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収まるべきところへ
【ギゼル】息子たちの卒業 ※
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明日はロンバードとセジュールの卒業式。
撮影用魔道具の準備も万端。
「…まさか二人同時に卒業するとは思わなかったな」
「そうだね、セジュールは頑張ったね」
「まさか3年分も飛び級するなんてな…
末恐ろしいったら無いよ」
明日はリリアンナも連れて学園へ行くつもりだ。
ロンバードが忙しい合間をぬって可愛い礼装を仕立ててくれたし、乳母車も作ったし、いざという時のミルクも準備したし…
「うん、準備万端…だな」
「自分の礼装は大丈夫?」
「あっ、そうだ…ハンカチもう一枚!」
「ネクタイは大丈夫?」
「うん、でももう一回見とく…」
ようやくあの子を卒業させてやれる…
大学生活を送らせてやれない事が心残りだけど、前世よりずっと濃い18年間だったろう。
よく頑張ったな、って褒めてやりたい。
そして…
「結婚して、しまうのか…」
「結婚してしまうって言っても、いるのは僕の職場だけどね」
「二人ともか…
いっそ城でみんなで暮らすか」
「その発言、取りようによっちゃ大騒ぎになるよ」
「分かってるよ、でも…寂しいんだ」
毎日でも顔を見られる場所へ嫁ぐ。
だけどもう、毎日晩御飯を一緒に食べる事もなければ、謎の企みに頭を悩ませられたりもしない。
大事な我が子が…
「嫁いでいってしまう…あのエロ王子の所へ」
「いちいち発言が物騒だねギゼル」
「だって!!」
だって、婚前交渉は禁止って言ったのに破るし!
隙あらばき、、き、キスしたりしてるって!
そ、それに、あいつ…!!
「ロンバードをどれだけ抱きたいか、とか!
いっぱいアピールしてきて、そんで、ロンバードの、あ、あの、あそこが、どうとか、」
「恥ずかしかったの?」
「恥ずかしいとかじゃなくて!
自分の息子のそういうのを聞くのが嫌なの!!」
「何で嫌なの?」
「恥ずかしいから!!!」
だって、想像の中だったとしても、あ、あんな、あんな事…!
「ふふ、結局恥ずかしいんじゃない」
「恥ずかしいんじゃなくて!嫌なの!!」
き、昨日だって、結婚式の打ち合わせだからって王宮へ泊ってきて!
エッチな事いっぱいしたに決まってる!
「う、うう~~!」
「あらあら、真っ赤」ちゅっ。
「ふぁ!」
「明日は早起きしなきゃいけないんだから、早くして早く寝よう?」
「しっ!?」
「だって、そんな可愛い怒り顔みせるから…
勃っちゃった♡」
「たっ!?」
そ、そんな雰囲気、無かった、ふぁ!!
***
ちゅ、ちゅ、って顔に何度もキスされて、唇にキス、されたと思ったら、舌が入ってきて。
「んふ…っ、ん…」
いつの間にか脱がされて、臨戦態勢のアレを、押し付けられて、
で、ディープなの、しながら、両手で胸の、いじられる。
「ん、ふぁ、んむっ…ん!」
びく、びく、って、気持ち良いので、頭を揺すぶられる。
触られてるの、上、なのに、下の方で、疼く。
「は、ふ、んむっ…、…!」
息がうまく吸えない、酸欠、で、
「んん~っ、ん、ふぁっ、は…、ひゃぁ!」
気絶しそうなところで、口が開放されて、息を吸ったら、触られてたとこを噛まれる。
噛みついたまま吸われる。
ちゅう、ちゅう、って、ばか…っ!
「の、のむなぁ!」
「だって子どもたちばっかりずるいじゃない?
僕だってギゼルの愛情が欲しいな…」
「ひゃ、やっ、しぼるなっ」
あ、あいじょう、ないことないだろ!
いまだって、週に3回、して、ぅ!!
あ、あっ、だめ、吸っちゃ……!
「一昨日からリリアンナにミルクあげてるでしょ?
母乳をあげる頻度が減って、詰まったら大変だから…ね?」
「んく、あっ!あっ、だ、ぅあっ…!」
いっぱい、ちゅうちゅうされる。
いっぱい、かみかみされる。
いっぱいでる、でちゃう、や…っ!
「あ、やめ、ーーーー!!」
「ふふ、久し振りに乳首イキしたね?
きもちよかった?」
「う、うう~~~っ!」
「おムネのミルクとおちんちんのミルクでびしょびしょだね、ギゼル?」
「ば、ばか!!」
俺の腹の上で、ぐちゅぐちゅと、あれとコレを混ぜたのを、じゅるっ…て、すわれて、びくってなる。
「ふふ…どっちのミルクも、美味しい♡」
「ふぇ…っ、」
こんなの、上級者すぎて……
「ねえギゼル。
たまには僕のミルク、飲んでみない?」
「ぇ…」
「こっちでしたら、朝までしちゃいそうだから…ね?」
「そ、そんなの……」
「恥ずかしい?
…だったら、舐めっこにしよっか」
「ふぇ!?」
メルバが、するりと体勢を変える。
寝転がったおれの、顔の上に、メルバの…
「ほら、早くしないと…
僕がイくまでイかせ続けちゃうよ?」
「ぃ!?」
し、しかたない、たまには…ゆうき、だし…てっ!
撮影用魔道具の準備も万端。
「…まさか二人同時に卒業するとは思わなかったな」
「そうだね、セジュールは頑張ったね」
「まさか3年分も飛び級するなんてな…
末恐ろしいったら無いよ」
明日はリリアンナも連れて学園へ行くつもりだ。
ロンバードが忙しい合間をぬって可愛い礼装を仕立ててくれたし、乳母車も作ったし、いざという時のミルクも準備したし…
「うん、準備万端…だな」
「自分の礼装は大丈夫?」
「あっ、そうだ…ハンカチもう一枚!」
「ネクタイは大丈夫?」
「うん、でももう一回見とく…」
ようやくあの子を卒業させてやれる…
大学生活を送らせてやれない事が心残りだけど、前世よりずっと濃い18年間だったろう。
よく頑張ったな、って褒めてやりたい。
そして…
「結婚して、しまうのか…」
「結婚してしまうって言っても、いるのは僕の職場だけどね」
「二人ともか…
いっそ城でみんなで暮らすか」
「その発言、取りようによっちゃ大騒ぎになるよ」
「分かってるよ、でも…寂しいんだ」
毎日でも顔を見られる場所へ嫁ぐ。
だけどもう、毎日晩御飯を一緒に食べる事もなければ、謎の企みに頭を悩ませられたりもしない。
大事な我が子が…
「嫁いでいってしまう…あのエロ王子の所へ」
「いちいち発言が物騒だねギゼル」
「だって!!」
だって、婚前交渉は禁止って言ったのに破るし!
隙あらばき、、き、キスしたりしてるって!
そ、それに、あいつ…!!
「ロンバードをどれだけ抱きたいか、とか!
いっぱいアピールしてきて、そんで、ロンバードの、あ、あの、あそこが、どうとか、」
「恥ずかしかったの?」
「恥ずかしいとかじゃなくて!
自分の息子のそういうのを聞くのが嫌なの!!」
「何で嫌なの?」
「恥ずかしいから!!!」
だって、想像の中だったとしても、あ、あんな、あんな事…!
「ふふ、結局恥ずかしいんじゃない」
「恥ずかしいんじゃなくて!嫌なの!!」
き、昨日だって、結婚式の打ち合わせだからって王宮へ泊ってきて!
エッチな事いっぱいしたに決まってる!
「う、うう~~!」
「あらあら、真っ赤」ちゅっ。
「ふぁ!」
「明日は早起きしなきゃいけないんだから、早くして早く寝よう?」
「しっ!?」
「だって、そんな可愛い怒り顔みせるから…
勃っちゃった♡」
「たっ!?」
そ、そんな雰囲気、無かった、ふぁ!!
***
ちゅ、ちゅ、って顔に何度もキスされて、唇にキス、されたと思ったら、舌が入ってきて。
「んふ…っ、ん…」
いつの間にか脱がされて、臨戦態勢のアレを、押し付けられて、
で、ディープなの、しながら、両手で胸の、いじられる。
「ん、ふぁ、んむっ…ん!」
びく、びく、って、気持ち良いので、頭を揺すぶられる。
触られてるの、上、なのに、下の方で、疼く。
「は、ふ、んむっ…、…!」
息がうまく吸えない、酸欠、で、
「んん~っ、ん、ふぁっ、は…、ひゃぁ!」
気絶しそうなところで、口が開放されて、息を吸ったら、触られてたとこを噛まれる。
噛みついたまま吸われる。
ちゅう、ちゅう、って、ばか…っ!
「の、のむなぁ!」
「だって子どもたちばっかりずるいじゃない?
僕だってギゼルの愛情が欲しいな…」
「ひゃ、やっ、しぼるなっ」
あ、あいじょう、ないことないだろ!
いまだって、週に3回、して、ぅ!!
あ、あっ、だめ、吸っちゃ……!
「一昨日からリリアンナにミルクあげてるでしょ?
母乳をあげる頻度が減って、詰まったら大変だから…ね?」
「んく、あっ!あっ、だ、ぅあっ…!」
いっぱい、ちゅうちゅうされる。
いっぱい、かみかみされる。
いっぱいでる、でちゃう、や…っ!
「あ、やめ、ーーーー!!」
「ふふ、久し振りに乳首イキしたね?
きもちよかった?」
「う、うう~~~っ!」
「おムネのミルクとおちんちんのミルクでびしょびしょだね、ギゼル?」
「ば、ばか!!」
俺の腹の上で、ぐちゅぐちゅと、あれとコレを混ぜたのを、じゅるっ…て、すわれて、びくってなる。
「ふふ…どっちのミルクも、美味しい♡」
「ふぇ…っ、」
こんなの、上級者すぎて……
「ねえギゼル。
たまには僕のミルク、飲んでみない?」
「ぇ…」
「こっちでしたら、朝までしちゃいそうだから…ね?」
「そ、そんなの……」
「恥ずかしい?
…だったら、舐めっこにしよっか」
「ふぇ!?」
メルバが、するりと体勢を変える。
寝転がったおれの、顔の上に、メルバの…
「ほら、早くしないと…
僕がイくまでイかせ続けちゃうよ?」
「ぃ!?」
し、しかたない、たまには…ゆうき、だし…てっ!
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