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014 墓守は視ている
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大まかな場所を聞いたロアとユーリアは早速外に出て走り出した。
昼間とは違う乾いた風と静けさが漂う森の中で、ほー、ほーっと響く鳥の声が耳に届く。
「お兄ちゃん、夜の森って結構怖いね」
「街に近い場所には魔獣も少ないらしいけど、警戒はしておこう。あと、ユーリアは炎を簡単に使わないようにね。夜は目立ってしまうから」
「うん、わかってる」
ユーリアの返事に頷きつつ、ロアは木々の間を素早く駆け抜けていく。
仙気術を用いて身体能力を底上げしつつ、仙気の流れに意識を割きながら滝を探すが、ほどなくして先に水音が耳に飛び込んできた。
「お兄ちゃん……この音って……」
ユーリアが驚いている。無理もない。小さい滝だと聞いていたので、てっきり小川のような音が聞こえてくるのだと思っていた。
だが、まるでバケツを大量に引っくり返して上空から落とすような音が響いてくるのだ。
二人が森を抜けると視界が開けた。滝だ。
ロアは素早く視線を巡らせた。
高さは5メートルほどだろうか。滝と呼ぶには小さいが、水量は多そうだ。月明かりで暗く光る水が、突き出た岩場から勢いよく落下している。
泡立つ水は開けた川面に広がり、その先にエイミーが立っていた。
少女は息を切らせ、こめかみから汗を流しながら両手を前に突き出している。
「……くぅっっ!!」
もう何度目なのだろう。瞳を吊り上げ、高い声をあげたエイミーの両手に仙気が集中したように見えた。
だが――
(あれは……仙気じゃないな? なんだ?)
ロアは目の前の光景に強烈な違和感を覚えた。ギャランやニーアとの訓練で散々見てきた仙気はもっと濁りと癖が強いものだ。
対してエイミーが今両手に集中させているのは、例えるなら深層の水のように透明度が高く儚げなものだ。
(あれが、もしかしてギャランが言ってた魔法なのか?)
ロアが戸惑ったときだ。視線の先でエイミーが大声を上げた。
「やぁぁぁぁっっっ!!」
全力を絞り出すような気合の発露と共に、両手に水が集まった。
それは大きな塊となって滝に向けて勢いよく発射された。落ちてくる滝の水を強引に押し戻すような攻撃は、ジリジリと押し合いを繰り広げながら、途中半分ほどで押し負けて霧散する。
そして発生する水しぶき。辺り一体に細かな飛沫が飛び散り、エイミーの体が薄く濡れていく。
彼女は悔しそうに唇を噛んだ。
と、斜め後ろにいたロアとユーリアの気配に気づいた。エイミーは視線を彷徨わせる。
「あ……あー、かっこ悪いとこ見せちゃったかな? お母さんに場所聞いたの?」
「少し話を聞いてね。でも、すごい威力だったよ」
「うん、凄かった」
「そ、そう? まだまだなんだけどねー。お父さんに全然届いてないし……ほんとは滝の上まで水を戻せないとダメなの」
エイミーが照れくさそうに笑った。だが、から元気だということは一目でわかった。
ロアが進み出てエイミーの側に立ち、滝を見上げる。
「お父さんはできたんだね」
「うん。これくらい簡単に押し返してた。いつも言われてた……これができたらエイミーは一人前だって」
感情がこぼれ落ちるような声だ。エイミーは気落ちした様子で月を見上げた。
「なのに、まだ練習途中で、お父さん死んじゃったからさ……」
「……事故か何かで?」
「ううん……ここにでっかい魔獣が出たの。四本足の目が3つあるやつ。私が狙われて全然動けなかったんだけど、お父さんが魔法で戦いながら森の奥まで押し返していって……かばうようにして……でも、そのまま帰ってこなかったの」
「そっか……」
エイミーは不安そうに視線を落とした。
「私のせいで……負けちゃったってことだよね……」
「いや、きっと倒したと思うよ」
ロアの言葉にエイミーが目を見開いた。
ずっと信じたいけれど信じられなかったことを、目の前の少年は簡単に肯定したのだ。
「どうしてそう思うの?」
「だって、魔獣は最初エイミーを狙ってたんだろ? その君が、何度もこの滝に来て……襲われないはずがないじゃないか」
「あっ……そっか……」
「だから、エイミーのお父さんは、きっと勝ったよ。君を守る為に必死で戦ったんだと思う」
「……うん……ありがと、ロア」
「僕は何も」
ロアは軽く肩を竦めた。
「ところで、もう遅いよ。今日はこれくらいで終わったらどうかな?」
「……そうね。もう魔力も尽きそうだしこれくらいにしようかな」
「それがいいよ。休憩も必要だからね。……ユーリア、エイミーと一緒に戻ってくれるかい?」
「え? お兄ちゃんは?」
ユーリアが当然の疑問を投げかけると、ロアはにやりと微笑んだ。
「いや、俺もエイミーと同じことができるか挑戦したくなって。水を戻すって試したことないから」
「えー、お兄ちゃん変なとこで負けず嫌いなんだから……」
「歳下のエイミーに負けるわけにはいかないからさ」
「じゃあ私もここに残るよ」
「……ユーリアにできないところを見せたくないんだ」
ロアは気まずそうに言った。
すると、気を利かせたのかエイミーがユーリアの手を引いた。
「ほら、ああ言ってるし、先に戻るよユーリア。あれが男の意地ってやつよ……たぶん。お父さんがよく言ってた」
「えっ、そうなの? あっ、でも、お兄ちゃんも早く帰ってきてね!」
「わかってる。何度か試したらすぐ戻るよ」
ロアの言葉にしぶしぶ頷いたユーリアがエイミーと共に森に消えていく。まるで仲の良い姉妹のようだ。
そして――
ロアは切り替えるように表情を引き締めて振り返り、とある壁際に視線を向けた。
そこには――体が透けた大人の男性が背中を預けていた。
「遅くなって申し訳ないです。あなたがエイミーのお父様ですか?」
「やはり君には特殊な力があるんだね。最初からずっと視られてると思ってた。それと……娘のフォローまで、本当にすまなかったね。ロア……と言ったかな?」
「はい。墓守のロアと申します」
「私はエイミーの父の、ハグダという。しかし、墓守という職業は死者が視えるとは……聞いたこともない……」
「ハグダさん……色々と気になることもおありかと思うのですが、時間が無さそうなので先にお聞きしても構わないでしょうか?」
ロアはすべてを棚上げして言う。
ハグダが苦笑いを漏らしつつ頷いた。
「君にはすべてお見通しだね」
「一応……墓守ですので」
昼間とは違う乾いた風と静けさが漂う森の中で、ほー、ほーっと響く鳥の声が耳に届く。
「お兄ちゃん、夜の森って結構怖いね」
「街に近い場所には魔獣も少ないらしいけど、警戒はしておこう。あと、ユーリアは炎を簡単に使わないようにね。夜は目立ってしまうから」
「うん、わかってる」
ユーリアの返事に頷きつつ、ロアは木々の間を素早く駆け抜けていく。
仙気術を用いて身体能力を底上げしつつ、仙気の流れに意識を割きながら滝を探すが、ほどなくして先に水音が耳に飛び込んできた。
「お兄ちゃん……この音って……」
ユーリアが驚いている。無理もない。小さい滝だと聞いていたので、てっきり小川のような音が聞こえてくるのだと思っていた。
だが、まるでバケツを大量に引っくり返して上空から落とすような音が響いてくるのだ。
二人が森を抜けると視界が開けた。滝だ。
ロアは素早く視線を巡らせた。
高さは5メートルほどだろうか。滝と呼ぶには小さいが、水量は多そうだ。月明かりで暗く光る水が、突き出た岩場から勢いよく落下している。
泡立つ水は開けた川面に広がり、その先にエイミーが立っていた。
少女は息を切らせ、こめかみから汗を流しながら両手を前に突き出している。
「……くぅっっ!!」
もう何度目なのだろう。瞳を吊り上げ、高い声をあげたエイミーの両手に仙気が集中したように見えた。
だが――
(あれは……仙気じゃないな? なんだ?)
ロアは目の前の光景に強烈な違和感を覚えた。ギャランやニーアとの訓練で散々見てきた仙気はもっと濁りと癖が強いものだ。
対してエイミーが今両手に集中させているのは、例えるなら深層の水のように透明度が高く儚げなものだ。
(あれが、もしかしてギャランが言ってた魔法なのか?)
ロアが戸惑ったときだ。視線の先でエイミーが大声を上げた。
「やぁぁぁぁっっっ!!」
全力を絞り出すような気合の発露と共に、両手に水が集まった。
それは大きな塊となって滝に向けて勢いよく発射された。落ちてくる滝の水を強引に押し戻すような攻撃は、ジリジリと押し合いを繰り広げながら、途中半分ほどで押し負けて霧散する。
そして発生する水しぶき。辺り一体に細かな飛沫が飛び散り、エイミーの体が薄く濡れていく。
彼女は悔しそうに唇を噛んだ。
と、斜め後ろにいたロアとユーリアの気配に気づいた。エイミーは視線を彷徨わせる。
「あ……あー、かっこ悪いとこ見せちゃったかな? お母さんに場所聞いたの?」
「少し話を聞いてね。でも、すごい威力だったよ」
「うん、凄かった」
「そ、そう? まだまだなんだけどねー。お父さんに全然届いてないし……ほんとは滝の上まで水を戻せないとダメなの」
エイミーが照れくさそうに笑った。だが、から元気だということは一目でわかった。
ロアが進み出てエイミーの側に立ち、滝を見上げる。
「お父さんはできたんだね」
「うん。これくらい簡単に押し返してた。いつも言われてた……これができたらエイミーは一人前だって」
感情がこぼれ落ちるような声だ。エイミーは気落ちした様子で月を見上げた。
「なのに、まだ練習途中で、お父さん死んじゃったからさ……」
「……事故か何かで?」
「ううん……ここにでっかい魔獣が出たの。四本足の目が3つあるやつ。私が狙われて全然動けなかったんだけど、お父さんが魔法で戦いながら森の奥まで押し返していって……かばうようにして……でも、そのまま帰ってこなかったの」
「そっか……」
エイミーは不安そうに視線を落とした。
「私のせいで……負けちゃったってことだよね……」
「いや、きっと倒したと思うよ」
ロアの言葉にエイミーが目を見開いた。
ずっと信じたいけれど信じられなかったことを、目の前の少年は簡単に肯定したのだ。
「どうしてそう思うの?」
「だって、魔獣は最初エイミーを狙ってたんだろ? その君が、何度もこの滝に来て……襲われないはずがないじゃないか」
「あっ……そっか……」
「だから、エイミーのお父さんは、きっと勝ったよ。君を守る為に必死で戦ったんだと思う」
「……うん……ありがと、ロア」
「僕は何も」
ロアは軽く肩を竦めた。
「ところで、もう遅いよ。今日はこれくらいで終わったらどうかな?」
「……そうね。もう魔力も尽きそうだしこれくらいにしようかな」
「それがいいよ。休憩も必要だからね。……ユーリア、エイミーと一緒に戻ってくれるかい?」
「え? お兄ちゃんは?」
ユーリアが当然の疑問を投げかけると、ロアはにやりと微笑んだ。
「いや、俺もエイミーと同じことができるか挑戦したくなって。水を戻すって試したことないから」
「えー、お兄ちゃん変なとこで負けず嫌いなんだから……」
「歳下のエイミーに負けるわけにはいかないからさ」
「じゃあ私もここに残るよ」
「……ユーリアにできないところを見せたくないんだ」
ロアは気まずそうに言った。
すると、気を利かせたのかエイミーがユーリアの手を引いた。
「ほら、ああ言ってるし、先に戻るよユーリア。あれが男の意地ってやつよ……たぶん。お父さんがよく言ってた」
「えっ、そうなの? あっ、でも、お兄ちゃんも早く帰ってきてね!」
「わかってる。何度か試したらすぐ戻るよ」
ロアの言葉にしぶしぶ頷いたユーリアがエイミーと共に森に消えていく。まるで仲の良い姉妹のようだ。
そして――
ロアは切り替えるように表情を引き締めて振り返り、とある壁際に視線を向けた。
そこには――体が透けた大人の男性が背中を預けていた。
「遅くなって申し訳ないです。あなたがエイミーのお父様ですか?」
「やはり君には特殊な力があるんだね。最初からずっと視られてると思ってた。それと……娘のフォローまで、本当にすまなかったね。ロア……と言ったかな?」
「はい。墓守のロアと申します」
「私はエイミーの父の、ハグダという。しかし、墓守という職業は死者が視えるとは……聞いたこともない……」
「ハグダさん……色々と気になることもおありかと思うのですが、時間が無さそうなので先にお聞きしても構わないでしょうか?」
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