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学園4年目
謁見についての考察
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我が国には2種類の貴族しかいない。
嫌味を言うやつと、言わない人だ。
その中で嫌味を言う奴は
・俺の股の緩さを捏造する奴
・俺の払下げ先を予約しようとする奴
・俺が本当に産める腹か確かめる役を買って出る奴
…の3つに分かれる。
最後の1つに関しては殿下がマジギレするのでとても面倒だ。
ちなみに上2つについてはブチギレている。
つまりどれも面倒だ。
何でそんな奴を取り成してやらんといかんのだ…
しょーもな。
「言って良い事と悪い事の区別も付かんような者は我が国にはいらんのだが?」
「いけません殿下。皆様はきっと国の為、殿下の為を思ってご発言されていらっしゃるのですから…」
「ほう、そうすることがどのように国家の役に立つのだ?言ってみろ」
…うん、取り成せてなかったわ、ごめん。
ていうか取り成しようも無くない?
どう言っても浮気宣言みたいになるもん。
それで「言質取ったで!」みたいになったら超絶面倒くさいじゃん。
はー、やだやだ。
ちなみに嫌味を言わない貴族の方は
・魔法剣、私も使いたい
・雷属性、私も欲しい
・特産品のアイデアを貰いたい
・領地の観光PR(新婚旅行誘致)
・息子が風俗の新サービスにハマって困っている、何とかしろ
等、多岐に渡る。
私的に見える上2つについても、領内にダンジョンがある事が理由だから悩ましい。
領内にダンジョンがある…すなわち武に秀でた家って事だし、その辺のプライドもあるっぽいけどね。
古代魔法のマグノリア教授とおじいちゃん先生をそれぞれに紹介して解決を図る事にしたけど、大丈夫かなあ。
あと最後の1つは本当に申し訳ないので、一度その息子を騎士団にぶち込んで叩き直すことにした。
何事も程々に楽しんで頂きたい。
「さて、今日の来客はどっちかな…」
「良い貴族か、悪い貴族か…か?」
「良いか悪いかは分かりませんけど…アレクさん、次の方を呼んでください」
「あいよーっす」
さて今日の来客は…
「お久しぶりです、ルースさん!」
「その後「盾」のほうはどうだ?」
「あっ、クリビアさん!アンジャベル卿も!」
…今までで1番、骨の折れる来客かもしれない。
嫌味を言うやつと、言わない人だ。
その中で嫌味を言う奴は
・俺の股の緩さを捏造する奴
・俺の払下げ先を予約しようとする奴
・俺が本当に産める腹か確かめる役を買って出る奴
…の3つに分かれる。
最後の1つに関しては殿下がマジギレするのでとても面倒だ。
ちなみに上2つについてはブチギレている。
つまりどれも面倒だ。
何でそんな奴を取り成してやらんといかんのだ…
しょーもな。
「言って良い事と悪い事の区別も付かんような者は我が国にはいらんのだが?」
「いけません殿下。皆様はきっと国の為、殿下の為を思ってご発言されていらっしゃるのですから…」
「ほう、そうすることがどのように国家の役に立つのだ?言ってみろ」
…うん、取り成せてなかったわ、ごめん。
ていうか取り成しようも無くない?
どう言っても浮気宣言みたいになるもん。
それで「言質取ったで!」みたいになったら超絶面倒くさいじゃん。
はー、やだやだ。
ちなみに嫌味を言わない貴族の方は
・魔法剣、私も使いたい
・雷属性、私も欲しい
・特産品のアイデアを貰いたい
・領地の観光PR(新婚旅行誘致)
・息子が風俗の新サービスにハマって困っている、何とかしろ
等、多岐に渡る。
私的に見える上2つについても、領内にダンジョンがある事が理由だから悩ましい。
領内にダンジョンがある…すなわち武に秀でた家って事だし、その辺のプライドもあるっぽいけどね。
古代魔法のマグノリア教授とおじいちゃん先生をそれぞれに紹介して解決を図る事にしたけど、大丈夫かなあ。
あと最後の1つは本当に申し訳ないので、一度その息子を騎士団にぶち込んで叩き直すことにした。
何事も程々に楽しんで頂きたい。
「さて、今日の来客はどっちかな…」
「良い貴族か、悪い貴族か…か?」
「良いか悪いかは分かりませんけど…アレクさん、次の方を呼んでください」
「あいよーっす」
さて今日の来客は…
「お久しぶりです、ルースさん!」
「その後「盾」のほうはどうだ?」
「あっ、クリビアさん!アンジャベル卿も!」
…今までで1番、骨の折れる来客かもしれない。
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