【完結】どれだけ永く生きてても

紫蘇

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おまけのエピソード

★他次元の王子様と皇太子殿下

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「やめろ、こんな…っ、私は、栄えあるマルーン大帝国の第2皇太子、こんなことでっ…屈するものか…!」

服を脱がされ、美しい身体をさらされた男が言う。
両手は天井から吊り下げられた鎖に戒められ、煽情的な姿で立たされている。
その身体を愛でているのは、銀髪の男。
ようやく手に入れたその美しい男にキスをする。
深く、濃厚なキス…

がりっ。
噛みつかれて血が出るが、お構い無し。
キスをより深くし、手は胸の尖りを愛おしげに撫で、つまみ…弾く。
何度も噛みつかれる。
それも愛しい刺激としか思わないらしい。

「ふふ、可愛らしい抵抗をするのう…じゃが、いつまでそれが続くかな?」

敵軍に捕縛され、連行されたカラス。
最初から自分だけを狙って、この男が罠を仕掛けていたなんて思ってもみなかったのだ。

胸の尖りを舐められる。
舌がいやらしく蠢き、ちゅぱ、ちゅぱと吸われ…
感じたくない快感がカラスを襲う。

「…っ、ぅ、っ…!」

部下の命を助けたければ…この男の言う事を聞くしかない。敵軍の手に落ちた皇都騎士団を救わなければ…
父から預かった、大事な部下だ。
捕虜を返してやる代わりにお前が捕虜になれ、と言われれば要求を飲むしか無かった。

「く…ん…ん、ん…っ、っ…!」

この男には、かつて一度だけ会ったことがある。
世界一を誇る帝国の国立図書館に本を探しにきた隣国の王子…トーリ王国第3王子、クロード…

「…飲め」

そう言って小瓶を口へ近づけられる。
拒否したいが、部下の命には変えられない。
中身を飲む…、飲み終わったら、また、胸の尖りを手で弄られる。首筋に舌が這う。耳元で囁かれる。

「ずっとお前が欲しかった…あの日から。
 図書館で出会った妖精…
 まさか、皇太子殿下だとは思わなんだが、な」

ーお前を手に入れる為に、帝国との開戦を決めた。
ーどうせそのうち帝国はトーリを併呑するつもりだったであろうし…遅かれ早かれ、戦は起きたのだから、それが今で何が悪い?

耳元で囁きながら…
胸の尖りを、擦って、摘んで…愛撫は続く。

「美しい…大人になって尚美しい」

欲しかったものを手に入れた。
彼にとっては、それだけのこと。
トーリ王国第3王子は…戦の天才。

「それに、お前さえ手に入れられれば…勝てる。
 数に物を言わせることしか出来ん帝国において…
 唯一軍略を理解し、敵の戦術を読むことができるお前が居なければ、ただ多くの兵が失われるだけだと、賢きものなら分かっていよう?」

ーお前と引き換えに、戦が止められるなら…
ーそう考えるものもいるだろうな?

「うっ…ふぅ…」
「どうした?
 さっきの威勢は…どこにいった?ん?」
「さっきの、は…」
「はは、効いてきたか?
 あれはな…我が国の誇る頭脳が開発した…媚薬よ」
「び、やく、」
「ふふ…ちゃんと、塗る用のも…あるぞ?
 後ろにブチ込まれたくてたまらなくなるように…
 この穴にも、たっぷり塗ってやろうな」

尻の穴にぐい、と指を入れられ、その感覚に背中が粟立つ。

「や、やめ…」
「やめろ…とな?
 良いぞ?やめてやっても…その代わり」

ーお前の部下の首を全部、刎ねることになるがな。

「く…卑怯な…」
「何とでも言え。儂はお前を飼うことに決めた…
 服も与えず鎖で繋いで、
 毎日毎日…その身体に快楽を刻んで…
 そのうち儂の匂いを嗅ぐだけで、ココが疼くようにしてやる」
「……っ、」
「母国に売られて…どんな気分じゃ?」
「……最低、だっ…!」

最低なのに…身体が、反応する。
乳首を強くつねられて、ビクンとなる。

「っあ!」
「…さて、鎖はもう2本、あるぞ?最初に右脚を吊られるのが良いか、左脚を吊られるのが良いか…選べ」
「……っ、両方、吊せ……!
 どうせ、そう、する、つもり…っ、だろ、っ!」
「……ほう?」

両方の腿に、皮のベルトが取り付けられる。
、両方…吊られる。

「いい眺めじゃなぁ、ベルトが腿に喰い込んで…何とも言えん、美しさじゃ…」

そうしてカラスの中心を、撫でる。
先だけをぐりぐりと…
舌は舐めていなかったほうの乳首を弄ぶ。

「ひっ、ひいっ!あ、ああっ…!」

頭の中が真っ白になり、白濁を飛ばす。
クロードは手の中に受け止めたそれを、
舐めて…味わう。

「さて…そろそろ、ココも…準備をしようか」

もう一本、小瓶が出てくる。
それを香油に混ぜ…後ろの穴の入口と…
中にも、香油に塗れた指を入れられ塗り込まれる。

グチュ、グチュ…こり
「く、う、う、うあっ!?」
グチュ、こりこり、グチュ…
「あ!あっ!ひ、ひぎ、ひぐっ!」
「こっちのほうが、効きが早いのかの~?」
こりこりこり。グチュ、こりこり、
「や、ひ、ひぎ、ひ、くぁ、くあっ!」
「くあ、は良いの…烏のようで」
指を3本に増やして、ばらばらに動かし、
前立腺を責め立てる。
「あ、くあ、く、くぁあっ!くあ、くぁっ!」
「くく…もっと、乱れろ…カラス」

何度も何度も突かれ、
何度も果てさせられ、
快楽を刷り込まれ…
カラスは闇に、落ちていく。

--------------------

「うわぁ!」

クロエは飛び起きた。

やけにリアルな夢…

横で寝ていたエースが「どうした?」と聞く。

「恐ろしい夢を…見まして、他次元…との、関わりが出来たから…でしょうか、最近、召喚術に…取り組んで、いるので…」

「ふーん…なるほどの?
 ところで…それは?」

クロエの股間を指差すエース。
さっきの夢で…反応したらしい。

「本当に恐ろしいだけの夢…だったのかな?」
「そ、それは…っ」
「夢の中で誰とヤッた?んん?」
「そ、それは…」

この流れだと…朝から、抱かれてしまう。
でも…流れを止めることは…しない。

「トーリ王国第3王子…クロード殿下、と…」

エースはニンマリ笑って…
クロエに襲いかかる。

「夢の中で…どんな風に?」
「っ、それは、言えない…っ」

どうせ抱かれている間に…全部、言ってしまうのに。
無駄とは知りながら…

「あ…っ、や、やあ…っ、ん、だめぇ…っ」

クロエは快楽の波に逆らわない。
流されて優しくされたい…彼のぶんまで。

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