30 / 225
異世界転生 出会い編
第29話 ゼシカの装備を揃えよう
しおりを挟む
生活拠点を改修したのでサロンで寛いでると、『ふっ』と気付いたの。これからはゼシカも連れて行動するなら、装備類を揃えてあげないと鍛錬どころじゃないって事にね。
そんな訳で次はゼシカの装備一式を揃えてあげる事にした。
「ねぇ、ゼシカってさ、一応は弓や魔法は使えるのかな?」
「はい、祖父からは弓の手ほどきは受けていますが、魔法は学んだ事はありません」
「OK!私は魔法だけは得意だから教えるね。弓は【光樹】の枝を使えば作れそうね」
「私はまだ子供なので短弓でお願いします」
「OK!」
武器は取り敢えず【光樹】で弓を作る事にした。次は防具なんだけど、狩人ってどんな感じの防具が良いのか判らないので、ゼシカに聞いてみる事にした。
「鑑定した時に確認したんだけど、ゼシカの職業は狩人になってるんだけどさ、防具ってどんな感じが良いのかな?」
「エルフは筋力が低いので、祖父は動きやすい軽装備でしたね。鎧等ではなく胸当てや篭手に脚袢後は靴ですかね」
「ゼシカはちゃんとお爺さんの事を見てたんだね。偉いね♪」
「えへへ♪ありがとうございます」
作る装備が決まった。私は保管していた光樹の枝や、風竜の鱗を使って〘万物創成〙の力で装備を作った。
【光の短弓】
「これは光樹の枝を加工した弓だから、とても丈夫で軽いよ」
【風竜の胸当て】
【風竜の篭手】
【風竜の靴】
「防具は風竜の鱗を加工した物だから、軽くて丈夫で動きやすいよ。使ってみて不具合があったら調整するから、遠慮なく言ってね」
「アリス様、この様な高価な装備を頂く訳にはいきません……」
ゼシカは、高価な素材を使った装備を渡されて、困惑気味に受取る事を拒否した。
「これはね、あなたの命を守る装備なんだよ?私は主として従者の命を守る義務があるの。これを装備するのは私の為でもあるんだよ」
「判りました。アリス様の従者への配慮に感謝します」
なんとかゼシカは装備を受取ってくれた。
私には主として従者の命を守る義務があるんだから、用意できる最高の装備を渡すのは当然の事だからね。
そんな訳で次はゼシカの装備一式を揃えてあげる事にした。
「ねぇ、ゼシカってさ、一応は弓や魔法は使えるのかな?」
「はい、祖父からは弓の手ほどきは受けていますが、魔法は学んだ事はありません」
「OK!私は魔法だけは得意だから教えるね。弓は【光樹】の枝を使えば作れそうね」
「私はまだ子供なので短弓でお願いします」
「OK!」
武器は取り敢えず【光樹】で弓を作る事にした。次は防具なんだけど、狩人ってどんな感じの防具が良いのか判らないので、ゼシカに聞いてみる事にした。
「鑑定した時に確認したんだけど、ゼシカの職業は狩人になってるんだけどさ、防具ってどんな感じが良いのかな?」
「エルフは筋力が低いので、祖父は動きやすい軽装備でしたね。鎧等ではなく胸当てや篭手に脚袢後は靴ですかね」
「ゼシカはちゃんとお爺さんの事を見てたんだね。偉いね♪」
「えへへ♪ありがとうございます」
作る装備が決まった。私は保管していた光樹の枝や、風竜の鱗を使って〘万物創成〙の力で装備を作った。
【光の短弓】
「これは光樹の枝を加工した弓だから、とても丈夫で軽いよ」
【風竜の胸当て】
【風竜の篭手】
【風竜の靴】
「防具は風竜の鱗を加工した物だから、軽くて丈夫で動きやすいよ。使ってみて不具合があったら調整するから、遠慮なく言ってね」
「アリス様、この様な高価な装備を頂く訳にはいきません……」
ゼシカは、高価な素材を使った装備を渡されて、困惑気味に受取る事を拒否した。
「これはね、あなたの命を守る装備なんだよ?私は主として従者の命を守る義務があるの。これを装備するのは私の為でもあるんだよ」
「判りました。アリス様の従者への配慮に感謝します」
なんとかゼシカは装備を受取ってくれた。
私には主として従者の命を守る義務があるんだから、用意できる最高の装備を渡すのは当然の事だからね。
115
お気に入りに追加
929
あなたにおすすめの小説
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
スキル【縫う】で無双します! 〜ハズレスキルと言われたけれど、努力で当たりにしてみます〜
藤花スイ
ファンタジー
お転婆娘のセネカは英雄に憧れているが、授かったのは【縫う】という非戦闘系のスキルだった。
幼馴染のルキウスは破格のスキル【神聖魔法】を得て、王都の教会に引き取られていった。
失意に沈むセネカに心ない言葉をかけてくる者もいた。
「ハズレスキルだったのに、まだ冒険者になるつもりなのか?」
だけどセネカは挫けない。自分のスキルを信じてひたすらに努力を重ねる。
布や皮は当たり前、空気や意識に至るまでなんだって縫ってゆく。
頑張っているうちにいつしか仲間が増えて、スキルの使い方も分かってきた。
セネカは創意工夫を重ねてどんどん強くなっていく。
幼馴染と冒険の旅に出る日を夢見ながらひたすらに己を鍛え上げていく。
魔物から村を守るために命を賭した両親のような英雄になることを目指してセネカは走り続ける。
「私のスキルは【縫う】。
ハズレだと言われたけれど、努力で当たりにしてきた」
これは一途にスキルを磨き、英雄となった少女の物語
転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる