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四男編
彼女の覚悟、彼の唯一 ✤✤✤
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ジュリナリーゼの私室に備え付けの浴室では、彼女の微かな喘ぎ声と共に、ショリ、ショリ、と毛剃りの音が響いていた。
「どうしよう、恥ずかしいわセシル…… 恥ずかしい……」
「もうちょっとだよ…… 動かないでね」
浴室の床上では、マイクロビキニを脱いで全裸になったジュリナリーゼが脚を開脚し、膝を立てた状態で座っていた。
セシルがジュリナリーゼの秘部にカミソリの刃を当てて毛の処理をしているわけだが、ジュリナリーゼはセシルにそんなことをされているのが、堪らなく恥ずかしかった。
秘所の毛を剃り落としたことなど、生まれてこの方一度もない。ジュリナリーゼは人にやってもらうしかないと思ったが、まさか使用人を呼んでセクハラ行為を強制させるわけにもいかず、適任者は彼氏のセシルしかいないと思った。
というか、セシルに「毛は俺が剃るね♪」とやはりノリノリで風呂場に連れ込まれて、現在全裸開脚をする羽目になっていた。
「あとは仕上げかな。もっと剃りやすいように、両脚を自分で持って仰向けに寝転んで。俺にリィの勃起クリと欲しがりオマンコをよーく見せつけるようにしてみて」
セシルの指摘の通り、ジュリナリーゼの花芯はぷくりと膨らみ色付いている。
恥ずかしくて死にそうな心とは裏腹に、この恥辱に興奮でもしているのか、ジュリナリーゼの身体は快感を貪欲に求めているようだった。
「……はい…………」
ジュリナリーゼは言われるがままその姿勢を取った。セシルの優しさなのか、横たわるジュリナリーゼの身体の下に、いつの間にか魔法で、どんな衝撃でも吸収しそうな寝台並みの柔らかバスマットが敷かれていた。
鼻唄混じりにショリショリと処理を進めるセシルに全てを曝け出しながら、なんでこんなことになっているのだろうと、ジュリナリーゼは全身を真っ赤にしつつ涙目で羞恥に耐えていた。
「できたよー! つるりんオマンコ!」
そう言ってカミソリを置いたセシルは、ジュリナリーゼの局部に温かなお湯をかけて毛を流し始めるが、同時に不埒な指が花芯を虐め始めたので、軽く昇天しそうになった。
「では、いっただっきまーす!」
「ふぇっ?」
イキかけていたジュリナリーゼが疑問の声を出した時には、既にセシルの口元が膣口に吸い付いていた。
性器の中も外もチロチロ動く舌に翻弄されて、おまけに花芯も巧みに弄られている状態だったため、ジュリナリーゼはすぐに達してしまった。
「ま、待って! きゅ、休憩!」
続け様に何度か達してもセシルが口淫をやめないので、剃毛の恥ずかしさで精神が限界に近かったジュリナリーゼは、白旗を揚げた。
「何言ってるの? 夜はこれからでしょ? リィの初めての生パイパンオマンコなんだから、味わい尽くさないとね」
セシルはなぜかパチッとウインクまでしてきたが、彼の雄芯はお腹に付きそうなほどにギチギチに反り返っていて、可愛さとは無縁だった。
セシルは手を離してしまったジュリナリーゼに変わって彼女の両太ももを押さえて広げると、先走りを溢してはち切れんばかりの陰茎をジュリナリーゼの中に挿入した。
いつもは後背位でするのが好きなセシルだが、ジュリナリーゼの恥部を視姦しながら楽しみたかったのか、正常位に近い体位で繋がった。
ジュリナリーゼを犯すセシルの眼は獣のように爛々と輝いている。
「あんんっ……! ふぁぁぁ……っ!」
陰核を刺激されながらゆっくり穿たれると、中と外から堪らないうねりが生まれ、セシルのまだ少年の性器では届かない膣の奥まで快楽が運ばれて、ジュリナリーゼを切ない気持ちにさせた。
ジュリナリーゼは次期宗主という責任のある立場であり、年の離れたセシルを婚約者にすることに反対や心配の声は多数あったが、ジュリナリーゼはどんなことがあっても、必ずセシルと結婚する覚悟だった。
ジュリナリーゼの夫になるのはセシルだけだ。ジュリナリーゼは今度こそ、この恋を貫くと決めている。
セシルがゆっくりだった抽送の速度を徐々に上げていき、ジュリナリーゼを翻弄し尽くす。
「ああああっ! イクっ! イクぅっ!」
セシルはジュリナリーゼをぎゅうっと抱きしめた。体格差もあり、抱き合うとセシルの頭はジュリナリーゼの胸あたりにくる。
セシルはジュリナリーゼの心臓がある部分にキスをした。
「愛してるよ…… 俺の唯一…………」
セシルはわざとジュリナリーゼが達する瞬間にそんな言葉を呟き、ジュリナリーゼの耳にその言葉は入れなかった。
「どうしよう、恥ずかしいわセシル…… 恥ずかしい……」
「もうちょっとだよ…… 動かないでね」
浴室の床上では、マイクロビキニを脱いで全裸になったジュリナリーゼが脚を開脚し、膝を立てた状態で座っていた。
セシルがジュリナリーゼの秘部にカミソリの刃を当てて毛の処理をしているわけだが、ジュリナリーゼはセシルにそんなことをされているのが、堪らなく恥ずかしかった。
秘所の毛を剃り落としたことなど、生まれてこの方一度もない。ジュリナリーゼは人にやってもらうしかないと思ったが、まさか使用人を呼んでセクハラ行為を強制させるわけにもいかず、適任者は彼氏のセシルしかいないと思った。
というか、セシルに「毛は俺が剃るね♪」とやはりノリノリで風呂場に連れ込まれて、現在全裸開脚をする羽目になっていた。
「あとは仕上げかな。もっと剃りやすいように、両脚を自分で持って仰向けに寝転んで。俺にリィの勃起クリと欲しがりオマンコをよーく見せつけるようにしてみて」
セシルの指摘の通り、ジュリナリーゼの花芯はぷくりと膨らみ色付いている。
恥ずかしくて死にそうな心とは裏腹に、この恥辱に興奮でもしているのか、ジュリナリーゼの身体は快感を貪欲に求めているようだった。
「……はい…………」
ジュリナリーゼは言われるがままその姿勢を取った。セシルの優しさなのか、横たわるジュリナリーゼの身体の下に、いつの間にか魔法で、どんな衝撃でも吸収しそうな寝台並みの柔らかバスマットが敷かれていた。
鼻唄混じりにショリショリと処理を進めるセシルに全てを曝け出しながら、なんでこんなことになっているのだろうと、ジュリナリーゼは全身を真っ赤にしつつ涙目で羞恥に耐えていた。
「できたよー! つるりんオマンコ!」
そう言ってカミソリを置いたセシルは、ジュリナリーゼの局部に温かなお湯をかけて毛を流し始めるが、同時に不埒な指が花芯を虐め始めたので、軽く昇天しそうになった。
「では、いっただっきまーす!」
「ふぇっ?」
イキかけていたジュリナリーゼが疑問の声を出した時には、既にセシルの口元が膣口に吸い付いていた。
性器の中も外もチロチロ動く舌に翻弄されて、おまけに花芯も巧みに弄られている状態だったため、ジュリナリーゼはすぐに達してしまった。
「ま、待って! きゅ、休憩!」
続け様に何度か達してもセシルが口淫をやめないので、剃毛の恥ずかしさで精神が限界に近かったジュリナリーゼは、白旗を揚げた。
「何言ってるの? 夜はこれからでしょ? リィの初めての生パイパンオマンコなんだから、味わい尽くさないとね」
セシルはなぜかパチッとウインクまでしてきたが、彼の雄芯はお腹に付きそうなほどにギチギチに反り返っていて、可愛さとは無縁だった。
セシルは手を離してしまったジュリナリーゼに変わって彼女の両太ももを押さえて広げると、先走りを溢してはち切れんばかりの陰茎をジュリナリーゼの中に挿入した。
いつもは後背位でするのが好きなセシルだが、ジュリナリーゼの恥部を視姦しながら楽しみたかったのか、正常位に近い体位で繋がった。
ジュリナリーゼを犯すセシルの眼は獣のように爛々と輝いている。
「あんんっ……! ふぁぁぁ……っ!」
陰核を刺激されながらゆっくり穿たれると、中と外から堪らないうねりが生まれ、セシルのまだ少年の性器では届かない膣の奥まで快楽が運ばれて、ジュリナリーゼを切ない気持ちにさせた。
ジュリナリーゼは次期宗主という責任のある立場であり、年の離れたセシルを婚約者にすることに反対や心配の声は多数あったが、ジュリナリーゼはどんなことがあっても、必ずセシルと結婚する覚悟だった。
ジュリナリーゼの夫になるのはセシルだけだ。ジュリナリーゼは今度こそ、この恋を貫くと決めている。
セシルがゆっくりだった抽送の速度を徐々に上げていき、ジュリナリーゼを翻弄し尽くす。
「ああああっ! イクっ! イクぅっ!」
セシルはジュリナリーゼをぎゅうっと抱きしめた。体格差もあり、抱き合うとセシルの頭はジュリナリーゼの胸あたりにくる。
セシルはジュリナリーゼの心臓がある部分にキスをした。
「愛してるよ…… 俺の唯一…………」
セシルはわざとジュリナリーゼが達する瞬間にそんな言葉を呟き、ジュリナリーゼの耳にその言葉は入れなかった。
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