【完結】どれだけ永く生きてても

紫蘇

文字の大きさ
上 下
40 / 134
猟師と青年 2

★青年は猟師と結ばれる

しおりを挟む
「んっ…はぁ…ぁ」

ロウさんの長い舌がおれの口の中を舐める。
上あごを擦るように、それから、舌先を、奥を、舌の裏を。絡ませるようにして舌を舐め尽くして、また上あごをくすぐる。

「ふぁ…あふ」

お互いの唾液が口の中からあふれて、涎がたれる。
くちゅくちゅという音が耳の中に溢れて、なぜかあの日の風呂を思い出す。

キスをしながら、ロウさんの肉球のついた指が、おれの乳首をくにくにと押してくるのがくすぐったい。

「んっ、ふ、うふっ」

ロウさんの指に少し力が入る。
くすぐったいのが、疼きに変わる。

「んっ…ふ、うん…んっ…」

まぶたがぴくぴくする。
ロウさんの爪が、乳首を軽く引っ掻いた。

「あんっ!」

かり、かり、と連続して引っ掻く。

「あっ、あんっ、あんっ」

びりびりと頭の中に疼きが伝わる。
気持ちいい…っていうより、もっと強い何か。

ロウさんの舌が口の中から出ていく。
ロウさんの舌はもうないのに、まだ感覚が残ってて、変な感じ。
口の中の唾液を飲み込む。
甘い不思議な味がする。
ロウさんの舌が、おれの傷跡をたどる。右肩から左の腰へ、ペロペロと舌が降りていく。

ロウさんが、左の腰のあたりを少し噛んでから、鼻先でぐりぐりしてくる。

「いっ…あ…あぐっ…あっ…あんっ」

なにこれ、腰が、砕けそう、ぐりぐりって、かりかりって、乳首も、腰も、びりびりくる。

「あっ、あぅ、あぅ」

ロウさんがおれの股間を見て、スボンの布ごしに鼻を擦り付けてくる。

「ここ、すごい、匂いが濃いね」

ズボンで押さえつけられたナニが、痛くて、おれはロウさんに言う。

「ズボン、ぬぐから、離れて」

ロウさんは名残惜しそうにそこから鼻先をあげて…
突然、爪でカリカリしてた、乳首を舐めた。

「あっ!」

「ズボンが脱げるまで、これ舐めて待ってる」

「ふあっ、あっ、やだ、脱げないぃっ、ひっ」

「脱げないなら、脱がせてあげる」

ロウさんは、乳首をペロペロと交互に舐めながらおれのズボンに手をかけて、下着ごと引き下ろす。

そういえばベルト、手当するときに取ったんだった…
なんてぼんやり思う。

おれのアレ…竿が、大きくなって立ち上がってる。
一人でするとき、まともに見たことなかったから、こんなになってるなんて、知らなかった。

「ひ……や、なん、こんな、やだ……っ」

「だいじょぶ、こうやってね、オレの手で隠してあげる」

ロウさんが、爪をしまって、ふさふさの毛がはえた大きい手で、おれのそれを包み込む。
狼って、自分で爪をしまえたっけ、なんてどうでもいいことを考えていると、ロウさんが優しく竿をしごき始める。
乳首をペロペロするのと、爪でひっかくのはやめてくれなくて、腰がゆれる。ロウさんの手の中で、竿が擦れて、だめなのに、止まらない。

「いぅ、ひぅ、いっ、いいっ」

「いいの?」

「いいっ、あっ、いいっっ」

「ふふ、先ばしりのおつゆいっぱいだね」

「や、やあっ、ちがうのっ、はぁっ」

ロウさんの手が、もう少し乱暴に竿を扱く。
扱いて、先のふくらんだとこをぐりぐりって、

「あっ、あっ、そこ、そこぉっ…!」

だめ、でる、でる!

ロウさんの手が、しごくの、早い、ぐりぐり、ちょっと強くなって、ぐちゅぐちゅいう、乳首も、しらない、こんな、はじめてだから、こんなの、

「でるっ、だめっ…!」

「いいよ、出して」

「あっ、だめ、手がっ」

「ふふ、かわいい……ね、早く出して?」

「あっ、あっ、そ、ひっ……ひぃ!」

ロウさんの手、どけなきゃ、なのに、ぎゃくにつかまって、指をかりって、あっ、ゆびなめちゃ、ぞくぞくして、ふえっ、あっ、さきっぽやだ、ゆびやだ、も、だめ、だめ!だめっ…っ…たらぁあっ、ーー!!

「でちゃ…た…、ごめ、きたなっ、あっ」

「知らないの?好きなひとのやつはね、汚くないの」

「うっ、そっ」

「うそじゃないよ、…見てて」

「!!」

ロウさんは、手の中に出したおれの、とうめいのも、しろいのも、全部舐めとってしまう。
ロウさんのその姿に、息を飲む。

「ここも、きれいに舐めちゃおうね」

萎れた竿を下からぺろり、ぺろりと舐められて、竿がまた少しずつ硬くなっていくのがわかる。
ぺろ、ぺろ。
手は、また、乳首をかり、かり。

「ひっ、ひぃっ、だ、だめらろ…」
「いっぱい出していいよ、全部…オレにちょうだい」

ろ、さんの、舌、はやくなる、

も、だめぇ、おかしくなるよぉ……!
ひ、ひい、はあ、らめ、らめらったらあ……!!

「かわいい…もっと、声、聞きたい」

こえなんて、だしてなぁもん、これ、あたまでゆってるだけらろ、ふぁ、ふぁあ、やらあ。

「聞いてるよ、全部…かわいい、かわいい…」

かわいくな、あ、あう、あう、あう、

「また、出そうだね、今度は直接飲んじゃおうかな」

や、ろーさん、やらぁ!
そこ、のんじゃやぁ。
でる、でるからぁ、やら、のんじゃやら。

「ちゅっ」

やらって、ゆってるろに…!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?

歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。 それから数十年が経ち、気づけば38歳。 のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。 しかしーー 「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」 突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。 これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。 ※書籍化のため更新をストップします。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜

霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!! 「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」 回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。 フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。 しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを…… 途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。 フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。 フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった…… これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である! (160話で完結予定) 元タイトル 「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。

みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。 生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。 何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。

美形×平凡の子供の話

めちゅう
BL
 美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか? ────────────────── お読みくださりありがとうございます。 お楽しみいただけましたら幸いです。

パワハラ騎士団長に追放されたけど、君らが最強だったのは僕が全ステータスを10倍にしてたからだよ。外れスキル《バフ・マスター》で世界最強

こはるんるん
ファンタジー
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」  騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。  この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。  ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。  これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。  だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。  僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。 「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」 「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」  そうして追放された僕であったが――  自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。  その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。    一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。 「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」  これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

処理中です...