激レア種族に転生してみた(笑)

小桃

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異世界転生 出会い編

第67話 悔しがるギルドマスター

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 リューネのギルドカードを作る為に、冒険者ギルドへ向かった。ユーザニア市にある冒険者ギルドは大きい為に、新規の冒険者登録専用のカウンターがあった。早速リューネの登録申請をしてもらう為に受付嬢に話しかけたの。

「すみません、連れの冒険者登録とパーティー登録もお願いします」
「はい、こちらの申請書に記入して提出して下さい。パーティーの代表者のギルドカードの提出もお願いします」

 私がリューネの登録申請書に記入して、私のギルドカードと一緒に受付嬢へ渡した。

「はい、全ての記入されてますね。冒険者登録と【光の絆】へのパーティー登録も同時に手続きさせて頂きます。なお【光の絆】は護衛依頼を達成しているのでRank Eに昇格させて頂きます。
「ではリューネさん、こちらの水晶に手を乗せてもらえますか。ステータスの登録を致します」
「はい」

 リューネが水晶に手を乗せると、水晶が光ってステータスが表示されてギルドカードへ登録される。

「はい、ステータスを確認しました。職業はご希望通りに戦士で登録致しますね。こちらがギルドカードになりますが、諸々な説明はアリス様からお聞きになりますか?」
「はい、アリス様から説明を聞きます」
「判りました。これで冒険者登録は終了です」

 リューネがギルドカードを受け取って、冒険者登録は終わったの。登録内容はこんな感じね。

【リューネブルック 7歳】Rank F
【光の絆】Rank E
【種族】竜人ドラゴノイド Lv1
【職業】戦士
【HP】20
【MP】5
【筋力】20
【防御】20
【魔力】5
【敏捷】5
【知力】10
【運気】5
《火魔術 Lv1》《咆哮 Lv1》
《大剣術 Lv1》《大盾術 Lv1》

「すみません、私達のギルドカードも更新したいので手続きをお願いします」
「申し訳ございません。更新手続きはあちらのカウンターの方でお願いします」
「ここでは駄目なんですね、判りました」

『更新くらいいいやん!』と思ったけど、私達はギルドカード更新の手続きカウンターへ並び直して、暫くしてから私達の順番が回ってきた。

「私達3人のギルドカードの更新をお願いします」
「かしこまりました。アリス様、ゼラーシュカ様、アナスタシア様の順番に水晶へ手を乗せて、ステータスを確認させてもらいますね」

 順番に水晶に手を乗せ、水晶が光ってステータスの確認が終わる。

【アリス.フェリシア 7歳】Rank E
【光の絆】Rank E
【種族】光妖精族 Lv45
【職業】七神女神の愛し子
【称号】アネモネの加護
    ヴェガの加護
    シエルの加護
    セーラの加護
    ローゼの加護
    アーニャの加護
    エルメスの加護
    光樹の主
【HP】200
【MP】∞
【筋力】420
【防御】265
【魔力】∞
【敏捷】415
【知力】∞
【運気】175
《拒絶》《光纏》
《天眼》《天才》《創成》
《セラフィム》《雷魔法 MAX》
《光魔法 MAX》《属性魔法 MAX》
《体術Lv10》《双剣術Lv10》
《付与術 MAX》《自己強化 MAX》
《生活魔法 MAX》《転移魔法》
《偽装》《隠蔽》《空間魔法》
《時限魔法》《複合魔法》

【ゼーラシュカ 9歳 】Rank E
【光の絆】Rank E
【種族】ハーフエルフ Lv23
【職業】狩人
【HP】70
【MP】110
【筋力】55
【防御】50
【魔力】110
【敏捷】70
【知力】50
【運気】20
《風魔術Lv4》《水魔術Lv4》
《弓術Lv4》《短剣術Lv3》

【アナスタシア7歳】Rank E
【光の絆】Rank E
【種族】ハーフヴァンパイア Lv16
【職業】魔術師
【HP】55
【MP】85
【筋力】40
【防御】40
【魔力】90
【敏捷】60
【知力】40
【運気】20
〘吸血術Lv1〙
《火魔術Lv3》《土魔術Lv3》
《細剣術Lv3》《短剣術Lv2》

 更新が終わったので、それぞれのギルドカードを受け取る。
 私のステータスに関して慌ただしくなる事を〚拒絶〛してるので何事もなかった。本当に〚拒絶〛に感謝だね。

 その後はギルドマスターが慌ててやって来て、私達は火竜フレイムドレイクを討伐をしてるけど、依頼での討伐ではないので、冒険者のRankを上げる事が出来ないと謝罪された。まぁ、私達が勝手に討伐した事だから気にはしてない。更に火竜フレイムドレイクの素材を卸して欲しいと言われたけど、ユーザニア伯爵へ素材を引き渡したと言ったら、諦めてくれたけどかなり悔しそうだった。
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