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対銃騎士隊編
36 間違えた
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ジュリアスは何故か戻って来なかった。まさか夕食時になっても戻らないとは思わなかった。食事を持ってきた隊員から今日はジュリアスはこちらに来られないと伝えられた時はかなり落胆した。ジュリアスがいないとシャワーを浴びることができない。
夕食はレインの分も用意されていたが、皿の横に『彼女が食事中は席を外す事。必ず外で食え』という達筆な自体で書かれた紙が付いていた。レインは指示通り椅子を外に持ち出して食事を摂り、ヴィクトリアが食事を終えるまで中に入ってこなかった。
夕食も終わり、窓の外はすっかり暗くなってきた。小屋の天井の電光灯に光が入り、室内を照らす。
ヴィクトリアは悩んでいた。本当は小屋に来てシャワーを浴びた直後からずっと悩んでいた。だが恥ずかしすぎてジュリアスにも相談できなかった。何度か思いきって言ってみようと思った時もあったが、結局抵抗がありすぎて男性には話せなかった。
下着の替えが無い。
ヴィクトリアは里から逃げた時に付けていた下着をずっと着続けている。もう限界だ。誰か差し入れてくれないだろうかと思ったが、今日の夕方に来てくれた人たちが持ってきた品物の中にも流石に女性の下着はなかった。ほとんど知らない相手から貰った下着を身に付けるのもどうかと思うが、背に腹は変えられない。匂いを嗅げば新品かどうかくらいわかるし、ちょっと期待していたが空振りに終わった。
だからこそジュリアスがいなくてシャワーを浴びられないのが痛かった。本当は、ジュリアスが抜ける直前くらいの遅い時間にシャワーを浴びて、ついでに今着ている下着を洗ってしまおうと思っていた。夜のうちに乾かして朝になったらそれを着る。レインとはほとんど接触もしないし寝るだけだから、服装でごまかせば下着を付けていなくてもわからないだろうと思っていた。洗濯を繰り返せば一組しか下着がなくても着回していけると踏んでいた。
なのに頼みの綱のジュリアスがいない。なぜ戻って来なかったのだろう。朝シャワーをしたから、もう今日は浴びるつもりがないと思っているのかもしれない。
レインは鉄格子の外からずっとこちらを見ている。ジュリアスは仕事を持ち込んでいたが、レインは冷たい目でヴィクトリアを観察するように見ているだけだ。若干視線が痛く感じるほどに脇目も振らずこちらを見てくるが、それが彼の仕事なのだから致し方ない。昨日の夜もそうだったし今日は昼過ぎからずっと見られているので視線にはもう慣れた。
ヴィクトリアはそわそわしながら考えていた。もう一日下着を洗わずに明日まで我慢するという選択肢はヴィクトリアの中にはない。朝から洗いたくて仕方がなかったが、今日の夜まではと耐えていたのだ。既に限界だ。シャワーを浴びずに下着だけ洗う方法もあるが、結局足枷を外さなければ下は脱げない。
ヴィクトリアは先程からレインをちらちらと見ていた。その度にこちらを真っ直ぐに見るレインと目が合う。
(下着を脱ぎたいから足枷を外してほしいだなんて言ったら変な女だと思われる)
それならシャワーを浴びると言う方が自然だ。
(ジュリアスがいないけれどシャワーを浴びる。もうそれしかない)
ジュリアスには『俺が見張りの時以外は絶対にシャワーを使うな』と強く言われていたけど、レインなら大丈夫ではないだろうか。彼の態度は冷たくてそっけないしヴィクトリアを嫌っているのは明らかだ。服の差し入れをしてくれた事は不思議だが、きっと気の迷いか何かだろう。昨日一晩二人きりでいても特に何も起こらなかったし、何より女嫌いだと言っていた。
(大丈夫よね。うん、きっと大丈夫)
ヴィクトリアは立ち上がった。
「シャワーを浴びたいの。足枷を外してもらえる?」
鉄格子の側まで歩み寄ってレインに告げたが、彼は返事もしない。しかし無言のまま動いて柵の内側まで入ってくると、鍵を取り出して足枷を外してくれた。
「ありがとう」
ヴィクトリアは微笑んだ。意志の疎通が取れたことにほっとする。ヴィクトリアはそのままウキウキとした気分でシャワー設備に近付き、カーテンを引いて服を脱ぐ。先に念願だった下着を上下共に石鹸で洗った。
(よかった。本当によかった)
これで明日は綺麗な下着を着ることができる。棚の辺りに適当に干してから、壁の取手を捻ってシャワーを浴びる。ヴィクトリアは鼻歌でも歌い出しそうな気分だったが、はたとおかしな事に気が付いた。
レインの匂いが、さっき足枷を外した場所から動いていない。
しゃかしゃかと泡を付けて髪を洗いながら、あれこれはちょっとまずいのではと思った。小屋の外に出ていてほしいと言うのを忘れてしまった。ジュリアスは毎回何も言わずともそうしてくれたから、きっと彼もそうしてくれるものだとばかり思っていた。
ヴィクトリアは髪の毛を洗い流した。身体も手早く泡で洗って流す。早く終わらせよう。
大方洗い終わり、シャワーを捻って止めた時だった。カツ、カツ、とレインの靴音がこちらに響いてくる。
ヴィクトリアはびっくりして、慌ててタオルを手に取り身体の前面を隠す。カーテンのすぐ側まで来て足音が止まった。
「タオル、その棚の引き出しに入ってるから、使うといい」
「え、ええ、知っているわ。わかるから大丈夫よ」
(タオル? タオルの場所を教えに来た? 親切心? でもそんなの何回か使っているからわかるのに)
レインは尚もカーテンの側に立ち続けている。
「あの、まだ服を着てないし恥ずかしいから小屋の外まで出ていてもらえる?」
返事は無かったが、レインの足音が遠ざかって行くのでほっとする。しかし鉄格子の側まで下がったのみで屋外に出ていく気配がない。鉄格子の外にすら出て行かなかった。
やはりジュリアスがいない時のシャワーは止めた方がよかったのだろうかと思いつつ、身体を拭いて新しい服を着込む。上はリボンとレースのついた可愛らしい黒の半袖ブラウスに、下は茶色の膝丈キュロットだ。これなら透けて胸が見えてしまうこともないし、キュロットなら下を履いていなくても安心だ。
髪の毛の水気をタオルで拭き取る。完全には乾かせないから後は自然乾燥させるしかない。
身支度を整えたヴィクトリアはそろそろとカーテンを開けた。こちらを見る黒曜石の瞳と目が合う。
「……あの、もう寝るから、灯りを落としてもらえる?」
カーテンから顔だけ出した状態で要望を出す。寝るには早すぎる時間帯ではあるが、暗くしておけば下着を着けていないことは悟られないだろう。
レインはやはり返事をしないが、鉄格子の鍵を開けて戸口に近い所にある電光灯の電源を落としに行った。
暗くなると西側の窓から差し込む月明りだけが室内を照らす。
ヴィクトリアはやっとほっとしてカーテンを開け、寝台まで歩みを進めた。まだ眠くないが寝ると言った手前横になって寝たふりでもしようと思っていた。
キィ……ガシャン、と再び鉄格子の扉が開いて閉まる音がした。ヴィクトリアは驚いて音がした方に目をやる。
鉄格子の外に出ていたはずのレインがまた中に入ってきてしまった。ヴィクトリアは内心でどきりとしたが、足枷を嵌めるために戻ったのだろうと理解した。しかしレインは檻の中に入ってすぐの所で立ち尽くしたまま動かないし、何も言わない。
暗闇の中に表情のよく見えないレインの姿が浮かび上がっていて、ヴィクトリアの不安を掻き立てた。
しばらくお互い微動だにせず無言のまま向かい合っていたが、先に動いたのはヴィクトリアだった。寝台に上ると横になり、薄掛けを被ってレインから背を向ける。
レインが何を考えているのかさっぱりわからないが、あのまま息を呑んで見つめ合っていたらそれはそれでおかしな空気になりそうだった。とにかくこのまま寝たふりをしよう。足枷を嵌めようとしないのは向こうの落ち度なのだから、わざわざ言う義理はない。
目を閉じる。深呼吸をして、心の動揺を落ち着けようとした。なのに、静かな室内にレインの靴音が響き渡る。一歩一歩、確実にヴィクトリアがいる寝台まで近付いてくる。
(きっと足枷のことを思い出して着けに来たんだ。そうだと思う。そうであってほしい)
祈りながらもヴィクトリアの心臓は早鐘のように打ち付けていた。
薄掛けが取り払われる。ヴィクトリアは目を開けてレインを見た。レインは手に足枷なんて持っていなかった。
レインは熱っぽい視線をヴィクトリアに向けている。シドが欲情した時の目付きに似ていた。ヴィクトリアは咄嗟に寝台から飛び降りて逃げようとしたが、その前に強い力で引っ張られてレインの腕の中に抱きしめられていた。
事ここに至ってようやくヴィクトリアは自分の失態に気が付いた。シャワーなんて浴びるべきではなかったのだ。
間違えた。
夕食はレインの分も用意されていたが、皿の横に『彼女が食事中は席を外す事。必ず外で食え』という達筆な自体で書かれた紙が付いていた。レインは指示通り椅子を外に持ち出して食事を摂り、ヴィクトリアが食事を終えるまで中に入ってこなかった。
夕食も終わり、窓の外はすっかり暗くなってきた。小屋の天井の電光灯に光が入り、室内を照らす。
ヴィクトリアは悩んでいた。本当は小屋に来てシャワーを浴びた直後からずっと悩んでいた。だが恥ずかしすぎてジュリアスにも相談できなかった。何度か思いきって言ってみようと思った時もあったが、結局抵抗がありすぎて男性には話せなかった。
下着の替えが無い。
ヴィクトリアは里から逃げた時に付けていた下着をずっと着続けている。もう限界だ。誰か差し入れてくれないだろうかと思ったが、今日の夕方に来てくれた人たちが持ってきた品物の中にも流石に女性の下着はなかった。ほとんど知らない相手から貰った下着を身に付けるのもどうかと思うが、背に腹は変えられない。匂いを嗅げば新品かどうかくらいわかるし、ちょっと期待していたが空振りに終わった。
だからこそジュリアスがいなくてシャワーを浴びられないのが痛かった。本当は、ジュリアスが抜ける直前くらいの遅い時間にシャワーを浴びて、ついでに今着ている下着を洗ってしまおうと思っていた。夜のうちに乾かして朝になったらそれを着る。レインとはほとんど接触もしないし寝るだけだから、服装でごまかせば下着を付けていなくてもわからないだろうと思っていた。洗濯を繰り返せば一組しか下着がなくても着回していけると踏んでいた。
なのに頼みの綱のジュリアスがいない。なぜ戻って来なかったのだろう。朝シャワーをしたから、もう今日は浴びるつもりがないと思っているのかもしれない。
レインは鉄格子の外からずっとこちらを見ている。ジュリアスは仕事を持ち込んでいたが、レインは冷たい目でヴィクトリアを観察するように見ているだけだ。若干視線が痛く感じるほどに脇目も振らずこちらを見てくるが、それが彼の仕事なのだから致し方ない。昨日の夜もそうだったし今日は昼過ぎからずっと見られているので視線にはもう慣れた。
ヴィクトリアはそわそわしながら考えていた。もう一日下着を洗わずに明日まで我慢するという選択肢はヴィクトリアの中にはない。朝から洗いたくて仕方がなかったが、今日の夜まではと耐えていたのだ。既に限界だ。シャワーを浴びずに下着だけ洗う方法もあるが、結局足枷を外さなければ下は脱げない。
ヴィクトリアは先程からレインをちらちらと見ていた。その度にこちらを真っ直ぐに見るレインと目が合う。
(下着を脱ぎたいから足枷を外してほしいだなんて言ったら変な女だと思われる)
それならシャワーを浴びると言う方が自然だ。
(ジュリアスがいないけれどシャワーを浴びる。もうそれしかない)
ジュリアスには『俺が見張りの時以外は絶対にシャワーを使うな』と強く言われていたけど、レインなら大丈夫ではないだろうか。彼の態度は冷たくてそっけないしヴィクトリアを嫌っているのは明らかだ。服の差し入れをしてくれた事は不思議だが、きっと気の迷いか何かだろう。昨日一晩二人きりでいても特に何も起こらなかったし、何より女嫌いだと言っていた。
(大丈夫よね。うん、きっと大丈夫)
ヴィクトリアは立ち上がった。
「シャワーを浴びたいの。足枷を外してもらえる?」
鉄格子の側まで歩み寄ってレインに告げたが、彼は返事もしない。しかし無言のまま動いて柵の内側まで入ってくると、鍵を取り出して足枷を外してくれた。
「ありがとう」
ヴィクトリアは微笑んだ。意志の疎通が取れたことにほっとする。ヴィクトリアはそのままウキウキとした気分でシャワー設備に近付き、カーテンを引いて服を脱ぐ。先に念願だった下着を上下共に石鹸で洗った。
(よかった。本当によかった)
これで明日は綺麗な下着を着ることができる。棚の辺りに適当に干してから、壁の取手を捻ってシャワーを浴びる。ヴィクトリアは鼻歌でも歌い出しそうな気分だったが、はたとおかしな事に気が付いた。
レインの匂いが、さっき足枷を外した場所から動いていない。
しゃかしゃかと泡を付けて髪を洗いながら、あれこれはちょっとまずいのではと思った。小屋の外に出ていてほしいと言うのを忘れてしまった。ジュリアスは毎回何も言わずともそうしてくれたから、きっと彼もそうしてくれるものだとばかり思っていた。
ヴィクトリアは髪の毛を洗い流した。身体も手早く泡で洗って流す。早く終わらせよう。
大方洗い終わり、シャワーを捻って止めた時だった。カツ、カツ、とレインの靴音がこちらに響いてくる。
ヴィクトリアはびっくりして、慌ててタオルを手に取り身体の前面を隠す。カーテンのすぐ側まで来て足音が止まった。
「タオル、その棚の引き出しに入ってるから、使うといい」
「え、ええ、知っているわ。わかるから大丈夫よ」
(タオル? タオルの場所を教えに来た? 親切心? でもそんなの何回か使っているからわかるのに)
レインは尚もカーテンの側に立ち続けている。
「あの、まだ服を着てないし恥ずかしいから小屋の外まで出ていてもらえる?」
返事は無かったが、レインの足音が遠ざかって行くのでほっとする。しかし鉄格子の側まで下がったのみで屋外に出ていく気配がない。鉄格子の外にすら出て行かなかった。
やはりジュリアスがいない時のシャワーは止めた方がよかったのだろうかと思いつつ、身体を拭いて新しい服を着込む。上はリボンとレースのついた可愛らしい黒の半袖ブラウスに、下は茶色の膝丈キュロットだ。これなら透けて胸が見えてしまうこともないし、キュロットなら下を履いていなくても安心だ。
髪の毛の水気をタオルで拭き取る。完全には乾かせないから後は自然乾燥させるしかない。
身支度を整えたヴィクトリアはそろそろとカーテンを開けた。こちらを見る黒曜石の瞳と目が合う。
「……あの、もう寝るから、灯りを落としてもらえる?」
カーテンから顔だけ出した状態で要望を出す。寝るには早すぎる時間帯ではあるが、暗くしておけば下着を着けていないことは悟られないだろう。
レインはやはり返事をしないが、鉄格子の鍵を開けて戸口に近い所にある電光灯の電源を落としに行った。
暗くなると西側の窓から差し込む月明りだけが室内を照らす。
ヴィクトリアはやっとほっとしてカーテンを開け、寝台まで歩みを進めた。まだ眠くないが寝ると言った手前横になって寝たふりでもしようと思っていた。
キィ……ガシャン、と再び鉄格子の扉が開いて閉まる音がした。ヴィクトリアは驚いて音がした方に目をやる。
鉄格子の外に出ていたはずのレインがまた中に入ってきてしまった。ヴィクトリアは内心でどきりとしたが、足枷を嵌めるために戻ったのだろうと理解した。しかしレインは檻の中に入ってすぐの所で立ち尽くしたまま動かないし、何も言わない。
暗闇の中に表情のよく見えないレインの姿が浮かび上がっていて、ヴィクトリアの不安を掻き立てた。
しばらくお互い微動だにせず無言のまま向かい合っていたが、先に動いたのはヴィクトリアだった。寝台に上ると横になり、薄掛けを被ってレインから背を向ける。
レインが何を考えているのかさっぱりわからないが、あのまま息を呑んで見つめ合っていたらそれはそれでおかしな空気になりそうだった。とにかくこのまま寝たふりをしよう。足枷を嵌めようとしないのは向こうの落ち度なのだから、わざわざ言う義理はない。
目を閉じる。深呼吸をして、心の動揺を落ち着けようとした。なのに、静かな室内にレインの靴音が響き渡る。一歩一歩、確実にヴィクトリアがいる寝台まで近付いてくる。
(きっと足枷のことを思い出して着けに来たんだ。そうだと思う。そうであってほしい)
祈りながらもヴィクトリアの心臓は早鐘のように打ち付けていた。
薄掛けが取り払われる。ヴィクトリアは目を開けてレインを見た。レインは手に足枷なんて持っていなかった。
レインは熱っぽい視線をヴィクトリアに向けている。シドが欲情した時の目付きに似ていた。ヴィクトリアは咄嗟に寝台から飛び降りて逃げようとしたが、その前に強い力で引っ張られてレインの腕の中に抱きしめられていた。
事ここに至ってようやくヴィクトリアは自分の失態に気が付いた。シャワーなんて浴びるべきではなかったのだ。
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