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アルベールハッピーエンド あなたと生きる道

14 その後の二人 ✤✤✤

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【注意】母乳飲み注意、噛み付き注意、子宮姦注意

吸血注意、口淫注意










***

「ああっ……! アル! アル……っ!」

 屋根裏部屋、新しく用意した二人用の寝台の上で、アルベールと対面座位で抱きしめ合い、下から最奥の良い所を突き上げられていた。

 産後、体調も落ち着いた頃にアルベールとの夜の営みが再開したが、番になった後にヴィクトリアがすぐに妊娠してしまったため、二人はそれまで制限の多い性生活をしていたが、現在はその反動のように、日々お互いを強く求め合っていた。

 アルベールはヴィクトリアの胸に顔を寄せ、乳腺が張った胸を揉み、両胸の乳首を交互に舐めしゃぶって、母乳を思う存分味わっていた。

 飲まれていない方の胸がアルベールの律動に合わせ、彼の手の中でたゆんたゆんと動き、先端から乳が溢れてくる。アルベールは肌を伝う乳も長い舌を使って全て舐め取った。

「アル! 噛んで! 噛んでっ!」

 ちゅうちゅうと甘く吸われる乳首の感触と、身体の中を行き来する蛇の感触に気分が高まったヴィクトリアが叫ぶと、アルベールが乳首を強めに噛んだ。

「ああイく! イくうっ!」

 最初は痛いのは嫌だったはずなのに、噛まれると痛みより気持ち良さを感じるようになってしまったヴィクトリアは、アルベールにしがみついたまま腰をガクガク痙攣させ、自身を貫く蛇をぎゅうっと強く締め付け、潮を放ちながら果てた。

「乱れるヴィーはすごく綺麗だよ。もっと見せて」

 アルベールはヴィクトリアを仰向けに寝かせて体勢を変えると、上になって彼女を抱きしめ、口を吸いながら抜き差しを続けた。

 アルベールの胸板に押しつぶされた乳房から、また乳が溢れてくる。この母乳を飲むはずの愛娘アンジェは、同じ部屋で別の赤子用の寝台に寝ているが、一応両親の営みを見せないような魔法は使っていて、音も匂いもわからないように細工はしてある。

 アルベールはヴィクトリアを穿ちつつ、彼女の唾液を全て吸い尽くすような口付けをした後は、ヴィクトリアの首筋をしきりに舐めていた。

 アルベールはヴィクトリアと番になった時に優しくすると約束した通り、ヴィクトリアの許可がない限りは絶対に吸血行為をしなかった。

「アル……! 噛んで……っ!」

 ずちゅずちゅと膣内を擦られていくうちに、また絶頂の予感を感じ始めていたヴィクトリアは、今なら大丈夫だとアルベールに許可を出した。

「イきそう? 次の時に噛むね」

「うん……っ……!」

『感覚遮断の魔法』を使うと、痛覚と同時に快感さえも感じなくなってしまうと気付いたヴィクトリアは、性交中に吸血される際は、絶頂に任せて意識が飛んでいる最中に噛んでもらうことにしていた。

「あっ! あっ! またキちゃうっ! 噛んで! イく! イクぅっ……! ひんんん……っっ!!」

 ビュクビュクとヴィクトリアの身体が跳ねて絶頂するのに合わせて、アルベールがヴィクトリアの首元に噛みつき、歯が皮膚を破った。

 滴る血を恍惚とした表情で飲み下しながら、アルベールも吸血の興奮でより隆起した熱杭を解放させ、ヴィクトリアの膣内に白濁を撒き散らした。

 アルベールはヴィクトリアの中から凶器を抜いたが、未だビクビクと脈打っている彼の蛇は、当然のように一度では満足しなかった。

 アルベールは血を啜りながらヴィクトリアを抱き、二度、三度…… と交わりを重ねて精を注ぎ続けた。

 ヴィクトリアは、噛まれた痛みや血を飲まれる感覚でさえも、全てを快感に変えて喘いでいた。

 アルベールは獣の姿勢での交わりの後に、ヴィクトリアを仰向けに引っくり返すと、脚を彼女の顔の横に来るまでに曲げさせて、白濁液を中からトロトロと溢している淫らな膣口を上に向けたた。

 アルベールは獣人の雄が皆備えている絶倫さを発揮するべく、もう何度目かわからない挿入を果たすと、体重を乗せるように強く腰を振った。

 激しい性交にこれまで以上に甲高く嬌声を上げるヴィクトリアは、アルベールの狙いを察し、とある魔法を自分にかけた。

 それは身体を柔らかくする魔法で、ヴィクトリアはその魔法を子宮の一部分にかけた。

 緩んだ子宮口へ目掛けてアルベールの肉槍がドチュドチュと叩き付けられる。何度目かで先端がズルンと子宮口にハマり、抽送の勢いのままで陰茎がぐぐっと子宮内部に侵入した。 

 普段は全て入らないアルベールの陽物が根元まで入り込み、折檻のようにパンパンと肌を打つ音が響く。

「あんっ! ひぁっ! あっ! あっ! あっ! あぁっ!」

 ヴィクトリアは、アルベールに内臓の奥の奥まで入り込まれて繋がる衝撃に声を荒げた。凶暴な蛇が容赦なくズリズリと動いて子宮口を引っ掻き、子宮内部が侵食されていく。

「ヴィー、愛してる…… 愛してるよ……」

 全てを奪われ、そして全てが与えられたような強烈な快感に支配されたヴィクトリアは、理性をかなぐり捨てて激しく鳴き叫び、やがて絶頂した。

 ヴィクトリアと同時に快楽の頂点に達したアルベールは、彼女の子宮内に愛の証を注ぎ込んだ。

「愛してる…… 私も愛してる……」

 絶頂が去った後、体力が尽きかけながらも愛を返そうとするヴィクトリアに微笑み、アルベールは長すぎる陰茎をズルズルと彼女の中から引き抜いた。

 アルベールは、抜かれる感触でもビクビクと感じているヴィクトリアの顔の前に、何度出しても復活する自身の肉棒を近付けた。

 ヴィクトリアはぼーっとした頭で、自分と彼の体液でテラテラと光っている長い男根を見つめた。

「ヘビさん……」

「ふふふ…… 蛇さんがヴィーとキスしたいって」

 蛇の頭がヴィクトリアの唇のすぐ近くに置かれた。アルベールは自分からは挿入しない。

 ヴィクトリアはアルベールの強い雄の匂いに頭がくらくらした。

 ヴィクトリアは気持ちを込めて蛇にキスをし、進んで自ら咥えた。

「……っ…… は……っ…… ヴィー…… 気持ちいいよ……」

 舌を絡めて蛇に吸い付き、口に入らない部分は握って扱くと、アルベールがうっとりとした表情で呟き、ヴィクトリアの頭を撫でてくれた。

 番になったあの日、ヴィクトリアはアルベールの精液が一滴口に入っただけで、酷い嫌悪感から絶叫していたが、今は彼の精液がとても大好きになってしまっている。

 アンジェの妊娠中、性交を休んだ方が良い時などには、ヴィクトリアはアルベールに仕込まれるようにして、良く口淫をしていた。

「あっ! イクっ! 出る……! ヴィー! ヴィィィーッ!」

 ヴィクトリアはあの時とは全く違う思いで、喘ぐアルベールの精を口の中で受け止めて、飲み下した。

 吐精直後の幸せを極めたようなアルベールの表情を見上げながら、ヴィクトリアもまた、幸せに浸っていた。
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