Polyamoly(ポリアモリー)
静芽桃(しずがもも)は、8年間付き合っていた花島勇作(はなじまゆうさく)には、仕事以外に自由をもらえず、怒りがふつふつとわき出していた。恋愛感情もなく、だらだら仕事もせず暮らされる毎日に、怒りは爆発した。「私、好きな人ができた」それは本当の話で、たあくんという幼なじみと付き合うからと。それでも、勇作は生温い生活から抜けだそうとしなかった。理解のある田崎太一(たさきたいち)たあくんは、俺を軸に恋愛をすればいいと抜けだそうとしてくれる。桃は、ポリアモリーだったことを理解してくれたからだ。※ポリアモリーとは、互いの同意を得たうえで、複数のパートナーと親密な関係を築く恋愛スタイルのこと。自由恋愛が身近にまだでていない中、桃は色んな恋愛をして、バランスをとって生活していく。ポリアモリーを理解してみてください。
あなたにおすすめの小説
君と空の下
花森 雲空
ライト文芸
瑞樹(みずき)と千冬(ちふゆ)は同じ高校からの後輩と先輩だった。剣道部の師弟関係だった二人は、千冬が大学へ行くため上京するのに、瑞樹に告白をした。卒業したら来てほしいと。遠距離恋愛を2年間経験したのち、瑞樹は千冬を追い上京する。同棲生活を考えるも二人は別々に暮らすことに。果たして二人の恋の行く方は!?
そして、千冬の弟、陽葵の難病を助けるための闇稼業【ミマワリ】をこなしながら二人は歩んでいく。
今夜、夢枕を喰らう
Maybetrue Books
ライト文芸
大学に馴染めず中退した主人公エナ。
返済しなければいけない莫大な奨学金に悩みつつも一日のほとんどを眠りについやす日々。
そんなある日、エナは夢を売るバイトをはじめる。
毎晩小舟に乗り彼女は夢の中にくりだすようになる。そして、とある地下室でランタンを灯しながら歩いていると一人の青年と出会う。
彼女は夢の中で様々な体験をし、心の成長を感じる。恋と友情の狭間のボーイミーツガールストーリー。
flowing with love(愛は流れて)
花森 雲空
ライト文芸
魚水月香(うおみずつきか)は、幼なじみの郡雫(こおりしずく)に呼び出された。「俺と結婚を前提につきあってくれ!」断ると言い、立ち去ろうとした。肩を捕まれ、なんでいつも断る?と聞いてきた。「私、仕事が好きだし、遊んでいたいの」肩の手を振り払い、振り向いて言った。「私は幼いままじゃないの。いい企業に勤めてるからって、他を探しなさいよね」そんな月香のラブストーリー。
地獄三番街
有山珠音
ライト文芸
羽ノ浦市で暮らす中学生・遥人は家族や友人に囲まれ、平凡ながらも穏やかな毎日を過ごしていた。しかし自宅に突如届いた“鈴のついた荷物”をきっかけに、日常はじわじわと崩れていく。そしてある日曜日の夕暮れ、想像を絶する出来事が遥人を襲う。
父が最後に遺した言葉「三番街に向かえ」。理由も分からぬまま逃げ出した遥人が辿り着いたのは“地獄の釜”と呼ばれる歓楽街・千暮新市街だった。そしてそこで出会ったのは、“地獄の番人”を名乗る怪しい男。
突如として裏社会へと足を踏み入れた遥人を待ち受けるものとは──。
汚れて見えた星空に
にわ冬莉
ライト文芸
本当は行かないでほしい。
だけど、あなたは行ってしまうのね……。
その背中に、私は呟く。
「絶対に戻ってきてくださいね」
それは一方的な、約束──。
2度読むと、見える映像が変わる不思議なお話。

幸せの切符
結田龍
ライト文芸
私はこうでなければならないとか、自分の中にルールがあって。
いつの間にか、がんじがらめになっていたのかもしれない。
そのルールから外れそうになった時、無性に不安になって、焦って、焦って、恐れを肥大させてしまっていた。
私はただ幸せになりたかった。