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第二章 幸運の始まり
第28話 ミリムの特訓
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ミリムと採集を始めて1週間が経った。
前世の俺は〚水魔法〛を使えた。その時の感覚を思い出して、ミリムに採集の休憩時間を利用して〚水魔法〛を教える事にした。
「ミリム、今日から〚水魔法〛を教えるね」
「ウォードって魔法使えないのに教えれるの?」
「魔法の本を読んだ事があるからね。本に書いてた内容を教えるだけになるけどね(笑)」
前世で使ってたなんて信じる訳がないので、そこは嘘をついた。(嘘をついてゴメン……)
「少し体を触るけど我慢してね」
「うん」
体に触れる事を説明してから、ミリムのヘソのした辺りを手で軽く押さえて、魔力回路の中心がそこにある事を説明する。
「この場所に魔力魂があるんだよ。意識を集中すると魔力を感じる事が出来るからしてみて」
俺はミリムの腹部を押さえたまま伝えると、ミリムは目を閉じて集中する。少し時間が経つと何かを感じたみたいで口を開いた。
「お腹の下に温かいものを感じる」
「それが魔力魂だよ。その温かいものを動かしてごらん」
「うん」
ミリムは再び目を閉じて動かす事に集中する。感じるより動かすのはコツを掴むまで難しい、額に汗を滲ませながら頑張ってると何かを掴んだみたいで目を開けた。
「お腹の周りを『グルグル』と動かせた!」
「凄いね♪ミリムは本当に才能があるよ!」
褒められて少し頬を赤くしながら、俺に抱き着いてきた。
「ウォードってやっぱり凄いよ♪」
「今日はここまでだよ。帰って時間があったら動かす練習をして、指先まで動くようになれば魔法を発動出来るからね♪」
「毎日いっぱい練習するね!」
「うん、さぁ休憩はここまでだよ。次の採集ポイントへ行こうか」
「うん、ウォード大好き♪」
「僕もミリムが大好きだよ♪」
そのな感じで毎日を過ごしてると、遂にミリムが掌に水を生み出す事が出来るようになったんだ。俺達は喜びの余り抱き合って喜び合った。
「凄いよミリム!本当によく頑張ったね♪」
「頑張れたのはウォードのお陰だよ。これからも色々教えてね♪」
「あぁ、立派なハンターになれるように手伝うよ。これからも頑張ろうね」
更に日が経つと握り拳くらいの〘水球〙を発動させる事が出来た。ここまでくれば魔力操作の技術さえ上達すれば、他の術も使えるようになる。
「ここまでくれば〚水魔法〛は大丈夫だね。次は棒術の練習だね」
「うん、頑張ろうね♪」
こうして一緒に採集依頼をするのもあと少しになるのかな?〚水魔法〛を使える時点で他のハンターとパーティーを組めば魔物の討伐へ行く事が出来るからね。更に〚棒術〛も出来るようになれば、ミリムも俺の無能さに気付いて離れて行くかと思うと少し寂しくなる……
後は孤児院の運営が上手く行けば俺の手伝いは終了になる。この手伝いで生まれた絆がいつか俺の助けになってくれる事を願う。
➖・➖・ミリムの想い・➖・➖
ウォードと出会ってから毎日が楽しいの♪
孤児院での生活が楽しくない訳じゃ無いけど、ウォードと一緒に採集に行って仕事をしたり、色々な話しをしてると心がほっこりする。
今はウォードと訓練をして力を付けてる。この力でウォードと幸せに暮らせると良いな♪
前世の俺は〚水魔法〛を使えた。その時の感覚を思い出して、ミリムに採集の休憩時間を利用して〚水魔法〛を教える事にした。
「ミリム、今日から〚水魔法〛を教えるね」
「ウォードって魔法使えないのに教えれるの?」
「魔法の本を読んだ事があるからね。本に書いてた内容を教えるだけになるけどね(笑)」
前世で使ってたなんて信じる訳がないので、そこは嘘をついた。(嘘をついてゴメン……)
「少し体を触るけど我慢してね」
「うん」
体に触れる事を説明してから、ミリムのヘソのした辺りを手で軽く押さえて、魔力回路の中心がそこにある事を説明する。
「この場所に魔力魂があるんだよ。意識を集中すると魔力を感じる事が出来るからしてみて」
俺はミリムの腹部を押さえたまま伝えると、ミリムは目を閉じて集中する。少し時間が経つと何かを感じたみたいで口を開いた。
「お腹の下に温かいものを感じる」
「それが魔力魂だよ。その温かいものを動かしてごらん」
「うん」
ミリムは再び目を閉じて動かす事に集中する。感じるより動かすのはコツを掴むまで難しい、額に汗を滲ませながら頑張ってると何かを掴んだみたいで目を開けた。
「お腹の周りを『グルグル』と動かせた!」
「凄いね♪ミリムは本当に才能があるよ!」
褒められて少し頬を赤くしながら、俺に抱き着いてきた。
「ウォードってやっぱり凄いよ♪」
「今日はここまでだよ。帰って時間があったら動かす練習をして、指先まで動くようになれば魔法を発動出来るからね♪」
「毎日いっぱい練習するね!」
「うん、さぁ休憩はここまでだよ。次の採集ポイントへ行こうか」
「うん、ウォード大好き♪」
「僕もミリムが大好きだよ♪」
そのな感じで毎日を過ごしてると、遂にミリムが掌に水を生み出す事が出来るようになったんだ。俺達は喜びの余り抱き合って喜び合った。
「凄いよミリム!本当によく頑張ったね♪」
「頑張れたのはウォードのお陰だよ。これからも色々教えてね♪」
「あぁ、立派なハンターになれるように手伝うよ。これからも頑張ろうね」
更に日が経つと握り拳くらいの〘水球〙を発動させる事が出来た。ここまでくれば魔力操作の技術さえ上達すれば、他の術も使えるようになる。
「ここまでくれば〚水魔法〛は大丈夫だね。次は棒術の練習だね」
「うん、頑張ろうね♪」
こうして一緒に採集依頼をするのもあと少しになるのかな?〚水魔法〛を使える時点で他のハンターとパーティーを組めば魔物の討伐へ行く事が出来るからね。更に〚棒術〛も出来るようになれば、ミリムも俺の無能さに気付いて離れて行くかと思うと少し寂しくなる……
後は孤児院の運営が上手く行けば俺の手伝いは終了になる。この手伝いで生まれた絆がいつか俺の助けになってくれる事を願う。
➖・➖・ミリムの想い・➖・➖
ウォードと出会ってから毎日が楽しいの♪
孤児院での生活が楽しくない訳じゃ無いけど、ウォードと一緒に採集に行って仕事をしたり、色々な話しをしてると心がほっこりする。
今はウォードと訓練をして力を付けてる。この力でウォードと幸せに暮らせると良いな♪
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