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ぶし!ご飯作ったから食え!
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何が好きかわからなく、空腹の状態なら、柔らかいものがいいと、肉そぼろの南瓜煮、脂身を切った生姜焼き、荒野豆腐に海老をつけて炊いた。
塩おにぎりがいいかと、三個作り、ワカメと豆腐のみのみそ汁を作った。
「痛いのか腹減ってるのかわかんねえ?わんこか?顔ナメたら臭いだろ?あっ!鼻の下を舐めたぞ!くっせー!」
忙しい人だと、食事を置いた。
「まじで!?美味そう!洗面所どこっ?」
あっちだよと、武士を押した。
傷の具合から見ると、顔の傷、足に刺された傷、あと、抱き上げたときに聞こえたペースメーカー。
「シャワー浴びて、素っ裸ででてきて。私は自己治療するにはたけているから」
シャワーを浴びながら、塩のシャワーでも浴びたかの様な叫び声が聞こえた。
「大丈夫!?」と、思わず扉を開いた。
ト●ー(スネ●●ル)みたいな形で怯えていた。
「骨見えてるかも!?」
ぶし、そんなことで戦場で生き抜けるか?
体を拭き、髪を乾かした。
「ご飯食べながらでいいから、消毒させて」
むしゃむしゃたべる武士。
この傷痕か。縫うしかないな。
古い道具を持ちだし、縫い針(手術用の針)と、テラマイシン(しみない化膿止め)を塗り、周りを消毒して縫った。
「綺麗な顔してるのに、何か仕事だったの?」
ごちそうさまをした武士は、眠たそうだった。
「昔、頭やってた族の薬中に刺されて殴られて、意味もわからずに拉致られていた。
俺のポルシェまで盗まれて、盗難届けは出した。俺は古着屋してる!高いぞ!」
日本酒を飲ませると床に大の字で寝た。
布団をかけて、片付けた。缶チューハイのレモンを飲みながら。
どこからどこまで信じていいのかわからなかった。
ただ、ぽっちゃんが武士の顔に寝ているのを見て、横に寄り添い眠った。
塩おにぎりがいいかと、三個作り、ワカメと豆腐のみのみそ汁を作った。
「痛いのか腹減ってるのかわかんねえ?わんこか?顔ナメたら臭いだろ?あっ!鼻の下を舐めたぞ!くっせー!」
忙しい人だと、食事を置いた。
「まじで!?美味そう!洗面所どこっ?」
あっちだよと、武士を押した。
傷の具合から見ると、顔の傷、足に刺された傷、あと、抱き上げたときに聞こえたペースメーカー。
「シャワー浴びて、素っ裸ででてきて。私は自己治療するにはたけているから」
シャワーを浴びながら、塩のシャワーでも浴びたかの様な叫び声が聞こえた。
「大丈夫!?」と、思わず扉を開いた。
ト●ー(スネ●●ル)みたいな形で怯えていた。
「骨見えてるかも!?」
ぶし、そんなことで戦場で生き抜けるか?
体を拭き、髪を乾かした。
「ご飯食べながらでいいから、消毒させて」
むしゃむしゃたべる武士。
この傷痕か。縫うしかないな。
古い道具を持ちだし、縫い針(手術用の針)と、テラマイシン(しみない化膿止め)を塗り、周りを消毒して縫った。
「綺麗な顔してるのに、何か仕事だったの?」
ごちそうさまをした武士は、眠たそうだった。
「昔、頭やってた族の薬中に刺されて殴られて、意味もわからずに拉致られていた。
俺のポルシェまで盗まれて、盗難届けは出した。俺は古着屋してる!高いぞ!」
日本酒を飲ませると床に大の字で寝た。
布団をかけて、片付けた。缶チューハイのレモンを飲みながら。
どこからどこまで信じていいのかわからなかった。
ただ、ぽっちゃんが武士の顔に寝ているのを見て、横に寄り添い眠った。
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