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第三章 未知なる世界へ
第5話 スライムの穴
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俺達は初級ダンジョンに挑むため、タレビサ町に借家を借りて1ヵ月滞在する事にした。
初級ダンジョンについて情報が欲しかったので、町の食堂で食事をしながら情報を集める事にした。ハンター協会の受付で、駆け出しハンターの多くが利用してるという【ヨッテッ亭】を教えてもらったのでそこへ向かった。
「いらっしゃい、空いてる席に座ってね!」
「はい、取り敢えず果実水を3つお願いします」
「は~い、少々お待ちを!」
周りを見渡すと、確かにハンターっぽい人がたくさん食事をしてる。初級ダンジョンなので装備もそこそこで若いハンターが多い気がした。
メニューを見て何を食べるかを考えていると、店員さんが果実水を持ってやってきた。俺は食事の注文と一緒にダンジョンの事を聞いてみる。
「はい、果実水です。注文は決まりましたか?」
「日替わり定食3つでお願いします。それと、僕達はダンジョンに挑むのですが、何か情報はありませんか?」
「スライムの穴に行くんだね。あそこは階層毎にスライムの特性が変わるらしいからさ、それだけ気をつければ大丈夫だって聞くけどね。まぁ、誰もが言ってる事だけど安全なダンジョンだよ。ここで食事してる人の殆どがハンターだからさ、直接聞くのがてっとり早いよ」
「ありがとう♪コレ少ないですが」
「おぉ、気が利くね。サンキュ~」
店員さんが知ってる事を教えてくれたので、俺がお礼に10銅貨渡すと喜んでくれた。
「スライムの穴って呼ばれてるんだね。階層毎に特性が違ってどう違うのか楽しみ♪」
「特性を聞いて挑むか悩むわね。ハンターとしての対応力を身に着けるなら、スライムの特性が変わるって事だけを注意して挑むのが良いんじゃない?」
ミリムは早くもダンジョンへ行くのが楽しみで仕方ないみたいだ。
ハリエットさんはハンターしての対応力を身に着ける為に、今は他のハンターからスライムの特性を聞かずに挑むべきと提案した。
「僕はハリエットさんの意見に賛成かな。明日は様子見でダンジョンへ入って、スライムがどんな魔物なのかを確認してから先へ進むか決めようと思うんだけど、それでいいかな?」
「「OK!」」
俺達は【ヨッテッ亭】での食事を済ませて、借家へ戻って明日に備える事にした。
「ウォードが先にお風呂を使ってね。私とミリムは後で入るから」
「判りました」
俺は裸なんて見られても恥ずかしくないので、『サッ』と服を脱いで風呂へ入って、軽く身体全体を洗い流して済ませた後は、2人の方を見ないで本を読む。
「興味があるなら見ても良いのよ?(笑)」
「その時はよろしくです」
なんとか入浴タイムを終わらせた後は、ベッドで横になりながら少し話をしてから就寝した。
➖・➖・ハリエットの想い・➖・➖
ウォードが服を脱いだ時に、10歳の年齢に似合わず筋肉質な身体に驚いたの。
5歳の頃から知ってるからずっと子供だと思っていたけど大人になってきたんだと感慨深い。
このまま順調に成長してもっと素敵な男性に育って欲しい。
そして、こんなオバさんでも受け入れてくれるなら、ウォードの奥さんになりたい……
初級ダンジョンについて情報が欲しかったので、町の食堂で食事をしながら情報を集める事にした。ハンター協会の受付で、駆け出しハンターの多くが利用してるという【ヨッテッ亭】を教えてもらったのでそこへ向かった。
「いらっしゃい、空いてる席に座ってね!」
「はい、取り敢えず果実水を3つお願いします」
「は~い、少々お待ちを!」
周りを見渡すと、確かにハンターっぽい人がたくさん食事をしてる。初級ダンジョンなので装備もそこそこで若いハンターが多い気がした。
メニューを見て何を食べるかを考えていると、店員さんが果実水を持ってやってきた。俺は食事の注文と一緒にダンジョンの事を聞いてみる。
「はい、果実水です。注文は決まりましたか?」
「日替わり定食3つでお願いします。それと、僕達はダンジョンに挑むのですが、何か情報はありませんか?」
「スライムの穴に行くんだね。あそこは階層毎にスライムの特性が変わるらしいからさ、それだけ気をつければ大丈夫だって聞くけどね。まぁ、誰もが言ってる事だけど安全なダンジョンだよ。ここで食事してる人の殆どがハンターだからさ、直接聞くのがてっとり早いよ」
「ありがとう♪コレ少ないですが」
「おぉ、気が利くね。サンキュ~」
店員さんが知ってる事を教えてくれたので、俺がお礼に10銅貨渡すと喜んでくれた。
「スライムの穴って呼ばれてるんだね。階層毎に特性が違ってどう違うのか楽しみ♪」
「特性を聞いて挑むか悩むわね。ハンターとしての対応力を身に着けるなら、スライムの特性が変わるって事だけを注意して挑むのが良いんじゃない?」
ミリムは早くもダンジョンへ行くのが楽しみで仕方ないみたいだ。
ハリエットさんはハンターしての対応力を身に着ける為に、今は他のハンターからスライムの特性を聞かずに挑むべきと提案した。
「僕はハリエットさんの意見に賛成かな。明日は様子見でダンジョンへ入って、スライムがどんな魔物なのかを確認してから先へ進むか決めようと思うんだけど、それでいいかな?」
「「OK!」」
俺達は【ヨッテッ亭】での食事を済ませて、借家へ戻って明日に備える事にした。
「ウォードが先にお風呂を使ってね。私とミリムは後で入るから」
「判りました」
俺は裸なんて見られても恥ずかしくないので、『サッ』と服を脱いで風呂へ入って、軽く身体全体を洗い流して済ませた後は、2人の方を見ないで本を読む。
「興味があるなら見ても良いのよ?(笑)」
「その時はよろしくです」
なんとか入浴タイムを終わらせた後は、ベッドで横になりながら少し話をしてから就寝した。
➖・➖・ハリエットの想い・➖・➖
ウォードが服を脱いだ時に、10歳の年齢に似合わず筋肉質な身体に驚いたの。
5歳の頃から知ってるからずっと子供だと思っていたけど大人になってきたんだと感慨深い。
このまま順調に成長してもっと素敵な男性に育って欲しい。
そして、こんなオバさんでも受け入れてくれるなら、ウォードの奥さんになりたい……
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