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学園編
第38話 鉄壁のセイレーン
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3人で会話をしながら食事を取っていると、ストラトス君は色々と話しかけてくる。
「セレンって授業の後は何をしてるの?」
「私とレンは、いつも私の部屋で話や勉強をして過ごしてるのよ」
「レンって言われてるのは何故なの?」
「私の愛称がセレンなの。同じだと間際らしいからレンと呼ぶ事にしたのよ」
「そ、そうなんですね……」
私が答える前にセレン様が全て答えてる……なので、私からストラトス君に話しかけてみた。
「ストラトス君は将来は軍人になりたいの?」
「そうだね。軍には所属するだろうけど、僕はバリオス伯爵家を継ぐ事になるからね。期間限定で軍に所属するだけかな。いずれは領地を運営をする事になるからね」
伯爵家の跡取りなので、軍人ではなく領主として生きていく事になるんだね。返事をしようとすると、またしてもセレン様が先に話し出した。
「まぁ、貴族の長男として生まれた者の宿命と言えるわね」
「皇族は貴族と違って後継レースがあるのが羨ましいかな?」
「皇族は国を治める存在だから、兄みたいな馬鹿が皇帝になったら滅びるでしょ?」
「「そこはノーコメントで……」」
何とか3人の会話に入れたんだけど、私は殆ど答える事が出来ずにいたけど、ストラトス君が出身地の質問をしたので、応えるチャンスがきた。
「レンはどこ出身なの?」
「シリウス領スピカ市って田舎だよ」
「そこでハンター活動をしてたのかな?ダンジョンがある所だからハンター活動にはいいよね」
「その経験がレンの強さなのよ!」
何故かセレン様が自慢している……
「バリオス領にもダンジョンがあるんだよ。長期休暇になったらレンを招待したいな」
「残念ね、私とバカンスへ行くので無理よ!」
「そ、そうですか……」
結局、セレン様とストラトス君との会話となったの。2人はとても相性が良さそうだね。
そして、昼食時間も終わったので、午後の授業が行われる教室へ戻る事にしたの。
「セイレーン様にレン、楽しい時間を過ごせました。またご一緒してもよろしいですか?」
「うん、良いよ♪」
「次は、私達のランチBOXも用意してね。それと私の事はセレンでいいわよ」
「セレン様、ありがとうございます。レン、僕の事はストラトスでいいよ。君は不要だからね。だって友達なんだから」
「OK!ストラトス個人訓練頑張ってね」
友達と言われて少し嬉しくなって、笑顔で話しかけるとストラトスは頬を赤らめなが返事をした。
「う、うん、ありがとう」
午後からも私とセレン様は魔力操作の練習と、図書館へ行って人体構造について勉強をしたの。
➖➖➖➖セイレーン視点➖➖➖➖
ストラトスは『グイグイ』来るわね。
私の鉄壁のガードで防ぎきったけど、あれはめげずに何度も来るわね。
これからはスレインも昼食に呼んで、2人を勝手に牽制させるのがベストかもね(含笑)
学園での生活は始まったばかり、誰がレンに相応しいか見極める時間はたくさんあるんだから、私がレンを守るのよ。
「セレンって授業の後は何をしてるの?」
「私とレンは、いつも私の部屋で話や勉強をして過ごしてるのよ」
「レンって言われてるのは何故なの?」
「私の愛称がセレンなの。同じだと間際らしいからレンと呼ぶ事にしたのよ」
「そ、そうなんですね……」
私が答える前にセレン様が全て答えてる……なので、私からストラトス君に話しかけてみた。
「ストラトス君は将来は軍人になりたいの?」
「そうだね。軍には所属するだろうけど、僕はバリオス伯爵家を継ぐ事になるからね。期間限定で軍に所属するだけかな。いずれは領地を運営をする事になるからね」
伯爵家の跡取りなので、軍人ではなく領主として生きていく事になるんだね。返事をしようとすると、またしてもセレン様が先に話し出した。
「まぁ、貴族の長男として生まれた者の宿命と言えるわね」
「皇族は貴族と違って後継レースがあるのが羨ましいかな?」
「皇族は国を治める存在だから、兄みたいな馬鹿が皇帝になったら滅びるでしょ?」
「「そこはノーコメントで……」」
何とか3人の会話に入れたんだけど、私は殆ど答える事が出来ずにいたけど、ストラトス君が出身地の質問をしたので、応えるチャンスがきた。
「レンはどこ出身なの?」
「シリウス領スピカ市って田舎だよ」
「そこでハンター活動をしてたのかな?ダンジョンがある所だからハンター活動にはいいよね」
「その経験がレンの強さなのよ!」
何故かセレン様が自慢している……
「バリオス領にもダンジョンがあるんだよ。長期休暇になったらレンを招待したいな」
「残念ね、私とバカンスへ行くので無理よ!」
「そ、そうですか……」
結局、セレン様とストラトス君との会話となったの。2人はとても相性が良さそうだね。
そして、昼食時間も終わったので、午後の授業が行われる教室へ戻る事にしたの。
「セイレーン様にレン、楽しい時間を過ごせました。またご一緒してもよろしいですか?」
「うん、良いよ♪」
「次は、私達のランチBOXも用意してね。それと私の事はセレンでいいわよ」
「セレン様、ありがとうございます。レン、僕の事はストラトスでいいよ。君は不要だからね。だって友達なんだから」
「OK!ストラトス個人訓練頑張ってね」
友達と言われて少し嬉しくなって、笑顔で話しかけるとストラトスは頬を赤らめなが返事をした。
「う、うん、ありがとう」
午後からも私とセレン様は魔力操作の練習と、図書館へ行って人体構造について勉強をしたの。
➖➖➖➖セイレーン視点➖➖➖➖
ストラトスは『グイグイ』来るわね。
私の鉄壁のガードで防ぎきったけど、あれはめげずに何度も来るわね。
これからはスレインも昼食に呼んで、2人を勝手に牽制させるのがベストかもね(含笑)
学園での生活は始まったばかり、誰がレンに相応しいか見極める時間はたくさんあるんだから、私がレンを守るのよ。
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