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第三章 未知なる世界へ
第2話 vsクズハンター
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俺達は討伐を終えたので馬車へと戻った。
「君達のおかげで被害が出なかったよ!」
「それは良かったです。さぁ、暗くなる前に野営ポイントへ向かいましょう」
俺と御者が話をしてると、レタへがやって来て話に割り込んで文句を言ってきた。
「おい、ガキの分際で俺の仕事の邪魔をするんじゃねえよ!ゴブリン3体の討伐代金は俺の物だからな!」
「レタへさん、あなたは討伐を拒否したじゃないか!私は協会へこの事を報告するからね」
「ちょ、待てよ!あの時は腹の具合が悪かっただけだ。次は俺がちゃんと仕事するからよ」
レタへが御者に言い訳をしてると、他の乗客もやって来てレタへを非難する。
「あんた、あの子達が魔物へ向かおうとした時、逃げようとしてたじゃないか!護衛なら逃げずに仕事をしなよ!」
「だから、腹が痛くて用足しに行っただけだ。おいガキ、お前からなんとか言えよ!」
「討伐代金は僕達か頂きます。さぁ、相手にしてる時間がムダですよ。暗くなる前に野営ポイントへ急ぎましょう」
「そうだね。急ぎましょう」
俺はレタへを相手にせず、先へ進む事を御者に伝えてから3人で馬車に乗り込むと、他の乗客から感謝を伝えられたので、笑顔で応えておいた。
馬車は直ぐに動き出したので、少し日が傾き始めた辺りで野営ポイントに到着する事ができた。
到着すると御者が宿泊用テントを張りだしたので、俺達も手伝って暗くなる前には焚き火の火起こしまで完了していた。
「僕達は別のテントがあるので、向こうで食事しますね」
「はい、また明日。おやすみ」
御者に挨拶をしてから、自分達のテントで食事をとって明日に備えて寝る準備をするので、食器を洗う為にテントの外に出るとレタへが突然襲ってきた。
「おら、ガキが生意気なんだよ!」
声をあげて棒で襲ってきたけど、殴る前に声をあげれば気づくので殴られる前に躱した。
「殴るなら声をあげてはダメですよ?」
「ゴブリン討伐代金は俺のものだ。渡せ!」
「護衛依頼のルールを知らないの?目的地に着いてから精算だから貰ってない」
「て、手持ちの金を出せ!」
本当に馬鹿な男だ。
こんな所で強盗をするなんて馬鹿としか言いようがない。テントの中からミリムとハリエットさんが出てきて、御者達も声に気づいてこちらへやって来た。
「レタへさん、武器をこちらへ渡して馬鹿な事は止めましょう」
「うるせぇ!お前の事は気に入らないからブッ殺す!おらぁ~」
完全に頭がイカレてる。
俺はレタへの棒の一撃を躱して、短剣を素早く投げて左太腿へ突き刺さした。そして、倒れたレタへの目の前に剣を向ける。
「あなたの負けです。処遇は御者さんに任せますので、後はよろしくお願いします」
そう言ってから俺達はテントに入って行った。
「ウォード、カッコ良かったよ♪」
「ありがとう♪相手が弱過ぎだったからね」
「私から見ても『キュン』て、しそうになったわよ♪」
「褒めてもなにも出ませんよ。明日に備えて寝ましょう」
そう言ってから寝袋に入って就寝した。
俺は目を瞑って寝たフリをしたけど、実は少し興奮していた。確かにレタへは雑魚ハンターだったけど、俺が対人で勝てるとは思ってなかったからね。ほんの少し喜びに浸ってるとミリムが顔を近づけてきた。
「嬉しそうだね♪」
「ミリムには隠せないね(汗)僕が対人で勝てたから嬉しいんだよ♪」
「カッコ良かったよ♪大好き」
「ありがとう♪大好きだよ」
最後にミリムが俺にキスしてから、今度は本当に眠りについた。
「君達のおかげで被害が出なかったよ!」
「それは良かったです。さぁ、暗くなる前に野営ポイントへ向かいましょう」
俺と御者が話をしてると、レタへがやって来て話に割り込んで文句を言ってきた。
「おい、ガキの分際で俺の仕事の邪魔をするんじゃねえよ!ゴブリン3体の討伐代金は俺の物だからな!」
「レタへさん、あなたは討伐を拒否したじゃないか!私は協会へこの事を報告するからね」
「ちょ、待てよ!あの時は腹の具合が悪かっただけだ。次は俺がちゃんと仕事するからよ」
レタへが御者に言い訳をしてると、他の乗客もやって来てレタへを非難する。
「あんた、あの子達が魔物へ向かおうとした時、逃げようとしてたじゃないか!護衛なら逃げずに仕事をしなよ!」
「だから、腹が痛くて用足しに行っただけだ。おいガキ、お前からなんとか言えよ!」
「討伐代金は僕達か頂きます。さぁ、相手にしてる時間がムダですよ。暗くなる前に野営ポイントへ急ぎましょう」
「そうだね。急ぎましょう」
俺はレタへを相手にせず、先へ進む事を御者に伝えてから3人で馬車に乗り込むと、他の乗客から感謝を伝えられたので、笑顔で応えておいた。
馬車は直ぐに動き出したので、少し日が傾き始めた辺りで野営ポイントに到着する事ができた。
到着すると御者が宿泊用テントを張りだしたので、俺達も手伝って暗くなる前には焚き火の火起こしまで完了していた。
「僕達は別のテントがあるので、向こうで食事しますね」
「はい、また明日。おやすみ」
御者に挨拶をしてから、自分達のテントで食事をとって明日に備えて寝る準備をするので、食器を洗う為にテントの外に出るとレタへが突然襲ってきた。
「おら、ガキが生意気なんだよ!」
声をあげて棒で襲ってきたけど、殴る前に声をあげれば気づくので殴られる前に躱した。
「殴るなら声をあげてはダメですよ?」
「ゴブリン討伐代金は俺のものだ。渡せ!」
「護衛依頼のルールを知らないの?目的地に着いてから精算だから貰ってない」
「て、手持ちの金を出せ!」
本当に馬鹿な男だ。
こんな所で強盗をするなんて馬鹿としか言いようがない。テントの中からミリムとハリエットさんが出てきて、御者達も声に気づいてこちらへやって来た。
「レタへさん、武器をこちらへ渡して馬鹿な事は止めましょう」
「うるせぇ!お前の事は気に入らないからブッ殺す!おらぁ~」
完全に頭がイカレてる。
俺はレタへの棒の一撃を躱して、短剣を素早く投げて左太腿へ突き刺さした。そして、倒れたレタへの目の前に剣を向ける。
「あなたの負けです。処遇は御者さんに任せますので、後はよろしくお願いします」
そう言ってから俺達はテントに入って行った。
「ウォード、カッコ良かったよ♪」
「ありがとう♪相手が弱過ぎだったからね」
「私から見ても『キュン』て、しそうになったわよ♪」
「褒めてもなにも出ませんよ。明日に備えて寝ましょう」
そう言ってから寝袋に入って就寝した。
俺は目を瞑って寝たフリをしたけど、実は少し興奮していた。確かにレタへは雑魚ハンターだったけど、俺が対人で勝てるとは思ってなかったからね。ほんの少し喜びに浸ってるとミリムが顔を近づけてきた。
「嬉しそうだね♪」
「ミリムには隠せないね(汗)僕が対人で勝てたから嬉しいんだよ♪」
「カッコ良かったよ♪大好き」
「ありがとう♪大好きだよ」
最後にミリムが俺にキスしてから、今度は本当に眠りについた。
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