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第五章 ファミリア編
第31話 煌晶石の採集とパインへの報告
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巨大迷路と魔物達の連携攻撃を楽しみながら進んで行くと、大きな空洞へと辿り着いた。
周りを見渡すと『ゴツゴツ』した岩が何ヵ所か転がってるので、〘無限収納〙に収めて解析分解してみると、岩の中に煌晶石が含まれていた。
今の岩が500kg位で煌晶石が1kg含有率は0.2%か……普通に集めとかなりの労力が必要になる。
「やっと煌晶石にたどり着いたよ!パインは喜ぶだろうな~」
「麓のダンジョンの構造が変わってなければ、こんなに苦労はしなかったんだけどねぇ~」
エリカの言葉が全てだった。『サクッ』と攻略できる筈だったのに、ダンジョンの構造が変わった事で、出現する魔物まで強くなっていて、1度は攻略を諦めて出直したからね。
そのおかげで、アニエラとエリカは武器に魔力を纏わせる方法を身につけたり、新しい眷属となったトラパーネと出会えたから、結果的にはダンジョンの構造が変わった事に感謝だね。
「ねぇねぇ、煌晶石を採集する事が目的だったけど、この迷路は最後まで行くよね?」
バトルジャンキーのアニエラは目を『キラキラ』と輝かせながら聞いてきた。隣りに居るトラパーネも同じように目が輝いている。
煌晶石を集める事が目的だったけど、途中で引き上げるのは勿体ないので、巨大迷路をクリアしてからファミリアへ戻る事を告げる。
「流石に中途半端だからね、迷路をクリアしてからファミリアへ戻るからね」
「「やった~!」」
「先ずは煌晶石を集めるからね」
「「OK!」」
私は出来る限りの岩を〘無限収納〙に収めて解析分解して煌晶石を採集したの。3時間程の作業で500kg程集めたので、今日はここで野営をして明日から迷路の攻略を再開する事にした。
食事の準備は3人に任せて、私は煌晶石を手に入れた事をパインへ伝える事にしたの。
『パインやっほ~!』
『あっ、ハルカさん~、早く帰って来てください。欲求不満で爆発しそうなんですよ~』
『あっ、そうなのね……それよりもさ、煌晶石を手に入れたからね。もう少しダンジョンを進んだら、ファミリアに帰るから楽しみにしててね』
『はい、色々と妄想しながら待ってますね』
『鍛冶師としての妄想だよね?』
『えっ……そうですよ?』
念願の素材を手に入れたのに、パインは全く別の妄想をしながら私の帰りを待つようだった……
『あっ、それから新しい眷属が1人増えたから、帰ったら紹介するからさ、ファミリアのみんなに伝えておいてね』
『判りました。早く帰って来てくださいね?ルカさんもかなりの溜まってますから、戻ると忙しいと思ってくださいね』
『ははっ、覚悟しておくよ。じゃあね~』
『はい~』
ファミリアに残った2人も欲求不満なんだね。私達も麓のダンジョンに来てから禁欲生活してるから、ファミリアに戻ると大変な事になりそう。子供達に悪い影響が出ないように気をつけようと思ったの。
周りを見渡すと『ゴツゴツ』した岩が何ヵ所か転がってるので、〘無限収納〙に収めて解析分解してみると、岩の中に煌晶石が含まれていた。
今の岩が500kg位で煌晶石が1kg含有率は0.2%か……普通に集めとかなりの労力が必要になる。
「やっと煌晶石にたどり着いたよ!パインは喜ぶだろうな~」
「麓のダンジョンの構造が変わってなければ、こんなに苦労はしなかったんだけどねぇ~」
エリカの言葉が全てだった。『サクッ』と攻略できる筈だったのに、ダンジョンの構造が変わった事で、出現する魔物まで強くなっていて、1度は攻略を諦めて出直したからね。
そのおかげで、アニエラとエリカは武器に魔力を纏わせる方法を身につけたり、新しい眷属となったトラパーネと出会えたから、結果的にはダンジョンの構造が変わった事に感謝だね。
「ねぇねぇ、煌晶石を採集する事が目的だったけど、この迷路は最後まで行くよね?」
バトルジャンキーのアニエラは目を『キラキラ』と輝かせながら聞いてきた。隣りに居るトラパーネも同じように目が輝いている。
煌晶石を集める事が目的だったけど、途中で引き上げるのは勿体ないので、巨大迷路をクリアしてからファミリアへ戻る事を告げる。
「流石に中途半端だからね、迷路をクリアしてからファミリアへ戻るからね」
「「やった~!」」
「先ずは煌晶石を集めるからね」
「「OK!」」
私は出来る限りの岩を〘無限収納〙に収めて解析分解して煌晶石を採集したの。3時間程の作業で500kg程集めたので、今日はここで野営をして明日から迷路の攻略を再開する事にした。
食事の準備は3人に任せて、私は煌晶石を手に入れた事をパインへ伝える事にしたの。
『パインやっほ~!』
『あっ、ハルカさん~、早く帰って来てください。欲求不満で爆発しそうなんですよ~』
『あっ、そうなのね……それよりもさ、煌晶石を手に入れたからね。もう少しダンジョンを進んだら、ファミリアに帰るから楽しみにしててね』
『はい、色々と妄想しながら待ってますね』
『鍛冶師としての妄想だよね?』
『えっ……そうですよ?』
念願の素材を手に入れたのに、パインは全く別の妄想をしながら私の帰りを待つようだった……
『あっ、それから新しい眷属が1人増えたから、帰ったら紹介するからさ、ファミリアのみんなに伝えておいてね』
『判りました。早く帰って来てくださいね?ルカさんもかなりの溜まってますから、戻ると忙しいと思ってくださいね』
『ははっ、覚悟しておくよ。じゃあね~』
『はい~』
ファミリアに残った2人も欲求不満なんだね。私達も麓のダンジョンに来てから禁欲生活してるから、ファミリアに戻ると大変な事になりそう。子供達に悪い影響が出ないように気をつけようと思ったの。
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