Happy Life

花森 雲空

文字の大きさ
上 下
3 / 7

風船屋と花屋の居酒屋会話

しおりを挟む
「じゃあ、ご両親は車の事故で亡くなられて、拓海が花屋をつぐことにしたんだ。一人っ子って結構大変だね」

私は焼き鳥を食べながら、檸檬サワーを飲んだ。

星美は?と拓海に聞かれて困った。

「兄と弟がいたんだけど、病死したの。両親は、まだ三人が幼いときに逃げた。祖父母に育てられ、今に至る!」

拓海と乾杯しなおした。

「俺達って笑えられてる今が幸せだなあ!」

笑いながら、お酒のおかわりを二つもらった。

2時間後

「歓迎会ということで、お開きにしようか!」

拓海が奢ってくれ、携帯の番号を交換した。

「夜になったら、静かなところが静か過ぎるところになるな」

都会に住んでいたのかな?

タクシーがきて、私が払うからと座った。

「運転手さん、そこで!俺、上に住んでるから!またね!」

ありがとうと、拓海に手を振った。


翌日

パソコンで、注文とコメントを見ながら、今日は開けながら仕事をすることに決めた。

お祝いが多く、私も幸せな気分になる。

車でPIERROTに向かい、店の中を掃除して、作っていくことにした。

9時から開店し、丁寧に箱に詰めていった。

お昼を食べたら、拓海の風船を運びに花屋を覗こう!

車で丁寧に運びながら、Poemに着いた。

拓海は一人で作業をしていた。

「Openできそうかな?」

フラワーアレンジメントのクマやうさぎまあり、可愛かった!

「ありがとう!揺れたら舞う感じかな?」

風船を青空の下にだし、風を待った。

静かに揺れると、花びらが舞った。

「お客さん、いっぱい入るといいね!お店あるから行くね!」

手を振り、昼からの仕事に向かった。

お客さんが待っていたので、急いで店を開けた!
しおりを挟む

処理中です...