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覚醒編
第20話 周年記念ガチャと気紛れエルフ
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今日は私の7歳の誕生日を迎えたの♪
冒険者活動はママからのお願いでお休みにする事にして、私はご近所さんの水瓶に、生活魔法の〚ウォーター〛でお水の補給をして回った後に、家に戻ってママと朝食を食べたの。
「今日の夕食はね、ご近所さん達と一緒にセレンの誕生パーティーをしようと思ってるのよ♪」
「わぁ♪ママありがとう♪ご近所のみなさんと一緒なら凄く楽しいパーティーになるね♪」
「そうね♪ご近所さん達は、良い人ばかりでこの町へ移って来て本当に良かったわね。昼食は2人で食べる事にしたから、セレンの好きな兎のシチューにするから楽しみしてね♪」
「嬉しい♪ママ大好き愛してる♪」
「ママもセレンが大好きで愛してるわよ♪」
いつもハグをして互いの愛情を確かめあってると、ロイさんが家にやって来たの。
「おはよう!ちょっと知り合いを連れてきたんだけど、ちょっと時間をもらえるかな?」
ロイさんは後へ向いて手招きをすると、緑色のロングヘアーに髪色と同じ瞳で、メガネを掛けた小柄な女性が家へと入って来た。
「えぇ、構いませんよ。そちらの方は?」
「あぁ、コイツはエルフの【ミスティーク】と言ってね、セレンちゃんの魔法の先生にどうかと思って連れてきたんだよ!」
「えっ!私に魔法を教えてくれるの?」
今まで独学で魔法を使っていたので、ちゃんとした先生の元で魔法を学びたいと思っていたので、私は嬉しくてテンションが上がったの。そんな私を見たミスティークさんは呆れ顔で私を見る。
「あのねぇ、あたいはまだ、嬢ちゃんに魔法を教えるとは言ってないよぉ。あたいは魔法の素質がない子に教えるのは嫌だからねぇ」
「あの、ごめんなさい。魔法を学べると思って、浮かれちゃいました……」
「はぁ~、じゃあ、嬢ちゃんの魔法の素質がどの程度か確かめてやるから、あたいの手を握ってみてくれるかい」
「あっ、はい!」
私は言われた通りに、ミスティークさんの手を握る。
「いいかい、これからあたいが魔力を送るからねぇ、嬢ちゃんはその魔力を押し返すんだよぉ。わかったかい?」
「はい」
説明の後は、ミスティークさんの手から、私に向けて魔力が流れ込んできた。私はその魔力を言われた通りに押し返すように魔力を送ると、ミスティークさんは驚きながら手を離した。
「なっ、なんだいこの魔力量は!とても7歳の子供の範疇じゃないよ!宮廷魔導師クラスいやそれ以上かも知れないよ。これはとんでもない逸材だね!あたいが嬢ちゃんの師として、魔法の真髄を教えてやるから任せておきな!」
「ありがとうございます♪」
「今日は嬢ちゃんの誕生日らしいね。明日から魔法のレッスンを始めるから今日は誕生日を楽しみな」
「はい♪ミスティーク先生」
ミスティーク先生は話を終えると、ロイさんと一緒に家から出ていったの。少し気難しそうな人みたいだけど、先生から色々と教わって魔法の力を身に着けたいと思った。
する事が無いので寛いでると、昼食の時間になったのでママと一緒に兎のシチューを食べながら至極のひと時を過ごしてると、周年記念の〘毎日ガチャ〙をママと一緒に回す事を思い付いたの。
「ママ、周年記念のガチャを回すから見ててね!」
「それは楽しみね♪セレン頑張ってね!」
ママの応援を受けて〘毎日ガチャ〙を回す。
『〘毎日ガチャ〙周年記念特典Rank A以上確定ガチャになります』
『ガチャ……〘並列思考〙Rank SS』
えっ?Rank SSってなに?〘毎日ガチャ〙の最高ランクってRank Sだった筈だよね?気になったので鑑定してみたの。
〘並列思考〙所有者と別の思考系統の事で、世界の記憶にアクセス出来る究極の思考スキル。
「ママ、なんか凄そうなスキルが出たね!」
「そうね、過去の大賢者様がそのスキルを持っていたと、伝記に記されていたと思うわ。流石は私のセレン本当に誇らしいわ♪」
やった~!ママに褒められた♪何が出たかなんて関係なくてホメられた事がとにかく嬉しかったの♪
冒険者活動はママからのお願いでお休みにする事にして、私はご近所さんの水瓶に、生活魔法の〚ウォーター〛でお水の補給をして回った後に、家に戻ってママと朝食を食べたの。
「今日の夕食はね、ご近所さん達と一緒にセレンの誕生パーティーをしようと思ってるのよ♪」
「わぁ♪ママありがとう♪ご近所のみなさんと一緒なら凄く楽しいパーティーになるね♪」
「そうね♪ご近所さん達は、良い人ばかりでこの町へ移って来て本当に良かったわね。昼食は2人で食べる事にしたから、セレンの好きな兎のシチューにするから楽しみしてね♪」
「嬉しい♪ママ大好き愛してる♪」
「ママもセレンが大好きで愛してるわよ♪」
いつもハグをして互いの愛情を確かめあってると、ロイさんが家にやって来たの。
「おはよう!ちょっと知り合いを連れてきたんだけど、ちょっと時間をもらえるかな?」
ロイさんは後へ向いて手招きをすると、緑色のロングヘアーに髪色と同じ瞳で、メガネを掛けた小柄な女性が家へと入って来た。
「えぇ、構いませんよ。そちらの方は?」
「あぁ、コイツはエルフの【ミスティーク】と言ってね、セレンちゃんの魔法の先生にどうかと思って連れてきたんだよ!」
「えっ!私に魔法を教えてくれるの?」
今まで独学で魔法を使っていたので、ちゃんとした先生の元で魔法を学びたいと思っていたので、私は嬉しくてテンションが上がったの。そんな私を見たミスティークさんは呆れ顔で私を見る。
「あのねぇ、あたいはまだ、嬢ちゃんに魔法を教えるとは言ってないよぉ。あたいは魔法の素質がない子に教えるのは嫌だからねぇ」
「あの、ごめんなさい。魔法を学べると思って、浮かれちゃいました……」
「はぁ~、じゃあ、嬢ちゃんの魔法の素質がどの程度か確かめてやるから、あたいの手を握ってみてくれるかい」
「あっ、はい!」
私は言われた通りに、ミスティークさんの手を握る。
「いいかい、これからあたいが魔力を送るからねぇ、嬢ちゃんはその魔力を押し返すんだよぉ。わかったかい?」
「はい」
説明の後は、ミスティークさんの手から、私に向けて魔力が流れ込んできた。私はその魔力を言われた通りに押し返すように魔力を送ると、ミスティークさんは驚きながら手を離した。
「なっ、なんだいこの魔力量は!とても7歳の子供の範疇じゃないよ!宮廷魔導師クラスいやそれ以上かも知れないよ。これはとんでもない逸材だね!あたいが嬢ちゃんの師として、魔法の真髄を教えてやるから任せておきな!」
「ありがとうございます♪」
「今日は嬢ちゃんの誕生日らしいね。明日から魔法のレッスンを始めるから今日は誕生日を楽しみな」
「はい♪ミスティーク先生」
ミスティーク先生は話を終えると、ロイさんと一緒に家から出ていったの。少し気難しそうな人みたいだけど、先生から色々と教わって魔法の力を身に着けたいと思った。
する事が無いので寛いでると、昼食の時間になったのでママと一緒に兎のシチューを食べながら至極のひと時を過ごしてると、周年記念の〘毎日ガチャ〙をママと一緒に回す事を思い付いたの。
「ママ、周年記念のガチャを回すから見ててね!」
「それは楽しみね♪セレン頑張ってね!」
ママの応援を受けて〘毎日ガチャ〙を回す。
『〘毎日ガチャ〙周年記念特典Rank A以上確定ガチャになります』
『ガチャ……〘並列思考〙Rank SS』
えっ?Rank SSってなに?〘毎日ガチャ〙の最高ランクってRank Sだった筈だよね?気になったので鑑定してみたの。
〘並列思考〙所有者と別の思考系統の事で、世界の記憶にアクセス出来る究極の思考スキル。
「ママ、なんか凄そうなスキルが出たね!」
「そうね、過去の大賢者様がそのスキルを持っていたと、伝記に記されていたと思うわ。流石は私のセレン本当に誇らしいわ♪」
やった~!ママに褒められた♪何が出たかなんて関係なくてホメられた事がとにかく嬉しかったの♪
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