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覚醒編
第50話 後発隊のスピカ到着
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前日に引き続いてダンジョンへ向かうの。
「ママ、行ってくるね、大好き愛してる♪」
「セレスティア、大好きで愛してるわよ♪」
ダンジョンへ向かう準備が出来たので、いつものハグを交わしてから家を出ると、懐かしい声が聞こえてきたの。
「セレンちゃん、久しぶりだね~!」
「ガイさん、久しぶり~」
ガイの元気な声が聞こえたの。
後発隊が無事にスピカ市へと到着したの。盗賊などの襲撃があったのと、厳しくなった国境警備もなんとか通過できたみたいで本当に良かったよ。
みんなと久し振りの再会となったので、今日のダンジョン攻略は中止にして、長旅を終えた後発隊の労をねぎらう事にしたの。そんな後発隊の中から知った人が現れたの。
「セレスティア様、お久し振りです。元気そうな顔を見れて嬉しく思います」
「マリー先生!どうしてマリー先生が後発隊に?まさか【影】だったんですか?」
「私は【影】ではありませんよ。カルメンお嬢様の元護衛騎士団員だった者なのです。私達が不用意に近付いた為に、このような事態になってしまい、誠に申し訳ありませんでした」
「そうなんですか……取り敢えず長旅の疲れを癒やして下さいね。詳しい話はママと一緒に聞かせてもらいますから」
「かしこまりました」
到着した後発隊のメンバーには、夕方までゆっくりと休憩を取ってもらい、その後はささやかだけど夕食を振る舞ったの。
スピカ市への移動中の出来事や、レオーネ王国の現状等、色々な話を聞いて再会を喜びあったの。
➖・➖・マリーの決心・➖・➖
私は後発隊と一緒にスピカ市に到着して、影長とカルメンお嬢様に話をする機会を頂いた。
「そぅ、ダレンの件は残念でしたね」
「勿体なきお言葉です……私達姉弟の軽率な行動により、この度は大変ご迷惑をお掛けしました」
「お前達が来たから【闇】が来る前にカヴィア町から去り、このスピカ市へ来れたのだ。全てが悪い事だとは言い切れんよ」
「アンナマリー、ダレンの事はセレスティアに伝えたのですか?」
「いいえ、伝えてません。セレスティア様が悲しまれるような事を、ダレンは絶対に望まないでしょうから……」
「それが良いだろう」
「あなたの事は影長に任せる事になってます。勤めを果たす事を期待してますよ」
「かしこまりました」
その後は、これからの事を話し合い裏方として【影】のサポートをする事になった。私はダレンの分もカルメンお嬢様とセレスティア様に仕えると決心したのだ。
「ママ、行ってくるね、大好き愛してる♪」
「セレスティア、大好きで愛してるわよ♪」
ダンジョンへ向かう準備が出来たので、いつものハグを交わしてから家を出ると、懐かしい声が聞こえてきたの。
「セレンちゃん、久しぶりだね~!」
「ガイさん、久しぶり~」
ガイの元気な声が聞こえたの。
後発隊が無事にスピカ市へと到着したの。盗賊などの襲撃があったのと、厳しくなった国境警備もなんとか通過できたみたいで本当に良かったよ。
みんなと久し振りの再会となったので、今日のダンジョン攻略は中止にして、長旅を終えた後発隊の労をねぎらう事にしたの。そんな後発隊の中から知った人が現れたの。
「セレスティア様、お久し振りです。元気そうな顔を見れて嬉しく思います」
「マリー先生!どうしてマリー先生が後発隊に?まさか【影】だったんですか?」
「私は【影】ではありませんよ。カルメンお嬢様の元護衛騎士団員だった者なのです。私達が不用意に近付いた為に、このような事態になってしまい、誠に申し訳ありませんでした」
「そうなんですか……取り敢えず長旅の疲れを癒やして下さいね。詳しい話はママと一緒に聞かせてもらいますから」
「かしこまりました」
到着した後発隊のメンバーには、夕方までゆっくりと休憩を取ってもらい、その後はささやかだけど夕食を振る舞ったの。
スピカ市への移動中の出来事や、レオーネ王国の現状等、色々な話を聞いて再会を喜びあったの。
➖・➖・マリーの決心・➖・➖
私は後発隊と一緒にスピカ市に到着して、影長とカルメンお嬢様に話をする機会を頂いた。
「そぅ、ダレンの件は残念でしたね」
「勿体なきお言葉です……私達姉弟の軽率な行動により、この度は大変ご迷惑をお掛けしました」
「お前達が来たから【闇】が来る前にカヴィア町から去り、このスピカ市へ来れたのだ。全てが悪い事だとは言い切れんよ」
「アンナマリー、ダレンの事はセレスティアに伝えたのですか?」
「いいえ、伝えてません。セレスティア様が悲しまれるような事を、ダレンは絶対に望まないでしょうから……」
「それが良いだろう」
「あなたの事は影長に任せる事になってます。勤めを果たす事を期待してますよ」
「かしこまりました」
その後は、これからの事を話し合い裏方として【影】のサポートをする事になった。私はダレンの分もカルメンお嬢様とセレスティア様に仕えると決心したのだ。
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