3 / 9
奈也は彼氏もどき!?
しおりを挟む
結局、Butterflyに行ったものの、契約内容は見せてもらえず、サインと判を押してきた。
売られたんだから仕方ない。
上も下を見てもきりが無いもんだ。
玄関の鍵を開け、中に入ると、一人の男性が立っていて驚いた!
「大丈夫。俺を選んでくれただろ?深雪。名前は奈也(なや)だ。本名だ。静かに聞いてほしい」
すると奈也は抱きしめるフリをして耳元で囁やいた。
「Butterflyは違法営業をしている。俺は警察の人間だ。潜入捜査をしている。深雪が他を選んでも、俺が名乗り出るつもりでいた。盗聴器はなさそうだが念のためにな」
私はそっと離れ、これもテストだと思った。
「私は売られた人間です。失う事は怖くない。死ぬ覚悟です。自由になってください」
すると、チャイムが鳴った。
奈也は、俺が出ると玄関に向かったので、私も付いていった。
「あら、お二人揃って。てことは、バージンは終わったのかしら?確認しに来たの。白雪には客がつくわ。そしたら、未来は契約終了よ」
すると、奈也は答えた。
「申し訳ありません。起たなかったんで、まだすませていません」
【ガツンッ】
!!!
奈也は男に鉄の棒で頭を殴られた。
「奈也になにするの!?私が悪いのよ!何でもするから奈也には手をださないで!」
頭から血を流しながら、奈也は私を守る様に立ち塞がった。
「この時を待っていたんだ。道家竜二。Butterflyの終わりが見えてきたな」
何処からともなく、警察官がぞろぞろでてきた。
そして、男は連れて行かれた。
私は安心したのかわからないが、気を失った。
「目が冷めたか?ここは病院だ。安心しろ。髪はウィッグだ。本当の俺はここにいる。大丈夫か?」
私は呆然と奈也を見つめ、頭を触った。
「あいつは、Butterflyの幹部でしかない。俺はButterflyを潰して、深雪を守り抜く。彼氏だろ?」
微笑んで頭を撫でてくれた。
点滴が外れ、奈也の車で家に帰るはずが道が違う事に気づいた。
奈也が車を止め、マンションの一室に連れて行こうとした。
「2LDKなんだけど、俺の部屋に一緒に住まないか?部屋もあるから」
私の胸は高鳴った瞬間、仕事用の携帯が鳴った。
売られたんだから仕方ない。
上も下を見てもきりが無いもんだ。
玄関の鍵を開け、中に入ると、一人の男性が立っていて驚いた!
「大丈夫。俺を選んでくれただろ?深雪。名前は奈也(なや)だ。本名だ。静かに聞いてほしい」
すると奈也は抱きしめるフリをして耳元で囁やいた。
「Butterflyは違法営業をしている。俺は警察の人間だ。潜入捜査をしている。深雪が他を選んでも、俺が名乗り出るつもりでいた。盗聴器はなさそうだが念のためにな」
私はそっと離れ、これもテストだと思った。
「私は売られた人間です。失う事は怖くない。死ぬ覚悟です。自由になってください」
すると、チャイムが鳴った。
奈也は、俺が出ると玄関に向かったので、私も付いていった。
「あら、お二人揃って。てことは、バージンは終わったのかしら?確認しに来たの。白雪には客がつくわ。そしたら、未来は契約終了よ」
すると、奈也は答えた。
「申し訳ありません。起たなかったんで、まだすませていません」
【ガツンッ】
!!!
奈也は男に鉄の棒で頭を殴られた。
「奈也になにするの!?私が悪いのよ!何でもするから奈也には手をださないで!」
頭から血を流しながら、奈也は私を守る様に立ち塞がった。
「この時を待っていたんだ。道家竜二。Butterflyの終わりが見えてきたな」
何処からともなく、警察官がぞろぞろでてきた。
そして、男は連れて行かれた。
私は安心したのかわからないが、気を失った。
「目が冷めたか?ここは病院だ。安心しろ。髪はウィッグだ。本当の俺はここにいる。大丈夫か?」
私は呆然と奈也を見つめ、頭を触った。
「あいつは、Butterflyの幹部でしかない。俺はButterflyを潰して、深雪を守り抜く。彼氏だろ?」
微笑んで頭を撫でてくれた。
点滴が外れ、奈也の車で家に帰るはずが道が違う事に気づいた。
奈也が車を止め、マンションの一室に連れて行こうとした。
「2LDKなんだけど、俺の部屋に一緒に住まないか?部屋もあるから」
私の胸は高鳴った瞬間、仕事用の携帯が鳴った。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。


極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。



ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる