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父編
夏の思い出 ✤✤✤
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女性上位あり、下品な祭り注意
***
部屋を飛び出し、滞在中の別荘も飛び出したロゼは、ただひたすらに走っていた。
魔力はないが普通の人間よりも体力のあるロゼは、自分の脚力だけを頼りに闇夜の中を猛然と走り続け、ようやく、目的地のとある村へと辿り着いた。
その小さな村には夏の盛りに子宝祈願の祭りを開催している。村に唯一ある寺院の周囲では露店なども出ているが、精力増強のための薬などもこれ見よがしに売られていたりする。
寺院の祭壇にはこの時期だけ、男性器を模した巨大な木造のご本尊が祀られていて、ご本尊が乾かないようにと、夜中でも一定の時間で水を掛けなければならないそうだ。
こんな夜更けでは露店も閉まっているだろうが、水を掛ける役割の司祭を始めとして、誰か起きている者に尋ねれば薬が手に入るのではないかと、ロゼはその可能性に賭けていた。
ロゼが欲しいのは睡眠薬だ。薬でアークを眠らせ、その間に思う存分ズッコンバッコンやって、スッカラカンになるまで精子を搾り取ってやるつもりだ。
(妊活への執念舐めんなよおおぉぉぉっ!)
ロゼの思いが天へ届いたのか、村に入ってすぐ、真夜中にも関わらず若者同士でワイワイと集まって語り合っている集団を見つけた。
運良くその中の一人に実家が薬屋を営んでいるという若者がいたため、ロゼは頼み込んで睡眠薬と、それから、枯れてもまたバッキバキに復活できるという精力増強剤と、そして、「子供ができやすくなる薬」なるものをお勧めされるがまま購入した。
再び走って別荘に戻って来た頃には、もうすぐ夜明けという時間帯だった。ロゼは超強力睡眠薬と精力増強剤を口移しでアークへ飲ませてから、自身も子供ができやすくなる薬を飲んだ。
ロゼは逸る心を抑えながらシャワーでさっと汗を流した後に、全裸のままアークに跨がった。
アークの男根は精力増強剤のおかげか、何をせずとも硬く天を向いている。
裏筋を秘裂に添わせて擦ると、期待に膨らむロゼの淫穴は充分に濡れ濡れだったらしく、ヌチュヌチュといやらしい音が鳴って、溢れた蜜が陰茎を伝い落ちていった。
ロゼは指でくぱりと秘裂を開くと、アークの先端を嵌め込み、腰を落として彼の全てを飲み込んだ。
「あっ! イっちゃう! イっちゃうう……っ!」
ズン、と最奥に彼のモノが当たった刺激でロゼは達した。涙が出るくらいに気持ちが良くて、ロゼは愛するアークと子作りセックスができる幸運に感謝した。
アークは仕事で家にいないことも多いが、ロゼは本当は、アークのそばに四六時中ずっといたいと思っている。
ロゼはアークと毎日毎時毎秒繋がっていたいくらいに深く彼を愛している。ロゼにとってはアークこそが幸せの源だった。
「……っ……く……」
ロゼが上り詰めそうになりながら騎乗位で激しく腰を振っていると、アークの吐息のような色っぽい声が聞こえてきた。
「アーちゃん、気持ちいいの? いいのよ、中に出してっ! アーちゃんの赤ちゃんが欲しいのっ!」
ロゼが叫んで膣をきつく締めながら動きを早めると、アークの陰茎がビクビクッと震え、彼女の体内が温かなもので満たされた。
それと同時にロゼの心も喜びで満たされ、彼女もすぐに長い長い絶頂を味わった。
「アーちゃん……! もっと……! もっとちょうだい!」
アークの大量の子種を浴びたかったロゼは、強請るように声を上げて再び動き出し、行為に耽溺した。
薬の影響なのか、アークは昼過ぎにようやく起き出してきた。
ロゼも昨晩のアークが激しすぎて疲れたからと適当な理由をつけて、レオハルトをアークに任せて部屋に籠もっていた。
ロゼは夕食時に会ったシオンに、念願の受精を見破られて声を上げられるまでは、昨夜の出来事は内緒にしていた。
ロゼの胎の中に新しい命が宿ったことを知ったアークは、珍しくも顔に驚きの表情を浮かべていたので、ロゼは夫を出し抜けたことに歓喜した。
アークは昨夜のロゼの行動を魔法で探った後、半ば呆れてもいたようだったが、デキたものはしょうがないと、本当は嬉しいくせにそんなことも言っていた。
「ヤり溜めするぞ」
ところが、ロゼがアークにギャフンと言わせることができたのはそこまでで、妊娠で体調が悪くなることを見越したアークに、彼女は半ば監禁のように部屋に連れ込まれた。
ロゼはあれほど願っていた中出しで、鬼のように責めてくるアークにヤりまくられて、無間絶頂地獄を味わい続け、白旗を揚げ続けた。
その結果ロゼは滞在中の初日しか海遊びができなかったが、別荘でずっとアークの愛を独り占めできたことは、夏の良い思い出となった。
***
《後日談》
「ねえカイちゃん、そろそろ性別わかるかしら? 見てもらってもいい?」
「あ、そうだね…… じゃあ見てみるね」
透視魔法で自分のお腹を探るカインを見ながら、ロゼはワクワクしていた。
「えーっと……」
「どっち? どっち?」
カインはとても言い難そうにしている。
「………………男」
「何でよぉぉぉぉっ!」
父編了
***
部屋を飛び出し、滞在中の別荘も飛び出したロゼは、ただひたすらに走っていた。
魔力はないが普通の人間よりも体力のあるロゼは、自分の脚力だけを頼りに闇夜の中を猛然と走り続け、ようやく、目的地のとある村へと辿り着いた。
その小さな村には夏の盛りに子宝祈願の祭りを開催している。村に唯一ある寺院の周囲では露店なども出ているが、精力増強のための薬などもこれ見よがしに売られていたりする。
寺院の祭壇にはこの時期だけ、男性器を模した巨大な木造のご本尊が祀られていて、ご本尊が乾かないようにと、夜中でも一定の時間で水を掛けなければならないそうだ。
こんな夜更けでは露店も閉まっているだろうが、水を掛ける役割の司祭を始めとして、誰か起きている者に尋ねれば薬が手に入るのではないかと、ロゼはその可能性に賭けていた。
ロゼが欲しいのは睡眠薬だ。薬でアークを眠らせ、その間に思う存分ズッコンバッコンやって、スッカラカンになるまで精子を搾り取ってやるつもりだ。
(妊活への執念舐めんなよおおぉぉぉっ!)
ロゼの思いが天へ届いたのか、村に入ってすぐ、真夜中にも関わらず若者同士でワイワイと集まって語り合っている集団を見つけた。
運良くその中の一人に実家が薬屋を営んでいるという若者がいたため、ロゼは頼み込んで睡眠薬と、それから、枯れてもまたバッキバキに復活できるという精力増強剤と、そして、「子供ができやすくなる薬」なるものをお勧めされるがまま購入した。
再び走って別荘に戻って来た頃には、もうすぐ夜明けという時間帯だった。ロゼは超強力睡眠薬と精力増強剤を口移しでアークへ飲ませてから、自身も子供ができやすくなる薬を飲んだ。
ロゼは逸る心を抑えながらシャワーでさっと汗を流した後に、全裸のままアークに跨がった。
アークの男根は精力増強剤のおかげか、何をせずとも硬く天を向いている。
裏筋を秘裂に添わせて擦ると、期待に膨らむロゼの淫穴は充分に濡れ濡れだったらしく、ヌチュヌチュといやらしい音が鳴って、溢れた蜜が陰茎を伝い落ちていった。
ロゼは指でくぱりと秘裂を開くと、アークの先端を嵌め込み、腰を落として彼の全てを飲み込んだ。
「あっ! イっちゃう! イっちゃうう……っ!」
ズン、と最奥に彼のモノが当たった刺激でロゼは達した。涙が出るくらいに気持ちが良くて、ロゼは愛するアークと子作りセックスができる幸運に感謝した。
アークは仕事で家にいないことも多いが、ロゼは本当は、アークのそばに四六時中ずっといたいと思っている。
ロゼはアークと毎日毎時毎秒繋がっていたいくらいに深く彼を愛している。ロゼにとってはアークこそが幸せの源だった。
「……っ……く……」
ロゼが上り詰めそうになりながら騎乗位で激しく腰を振っていると、アークの吐息のような色っぽい声が聞こえてきた。
「アーちゃん、気持ちいいの? いいのよ、中に出してっ! アーちゃんの赤ちゃんが欲しいのっ!」
ロゼが叫んで膣をきつく締めながら動きを早めると、アークの陰茎がビクビクッと震え、彼女の体内が温かなもので満たされた。
それと同時にロゼの心も喜びで満たされ、彼女もすぐに長い長い絶頂を味わった。
「アーちゃん……! もっと……! もっとちょうだい!」
アークの大量の子種を浴びたかったロゼは、強請るように声を上げて再び動き出し、行為に耽溺した。
薬の影響なのか、アークは昼過ぎにようやく起き出してきた。
ロゼも昨晩のアークが激しすぎて疲れたからと適当な理由をつけて、レオハルトをアークに任せて部屋に籠もっていた。
ロゼは夕食時に会ったシオンに、念願の受精を見破られて声を上げられるまでは、昨夜の出来事は内緒にしていた。
ロゼの胎の中に新しい命が宿ったことを知ったアークは、珍しくも顔に驚きの表情を浮かべていたので、ロゼは夫を出し抜けたことに歓喜した。
アークは昨夜のロゼの行動を魔法で探った後、半ば呆れてもいたようだったが、デキたものはしょうがないと、本当は嬉しいくせにそんなことも言っていた。
「ヤり溜めするぞ」
ところが、ロゼがアークにギャフンと言わせることができたのはそこまでで、妊娠で体調が悪くなることを見越したアークに、彼女は半ば監禁のように部屋に連れ込まれた。
ロゼはあれほど願っていた中出しで、鬼のように責めてくるアークにヤりまくられて、無間絶頂地獄を味わい続け、白旗を揚げ続けた。
その結果ロゼは滞在中の初日しか海遊びができなかったが、別荘でずっとアークの愛を独り占めできたことは、夏の良い思い出となった。
***
《後日談》
「ねえカイちゃん、そろそろ性別わかるかしら? 見てもらってもいい?」
「あ、そうだね…… じゃあ見てみるね」
透視魔法で自分のお腹を探るカインを見ながら、ロゼはワクワクしていた。
「えーっと……」
「どっち? どっち?」
カインはとても言い難そうにしている。
「………………男」
「何でよぉぉぉぉっ!」
父編了
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