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第三章 未知なる世界へ
第63話 デレるハリエット
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翌朝、俺はパミュルに抱き着かれたまま目を覚ますと、俺の寝顔を見つめていたパミュルと目が合う。
「あっ、おはよう、ウォード♪」
「パミュル、おはよう♪」
「ハリエットはまだ寝てるわね。朝食を作るけど手伝ってくれる?」
「うん」
起きてからは2人で朝食を作ってからは、ハリエットを起こして朝食を済ませた後は、セーフティーエリアを後にして下層のマッピングを再開した。
「今日から水没エリアに入るから、足下には十分に注意して行くね」
「OK!あと少しでマッピングも終わりだから頑張ろうね♪」
下層の攻略初日に足元が水没していた場所を進む。『バシャバシャ』水を踏むので音が鳴るのは仕方ないけど、これでは甲殻が擦れるような独特の音が聞こえない。これまでとは違う状況なので、十分に注意を払う必要がある。
「この音ではザリガニやカニに気付くのに遅れるね。不意を突かれる事に気をつけて行くよ」
「先頭が1番危険だから気をつけてね」
下層を進むと俺達が立てる音より大きな音が聞こえる。
『バシャンバシャン!』
これは魔物が動く音だね。想像以上に大きな音がするので、不意を突かれる恐れはなくなったかな?大きな音がする方向へ向かうとザリガニが2体現れた。
単体なら問題ないけど複数となると、的確に動かなければ命に関わるので、ハリエットに指示を出す。
「パミュルは魔法でザリガニを寄せ付けないで、ハリエットは狙いやすい方を仕留めて、1体になったらいつも通りの作戦で倒すからね」
「「OK!」」
指示を出すと、パミュルは直ぐに魔法を放ってザリガニの動きを止める。ハリエットは止まった相手に、余裕を持って特製の矢をザリガニの頭を狙い射った。
「ハリエット任せるわよ〚風弾〛」
『ビチャ、ビチャ!』
「ナイス、パミュル!えいっ!」
『バシュン!』「キシィ……」
相変わらずの素晴らしい射術だ。
一発でザリガニを仕留めるんだから惚れ惚れするね。パミュルの〚風刃〛が残ったザリガニの尻尾に炸裂すると、痛みで仰向けになったところを俺の槍が腹部を貫くと、魔石とハサミをドロップして消滅した。
「2人ともお疲れ様!」
「ウォードもカッコ良かったよ♪」
「ハリエットの矢を射る姿は様になってて惚れ惚れしたよ♪」
「……そぅ?」
俺の言葉を聞いたハリエットは、顔を真っ赤にしながら体を『クネクネ』させていた。普段では見る事のないハリエットの可愛い一面を見る事が出来た。
「ウォード、その顔でその言葉を掛けるとね、どんな子でもああなるのよ(笑)」
「よく判らないけど気をつけるよ」
「私とハリエットになら良いのよ♪愛する人から言われると嬉しいからね」
「うん、判ったよ♪」
ハリエットが落ち着くのを待ってから、下層のマッピングを再開して先へと進んで行った。
「あっ、おはよう、ウォード♪」
「パミュル、おはよう♪」
「ハリエットはまだ寝てるわね。朝食を作るけど手伝ってくれる?」
「うん」
起きてからは2人で朝食を作ってからは、ハリエットを起こして朝食を済ませた後は、セーフティーエリアを後にして下層のマッピングを再開した。
「今日から水没エリアに入るから、足下には十分に注意して行くね」
「OK!あと少しでマッピングも終わりだから頑張ろうね♪」
下層の攻略初日に足元が水没していた場所を進む。『バシャバシャ』水を踏むので音が鳴るのは仕方ないけど、これでは甲殻が擦れるような独特の音が聞こえない。これまでとは違う状況なので、十分に注意を払う必要がある。
「この音ではザリガニやカニに気付くのに遅れるね。不意を突かれる事に気をつけて行くよ」
「先頭が1番危険だから気をつけてね」
下層を進むと俺達が立てる音より大きな音が聞こえる。
『バシャンバシャン!』
これは魔物が動く音だね。想像以上に大きな音がするので、不意を突かれる恐れはなくなったかな?大きな音がする方向へ向かうとザリガニが2体現れた。
単体なら問題ないけど複数となると、的確に動かなければ命に関わるので、ハリエットに指示を出す。
「パミュルは魔法でザリガニを寄せ付けないで、ハリエットは狙いやすい方を仕留めて、1体になったらいつも通りの作戦で倒すからね」
「「OK!」」
指示を出すと、パミュルは直ぐに魔法を放ってザリガニの動きを止める。ハリエットは止まった相手に、余裕を持って特製の矢をザリガニの頭を狙い射った。
「ハリエット任せるわよ〚風弾〛」
『ビチャ、ビチャ!』
「ナイス、パミュル!えいっ!」
『バシュン!』「キシィ……」
相変わらずの素晴らしい射術だ。
一発でザリガニを仕留めるんだから惚れ惚れするね。パミュルの〚風刃〛が残ったザリガニの尻尾に炸裂すると、痛みで仰向けになったところを俺の槍が腹部を貫くと、魔石とハサミをドロップして消滅した。
「2人ともお疲れ様!」
「ウォードもカッコ良かったよ♪」
「ハリエットの矢を射る姿は様になってて惚れ惚れしたよ♪」
「……そぅ?」
俺の言葉を聞いたハリエットは、顔を真っ赤にしながら体を『クネクネ』させていた。普段では見る事のないハリエットの可愛い一面を見る事が出来た。
「ウォード、その顔でその言葉を掛けるとね、どんな子でもああなるのよ(笑)」
「よく判らないけど気をつけるよ」
「私とハリエットになら良いのよ♪愛する人から言われると嬉しいからね」
「うん、判ったよ♪」
ハリエットが落ち着くのを待ってから、下層のマッピングを再開して先へと進んで行った。
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