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学園2年目
久々の十二号棟 ※
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巨大サンドワーム討伐が終わり、念のため医務室へ行って診察を受けてから、久々に十二号棟の自室へと帰ってきた。
ダンジョン入口からベッドの上まで、ずっと移動は殿下のお姫様抱っこなわけだが…
「殿下、ちょっと下ろしてもらえませんか」
「ならん」
「歩けるか不安なんですけど…」
「ならん」
ならんじゃないのよ、もー。
でもこの「ならん」も久しぶりだなあ…
何だかニヤニヤしてしまう。
「何だ」
「その『ならん』っていうのを聞くと、殿下が帰ってきたんだなぁって実感します」
「うむ…待たせたか?」
「いえ、それほど…5~6年程はお戻りが無いかと覚悟しておりましたから」
……考えてたんだ、「ゲーム内容がすっかり変わってるみたいだし、次に会えるのは20歳からの各キャラ攻略の時になるのかな」って…それに、
「最悪…もしかしたら、もうお戻りになることはないのでは…とも…考えておりましたので」
「…すまん」
「殿下のせいじゃありませんから」
この世界は前世で知ってたゲームの中なんだって、思い込んでた俺が悪い。
そんなうろおぼえの知識より、殿下のことを信じれば良かったのに。
殿下がベッドの上にそっと俺を寝かせ、デコチューしてから靴を脱がせてくれる。
いつも寝る前にしてくれるみたいに優しく頭をなでられるので、少し眠たくなってきた。
「小さな失恋を…たくさんしなくて…いい代わりに…大きな失恋を…1つ…するんだと…そう…考えたら…妥当な気が…したんですよね…」
30回の小さな失恋を集めて固めて…
あの時見た、魔石の合成みたいに。
「小さな失恋?」
「そう、ちょっと気になる子にフラれる、とか…」
「『ちょっと気になる子』?」
あれ、俺、言わんでいいこと言った?
「俺以外に気になる奴がいるのか?」
やばい、殿下のご機嫌が急降下した。
「俺がいない間に…気になる者ができたか?」
「できてませんよ」
「では、その前から気になる者がいたのか?」
「いませんよっ!」
「どうだかな?」
久しぶりの殿下のあの視線にぞくっとする。
知ってる。
これ多分、身体に聞いてやる的な流れのやつ…
「んー!ん、んっー!」
やっぱりそうだったあ!
----------
「やっ…あ、らからぁ、いないれすぅ…!」
「本当にいないのか?」
「ひぁ、あ!い、なぁっ!ぃ…ぁ!」
「…ふん…」
何度も濃厚なキスを重ね、首筋や鎖骨あたりにいくつも印をつけられたあと、乳首を舐めて吸われてコリコリ噛まれて、ただでさえ息も絶え絶えなのに…
太ももの内側、際どいところをかぷかぷと噛まれて、知らない感覚がそこから伝わってくる。
同時にくにくにと指で弄られる乳首からは良く知った快楽が駆け上がってその感覚と混ざり合う。
「ここ…」
更に臍を指でゆるゆると愛撫されて、混ざりあったそれが膨張していく。
「う…ふうっ…うぅん…!」
突然質問が変わる。
「ここもあの魔物に触られたな?」
「うっ…ん、は、いぃっ…っ!」
「どっちがいい?」
「あっ、アル、アルが、いいっ…!」
そんな、
わかりきったこと、
聞かなくてもいいのに…
変なの。
「ここ…舐めて欲しいか?」
「う…うんっ…」
「いい子だな」
なんでだろ、おへそを、舌でぐりぐりされると、
「ん…っ、う、ふう…っ」
奥から何かわきあがってくるの、
なんだろ、ちょっときもちいーの…
「あ…ふぁっ!?」
「ここも…下穿きの上から?」
「や、だめ…」
まだ、せーつう、きてないのっ…
はずかしいから…や…っ
「だめ…?」
「だめっ!」
ゆびで、こすこすしても、だめっ…
ひっかくのもだめっ!
「やっ、だめ、だめっらたら!」
「じゃあ、最後にキスだけな」
「ひう!」
は、これ、うわがきえっち…って、いうやつ…?
「で?誰が気になるんだ?」
「らからっ、いないろ!っあ!あん!」
またきく!いないもん!!
あっ、また、ちくびなめるの、も…!やっ!
かむのも、だめっ…、めえっ!
「ひあっ!あ、やぁん、アルぅ…!」
「言う気になったか?」
「アル、アルだけ、なの!ほか、いないの!」
ずっと、まつつもりだったの!
かえってこなくてもまつつもりだったの!
「アル、かえらなくても!まつんだもん!
おれ、まってる、いったもん!」
ばか、アルのばかっ!
こーしてやる!
んむっ!むー!むー…む、ふ、ふぅ…
「は…はあ…っ、わかった?」
「ふふ…分かった」
わかったならいーのら…
はふ…きもちい、すぎるの、らめ…
「ルース、もう一度…お前からキスしてくれないか」
「ん…いーよ」
ちゅ…ちゅ…くちゅ。ぺろ。くちゅ、くちゅ…
「ん…ふ、ふふ、アル、だいすき」
「俺もだ」
「あたま、なでなでして…」
「なんだ、眠いのか?」
「ううん…なでなで…すき…」
しばらくアルのなでなでを堪能していると、
火照った身体も少し落ち着いてきた。
指にキスしあったり鼻先をくっつけてみたりして、今までのぶんのデコチュー成分を吸収する。
「そうだ、アル、きいてもいい?」
「ん、何をだ」
「雑誌の記事のことと、あと…ダグラスさんのこと」
「ああ、あれの事か…」
殿下はちょっと嫌そうな顔をしながら、しぶしぶ説明してくれた。
「雑誌の記事については、差し替えを実行したものを捕らえて尋問したところ、その裏にイフェイオン公爵の関与があったことが分かった」
「えっ…ダグラスさんの…お父さんが?」
そうか、だからほとぼりが覚めるまで…って…
「正確に言うと歳の離れた兄…だそうだ。
今のイフェイオン家当主は、前当主と伴侶の間に出来た子で、ダグラスは前当主とお前の父…ゼフの間に産まれた子、ということでな」
「はいっ!?」
「ということは、やつはお前の兄でもあるな」
「あにっ!?」
なんやそれは!!
一気に目が覚めたやんけ!
「兄!?じゃあ俺、十三男!?」
「まあ…そうなるな。そういうわけで、俺の正室にダグラスを据えようとする一派があったようだ」
「へあ!?ナニソレ!
でもそうか、家格も釣り合うし、うちの血筋なら子どもをたくさん産める可能性が高いから…」
公爵家と王家なら、反対する人はいないもんな。
ちょうどいい人材だ…本人の意志を無視すれば。
「碌でもないことに、そいつらは何が正室に必要なのかも考えず、自分たちが操りやすいようにとダグラスの性格を無理に闇魔法で歪めたらしい…
大人しく控えめで、目立ちたがらない性格にな」
ダグラスさん…随分辛い思いをしてたんだな。
もしかしたらあの訳あり感は、助けてくれっていうサインだったのかもしれない。
もっと早く気づいていれば良かったのに…。
「やっぱり、闇魔法…なんですか」
「ダグラスが言うには、『手のひらから光が出て体罰の痛みが全て無くなり、目の前のもやが晴れてうっとおしい人格が消えた』そうだ…
お前も覚えがあるだろう?」
「…はい」
春休みに、王宮でやった…あれだ。
「あいつの言うことが正しいなら、闇魔法が使われたと見ていいと思う…ガーベラの件も含めて」
「そうなんですか…」
あんなゴシップ記事の裏に、そんなことがあったなんて…貴族ってほんと、何なのかね?
「しかし、ダグラスがゼフと先代の子どもだったなど、俺も父も初めて聞く話でな。
どの家が王家より先にそれを知り得たかを把握するのに、今、イフェイオン公爵を拘束して尋問し、連日家宅捜索を行って証拠を探してはいるが…まだ時間が掛かるだろうとの見立てでな。
父が後は任せろと言うので戻ってきた」
「…何だか、スッキリしない話ですね」
「まあな…ところで、ルース」
「はい?」
殿下の目がすっ…と情念に染まる。
「お前は知らんのか?
睦言の最中に他の男の話をしてはならんのを」
「えっ…?」
いや、睦言は終わってましたよね?
あれ?ん?
「仕方ない…教育が必要だな」
「えっ、あっ、あの」
殿下が俺を後ろから抱いて、ぐるりと回転し、そのまま身体の上に乗せられる。
何この体勢、うまく抵抗できないぞ、あっ!?
「あうっ!ん、や、やあ!」
「閨では俺の事だけ考えていればいい…
ココで気持ち良くなれるのは、誰のお陰だ?」
ほれほれ、と乳首をぴんぴんと指で弾かれる。
「あん、うぅ、う、あん!」
「今度天井に鏡を貼るか…この体勢でも、お前の感じている姿が良く見えるように」
「あっ、や、へんたいっ!」
「恋人の可愛い顔を見たいのが変態とは…
ものを知らんようだ」
耳の後ろにキスをしながら殿下はそんなことを言うが、それを変態っていう、あっ、ばかっ、
「いっ、やあ、つねっちゃ、あぅ!」
「教育せねばならんことが増えたな?」
これ、まさかの2回戦なのぉ!?
エロ属性、強化されすぎでしょ!!
あっ…や、だめっ…!
ああん…!
ダンジョン入口からベッドの上まで、ずっと移動は殿下のお姫様抱っこなわけだが…
「殿下、ちょっと下ろしてもらえませんか」
「ならん」
「歩けるか不安なんですけど…」
「ならん」
ならんじゃないのよ、もー。
でもこの「ならん」も久しぶりだなあ…
何だかニヤニヤしてしまう。
「何だ」
「その『ならん』っていうのを聞くと、殿下が帰ってきたんだなぁって実感します」
「うむ…待たせたか?」
「いえ、それほど…5~6年程はお戻りが無いかと覚悟しておりましたから」
……考えてたんだ、「ゲーム内容がすっかり変わってるみたいだし、次に会えるのは20歳からの各キャラ攻略の時になるのかな」って…それに、
「最悪…もしかしたら、もうお戻りになることはないのでは…とも…考えておりましたので」
「…すまん」
「殿下のせいじゃありませんから」
この世界は前世で知ってたゲームの中なんだって、思い込んでた俺が悪い。
そんなうろおぼえの知識より、殿下のことを信じれば良かったのに。
殿下がベッドの上にそっと俺を寝かせ、デコチューしてから靴を脱がせてくれる。
いつも寝る前にしてくれるみたいに優しく頭をなでられるので、少し眠たくなってきた。
「小さな失恋を…たくさんしなくて…いい代わりに…大きな失恋を…1つ…するんだと…そう…考えたら…妥当な気が…したんですよね…」
30回の小さな失恋を集めて固めて…
あの時見た、魔石の合成みたいに。
「小さな失恋?」
「そう、ちょっと気になる子にフラれる、とか…」
「『ちょっと気になる子』?」
あれ、俺、言わんでいいこと言った?
「俺以外に気になる奴がいるのか?」
やばい、殿下のご機嫌が急降下した。
「俺がいない間に…気になる者ができたか?」
「できてませんよ」
「では、その前から気になる者がいたのか?」
「いませんよっ!」
「どうだかな?」
久しぶりの殿下のあの視線にぞくっとする。
知ってる。
これ多分、身体に聞いてやる的な流れのやつ…
「んー!ん、んっー!」
やっぱりそうだったあ!
----------
「やっ…あ、らからぁ、いないれすぅ…!」
「本当にいないのか?」
「ひぁ、あ!い、なぁっ!ぃ…ぁ!」
「…ふん…」
何度も濃厚なキスを重ね、首筋や鎖骨あたりにいくつも印をつけられたあと、乳首を舐めて吸われてコリコリ噛まれて、ただでさえ息も絶え絶えなのに…
太ももの内側、際どいところをかぷかぷと噛まれて、知らない感覚がそこから伝わってくる。
同時にくにくにと指で弄られる乳首からは良く知った快楽が駆け上がってその感覚と混ざり合う。
「ここ…」
更に臍を指でゆるゆると愛撫されて、混ざりあったそれが膨張していく。
「う…ふうっ…うぅん…!」
突然質問が変わる。
「ここもあの魔物に触られたな?」
「うっ…ん、は、いぃっ…っ!」
「どっちがいい?」
「あっ、アル、アルが、いいっ…!」
そんな、
わかりきったこと、
聞かなくてもいいのに…
変なの。
「ここ…舐めて欲しいか?」
「う…うんっ…」
「いい子だな」
なんでだろ、おへそを、舌でぐりぐりされると、
「ん…っ、う、ふう…っ」
奥から何かわきあがってくるの、
なんだろ、ちょっときもちいーの…
「あ…ふぁっ!?」
「ここも…下穿きの上から?」
「や、だめ…」
まだ、せーつう、きてないのっ…
はずかしいから…や…っ
「だめ…?」
「だめっ!」
ゆびで、こすこすしても、だめっ…
ひっかくのもだめっ!
「やっ、だめ、だめっらたら!」
「じゃあ、最後にキスだけな」
「ひう!」
は、これ、うわがきえっち…って、いうやつ…?
「で?誰が気になるんだ?」
「らからっ、いないろ!っあ!あん!」
またきく!いないもん!!
あっ、また、ちくびなめるの、も…!やっ!
かむのも、だめっ…、めえっ!
「ひあっ!あ、やぁん、アルぅ…!」
「言う気になったか?」
「アル、アルだけ、なの!ほか、いないの!」
ずっと、まつつもりだったの!
かえってこなくてもまつつもりだったの!
「アル、かえらなくても!まつんだもん!
おれ、まってる、いったもん!」
ばか、アルのばかっ!
こーしてやる!
んむっ!むー!むー…む、ふ、ふぅ…
「は…はあ…っ、わかった?」
「ふふ…分かった」
わかったならいーのら…
はふ…きもちい、すぎるの、らめ…
「ルース、もう一度…お前からキスしてくれないか」
「ん…いーよ」
ちゅ…ちゅ…くちゅ。ぺろ。くちゅ、くちゅ…
「ん…ふ、ふふ、アル、だいすき」
「俺もだ」
「あたま、なでなでして…」
「なんだ、眠いのか?」
「ううん…なでなで…すき…」
しばらくアルのなでなでを堪能していると、
火照った身体も少し落ち着いてきた。
指にキスしあったり鼻先をくっつけてみたりして、今までのぶんのデコチュー成分を吸収する。
「そうだ、アル、きいてもいい?」
「ん、何をだ」
「雑誌の記事のことと、あと…ダグラスさんのこと」
「ああ、あれの事か…」
殿下はちょっと嫌そうな顔をしながら、しぶしぶ説明してくれた。
「雑誌の記事については、差し替えを実行したものを捕らえて尋問したところ、その裏にイフェイオン公爵の関与があったことが分かった」
「えっ…ダグラスさんの…お父さんが?」
そうか、だからほとぼりが覚めるまで…って…
「正確に言うと歳の離れた兄…だそうだ。
今のイフェイオン家当主は、前当主と伴侶の間に出来た子で、ダグラスは前当主とお前の父…ゼフの間に産まれた子、ということでな」
「はいっ!?」
「ということは、やつはお前の兄でもあるな」
「あにっ!?」
なんやそれは!!
一気に目が覚めたやんけ!
「兄!?じゃあ俺、十三男!?」
「まあ…そうなるな。そういうわけで、俺の正室にダグラスを据えようとする一派があったようだ」
「へあ!?ナニソレ!
でもそうか、家格も釣り合うし、うちの血筋なら子どもをたくさん産める可能性が高いから…」
公爵家と王家なら、反対する人はいないもんな。
ちょうどいい人材だ…本人の意志を無視すれば。
「碌でもないことに、そいつらは何が正室に必要なのかも考えず、自分たちが操りやすいようにとダグラスの性格を無理に闇魔法で歪めたらしい…
大人しく控えめで、目立ちたがらない性格にな」
ダグラスさん…随分辛い思いをしてたんだな。
もしかしたらあの訳あり感は、助けてくれっていうサインだったのかもしれない。
もっと早く気づいていれば良かったのに…。
「やっぱり、闇魔法…なんですか」
「ダグラスが言うには、『手のひらから光が出て体罰の痛みが全て無くなり、目の前のもやが晴れてうっとおしい人格が消えた』そうだ…
お前も覚えがあるだろう?」
「…はい」
春休みに、王宮でやった…あれだ。
「あいつの言うことが正しいなら、闇魔法が使われたと見ていいと思う…ガーベラの件も含めて」
「そうなんですか…」
あんなゴシップ記事の裏に、そんなことがあったなんて…貴族ってほんと、何なのかね?
「しかし、ダグラスがゼフと先代の子どもだったなど、俺も父も初めて聞く話でな。
どの家が王家より先にそれを知り得たかを把握するのに、今、イフェイオン公爵を拘束して尋問し、連日家宅捜索を行って証拠を探してはいるが…まだ時間が掛かるだろうとの見立てでな。
父が後は任せろと言うので戻ってきた」
「…何だか、スッキリしない話ですね」
「まあな…ところで、ルース」
「はい?」
殿下の目がすっ…と情念に染まる。
「お前は知らんのか?
睦言の最中に他の男の話をしてはならんのを」
「えっ…?」
いや、睦言は終わってましたよね?
あれ?ん?
「仕方ない…教育が必要だな」
「えっ、あっ、あの」
殿下が俺を後ろから抱いて、ぐるりと回転し、そのまま身体の上に乗せられる。
何この体勢、うまく抵抗できないぞ、あっ!?
「あうっ!ん、や、やあ!」
「閨では俺の事だけ考えていればいい…
ココで気持ち良くなれるのは、誰のお陰だ?」
ほれほれ、と乳首をぴんぴんと指で弾かれる。
「あん、うぅ、う、あん!」
「今度天井に鏡を貼るか…この体勢でも、お前の感じている姿が良く見えるように」
「あっ、や、へんたいっ!」
「恋人の可愛い顔を見たいのが変態とは…
ものを知らんようだ」
耳の後ろにキスをしながら殿下はそんなことを言うが、それを変態っていう、あっ、ばかっ、
「いっ、やあ、つねっちゃ、あぅ!」
「教育せねばならんことが増えたな?」
これ、まさかの2回戦なのぉ!?
エロ属性、強化されすぎでしょ!!
あっ…や、だめっ…!
ああん…!
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