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王子様と皇太子殿下 3
★皇太子、悪夢を見る ※レイプ・虐待表現あり注意
しおりを挟む「……汚い、もう一度だ」
父の従者が、僕の尻に何度も水を入れる。
便が出なくなったところで、溝が掘られた棒に香油を塗り、抜き差しされ、きれいになったか確認される。
屈辱的な…四つ這いの格好をした自分に、業務的な言い方で準備が整いました、と言う。
「クロエ、余が直々にお前の尻の穴を見てやる…自分で拡げて見せろ」
父は厭らしい顔でニヤニヤと笑いながら命令する。
自分は言われたとおりに、父の前で尻の穴が見えるよう股を開いて、尻の穴を拡げてみせる。
「ほうほう、香油でぬめって…いやらしい穴だ」
そういうと、自分に首輪をつけ…首輪の先には皮の手錠があり、手錠も固くつけられる。
「これもだな」
そういうと、膝を折らせるようにし、それぞれの脚の付け根と足首を拘束し…跪かせると、父は洗っていないイチモツで、自分の顔を叩いた。
「しゃぶれ、舐めてきれいにしろ」
汚いそれに舌を這わせる。
亀頭を口に含んで、舌で転がす。
喉の奥までそれを飲み込む…
吐き気がしても、堪えなければならない。
「上手にできるようになったなぁ、クロエ。
今やお前の母よりも上手になった」
頭を掴まれ、口の中を強引に犯される。
苦しい、苦しい、苦しい!
「…歯を立てるなと言っただろう!」
乗馬用の鞭で尻を叩かれる。
痛い!痛い!いたい!
「全く、よほど仕置が欲しいとみえる。おい、エド」
「はい父上」
「クロエに玩具をやれ、あの犬の尻尾のついたのをな」
そう言われた兄は嬉々として、犬の尻尾がついた玩具にたっぷりと香油を付け、俺の尻に突き立てた。
強い吐き気を伴う痛みが、走る。
「さあクロエ、尻尾を振っておねだりしてみろ。
もっと下さい…とな!」
鞭で叩かれ、命令される。
でも痛みで震えてうまく行かない。
「ほら、尻をふれ、もっとだ!」
鞭でさらに叩かれる。叩かれるたびに、痛みで体がビクンと動く。
痛い!痛い!助けて…!
「助けてやろうか?クロエ」
そう言うと、兄は俺の尻たぶを掴み、ぐねぐねと乱暴に捏ねた。尻の玩具が穴の中で動き、痛みが増す。
「ほーら、尻尾フリフリ、上手だなあ?
そんなにこれがイイか?この変態め!」
痛い、痛い、もうやめて、やめてよ!
「ほう…父上、これでは足りんそうですよ」
「仕方ないな…。
クロエの尻はアレが大好きだものな」
「本当に…仕方のない弟だ」
ちが、そんなの、すきじゃない!
ずる、と玩具が引き抜かれた後に、兄のアレがパン!という音をたてて突きこまれる。
「ほーら、大好きなチンポ、下のお口でしっかり味わえよ!」
激しく抜き差しされ、口の中の父のそれもぐんと大きくなる。ああ、もうすぐあの白い液体が出るんだ、と分かる。
「んふっ!」
父が、口の中で果てる。
液体を飲み込む。
苦くて臭くて不味い。
とても飲めたものじゃない…
だけど零したらまた鞭で叩かれるから、必死で。
「上手に飲めたな?
ほら、またしゃぶってもいいぞ」
まるで褒美を与えるかのような言い様で命令する。
だからもう一度、父のソレが固くなるまでしゃぶらなければならない…なぜなら、
「おらっ!」
後ろで兄が果てる。
「っふう…変わりましょうか父上?」
「ほう、気が利くな?エド」
そう言うと、兄は自分の後ろから出る。
父が口の中から出る。
兄が口の中へ入り、父が後へ入る。
いつものことだ。
口と、尻を同時に犯す…2人が大好きな、やり方だ。
息がまともに吸えなくて苦しい。
尻の穴が裂けた痛みは、じくじくと体中に広がる。
ごぽり。
ごくり。
今度は兄の精子を飲み、父の精子を注がれる。
口と尻から、ずる、とあれが出ていく。
終わった…と思ったその時、
「お前たちも見ているだけでは辛かろう?
こいつは、上の口でも下の口でも、まだしゃぶり足りんようだ…全く、何本咥え込めば達するんだ?
皆、この我儘息子にお仕置きしてやってくれ。
前でも後ろでも、どこでも使って構わんぞ」
「……!!」
あの、自分を犯したやつらが、こちらを見ていた。
死んだものも、生きているものも、全員…
「お前は、男を狂わす悪魔だ」
もう、何もかも無くなってしまえば楽なのに。
全ての感覚と感情が本能的に叫ぶ。
拒絶、拒絶、拒絶しろ…!
やつらのニヤついた、欲望丸出しの目が回りを囲む。
「やめて…」
どこを見ても醜悪なアレが目に入る。
「たすけて…」
口に、尻に、膝の裏や閉じた肘にまで、アレが入ってきて、ぬく、ぬくと擦られる。
温度が気持ち悪い。
感触が気持ち悪い。
何もかも気持ち悪い…!
そうしてびしゃびしゃと精子を浴びせられて…
何度も、飲まされて、注がれて。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
ギシ、ギシ、パン、パン、
真っ暗な闇で、卑猥な音だけが聞こえる。
やつらの下卑た声が…
「まさしく…肉便器ですな」
「子を成さぬのがこうも良いとは」
「どれだけ子種を注いでも平気ですからな…」
「クロエちゃん、チンポ、おいちいでちゅかぁ?」
「口ん中最高…、何度でもイケそうですよ」
「尻穴の具合もいい…素晴らしい性具ですね」
「これだけ呑み込んで、まだこの締まりとは…」
「たまりませんね、おらっ、おらっ」
「精液まみれで…いやらしい顔におなりですよ」
「ほーら、こっちのチンポも、一緒にお尻に入れましょうね、クロエ様」
「おやおや、2本同時に尻へ呑み込むとは…
何という贅沢をなさるのです?
とんでもない淫売ぶりですな……
陛下、もっと仕置きが必要ではありませんか?」
もう、何も感じられないところへ、
父に、乳首を、目打ちで、貫かれる。
「全くだ。
私がつけてやった、ココの飾りを無くすとは…。
今度はもっと太い輪を通しておかないとな」
ああもう、
ころして、
ころしてくれ、
おねがいだから…
------------
「っ!」
ゆ、め……っ!
「っ、ぅえっ、うっ…、ううっ……っ」
吐き気がする夢。
次にああいう事があったら、僕は…
「……もう、むりだ」
死ぬより辛いとしても受け入れるなんて、無理だ。
「死にたい、だけなのに……」
それなら処刑のほうがいい。
どうにかして、処刑されるほうへ話を…
明日、あの人が、来る。
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