、う、いく……!」
醜い声が鼓膜を弾く。どうやらゴドフリーが射精したらしい。ガツガツと打ちつけていた腰を、最奥まで捩じ込み、体をビクつかせた。ルタはその間も、ずっと涙を流しながら呻き声を上げている。中に出された瞬間、彼の舌が痙攣した。それさえも愛しくて、逃すまいと舌を絡める。
「はっ、はぁっ……ぅ……」
唇を離すと、ルタは震えた声を漏らした。唾液の糸で繋がった俺たちは数秒間、見つめあった。ぼんやりとしたルタの瞳に、興奮のあまり醜い顔をしている俺が映る。
「次、お前が挿れろよ」
俺たちの間を切り裂いたのはルパートだ。ニヤニヤしながら肩を小突く彼に、ぎこちなく頷く。
────挿れることができる。ルタに……ルタに……。
そう思うだけで射精しそうだった。ゴドフリーと場所を交代し、ズボンを脱ぎ捨てる。下着にできたシミと、布越しに嫌でもわかるほど張った性器。それらを見て、ゴドフリーたちが声をあげて笑った。「興奮しすぎだ、お前」。茶化されて、頬が染まる。この場にいる全員、俺と同じぐらい勃起しているだろう。そうは言い返せず、俺は亀頭をルタの後孔に押し付けた。
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