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レインバッドエンド 愛していると言わない男
5 彼の復讐 1 ✤✤
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注)器具責め前段階注意
***
唇に冷たい感触が当たった。口の中に甘い液体が入り込んてきて、深く寝入っていたヴィクトリアは反射的にそれを飲み込んでしまった。それは以前どこかで口にした味だった。
液体を嚥下した後も口の中に柔らかな肉の感触が残っていて、少しざらついているその肉は、ヴィクトリアの舌や歯列の感触を一通り確かめるように触れた後に離れていった。
「ヴィクトリア」
すぐ近くで愛しい人の声がする。
(ああ、レイン…… 帰って来てくれたのね……)
こんこんと深く眠り続けていたために夢も見なかったが、ヴィクトリアはレインの声が聞こえたことをきっかけに、色付いた幸せな夢を見始めた。
レインと二人で一階の食卓に着いている。レインはヴィクトリアが作った料理を美味しいと言ってくれて、二人で笑い合いながら食事を共にする。
カチャリ、カチャリと、ナイフとフォークが触れ合う、金属音にしてはやや大きめの音が夢の中で響いていた。
ふと、ヴィクトリアは身体の各所に冷たい感触を感じた。両手と両足と、それから特に胸や下腹部あたりから冷たい感触と共に快楽が迫り上がってくる。
「んっ…… あっ…… あっ」
自然と喉から漏れてくる自分の喘ぎ声と共に意識が夢から浮上していく。瞼を開けると、まるで世界が終わったかのような酷く暗い顔をしたレインが全身ずぶ濡れの状態ですぐそばにいた。レインは指と指の間でヴィクトリアの乳首を挟み込みながら、胸を鷲掴みにするようにして揉んでいた。
もう片方の手はヴィクトリアの性器に伸びていて、ぬちゅぬちゅと音を立てながら膣の中に沈み込んで蠢いていた。冷たい感触は雨に打たれて冷えたレインの手に触れられていたからのようだ。
しかし寝ている状態で性的なことをされていたことよりも何よりも、いつの間にか寝間着を剥ぎ取られた全裸の状態で、両手両足に枷をかけられ、続く鎖で寝台に繋がれていたことの方が驚いた。
脚に関しては膝を折った状態で大きく股関を広げられていて、秘裂のまわりの肉がぱっくりと口を開けたようになっていて、レインの指を貪欲に飲み込んでいた。恥ずかしくて脚を閉じようとしても鎖が短すぎて閉じられない。なぜだか身体に力が入らなくて、鎖を引きちぎろうとしても叶わなかった。
レインはヴィクトリアが起きたことに気付いても、暗い表情をしたまま手を止めずに、陰核の裏側を執拗に刺激していた。
「あ、あっ……! レイン! なに、これ……? んあっ……! レイン……! そのままだと風邪を引くからっ……! は、早く着替えてきて……っ!」
この時寝起きで頭が上手く働かなかったヴィクトリアは、自分の心配をするよりも先にレインのことを心配していた。
「一人でしていたんだね、ヴィクトリア。俺がいない間、毎日ずっと」
「ち、違……っ! んあぁ……!」
自慰をしていたことを知られてしまったことが恥ずかしくて、ヴィクトリアは白い肌を羞恥に赤く染めながら首を振るが、レインはその答えを咎めるように指の動きを激しくする。
「ふあっ……! ああっ! んっ!」
「していないわけがないよ。俺がわからないとでも思うのか? ヴィクトリアのここの状態は俺が一番よくわかっているよ。イった後は少し時間が経ってもすごく柔らかいままだけど、欲しがる時はよく締め付けてくるから。この状態だと五、六回ってとこかな。嘘をついたね」
レインがこちらを見る目つきがとても冷たくて怖い。毎日なんてしていないし今日が初めてだと、そこだけは訂正したかったが、ヴィクトリアは雰囲気に呑まれてしまってとてもじゃないけど言えなかった。
「悪い子にはお仕置きしないといけないね。ちょうど良かった、お土産があるんだ」
レインは指を引き抜くと背を向けて部屋から出て行った。あれだけ会いたいと恋しく思っていたのに、レインのいつもとは違う様子に恐れを感じてしまい、彼が部屋からいなくなると思わずほっとしてしまった。
しかしお仕置きだなんて、レインがそんなことを言い出したのは初めてで、心臓がバクバクと嫌な音を立てている。
しかも枷を使ってこんな格好にして身動きが取れないようにしている。それに身体に思うように力が入らないのも、薄っすらとだけ覚えているがさっき寝ている間に口から妙なものを飲まされたからだ。
あの味には覚えがある。枷や身体が動きにくくなる薬を使われるのは強姦されたあの日以来だ。
嫌な予感しかしない。
ヴィクトリアが何とか枷を外せないかと身をよじっていると、部屋の扉が空いてレインが戻ってきた。
レインは手に何か持っている。親指よりも太いくらいの棒状のものだが、なぜかその形が男性のアレに似ていた。
「そ、それは何?」
ヴィクトリアは卑猥な形をしたそれを手にするレイン見て不安に思いながら尋ねた。
「これは男性器の代わりだよ。女の子の部分に入れて気持ち良くなるものだ。これがあれば俺がいなくてもヴィクトリアは一人で楽しめるだろう? 最初だから初心者用のだけど、慣れたら太いのを使おうか」
説明を受けたヴィクトリアの顔からさーっと血の気が失せていく。
そんなものいらない。自分の指だって入れたくないのに、そんなものを入れて気持ち良くなれるはずがない。
「い、いらない、怖いからやめて」
ヴィクトリアは首をぶんぶん振って拒否の姿勢を示すが、冷たい瞳と表情をしたレインは何も返事をせずに近付いてくると、ヴィクトリアのぱっくり空いた秘裂付近に、張型を近付けた。
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唇に冷たい感触が当たった。口の中に甘い液体が入り込んてきて、深く寝入っていたヴィクトリアは反射的にそれを飲み込んでしまった。それは以前どこかで口にした味だった。
液体を嚥下した後も口の中に柔らかな肉の感触が残っていて、少しざらついているその肉は、ヴィクトリアの舌や歯列の感触を一通り確かめるように触れた後に離れていった。
「ヴィクトリア」
すぐ近くで愛しい人の声がする。
(ああ、レイン…… 帰って来てくれたのね……)
こんこんと深く眠り続けていたために夢も見なかったが、ヴィクトリアはレインの声が聞こえたことをきっかけに、色付いた幸せな夢を見始めた。
レインと二人で一階の食卓に着いている。レインはヴィクトリアが作った料理を美味しいと言ってくれて、二人で笑い合いながら食事を共にする。
カチャリ、カチャリと、ナイフとフォークが触れ合う、金属音にしてはやや大きめの音が夢の中で響いていた。
ふと、ヴィクトリアは身体の各所に冷たい感触を感じた。両手と両足と、それから特に胸や下腹部あたりから冷たい感触と共に快楽が迫り上がってくる。
「んっ…… あっ…… あっ」
自然と喉から漏れてくる自分の喘ぎ声と共に意識が夢から浮上していく。瞼を開けると、まるで世界が終わったかのような酷く暗い顔をしたレインが全身ずぶ濡れの状態ですぐそばにいた。レインは指と指の間でヴィクトリアの乳首を挟み込みながら、胸を鷲掴みにするようにして揉んでいた。
もう片方の手はヴィクトリアの性器に伸びていて、ぬちゅぬちゅと音を立てながら膣の中に沈み込んで蠢いていた。冷たい感触は雨に打たれて冷えたレインの手に触れられていたからのようだ。
しかし寝ている状態で性的なことをされていたことよりも何よりも、いつの間にか寝間着を剥ぎ取られた全裸の状態で、両手両足に枷をかけられ、続く鎖で寝台に繋がれていたことの方が驚いた。
脚に関しては膝を折った状態で大きく股関を広げられていて、秘裂のまわりの肉がぱっくりと口を開けたようになっていて、レインの指を貪欲に飲み込んでいた。恥ずかしくて脚を閉じようとしても鎖が短すぎて閉じられない。なぜだか身体に力が入らなくて、鎖を引きちぎろうとしても叶わなかった。
レインはヴィクトリアが起きたことに気付いても、暗い表情をしたまま手を止めずに、陰核の裏側を執拗に刺激していた。
「あ、あっ……! レイン! なに、これ……? んあっ……! レイン……! そのままだと風邪を引くからっ……! は、早く着替えてきて……っ!」
この時寝起きで頭が上手く働かなかったヴィクトリアは、自分の心配をするよりも先にレインのことを心配していた。
「一人でしていたんだね、ヴィクトリア。俺がいない間、毎日ずっと」
「ち、違……っ! んあぁ……!」
自慰をしていたことを知られてしまったことが恥ずかしくて、ヴィクトリアは白い肌を羞恥に赤く染めながら首を振るが、レインはその答えを咎めるように指の動きを激しくする。
「ふあっ……! ああっ! んっ!」
「していないわけがないよ。俺がわからないとでも思うのか? ヴィクトリアのここの状態は俺が一番よくわかっているよ。イった後は少し時間が経ってもすごく柔らかいままだけど、欲しがる時はよく締め付けてくるから。この状態だと五、六回ってとこかな。嘘をついたね」
レインがこちらを見る目つきがとても冷たくて怖い。毎日なんてしていないし今日が初めてだと、そこだけは訂正したかったが、ヴィクトリアは雰囲気に呑まれてしまってとてもじゃないけど言えなかった。
「悪い子にはお仕置きしないといけないね。ちょうど良かった、お土産があるんだ」
レインは指を引き抜くと背を向けて部屋から出て行った。あれだけ会いたいと恋しく思っていたのに、レインのいつもとは違う様子に恐れを感じてしまい、彼が部屋からいなくなると思わずほっとしてしまった。
しかしお仕置きだなんて、レインがそんなことを言い出したのは初めてで、心臓がバクバクと嫌な音を立てている。
しかも枷を使ってこんな格好にして身動きが取れないようにしている。それに身体に思うように力が入らないのも、薄っすらとだけ覚えているがさっき寝ている間に口から妙なものを飲まされたからだ。
あの味には覚えがある。枷や身体が動きにくくなる薬を使われるのは強姦されたあの日以来だ。
嫌な予感しかしない。
ヴィクトリアが何とか枷を外せないかと身をよじっていると、部屋の扉が空いてレインが戻ってきた。
レインは手に何か持っている。親指よりも太いくらいの棒状のものだが、なぜかその形が男性のアレに似ていた。
「そ、それは何?」
ヴィクトリアは卑猥な形をしたそれを手にするレイン見て不安に思いながら尋ねた。
「これは男性器の代わりだよ。女の子の部分に入れて気持ち良くなるものだ。これがあれば俺がいなくてもヴィクトリアは一人で楽しめるだろう? 最初だから初心者用のだけど、慣れたら太いのを使おうか」
説明を受けたヴィクトリアの顔からさーっと血の気が失せていく。
そんなものいらない。自分の指だって入れたくないのに、そんなものを入れて気持ち良くなれるはずがない。
「い、いらない、怖いからやめて」
ヴィクトリアは首をぶんぶん振って拒否の姿勢を示すが、冷たい瞳と表情をしたレインは何も返事をせずに近付いてくると、ヴィクトリアのぱっくり空いた秘裂付近に、張型を近付けた。
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