8 / 29
第八話 後始末
しおりを挟む
「ヘンディさん、大丈夫ですか? しっかりしてください」
捕らえられていた縄を切り、全員を戒めから解放する。ゆっくり自制心が戻ってきているのだろう。
目に光が戻りつつある。
探闘者たちが回復する中、クラスメイトはまだ当分かかりそうだ。
赤リンゴの幻惑効果は、体内のマナの量に左右されるのだろうか。
僕も本当に触らなくて良かった。
「やったぜ! このリンゴは俺のもんだ!」
「ラールセン、独り占めは許さない!」
軽快な動きで木登りして緑のリンゴを収穫しにいったラールセン。
お坊ちゃんかと思っていたけど、意外とやんちゃ系かもしれない。
そして、それに非難の目を向ける、ミツとチルルの二人。あの取り巻きの女子がラールセンにあんな顔を見せるなんて。普段は絶対に見られない光景だ。
この記憶がお互いに残らないといいな、と心から思う。
一方、ターニャは――
ぼけーっとそんな三人の様子を見上げている。しゃべらず、動かず。相変わらず何を考えているのか掴みにくい。
縛った賊はふてくされたように転がっているし、みんなを放置していくわけにもいかない。
さて、どうしよう。
悩んでいると、とうとうヘンディが復活したようだ。
樹の上に嬉々として登るラールセンをちらりと見やり、片手を顔に当てて、ため息をついてから、こめかみをもみほぐす。
僕に素早く頭を下げた。
「事情は把握しました。なんとも情けないことだ……ウインドさん、申し訳ない。助けてくださって、本当にありがとうございます」
僕は肩をつかんで彼の深く下がった頭を上げた。
元はと言えば、ターニャと話をしていた僕のせいでもある。
「構いません。元々、予想外の危地に備えて僕がいたのですから」
「ですが……結局、賊の捕縛まで一人で……あそこに転がっているガイルの強さは、よく知っています。ウインドさんにかかると武器破壊まで難なくこなされたようですが……」
ヘンディが、破片となったガイルの武器を眺める。
時間をかけて体に慣らす武器を壊すことは簡単じゃない。それは僕もよく知っている。
だから彼は驚いているのだ。
「ウインドの名は伊達じゃないので」
大事なところをすべてぼやかしてほほ笑んだ。
同じマナを流した武器で、ぶつけ合って壊れることはまずない。それで壊れる場合は、マナの総量にすさまじい差がある場合だ。
でも、魔力由来の武器は、マナ由来の武器をなぜか壊しやすいのだ。
ただ、『魔力』と『マナ』の違いを、使っている自分がわかってないから説明もできない。
「お兄ちゃん、ほら、終わったから手続きして」
「うん……」
僕のローブの裾を小さい手がくいくい引っ張っている。ダンジョン管理者のリンゴナだ。
真っ赤なワンピースに茶髪を揺らす五歳児は、幸せそうに笑う。
僕はクラスメイトの身の安全のために、賊の能力を洗いざらいリンゴナから聞いていた。
対価はこのダンジョンの副管理者になること。
どうも手続きがあるらしい。
「ウインドさん……その子は? まさかダンジョンの支配者……」
「その呼び方やめて」
覗き込んだヘンディから身を隠すようにして、リンゴナが僕の影に隠れた。べーっと舌を出している。
ヘンディが納得顔で何度もうなずいた。
「主からは、何度か聞いていますが、本当にいらっしゃるんですね。これはいい経験になった。だが、どうやら私は嫌われてるようだ」
快活に笑って頭をかいたヘンディは、「では、そちらはお任せします」と言って、顔をぱんぱんと両手でたたいた。
気持ちを切り替えているのだろう。
ヘンディが僕に背を向けて、樹上を見上げた。
「坊ちゃん、いい加減降りてきてください」
手あたり次第に緑のリンゴをもぎとっていたラールセンの顔が不愉快そうに変わった。
「ヘンディ、坊ちゃんはやめろと言っただろ」
「失礼しました。で、まだ降りてこられないのですか? あまり独り占めなさると、ご学友の手前……あとあと良いことになりませんよ」
「俺が降りたら、他のやつらにとられるだろ」
「私たちは断じてラールセン様のものを奪うようなことはありません。ですから、どうぞその辺りで……」
ヘンディに続いて、他の探闘者たちも口々に似たことを言い出した。
力づくで下ろそうと思えばできるだろうに。
僕は静かにしゃがみこみ、こっそりリンゴナに耳打ちする。
「もしかして、この幻惑中の記憶って残るの?」
「もちろん。記憶が飛ぶようなことはないよ」
「そ……そうなんだ……色々大変だな……」
完全に我に返ったときのラールセンの立場が色々と心配になる。
「お兄ちゃん、もういい? 私との約束を」
「あっ、うん……何すればいいの?」
「そこから、飛び降りて」
「……え?」
***
リンゴナが指さすのは、オアシスの隣を悠々と流れる川だ。さらにその奥は切り立った崖になっていて、大量の水が轟々と落下している。
つまり巨大な滝だ。
最下層まで千メートル級。目もくらむような高度。
今まで歩いてきた場所がこんな高地にあるとは思ってもいなかった。
僕の足が独りでに後ずさる。
「リンゴフォールって言うの。すごい景色でしょ? ここって高すぎるから、下に滝つぼがないんだよ。落ちる水はぜーんぶ途中で霧になるから」
「そ……そうなんだ。ちょっと……いらない豆知識だね」
「ん?」
お尻から背中がぞわぞわしっぱなしで落ち着かない。
いや、ちょっと待て。
「……リンゴナ、さっき飛び降りろって言わなかった?」
「言ったよ?」
「……どうして、飛び降りるの?」
「だって、この滝の途中にリンゴダンジョンの最奥の扉があるんだもん。落ちるうちに入れる、って感じ」
僕ののどの奥で、声がひっくり返る音がした。
冷や汗がだくだくとこめかみを流れ始める。自慢じゃないけど、僕は高いところは苦手な方だ。
リンゴナが楽しそうにそばに落ちていた木の棒で、がりがりと崖っぷちに二本の線を引いた。
幅は大人が寝ころべるくらい。二メートルほどだ。
「ちょうど、ここの間で落ちてね。じゃないと扉の範囲から外れて――」
リンゴナがそうっと視線を明後日の方向に向けた。
その先は言わなくてもわかるよね、と。
ハードルが上がりすぎでしょ。僕の心臓が早鐘のように脈打つ。と、突然背後からかかった声に、体を硬直させた。
やってきたのはヘンディと、苦虫をつぶしたような顔のラールセンだった。後ろには取り巻き二人に代わってターニャがいる。全員、正気に戻ったのだろう。
顔は合わせづらいだろうけど。
「ウインドさん、どうかなさったのですか? あっちは賊の連行の準備が整いました。ウインドさんは……ここで何を?」
「あ、あー、それがですね……」
「賊よ」
理由に迷った僕を制するように、リンゴナが険しい顔で口を挟む。
「滝の下にも賊の隠れ家があるの」
「そうなんですか!? この真下に?」
「そうなの。だから……ハル、じゃなくて、ウインドに確認を頼んだの」
今、リンゴナが危うくハルマって言いかけたぞ。
そこは細心の注意を払ってほしい。ラールセンもいて本当に色んな意味で危険なんだ。
ヘンディが、恐る恐る下を覗きこみ、顔を引きつらせる。
「ちょっと、この長さのロープはないですね」
「ウインドはローブいらないって。ね?」
リンゴナが僕にぱちっとウインクを飛ばす。
尊敬のまなざしと、確かにウインドさんなら、とうなずくヘンディ。
そして、「ほんとに、ここから飛び降りるのかよ」と信じられないものを見る目でおののくラールセン。ぼそりと「どこまでかっこいいんだ」と、意味のわからない言葉が聞こえたのは気のせいだろう。
ターニャは相変わらず無表情だ。
僕はすうっと息を吸い――
「この程度なら容易い。君たちは賊を連れて先に戻ってくれ」
と、あとに引けない言葉を目いっぱいクールに決めて、崖っぷちに足をかけた。
ほんと大丈夫だろうか。落下中って角度変わらない?
扉が開かなかったとかない? それらしい扉は見えないんだけど。
「では……行ってくる」
リンゴナが書いた二本の線を素早く確認する。
大丈夫。間違いなくここが中央だ。
そして、僕は目をつむって崖から飛び降りた。
捕らえられていた縄を切り、全員を戒めから解放する。ゆっくり自制心が戻ってきているのだろう。
目に光が戻りつつある。
探闘者たちが回復する中、クラスメイトはまだ当分かかりそうだ。
赤リンゴの幻惑効果は、体内のマナの量に左右されるのだろうか。
僕も本当に触らなくて良かった。
「やったぜ! このリンゴは俺のもんだ!」
「ラールセン、独り占めは許さない!」
軽快な動きで木登りして緑のリンゴを収穫しにいったラールセン。
お坊ちゃんかと思っていたけど、意外とやんちゃ系かもしれない。
そして、それに非難の目を向ける、ミツとチルルの二人。あの取り巻きの女子がラールセンにあんな顔を見せるなんて。普段は絶対に見られない光景だ。
この記憶がお互いに残らないといいな、と心から思う。
一方、ターニャは――
ぼけーっとそんな三人の様子を見上げている。しゃべらず、動かず。相変わらず何を考えているのか掴みにくい。
縛った賊はふてくされたように転がっているし、みんなを放置していくわけにもいかない。
さて、どうしよう。
悩んでいると、とうとうヘンディが復活したようだ。
樹の上に嬉々として登るラールセンをちらりと見やり、片手を顔に当てて、ため息をついてから、こめかみをもみほぐす。
僕に素早く頭を下げた。
「事情は把握しました。なんとも情けないことだ……ウインドさん、申し訳ない。助けてくださって、本当にありがとうございます」
僕は肩をつかんで彼の深く下がった頭を上げた。
元はと言えば、ターニャと話をしていた僕のせいでもある。
「構いません。元々、予想外の危地に備えて僕がいたのですから」
「ですが……結局、賊の捕縛まで一人で……あそこに転がっているガイルの強さは、よく知っています。ウインドさんにかかると武器破壊まで難なくこなされたようですが……」
ヘンディが、破片となったガイルの武器を眺める。
時間をかけて体に慣らす武器を壊すことは簡単じゃない。それは僕もよく知っている。
だから彼は驚いているのだ。
「ウインドの名は伊達じゃないので」
大事なところをすべてぼやかしてほほ笑んだ。
同じマナを流した武器で、ぶつけ合って壊れることはまずない。それで壊れる場合は、マナの総量にすさまじい差がある場合だ。
でも、魔力由来の武器は、マナ由来の武器をなぜか壊しやすいのだ。
ただ、『魔力』と『マナ』の違いを、使っている自分がわかってないから説明もできない。
「お兄ちゃん、ほら、終わったから手続きして」
「うん……」
僕のローブの裾を小さい手がくいくい引っ張っている。ダンジョン管理者のリンゴナだ。
真っ赤なワンピースに茶髪を揺らす五歳児は、幸せそうに笑う。
僕はクラスメイトの身の安全のために、賊の能力を洗いざらいリンゴナから聞いていた。
対価はこのダンジョンの副管理者になること。
どうも手続きがあるらしい。
「ウインドさん……その子は? まさかダンジョンの支配者……」
「その呼び方やめて」
覗き込んだヘンディから身を隠すようにして、リンゴナが僕の影に隠れた。べーっと舌を出している。
ヘンディが納得顔で何度もうなずいた。
「主からは、何度か聞いていますが、本当にいらっしゃるんですね。これはいい経験になった。だが、どうやら私は嫌われてるようだ」
快活に笑って頭をかいたヘンディは、「では、そちらはお任せします」と言って、顔をぱんぱんと両手でたたいた。
気持ちを切り替えているのだろう。
ヘンディが僕に背を向けて、樹上を見上げた。
「坊ちゃん、いい加減降りてきてください」
手あたり次第に緑のリンゴをもぎとっていたラールセンの顔が不愉快そうに変わった。
「ヘンディ、坊ちゃんはやめろと言っただろ」
「失礼しました。で、まだ降りてこられないのですか? あまり独り占めなさると、ご学友の手前……あとあと良いことになりませんよ」
「俺が降りたら、他のやつらにとられるだろ」
「私たちは断じてラールセン様のものを奪うようなことはありません。ですから、どうぞその辺りで……」
ヘンディに続いて、他の探闘者たちも口々に似たことを言い出した。
力づくで下ろそうと思えばできるだろうに。
僕は静かにしゃがみこみ、こっそりリンゴナに耳打ちする。
「もしかして、この幻惑中の記憶って残るの?」
「もちろん。記憶が飛ぶようなことはないよ」
「そ……そうなんだ……色々大変だな……」
完全に我に返ったときのラールセンの立場が色々と心配になる。
「お兄ちゃん、もういい? 私との約束を」
「あっ、うん……何すればいいの?」
「そこから、飛び降りて」
「……え?」
***
リンゴナが指さすのは、オアシスの隣を悠々と流れる川だ。さらにその奥は切り立った崖になっていて、大量の水が轟々と落下している。
つまり巨大な滝だ。
最下層まで千メートル級。目もくらむような高度。
今まで歩いてきた場所がこんな高地にあるとは思ってもいなかった。
僕の足が独りでに後ずさる。
「リンゴフォールって言うの。すごい景色でしょ? ここって高すぎるから、下に滝つぼがないんだよ。落ちる水はぜーんぶ途中で霧になるから」
「そ……そうなんだ。ちょっと……いらない豆知識だね」
「ん?」
お尻から背中がぞわぞわしっぱなしで落ち着かない。
いや、ちょっと待て。
「……リンゴナ、さっき飛び降りろって言わなかった?」
「言ったよ?」
「……どうして、飛び降りるの?」
「だって、この滝の途中にリンゴダンジョンの最奥の扉があるんだもん。落ちるうちに入れる、って感じ」
僕ののどの奥で、声がひっくり返る音がした。
冷や汗がだくだくとこめかみを流れ始める。自慢じゃないけど、僕は高いところは苦手な方だ。
リンゴナが楽しそうにそばに落ちていた木の棒で、がりがりと崖っぷちに二本の線を引いた。
幅は大人が寝ころべるくらい。二メートルほどだ。
「ちょうど、ここの間で落ちてね。じゃないと扉の範囲から外れて――」
リンゴナがそうっと視線を明後日の方向に向けた。
その先は言わなくてもわかるよね、と。
ハードルが上がりすぎでしょ。僕の心臓が早鐘のように脈打つ。と、突然背後からかかった声に、体を硬直させた。
やってきたのはヘンディと、苦虫をつぶしたような顔のラールセンだった。後ろには取り巻き二人に代わってターニャがいる。全員、正気に戻ったのだろう。
顔は合わせづらいだろうけど。
「ウインドさん、どうかなさったのですか? あっちは賊の連行の準備が整いました。ウインドさんは……ここで何を?」
「あ、あー、それがですね……」
「賊よ」
理由に迷った僕を制するように、リンゴナが険しい顔で口を挟む。
「滝の下にも賊の隠れ家があるの」
「そうなんですか!? この真下に?」
「そうなの。だから……ハル、じゃなくて、ウインドに確認を頼んだの」
今、リンゴナが危うくハルマって言いかけたぞ。
そこは細心の注意を払ってほしい。ラールセンもいて本当に色んな意味で危険なんだ。
ヘンディが、恐る恐る下を覗きこみ、顔を引きつらせる。
「ちょっと、この長さのロープはないですね」
「ウインドはローブいらないって。ね?」
リンゴナが僕にぱちっとウインクを飛ばす。
尊敬のまなざしと、確かにウインドさんなら、とうなずくヘンディ。
そして、「ほんとに、ここから飛び降りるのかよ」と信じられないものを見る目でおののくラールセン。ぼそりと「どこまでかっこいいんだ」と、意味のわからない言葉が聞こえたのは気のせいだろう。
ターニャは相変わらず無表情だ。
僕はすうっと息を吸い――
「この程度なら容易い。君たちは賊を連れて先に戻ってくれ」
と、あとに引けない言葉を目いっぱいクールに決めて、崖っぷちに足をかけた。
ほんと大丈夫だろうか。落下中って角度変わらない?
扉が開かなかったとかない? それらしい扉は見えないんだけど。
「では……行ってくる」
リンゴナが書いた二本の線を素早く確認する。
大丈夫。間違いなくここが中央だ。
そして、僕は目をつむって崖から飛び降りた。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
転生悪役令嬢は双子執事を護りたい~フィギュア原型師は推しの為なら異世界生活も苦じゃありません!~
天咲 琴葉
ファンタジー
推しのフィギュアを公式に認めてもらうーーその一心で人生最高傑作を造り出した私。
しかし、企業との打ち合わせ前に寄ったカフェでフィギュアの原型を盗まれそうになり、犯人と揉み合った挙げ句刺されてしまう。
目が覚めると私は赤ちゃんになっていた。
母が私を呼ぶ名前はーー推しであるイケメン双子執事の主、悪役令嬢サシャ!?
ならば私の目指すべき未来は1つ!
推し達の幸せは絶対に私が守る!
異世界営生物語
田島久護
ファンタジー
相良仁は高卒でおもちゃ会社に就職し営業部一筋一五年。
ある日出勤すべく向かっていた途中で事故に遭う。
目覚めた先の森から始まる異世界生活。
戸惑いながらも仁は異世界で生き延びる為に営生していきます。
出会う人々と絆を紡いでいく幸せへの物語。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
異世界転生したらよくわからない騎士の家に生まれたので、とりあえず死なないように気をつけていたら無双してしまった件。
星の国のマジシャン
ファンタジー
引きこもりニート、40歳の俺が、皇帝に騎士として支える分家の貴族に転生。
そして魔法剣術学校の剣術科に通うことなるが、そこには波瀾万丈な物語が生まれる程の過酷な「必須科目」の数々が。
本家VS分家の「決闘」や、卒業と命を懸け必死で戦い抜く「魔物サバイバル」、さらには40年の弱男人生で味わったことのない甘酸っぱい青春群像劇やモテ期も…。
この世界を動かす、最大の敵にご注目ください!
元ゲーマーのオタクが悪役令嬢? ごめん、そのゲーム全然知らない。とりま異世界ライフは普通に楽しめそうなので、設定無視して自分らしく生きます
みなみ抄花
ファンタジー
前世で死んだ自分は、どうやらやったこともないゲームの悪役令嬢に転生させられたようです。
女子力皆無の私が令嬢なんてそもそもが無理だから、設定無視して自分らしく生きますね。
勝手に転生させたどっかの神さま、ヒロインいじめとか勇者とか物語の盛り上げ役とかほんっと心底どうでも良いんで、そんなことよりチート能力もっとよこしてください。
転生先が森って神様そりゃないよ~チート使ってほのぼの生活目指します~
紫紺
ファンタジー
前世社畜のOLは死後いきなり現れた神様に異世界に飛ばされる。ここでへこたれないのが社畜OL!森の中でも何のそのチートと知識で乗り越えます!
「っていうか、体小さくね?」
あらあら~頑張れ~
ちょっ!仕事してください!!
やるぶんはしっかりやってるわよ~
そういうことじゃないっ!!
「騒がしいなもう。って、誰だよっ」
そのチート幼女はのんびりライフをおくることはできるのか
無理じゃない?
無理だと思う。
無理でしょw
あーもう!締まらないなあ
この幼女のは無自覚に無双する!!
周りを巻き込み、困難も何のその!!かなりのお人よしで自覚なし!!ドタバタファンタジーをお楽しみくださいな♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる