95 / 134
学園編
第4話 学術試験
しおりを挟む
最初の学術試験は【魔法学】だったの。
私はこれは試験の問題なの?って疑うレベルの問題だったので楽勝だった♪
『主要魔法と言われる4属性を答えよ』
『属性間の相性図を記入して答えよ』
こんな問題ばかりだった、こんな簡単な試験に120分もかける必要もなく20分位で全て書き終えたの。これは間違いなく満点だと思った。残った時間は『ぼ~』っとしながら試験が終わるのを待っていると試験官が【魔法学】試験の終了を告げた。
「はい【魔法学】の試験終了!受験生は解答用紙を回収するまでその場で待機してください。解答用紙回収された者から退出し休憩をとってくれ」
解答用紙を回収されたので、退出して『ぶらぶら』してると他の受験生の声が聞こえてきた。
「俺、半分しか答えれなかったよ……」
「あのクラスの問題ってさ、貴族みたいな裕福な連中にしか答えるのは難しいよね……」
えっと……他のみんな苦労してたのか(汗)
この世界の人達の知識の乏しさには、正直に言って驚いちゃった……
そして次の【数学】の試験は更に簡単だった……
足し算と引き算のみ試験ってさ、ここってティアード帝国の中でも最高レベルの学園なんだよね?って思い切り突っ込みを入れたい気分だよ!
私は当然なんだけど10分足らずで全ての問題を解き終えたので、私は『ぼ~』っとしながら【数学】試験の終了を待つのだった(苦笑)
そして【数学】試験も終わったところで昼食休憩に入ったの。私は中庭に移動してからベンチに越しかけて、持ってきたお弁当箱を開けてサンドイッチを食べてたの。すると私と同じように中庭で食事する人達の話し声が聞こえるんだけど……
「ありえない程に難しかった……」
「やっぱり平民がティアード学園に入るのは厳しいよね……」
なんて声ばかりだった……貴族と平民の目線を学べる環境かと思ってたんだけど、この学園には貴族しか生徒は居ないかも知れない?なんて思えたんのだよね(汗)
そして最後の【聖教学】は聖都出身のママの教育のおかげでこれも楽勝だったの。全ての学術試験が終わってから気付いたんだけど……適当に誤答しておけば良かったかも知れないと思った。全教科満点を取る人って他にも居るのかな?って思ってしまったから(汗)
こうして入学試験初日の学術試験は無事に終わったの。
➖➖➖学術試験官の後日談➖➖➖
私はD会場担当の試験官ルイス。
不正行為が無いか常に会場を見渡してると、平民には珍しいプラチナブロンドの少女が『ぼ~』っとしてる。平民にはさぞ難しかったのだろうと思ったたった。巡回ついでに少女の答案用紙を覗いてみると、全て書き込まれているのだった。不正を疑ったがそんな証拠はどこにもない、次の【数学】試験で不正を見極めようと思い、試験官の増員を頼んだ。
そして【数学】試験が始まる。
私は少女を注視して不正行為が無いかを確認するが、驚いた事に少女はスラスラと書き込んでいるのだ。そして10分も経たずに解答用紙を書き終えて『ぼ~』っとし始めたのだった……
次の【聖教学】の試験も同様にスラスラと書き込んで、終われば『ぼ~』っとしてる……
少女の受験番号は【2345】名前は【セレン】採点は私が直々に行った。採点結果は全教科満点……これは過去にも例のない断トツの最高得点だった。
少女の名前は【セレン】学園史上最高の生徒となる事を、この時の私は知らなかった。
私はこれは試験の問題なの?って疑うレベルの問題だったので楽勝だった♪
『主要魔法と言われる4属性を答えよ』
『属性間の相性図を記入して答えよ』
こんな問題ばかりだった、こんな簡単な試験に120分もかける必要もなく20分位で全て書き終えたの。これは間違いなく満点だと思った。残った時間は『ぼ~』っとしながら試験が終わるのを待っていると試験官が【魔法学】試験の終了を告げた。
「はい【魔法学】の試験終了!受験生は解答用紙を回収するまでその場で待機してください。解答用紙回収された者から退出し休憩をとってくれ」
解答用紙を回収されたので、退出して『ぶらぶら』してると他の受験生の声が聞こえてきた。
「俺、半分しか答えれなかったよ……」
「あのクラスの問題ってさ、貴族みたいな裕福な連中にしか答えるのは難しいよね……」
えっと……他のみんな苦労してたのか(汗)
この世界の人達の知識の乏しさには、正直に言って驚いちゃった……
そして次の【数学】の試験は更に簡単だった……
足し算と引き算のみ試験ってさ、ここってティアード帝国の中でも最高レベルの学園なんだよね?って思い切り突っ込みを入れたい気分だよ!
私は当然なんだけど10分足らずで全ての問題を解き終えたので、私は『ぼ~』っとしながら【数学】試験の終了を待つのだった(苦笑)
そして【数学】試験も終わったところで昼食休憩に入ったの。私は中庭に移動してからベンチに越しかけて、持ってきたお弁当箱を開けてサンドイッチを食べてたの。すると私と同じように中庭で食事する人達の話し声が聞こえるんだけど……
「ありえない程に難しかった……」
「やっぱり平民がティアード学園に入るのは厳しいよね……」
なんて声ばかりだった……貴族と平民の目線を学べる環境かと思ってたんだけど、この学園には貴族しか生徒は居ないかも知れない?なんて思えたんのだよね(汗)
そして最後の【聖教学】は聖都出身のママの教育のおかげでこれも楽勝だったの。全ての学術試験が終わってから気付いたんだけど……適当に誤答しておけば良かったかも知れないと思った。全教科満点を取る人って他にも居るのかな?って思ってしまったから(汗)
こうして入学試験初日の学術試験は無事に終わったの。
➖➖➖学術試験官の後日談➖➖➖
私はD会場担当の試験官ルイス。
不正行為が無いか常に会場を見渡してると、平民には珍しいプラチナブロンドの少女が『ぼ~』っとしてる。平民にはさぞ難しかったのだろうと思ったたった。巡回ついでに少女の答案用紙を覗いてみると、全て書き込まれているのだった。不正を疑ったがそんな証拠はどこにもない、次の【数学】試験で不正を見極めようと思い、試験官の増員を頼んだ。
そして【数学】試験が始まる。
私は少女を注視して不正行為が無いかを確認するが、驚いた事に少女はスラスラと書き込んでいるのだ。そして10分も経たずに解答用紙を書き終えて『ぼ~』っとし始めたのだった……
次の【聖教学】の試験も同様にスラスラと書き込んで、終われば『ぼ~』っとしてる……
少女の受験番号は【2345】名前は【セレン】採点は私が直々に行った。採点結果は全教科満点……これは過去にも例のない断トツの最高得点だった。
少女の名前は【セレン】学園史上最高の生徒となる事を、この時の私は知らなかった。
応援ありがとうございます!
130
お気に入りに追加
507
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる