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異世界転生 出会い編
第35話 冒険者ギルドへ
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ゼシカの好判断のおかげで、私達は冒険者ギルドへ向かう事にしたの。ただ冒険者になるにしても年齢制限とかってないのかな?なんて思ったので、先輩冒険者のゼシカに質問をする。
「ねぇ、ゼシカに聞きたいんだけどさ、冒険者の登録って私は7歳なんだけど登録可能なのかな?それに子供だと冒険とかって危険だと思うから、無理な気がするんだよね」
私が質問をすると、ゼシカは笑顔で答える。
「アリス様、年齢については問題ございませんよ。冒険者登録は5歳から可能なので、子供でも町周辺での採取クエストや、住民への手伝いクエスト等は安全なので受けれます。討伐クエストに関しては冒険者ギルドで行われる【D級冒険者】の試験に合格すれば、年齢を問わずに討伐クエストを受ける事が出来ますのでご安心を」
「冒険者ギルドってちゃんとした組織なのね。もっと適当な所だと思ってたよ」
私とゼシカが歩きながら会話をしてるうちに【剣と盾】看板が掲げられてる立派な建物が見えたきた。
「アリス様、あれが冒険者ギルドです」
「思ったよりも立派な建物なんだね」
『冒険者ギルドは民間組織としては世界最大規模の組織だからね』
私がファンタジー小説で読んでいたイメージとは違って、常識あるまともな場所だと思って建物の中へ入ると……イメージ通りだったよ。
荒くれ者達が真っ昼間から酒を飲んで騒々しい場所だったの……そして私達が建物内へ入った瞬間こちらへ視線を向けてきた。1人の男が『ニヤニヤ』しながら近寄ってきて、気安く私へ話し掛けてきたの。
「ここは雌ガキが来るところじゃねぇよ!そのちっぱいが大きくなってから入ってきな!その時は可愛がってやるよ」
私は『カチン』ときた。雌ガキと言われたからでない、私はまだ7歳でこれからまだまだ成長するんだもん。そんな成長途上の私に向かってちっぱいなんて言われたら怒って当たり前だよね!
「あのさ、私は雌ガキでは無いのでギルドへやって来ても問題ないわ。それに胸が大きくなったとしても、低能なあんたに可愛がられるつもりもなんてないので退けてください」
「なぁ~にっ、生意気な口を聞きやがって……教育が必要みたいだな!」
男は言い終えると同時に、私の顔を平手で叩こうとする動作に入ったので、私は男の鳩尾に掌底を入れると腹部に手を当てて前屈みなったので、そのまま顎を蹴り上げると男はその場に崩れ落ちて失神したの。口先だけで余りもの弱さに逆に驚いた。
「……」
その場は『シーン』と静まり返ってた。
まぁ、大の大人が私のような可憐な少女にワンパンから蹴り1発でノックアウトされたんだから仕方ないか(汗)
流石に私もやらかした?と思ったけど、既に終わった事なので周りの目は気にせずに受付カウンターへ向かったの。
「あの~、冒険者登録したいのですが」
私が受付嬢に伝えると、目の前にいる受付嬢は『ポカ~ン』と口を開けたままで、全く対応をしてくれなかったの。
はぁ~、受付嬢さん、冒険者登録しに来たんだからさ、『ポカ~ン』としてないでちゃんと仕事をして下さいよね……(汗)
「ねぇ、ゼシカに聞きたいんだけどさ、冒険者の登録って私は7歳なんだけど登録可能なのかな?それに子供だと冒険とかって危険だと思うから、無理な気がするんだよね」
私が質問をすると、ゼシカは笑顔で答える。
「アリス様、年齢については問題ございませんよ。冒険者登録は5歳から可能なので、子供でも町周辺での採取クエストや、住民への手伝いクエスト等は安全なので受けれます。討伐クエストに関しては冒険者ギルドで行われる【D級冒険者】の試験に合格すれば、年齢を問わずに討伐クエストを受ける事が出来ますのでご安心を」
「冒険者ギルドってちゃんとした組織なのね。もっと適当な所だと思ってたよ」
私とゼシカが歩きながら会話をしてるうちに【剣と盾】看板が掲げられてる立派な建物が見えたきた。
「アリス様、あれが冒険者ギルドです」
「思ったよりも立派な建物なんだね」
『冒険者ギルドは民間組織としては世界最大規模の組織だからね』
私がファンタジー小説で読んでいたイメージとは違って、常識あるまともな場所だと思って建物の中へ入ると……イメージ通りだったよ。
荒くれ者達が真っ昼間から酒を飲んで騒々しい場所だったの……そして私達が建物内へ入った瞬間こちらへ視線を向けてきた。1人の男が『ニヤニヤ』しながら近寄ってきて、気安く私へ話し掛けてきたの。
「ここは雌ガキが来るところじゃねぇよ!そのちっぱいが大きくなってから入ってきな!その時は可愛がってやるよ」
私は『カチン』ときた。雌ガキと言われたからでない、私はまだ7歳でこれからまだまだ成長するんだもん。そんな成長途上の私に向かってちっぱいなんて言われたら怒って当たり前だよね!
「あのさ、私は雌ガキでは無いのでギルドへやって来ても問題ないわ。それに胸が大きくなったとしても、低能なあんたに可愛がられるつもりもなんてないので退けてください」
「なぁ~にっ、生意気な口を聞きやがって……教育が必要みたいだな!」
男は言い終えると同時に、私の顔を平手で叩こうとする動作に入ったので、私は男の鳩尾に掌底を入れると腹部に手を当てて前屈みなったので、そのまま顎を蹴り上げると男はその場に崩れ落ちて失神したの。口先だけで余りもの弱さに逆に驚いた。
「……」
その場は『シーン』と静まり返ってた。
まぁ、大の大人が私のような可憐な少女にワンパンから蹴り1発でノックアウトされたんだから仕方ないか(汗)
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「あの~、冒険者登録したいのですが」
私が受付嬢に伝えると、目の前にいる受付嬢は『ポカ~ン』と口を開けたままで、全く対応をしてくれなかったの。
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