19 / 32
攻視点
子猫ちゃん捕獲作戦 3
しおりを挟む
仕方なく3人で安田君を我が家に運び入れる。
美咲が文句を言う。
「飲ませ過ぎよお兄ちゃん!
私はお兄ちゃんが『家に誘ってプライベートな話をしたりして今より少しだけ仲良くなりたいんだ…』って言うから協力してあげるって言ったのよ!
こんなの話と違うじゃない!」
「だがそういう計画だし仕方ないだろう」
「開き直らないで!?」
高田君に頼んで、こういう時の為に購入しておいた来客用ベッドに安田君を寝かせる。
もちろんマットレス・シーツ・掛け布団の全てを安田君仕様にするためだ。
安田君が僕のパートナーになるまで、着実にここへ安田君の香りを沁み込ませていくつもりだ。
そうしてこのベッドで安田君の写真や動画を見ながら妄想に耽る…
もちろん、パートナーになれば毎日私のベッドで共に眠るのだが、マンネリ化してきたらこのベッドでちょっとアブノーマルなプレイを楽しんだりも…
「ふっ、ふふふふふ…」
「わろてるでぇ…」
「キモォ…身内がキモォ…」
それに来客用ベッドがあると知ればお泊りのハードルも下がるだろう。
毎週金曜日にうちに来るよう誘って宿泊させ、土曜日の昼まで家で過ごし、夕方までデートしたら開放する。
そうすることで寂しさを募らさせ、帰りたくないと言わせて同棲に持ち込む。
完璧な計画だ…我ながら恐ろしい。
「さてスーツが皺になってもいけないからパジャマに着替えさせてあげよう下着も同じものは気持ち悪いだろうから変えてあげないとね」
「急に言い訳がましくなったわね」
「ノンブレスで言い切ったね」
私は着々と安田君の服を脱がせる。
脱がせるのに着々とはこれ如何に…うむ、乳首はピンク色だ。遊んでいない証拠だな…
「お兄ちゃん?」
「可愛い…はぁ…ぺろぺろしたい…ぺろぺろ」
「この人やべえ」
お尻の形がこんなに綺麗だとは想定外だ!
腋から二の腕のラインがセクシーすぎる!!
「これは股間と妄想の膨張が待ったなしである」
「やめてお兄ちゃん」
「美咲のお兄さん…聞いていた以上だ」
仕方ないだろう、5年待ったんだぞ!
長くない?
長いよね?
「…焦ってやらかさないでね?」
「ここで何かしたらめっちゃ嫌われますよ」
「大丈夫だ、証拠は残さないように考えている」
「「駄目な奴じゃん」」
駄目で結構!
だが犯罪者になるわけにはいかないのも重々承知だ。
美咲と高田君の未来も掛かっているのだから…
「お兄ちゃん…」
「絶対に流出させないと誓う。
だから写真の撮影だけは譲れない」
「堂々という事じゃないです犯罪です」
分かっている。
彼を手に入れた暁には許可を得てハメ撮りしまくろうと思っている。
もちろんリベンジポルノなんてことには使わない。
なぜなら別れないから!
「一生で何本撮れるかなぁ…」
「話の通じない変態がいる」
「空前絶後の変態がいる」
何とでも言うがいい!
最後の一線は越えない、それだけで充分じゃないか!
「だが、パンツを穿きかえさせるには一度全裸にしなくては…。高田君、美咲、少し外してくれ。安田君の大事な部分を君たちに見せるわけにいかない」
「あっ…うん、分かった。スマホ出して」
「お兄さん、スマホ預かります」
「ああいいとも」
私は素直にスマホを渡す。
二人はそれを持って部屋の外へ出る…
…まだまだ若いな。
こちらにはデジカメというものがあるのだよ…
一眼レフのな!!
美咲が文句を言う。
「飲ませ過ぎよお兄ちゃん!
私はお兄ちゃんが『家に誘ってプライベートな話をしたりして今より少しだけ仲良くなりたいんだ…』って言うから協力してあげるって言ったのよ!
こんなの話と違うじゃない!」
「だがそういう計画だし仕方ないだろう」
「開き直らないで!?」
高田君に頼んで、こういう時の為に購入しておいた来客用ベッドに安田君を寝かせる。
もちろんマットレス・シーツ・掛け布団の全てを安田君仕様にするためだ。
安田君が僕のパートナーになるまで、着実にここへ安田君の香りを沁み込ませていくつもりだ。
そうしてこのベッドで安田君の写真や動画を見ながら妄想に耽る…
もちろん、パートナーになれば毎日私のベッドで共に眠るのだが、マンネリ化してきたらこのベッドでちょっとアブノーマルなプレイを楽しんだりも…
「ふっ、ふふふふふ…」
「わろてるでぇ…」
「キモォ…身内がキモォ…」
それに来客用ベッドがあると知ればお泊りのハードルも下がるだろう。
毎週金曜日にうちに来るよう誘って宿泊させ、土曜日の昼まで家で過ごし、夕方までデートしたら開放する。
そうすることで寂しさを募らさせ、帰りたくないと言わせて同棲に持ち込む。
完璧な計画だ…我ながら恐ろしい。
「さてスーツが皺になってもいけないからパジャマに着替えさせてあげよう下着も同じものは気持ち悪いだろうから変えてあげないとね」
「急に言い訳がましくなったわね」
「ノンブレスで言い切ったね」
私は着々と安田君の服を脱がせる。
脱がせるのに着々とはこれ如何に…うむ、乳首はピンク色だ。遊んでいない証拠だな…
「お兄ちゃん?」
「可愛い…はぁ…ぺろぺろしたい…ぺろぺろ」
「この人やべえ」
お尻の形がこんなに綺麗だとは想定外だ!
腋から二の腕のラインがセクシーすぎる!!
「これは股間と妄想の膨張が待ったなしである」
「やめてお兄ちゃん」
「美咲のお兄さん…聞いていた以上だ」
仕方ないだろう、5年待ったんだぞ!
長くない?
長いよね?
「…焦ってやらかさないでね?」
「ここで何かしたらめっちゃ嫌われますよ」
「大丈夫だ、証拠は残さないように考えている」
「「駄目な奴じゃん」」
駄目で結構!
だが犯罪者になるわけにはいかないのも重々承知だ。
美咲と高田君の未来も掛かっているのだから…
「お兄ちゃん…」
「絶対に流出させないと誓う。
だから写真の撮影だけは譲れない」
「堂々という事じゃないです犯罪です」
分かっている。
彼を手に入れた暁には許可を得てハメ撮りしまくろうと思っている。
もちろんリベンジポルノなんてことには使わない。
なぜなら別れないから!
「一生で何本撮れるかなぁ…」
「話の通じない変態がいる」
「空前絶後の変態がいる」
何とでも言うがいい!
最後の一線は越えない、それだけで充分じゃないか!
「だが、パンツを穿きかえさせるには一度全裸にしなくては…。高田君、美咲、少し外してくれ。安田君の大事な部分を君たちに見せるわけにいかない」
「あっ…うん、分かった。スマホ出して」
「お兄さん、スマホ預かります」
「ああいいとも」
私は素直にスマホを渡す。
二人はそれを持って部屋の外へ出る…
…まだまだ若いな。
こちらにはデジカメというものがあるのだよ…
一眼レフのな!!
24
お気に入りに追加
253
あなたにおすすめの小説


初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。

ポンコツアルファを拾いました。
おもちDX
BL
オメガのほうが優秀な世界。会社を立ち上げたばかりの渚は、しくしく泣いているアルファを拾った。すぐにラットを起こす梨杜は、社員に馬鹿にされながらも渚のそばで一生懸命働く。渚はそんな梨杜が可愛くなってきて……
ポンコツアルファをエリートオメガがヨシヨシする話です。
オメガバースのアルファが『優秀』という部分を、オメガにあげたい!と思いついた世界観。
※特殊設定の現代オメガバースです

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
【短編】乙女ゲームの攻略対象者に転生した俺の、意外な結末。
桜月夜
BL
前世で妹がハマってた乙女ゲームに転生したイリウスは、自分が前世の記憶を思い出したことを幼馴染みで専属騎士のディールに打ち明けた。そこから、なぜか婚約者に対する恋愛感情の有無を聞かれ……。
思い付いた話を一気に書いたので、不自然な箇所があるかもしれませんが、広い心でお読みください。

モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた
マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い

お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる