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第二章 幸運の始まり
第4話 ハンター活動開始
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俺は依頼書を手にして、村の外へ出て草原へと向かった。依頼書に書かれているのは【麻草の根】【鈴花の根】の2つで、主に腹痛の薬に使われる物だ。比較的見分け易い素材で初心者向けの依頼みたいだ。
良い依頼を紹介してくれたハリエットさんに感謝だな♪
目的の草花が生息してそうな場所を見つけてので、葉の特徴を見ながら素材になる草を探す。手で選り分けてると目当ての草があったので、俺はその草を引き抜く。
根の形状を確認すると【麻草の根】と一致したので腰袋に収める。その後も周囲に生えてる素材を見つけては回収して、半日ほど経ったところで採集作業を終えて村へ戻った。
村には共用の井戸があるので、持ち帰った素材に付いた土を洗い流してから、根をナイフで切り落とし丁寧に束ねた。これで納品準備が完了したので早速ハンター協会へ向かう。
協会の建物へ入って受付カウンターに並ぶ。暫く並んでると順番が来たので、依頼書と素材をカウンターに置いて達成報告をする。
「Gランクハンターのウォードです。依頼を達成したので確認をお願いします。」
「あっ、マリエ、変わるわ!知ってる子なの。」
「ハリエットさん判りました。」
「ウォード君、お帰りなさい♪直ぐに確認させて貰うわね。」
「ハリエットさん、ただいま。よろしくお願いします。」
依頼達成の確認を待ってる間にフロアを色々と見て歩いた。鉱石図鑑や植物図鑑があって、目に止まったので値段を確認すると、どちらも銀貨50枚の値段だった。この国の通貨は銅貨.銀貨.金貨.白金貨の4種類ある。銅貨100枚で銀貨1枚に、銀貨100枚で金貨1枚に、金貨100枚で白金貨1枚になるのだ。
俺の今回の報酬は1セット10銅貨だ。全ての品質が認められたら10セットだから銀貨1枚の報酬になるから、今日の仕事を50回で図鑑1冊か…なかなか高価な代物だな(汗)
「ウォード君、確認が終わったよ♪」
色々考えていたら、ハリエットさんから依頼確認完了の声が掛かった。
「ありがとうございます。」
「ウォード君、凄く丁寧な仕事をしてるって採集班が褒めてたわよ♪これが報酬で10セット分の銀貨1枚だけど、全額持って帰る?幾らか預ける?」
「半分を預けたいのでお願いします。」
「偉いわね♪はい、銅貨50枚と預り証ね。」
「ありがとうございました。また明日来ます。」
そう言って俺は言えへと帰って行った。
この調子で仕事を続けれる事が出来れば、何とか家から独立出来そうな気がした。
➖➖➖ハリエットの想い➖➖➖
ウォード君と言う小さな男の子が新規ハンターの登録をしに来た。律儀でとっても可愛い男の子なの♪直ぐに採集依頼を受けて素材を持ち帰って来たけど、その丁寧な仕事に驚いた。
何か訳ありっぽく感じたので、ウォード君の事は気に掛けて見守ってあげようと思う。可愛い男の子だから母性をくすぐられちゃったかな?
良い依頼を紹介してくれたハリエットさんに感謝だな♪
目的の草花が生息してそうな場所を見つけてので、葉の特徴を見ながら素材になる草を探す。手で選り分けてると目当ての草があったので、俺はその草を引き抜く。
根の形状を確認すると【麻草の根】と一致したので腰袋に収める。その後も周囲に生えてる素材を見つけては回収して、半日ほど経ったところで採集作業を終えて村へ戻った。
村には共用の井戸があるので、持ち帰った素材に付いた土を洗い流してから、根をナイフで切り落とし丁寧に束ねた。これで納品準備が完了したので早速ハンター協会へ向かう。
協会の建物へ入って受付カウンターに並ぶ。暫く並んでると順番が来たので、依頼書と素材をカウンターに置いて達成報告をする。
「Gランクハンターのウォードです。依頼を達成したので確認をお願いします。」
「あっ、マリエ、変わるわ!知ってる子なの。」
「ハリエットさん判りました。」
「ウォード君、お帰りなさい♪直ぐに確認させて貰うわね。」
「ハリエットさん、ただいま。よろしくお願いします。」
依頼達成の確認を待ってる間にフロアを色々と見て歩いた。鉱石図鑑や植物図鑑があって、目に止まったので値段を確認すると、どちらも銀貨50枚の値段だった。この国の通貨は銅貨.銀貨.金貨.白金貨の4種類ある。銅貨100枚で銀貨1枚に、銀貨100枚で金貨1枚に、金貨100枚で白金貨1枚になるのだ。
俺の今回の報酬は1セット10銅貨だ。全ての品質が認められたら10セットだから銀貨1枚の報酬になるから、今日の仕事を50回で図鑑1冊か…なかなか高価な代物だな(汗)
「ウォード君、確認が終わったよ♪」
色々考えていたら、ハリエットさんから依頼確認完了の声が掛かった。
「ありがとうございます。」
「ウォード君、凄く丁寧な仕事をしてるって採集班が褒めてたわよ♪これが報酬で10セット分の銀貨1枚だけど、全額持って帰る?幾らか預ける?」
「半分を預けたいのでお願いします。」
「偉いわね♪はい、銅貨50枚と預り証ね。」
「ありがとうございました。また明日来ます。」
そう言って俺は言えへと帰って行った。
この調子で仕事を続けれる事が出来れば、何とか家から独立出来そうな気がした。
➖➖➖ハリエットの想い➖➖➖
ウォード君と言う小さな男の子が新規ハンターの登録をしに来た。律儀でとっても可愛い男の子なの♪直ぐに採集依頼を受けて素材を持ち帰って来たけど、その丁寧な仕事に驚いた。
何か訳ありっぽく感じたので、ウォード君の事は気に掛けて見守ってあげようと思う。可愛い男の子だから母性をくすぐられちゃったかな?
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